妻の告白 3

2023/04/13

寝室に連れて行かれ、鏡の前に立たされると、後ろから両手で顔を鏡に向く様にされ。
「ほら。いやらしい下着を着けた姿を見てみろ。これが京子の本当の姿だ。普通の女はこんな格好で食事なんて出来ない。」

彼は、私を姿見の前に立たせたまま、少しずつ、ゆっくり下着を脱がせると。
「京子、いやらしい身体をよく見ろ。もう期待して乳首が硬く尖っているだろ。これが京子なんだ。あいつに見せているのは本当の京子じゃない。俺と居る時が本当の京子なんだ。」

何か不思議な世界に迷い込んだようで、彼の事が少し怖くなりましたが、ベッドに押し倒されて、私の弱点をを知り尽くした彼に愛撫され続けると、何時の間にかそんな恐怖感も忘れて、はしたない声を上げ続けていました。私が、もう気を遣りそうな事、太い物を欲しい事を告げると、彼は愛撫を止めて私を四つん這いにし、ゆっくりとスキンを付けています。

我慢出来ない私は、昼前教えられた様に少しお尻を振りましたが、それでも彼は、ベッドの枕元に枕を立て掛けたりしていて来てくれなかったので、大きく腰をくねらせると。

「京子は、おねだりも旨くなったな。そんなにいやらしく誘われては、断れんな。入れてやるから、自分の指で入れて欲しい所を開いてみろ。」
やっと太い物を入れて貰ったのですが、やはり数回出し入れされただけで、気を遣ることを告げながら、うつ伏せに崩れ落ちてしまいました。

彼はうつ伏せの私に、また四つん這いになる様に言い、私が体を起こすとゆっくり動きながら。

「俺がどうしてスキンを付けるか分かるか?中に出してしまう可能性が有るからじゃ無いぞ。そんな事位はコントロール出来る。本当は俺も付けない方が気持ちいいんだが、感度を鈍らせて1回でも多く京子をいかせてやる。1度でも多く京子が気を遣るいやらしい姿を見てやる。京子も生の方がいいだろうが、沢山いけた方が嬉しいだろ?」

彼は絶倫で、付けていなくても何回気を遣らされたか分からなくなるまで責められましが、スキンを付けた時はその比ではなく、最後自分がどうなってしまうのか、恐怖感すら覚えた事も有ったので首を横に振ると、彼は太い物を抜いてしまい、素早くスキンを外すとまた中に入れて、ゆっくり動きながら。

「そうか。京子も生の方がいいのか。直に俺を感じた方が気持ちいいのか。」
そう言い終わると、動きを早くしたので、私はどんどん登りつめて行きます。

「京子は今迄、旦那の物で何回気を遣らされた?必ずあいつを超えてやる。俺の物であいつより多く京子をいかせてやる。あいつより多く京子の気を遣る顔を見てやる。俺の方があいつより、男として優れていると分からせてやる。」

そんな声を遠くに聞きながら、気を遣ってしまいました。
彼の呼ぶ声で気が付き、目を開けると、目の前の鏡には流石に恥ずかしすぎて目を覆いたくなる姿が映っていました。

そこに映っていた物は、枕元に立て掛けた枕を背もたれにして、膝を立てて足を大きく開いた格好で座っている彼の上で、彼に貫かれたまま、彼の開いた両足で彼以上に足を開かされ、彼にもたれて座っている私の姿でした。

彼は鏡をよく見るように言うのですが、この格好では、私の大事な所に彼の太い物が入っている様子がはっきり見えて、恥ずかしくて見る事が出来ません。

私が目を閉じて顔を背けていると、彼は左手で右の乳房を、右手で太い物が入れられている上の敏感な所を摩りながら、鏡を見るように何度も言って来ます。もう充分だと思っていても私の身体は感じ出し、腰がもぞもぞと動いてしまい。

「感じ出したのか?でも鏡を見るまでは動かしてやらんぞ。ほら、俺が京子の中に入っているのを見ろ。俺の物で繋がっているのを見ろ。俺と京子が1つに成っているのを見ろ。」

私が目を開けて鏡を見ると、彼は窮屈そうに動き出し、私の今の格好、気持ち、どうして欲しいかなど詳しく言わせ様としてきます。

私が、彼の上で大きく足を開いている事、大事な所に太い物が出たり入ったりしている事、もっと大きく動いて欲しい事など話すと、彼は私を抱いたまま前に移動して寝転ぶと、下から突き上げ、私も彼に跨った格好で鏡を見ながら、腰を使っていました。

この後色々な格好で、また何度も気を遣らされましたが、その間彼は、食事前と同じで、私は淫乱な女だという事や、これが本当の姿だという事、主人では無く彼とお似合いだという事、もう彼から離れられない事などを、暗示にかける様に何度も何度も言われ、最後は彼の下で、髪の毛を両手で掻き毟りながら、彼が今迄言った事を何度も言わされながら、気を遣ってしまいました。

「京子。子供が帰ってくる時間じゃないのか?起きなくていいのか?」
その声で気が付いた私は、気だるい身体をどうにか起こし、服を着ていると。
「そう言えば初めてだったな。どうだ、俺のは旦那のより美味しかったか?」

起きた時から、口の中の異臭に気が付いていたのですが、最後口の中に出され、飲まされた事を思い出し、ティッシュで口を拭くと。
「まあいい。その内俺の味にも慣れる。金曜の夜は外でデートだ。必ず来いよ。」
私は化粧を直すと、彼のマンションを後にしました。

その夜、寝室で1人になると、主人への罪悪感、自分への猛烈な嫌悪感から涙が止まりません。
『私はどうしてしまったんだろう?こんなに主人を愛しているのに。主人と別れる事は死ぬより辛いのに。精神が病んでしまった?それとも彼の言うとおり元々淫乱なのだろうか?もう主人を裏切りたくない。こんな事止めたい。辛く当たられてもいい。早く主人の顔が見たい。』
そう思っていても次の夜には、こんな自分を忘れたくて、いけない所に指が行ってしまいました。

彼の所へ行けば余計に辛くなると分かっていても、やはり、現実を忘れる為に、一時でも全て忘れる為に、金曜日には友人に嘘を吐いて子供達を預かって貰い、快楽を求めてマンションへ向かっていました。

部屋に入ると、彼はスーツにネクタイという、会社に行く時の様な格好で待っていましたが、以前のように、人前で辱めを受けると思っていた私は、外に行かずにここに居たいと言いました。

しかし彼は、その事に返事もせず。「早く出掛けるぞ。ベッドの上に用意してある物に着替えておいで。」
諦めて寝室に行きベッドを見ると、そこには、クリーニング屋さんのビニール袋に入った、以前着せられた事の有る会社の制服と、白の下着上下が置いてあったのですが、その下着はHな物では無く、若い子が着る様な小さなリボンがついた可愛らしい物でした。

それに着替えた私は、何処で何をされるのか余計心配になりましたが、車の中では世間話をするだけで、手も触れて来ません。
結構遠くまで来て、おしゃれな喫茶店に入り、注文したコーヒーを飲んでいると、彼は私をじっと見詰めながら、小さな声で。
「京子、綺麗だよ。凄く可愛いよ。その格好だと10歳は若く見える。あの頃が懐かしいな。俺は髪も少なくなって来たし、少し太ってしまったが、京子はあの頃と少しも変わらない。京子、愛している。」

その後、知人に会わないか私が心配にならない様に遠くまで来た事や、近くの高台に見晴らしのいい公園があり、そこへ夜景を見に行く事など話しただけで、何事も無く喫茶店を出ました。

公園でも、手を繋いで少し歩きましたが、何組か若いカップルがいたのが恥ずかしかっただけで、何かしてくる様子も無く、車に戻ってからキスをされましたが、舌も入れて来ないソフトな物でした。

その後、夜景を見ながら少し昔話をしてからマンションに戻り、ドアを閉めるとすぐに抱き締められ、またキスをされましたが、今度は舌を入れて来たり、私の舌を吸われたりしたので、少し感じてしまいました。

「京子、気持ちよくなろうか?」
肩を抱かれて寝室に入ると、彼に服を脱がされてベッドに寝かされ、彼も急いで脱ぐと横に来て、優しくキスをしながら色々な所を触られ、私が声を出しだすと、ゆっくりと入ってきて、今日は今迄と違い、本当の恋人同士の様です。ただ、いつもと同じなのは、私が満足しても許して貰えずに、何回も何回も気を遣らされた事でした。

朝、彼のキスで優しく起こされて、着替えが用意してあるのでシャワーを浴びて来る様に言われ、シャワーを浴びてから用意してあった、この歳では少し恥ずかしい、ピンクの可愛い下着とミニスカートを身に着けてキッチンに行くと、テーブルには彼の作ったベーコンエッグと、トースト、コーヒーが並べてあり、2人で話しをしながら食べました。

その後私は、食器を洗い、彼に頼まれた溜まった衣類を洗濯して、干しました
が、その間彼は、テレビを見ながら新聞を読んでいて、時々私の所に来てはキスをし、まるで新婚家庭の様です。

干し終わり、彼が煎れてくれたお茶を飲んでいると。
「京子、旦那の出張は、今回帰って来ると暫く無いから、月曜の朝子供を出してからまた来いよ。」

火曜日には主人が帰ってくるので、また前回の様に身体に痕跡が残って、発覚する事を恐れて強く断ると、昨日からの彼とは、態度も言葉遣いもすっかり変わり、私の腕を掴むと。

「そうか。優しくするのはまだ早かったか。まだ自分が誰に相応しい、どんな女か分かっていない様だな。もう一度嫌と言うほど教えてやるから来い。」
急な変わり様に怯えた私を、引きずる様に寝室まで連れて行き、ベッドに押し倒すとお腹の上に馬乗りになり両手を後ろに回し、片方の手でミニスカートを上に捲くり、もう一方の手で大事な所を掴んで。

「何時になったら覚えるんだ?何時になったら分かるんだ?もう俺に逆らうな。パンティーだけになって大の字に寝て、尻の下に枕を入れてここを突き出せ。」

怯えている私は、彼が私の上から降りて服を脱いでいる間に、下着だけになり、両手を広げて寝ましたが、自分で足を開く事が出来ず、ましてや枕を入れて突き出す事は出来ないでいると、全裸になった彼が。
「早くブラも外して、枕を入れて大きく足を開け。今夜も泊まっていくか?俺はその方がいいぞ。」

仕方なく彼に従い、彼の言うとおりの格好になると、彼は足の間に胡坐を掻いて座り、じっと見ているだけで触れてきません。
暫くその状態が続き、私は屈辱感に耐えられなくなり、両手を下ろして前を隠すと、彼に手の甲を叩かれ。

「なんだ。我慢出来なくなって、自分で触り出したか。」
私が慌てて手を戻すと、今度は下着の上から人差し指1本だけで、大事な所とその上のもっとも敏感な所を触り出し。
「おい。何か染みが出来てきたぞ。分かったか?京子は恥ずかしいと言いながら、指一本で感じてしまう女なんだ。本当は触る前から感じていたんだろ?」

彼の言うとおり、じっと見られていただけで濡れ出していたのが、指で触られる事で外に流れ出し、染みを作っていたのです。
私はこんな状況で、それも触られてもいないのに感じてしまう自分が恥ずかしく、そんな身体を恨めしく思いました。
「足を閉じられないのは自分に恥ずかしいだろ。閉じる事が出来ない理由を作ってやるから待っていろ。」

そう言うと、ベッドの四隅に隠してある拘束具で大の字に繋ぎ、以前された様にバイブを入れて、外に出ない様に下着で抑えてスイッチを入れました。しかしここからは以前と違い、何処へも行かないで私の横に座り、両方の乳房を揉みながら、いやらしく言葉で責めてきます。

「京子、気持ちいいか。おっ、腰が動き出したぞ。おうおう、そんなに腰を使って。もういきそうか?気を遣るのか?ほらいけ。俺に見られながら気を遣ってみろ。本当にもういってしまったのか?でもまだまだ許さんぞ。京子が、自分がどんな女か分かるまで、俺に逆らわなくなるまで、このまま何回でもいかせるぞ。何だ。気を遣ったばかりなのにもう腰を使い出して。」

次に気を遣る前、私は淫乱な事、もう2度と彼に逆らわない事、月曜日にまた来る事を言い、気を遣ってしまった後に、ようやくバイブを抜いてくれて拘束を解かれましたが、これで終わる筈も無く、彼の太い物で貫かれ、何回か気を遣らされて、長い1日が終わりました。

私は彼の行動や言動に異様なものを感じていて、少し怖くなっていましたが、それでも、こんな自分を忘れたくて、月曜日には彼のマンションに向かっていました。
『どうしてだろう?行っては駄目だと分かっているのに。愛している主人を裏切りたくないのに。後で今以上後悔するのが分かっているのに。自分で自分をどうする事も出来ない。誰か助けて。』
現実から一時でも逃げたいからだけでは無く、彼の太い物に惹かれ、太い物に貫かれる快感に、魅了されていたのは事実です。
しかし、それだけは有りません。

私は彼を愛していなくても、彼は私を愛している、私を必要としているという気持ちが何処かに有りました。
彼ほど女の扱いが上手く、女を離れさせない武器を持っていれば、私ではなくても他にいい女の人が幾らでもいるのに、どうして私に執着するのだろうと考えた事が有りますが、それは私の事を愛してくれているからだと思っていました。

平凡な生活が1番だと分かっていても、主人や子供達にとって空気の様な存在だった私は、どんなに乱暴に扱われても、ここ何年も主人から言われた事の無い“京子、愛している”という言葉を聞く度に、私という存在を再確認出来ました。

しかしこの日、私が思っていた事は全て間違いで、彼がどの様な男で、何を考えていたのか、彼の正体を知ってしまいます。
部屋に入ると、彼は不気味な笑みを浮かべながら何も言わないで、顎で寝室に行くように指示しました。

彼は私に黒い下着を渡し。
「危険を覚悟で来たという事は、自分がどんな女で、俺からは離れられないという事を、少しは分かった様だな。どの位分かっているか今からテストしてやるから、それに着替えて、鏡の前に立って足を広げろ。」

私が渡された、乳首とその周りには布の無いブラジャーと、やはり肝心な部分が開いているショーツに着替えて、言われたとおりに足を開いた格好で鏡の前に立つと、全裸になった彼は、いつものバイブを片手に持って、私の前に胡坐を掻いて座りました。

「俺もごたごたは、もう懲り懲りだから身体に痕が付く様な事はしない。安心して両手を頭の後ろに組んで、もっと足を開いて少し腰を少し落とせ。」
今日の私は、今の自分と彼への何か分からない恐怖を忘れる為に、快感を得たくて一切逆らう事をしませんでした。

彼は、自分は指1本触れず、スイッチの入れられたバイブだけで、身体の色々な所を触ってきます。
私が辛い体勢も忘れて感じ出すと、彼はバイブで大事な所の花弁を寛げ、外に漏れ出した蜜を塗ると、後ろに回って中に入れて動かしてきます。

私が更に感じ出し、腰が前後に動きだすと。
「いきそうになってもこの体制を崩すなよ。自分がどんな女なのか、鏡に映った姿をよく見ながら気を遣れ。」

黒いHな下着姿で、少し蟹股に足を開いた私以外は、バイブを持った彼の手しか映っていない鏡を見ながら、初めて立ったまま気を遣ってしまいました。
その後彼は、私をうつ伏せにベッドに押し倒し後ろに回ったので、意図を理解して自ら四つん這いになり、右手の人差し指と中指で大事な所を開いて誘い、彼の太くて硬い物を受け入れました。

私が彼に言われる事無く、自分は淫乱な女で、もう彼の太い物から離れる事は出来ない事を言いながら気を遣ると。
「よし、合格の様だな。ご褒美にこうしてやる。」
彼はまた私が気を遣ってしまっても、休む事無く、今迄に無い位激しく突いて来ました。
彼は40歳を過ぎているとは思えないぐらいタフで、この日は昼食も摂らずに、トイレへ行くのとミネラルウオーターを飲む時意外、殆ど私の中にいました。

気が付くと彼の腕の中で、もう2時30分を過ぎていました。
もう帰らないと子供が帰ってきてしまうと思いながらも、5時間も責められ続けた私は動く事が出来ずに、腕の中でじっとしていると、彼は今日の私の態度に、もう完全に自分の女になったと安心して話し出しました。

「京子、気が付いたか?今日は凄かっただろう。京子はやっと俺の物になったな。これで念願が叶った。最後に笑うのはやはり俺だ。」
『最後に笑う?彼は何を言っているんだろう。』

「昔、京子に振られた時、それまで振られた事が無い俺は、酷くプライドが傷付いた。別れるか別れないかは俺が決める物だと思っていた。それでも毎日顔を合わせるから、優しくしていればまた付き合って欲しいと言って来ると思っていた。ところが言って来るどころか奴と結婚するという噂を聞いて、俺のプライドは更にズタズタになった。だってそうだろう、仕事も俺の方が出来るし、男としても俺の方が優れている事は、京子も身を持って分かっただろ。京子と別れる事は別に良かったが、俺を振って、全て俺より劣っている奴を選んだ事が許せなかった。偶然、同じ部署に配属されてからは、何かと奴に辛く当たってやったが、奴はそれでも全然めげない。そんな奴を見ていて余計頭にきた。」
私は背筋が冷たくなり、彼から離れて服を着出しましたが、なおも彼が。

「その後俺も結婚したが、何かスッキリしなくて色んな女と付き合い、それがばれて離婚だ。俺が慰謝料などで金に困りながら、1人寂しい生活をしているのに、俺より劣った奴が幸せそうな顔をしているのが気に入らなかった。あのまま京子と付き合っていれば、俺がその立場だったと思うと許せなかった。」

彼は私の事を愛していたのでは無く、私への復讐と主人への逆恨みから、私を抱いていたのです。

「本当はあんなに出張に行かなくてもいいのだが、他の奴でも用の足りる出張も、肩書きが有る者の方が商談し易いと部長に提言して、出来るだけ家に居られない様にすれば、自然と家庭が壊れると思ったが、それも駄目だったので、京子を奪う事にしたんだ。」

『私は何をしていたんだろう。こんな男と。こんな嫌な男と。』
私は早く化粧を直して、ここを出ようと椅子に座ると、彼はベッドに寝たまま更に話を続け。

「ところが、ミイラ取りがミイラになってしまった。あれから京子の身体が忘れなくてな。肌が合うと言うか何と言うか。京子もそうだろ?もう一生離す事は出来ないと思ったが、京子も分かってくれて良かった。」
私は今迄に無い後悔から涙が出てきましたが、私の気持ちを少しも分かっていない彼は。
「なんだ。そんなに嬉しいのか?水をさす様で何だが、2月から訳有って、このままだと余り会えなくなる。ここも出て行く事になるが、このまま借りておくから離婚してここに住め。ただ奴に俺達の関係を知られると厄介だから、理由は、今の仕打ちが嫌で嫌いになったとか何とか適当に言っておけよ。俺も今大事な時期なのでゴタゴタは困る。結婚は出来ないが、一生面倒看てやるから。それと子供は出来れば置いて来い。奴との子供だと思うと面倒看きれないし、京子も子供がいてはあれの時、今みたいに大きな声が出せないだろ?」

私が化粧も直さずにドアを開けて部屋の外から、今日を最後にもう一生会わない事を言うと、彼は上半身を起こし、不思議そうな顔で見ながら、無言で私を見送りました。

家に着くとすぐに子供達が帰って来て、子供の顔を見た瞬間、また涙が出てきて止まりません。
心配する子供達に、しばらく主人に会っていないので、急に寂しくなり涙が出てきたけど、恥ずかしいから内緒にして欲しいと嘘を吐き、寝室へ行って泣きました。

主人に知られれば、それは離婚を意味していて、離婚されると生きていけないと思った私は、主人が出張から戻ってからは涙を隠して、出来る限り出張前と同じ様に接しました。
しかし、その様に接する事が出来る自分が怖くなり、また、彼とは今後どの様な誘いがあっても、脅しがあっても、もう二度と会わない自信は有りましたが、心療内科の門を叩きカウンセリングを受けました。

女の先生でしたので、今までの事を全て正直に話すと、典型的なセックス依存症で、これは薬物依存症と同じで病気だと言われ、私の場合、最初、酒のせいとはいえ間違いを起こし、罪悪感や自己嫌悪間から逃れたくて、その時に快感を得た事も有り、またそこへ逃げ込んで更に罪を重ね、またそれから逃げる為に快感に身を置いていたのだと言われました。

ただ、この病気に罹る人は、普段から自分の存在を認めて欲しかったり、愛されているという実感が欲しかったりする人に多いと言われ、なかなか抜け出せずに長引く人も居るが、私の場合、彼に大きな嫌悪感を持ったことで、彼とはもう大丈夫ではないかとも言われました。

以前発覚した後、彼に嫌悪感を持ったが、また会ってしまったと言うと、その時は直接嫌悪感を持ったのではなく、主人から聞いてそう思っただけで、以前から彼を誠実な人と思っていた事も有って、嫌悪感も弱かったが、今回は違うそうです。

彼とは大丈夫でも、完全に治っている訳ではないので、しばらく通院をする様に言われ、出来れば主人と一緒に来て、主人もカウンセリングを受けながら、協力して直した方が良いと言われましたが、それだけは出来ないと断りました。

主人だけには何としても隠し通し、償っていきたいと思っていた時、主人から、今度の子供の試合を見に行くと言われ、私は心臓が止まる思いでした。
それは、先日子供達を預かって貰ったのが、子供がミニバスの同じチームに入っているお母さんだったからです。

当日、そのお母さんと離れた所に座り、もし此方にみえて、その話が出そうな時は何とか誤魔化そうと、主人の近くを離れなかったのですが、役員で子供達の世話をしていた少しの間に、主人とそのお母さんが話しているのを見て、主人の姿が見えなくなった後は自分が何をしていたのか、子供のチームが勝ったのか負けたのかさえ分かりませんでした。
一分の望みをもって家に帰りましたが、主人の険しい顔を見た時、もう私には死んでお詫びするしかないのかと思いました。

妻の告白を終わり、続きに戻ります。

<続く>

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