妻の告白 2
2023/04/12
彼との関係が発覚してしまってから、私は改めて罪の重さに気付き、愛する主人を裏切った事、10年以上掛けて築いてきた家庭を、自ら壊してしまった事を悔やみましたが、私にはただ謝り、許しを請うことしか出来ませんでした。
それでも、彼の太い物の魔力に取り付かれ、こんな短期間にこんな身体になってしまった自分を怨み、終わった後は毎回猛烈な自己嫌悪に陥りながらも、そんな現実を一時でも忘れたい事も有って、また罪を重ねてしまうという悪循環から、これで抜け出せると、少しほっとしたのも事実です。
しかし現実は、そんな悠長な事を思っている場合では無く、主人が受けている嫌がらせを聞く度に、死んでしまいたいほど申し訳なくて、主人の気持ちを考えると、どの様に詫び、今後主人との関係をどうしたらいいのか、皆目見当も付かずに、ただ泣く事しか出来ませんでした。
夜主人に奉仕させて貰うようになってからも、自分は満足出来なくても離婚されずに、主人に関わらせて貰えるだけで充分だと思い、気に入られる様に一生懸命しました。
主人の出張の度に来てくれる両親の事も、次女は手放しに喜んでいたのですが、長女は不思議に思ってよく訊いて来たので、2度と主人を裏切る事は無いと自分に固く誓っていた私は、もう断りたかったのですが、主人の気持ちを考えると、言い出すことが出来ませんでした。
しかし勝手なもので、そんな生活が3ヶ月続き、この歳になって目覚めてしまった身体には、火を点けられて消して貰えない毎夜の行為を辛く感じ出し、朝、主人と子供達を送り出してから自分で慰める事が日課になっていきました。
その行為は次第に、彼の太く硬い物を思い出しながらするようになり、その時すでに主人をまた裏切っていたのかも知れませんが、決して彼の顔を思い出したり、彼の事を思ってした事は有りません。
当然ですが、あれだけ優しかった主人は発覚以来、私に対して全て命令口調になり、優しい言葉を掛けてくれなくなっていたので将来に希望が持てず、そんな私は、また現実から一時だけでも逃げたくて、日課になっていた行為も両親の監視が無くなってからは、少し自由になった気がして1日2回するようになり、主人が出張に行ってからは、夜もするようになりました。
次の出張に行く前夜、主人の行為で今迄に無く気が昂りましたが、もう少しの所でやはり放り出され、主人は。
「何だその顔は。どうせ最後までしても俺では満足しないんだろ?気に入らなければ出て行ってもいいぞ。」
そう言うと、背を向けて寝てしまいました。
あくる朝主人を出張に、子供達を学校に送り出すと、夕べの昂りを沈めようと日課になった行為を始め、あともう少しという所で電話が鳴って、行為を中断させられてしまいました。受話器を取ると、それは辛い現実を全て忘れさせてくれる凶器を持った、悪魔からの誘いでした。
受話器を取って彼だと分かった時、主人への仕打ちで怒りを覚え、嫌悪感すら感じていたのに、受話器を置く事が出来ずにいました。
「電話に出た時、京子の声おかしかったけど、旦那に構ってもらえずに1人で、変な事をしていたんじゃ無いだろうな?」
彼のHな冗談だったのですが、ずばり当てられた私は動揺してしまい。
「どうしてそんな事まで分かってしまうの?もう私の事は放っておいて下さい。電話して来ないで。」
「本当に1人でしていたのか。辛い思いをしていたんだな。俺も京子の旦那には虚勢を張って、色々強がってしまったが、本心はこんな自分が嫌で変になりそうなんだ。とうとう今日は会社を休んでしまった。こんな事誰にも話せなしな。京子もそうだろ?今から罪を犯した者同士悩みを話さないか?話だけなら裏切った事にならない。もう京子の親に子供を預ける事は出来ないから旦那は安心し切っている。
まさか昼間に会うとは思ってもいないから、絶対にばれる心配は無い。旦那もまだ悩んでいる。万が一会っていた事がばれて別れる事になっても、それも運命で、旦那の為にはその方がいいのかもしれないと思わないか?話だけなら京子もそれほど自分を責めなくて済むだろ。今からマンションに来いよ。待っているぞ。」
彼の話をじっと聞き入り、電話が切れてから。
『誰でもいいから悩みを聞いて欲しい。話すだけなら・・・・・・。彼の言うとおり、こんな私と別れた方が、主人は幸せになれるかも知れない。』
別れる事は死ぬより辛いと分かっているのに、またこんな都合の良い事を考えていました。
綺麗事を言っても、話だけで済むとは思っていなかったと思います。
その証拠に、盛りの付いた雌になっていた私は、出掛ける前無意識にシャワーを浴びていたのです。
彼の部屋の前に着いてチャイムを押せずに迷っていると、外の様子を気にしていた彼が急にドアを開け、私の腕を掴んで部屋の中に引っ張り込みました。
彼に無言のまま寝室に引っ張って行かれ、寝室に入ると以前と変わらない、小さなテーブル、可愛い椅子、1人暮らしには似つかわしく無いキングサイズのベッドなど、どれも懐かしい感じがしましたが、ただ1つ違うのはベッドの足元に1メートル程離してベッドの方に向けて置いてある大きな姿見だけでした。
まだ何もされていないのに、この部屋に入っただけで、昨夜から火照ったままの私は条件反射の様に感じ出し、その事を見透かしている彼に、立ったまま全て剥ぎ取られてベッドに寝かされると、ここに来て初めて彼が口を開きました。
「石鹸の匂いがするから、京子はシャワーを浴びて来たんだね。俺もシャワーを浴びたら、今日はすぐに京子の中に入りたいから、ここに来る前の続きをして濡らしておきな。充分濡らしておかないと、久し振りだから痛いぞ。」
辛い現実から逃れて夢の中にいる様な状態の私は、彼の指示通りに自分でしていると、周りの状況も分からない位感じてしまい、もう少しという時に、いつの間にか戻って来ていた彼に、手を掴まれて邪魔されてしまいました。彼は私の膝が胸に付く様な格好にして、覗き込み。
「おう、凄い濡れ様だ。京子は1人遊びが上手だな。」
次の瞬間、大事な所に強烈な圧迫感と同時に快感が走り、気を遣る寸前で止められていた私は、無残にも2、3回出し入れされただけで恥を掻かされてしまいました。
今迄なら動きを止めて貰えずに、続けて恥を掻かされてしまうのですが、彼は動かずに。
「今日は旦那に踏み込まれた時の続きだ。もう2度と忘れる事が出来ない様に、こいつだけで嫌と言うほど虐めてやる。」
主人に見つかった時を思い出してしまい。
「主人の事は言・・。」
現実に戻された私が話そうとした時、太い物を凄い勢いで動かされ、私の声ははしたない声に変わってしまい、やがてその声は叫び声に変わって行きました。
以前あれだけ入れられていても、久し振りに味わわされている彼の物は、こんなに凄かったのかと思うほど強烈で、呆気なくまた太く硬いものに屈服させられ、やはりそれでも許して貰えずに、すぐにまた気を遣りそうになった時、彼は引き抜いてしまいました。
「京子。早く欲しいなら足元の方を向いて、四つん這いでお尻を振って俺を誘ってみろ。」
私は恥じも外聞も無く、四つん這いで嫌らしく腰をくねらせていました。
それを見た彼は後ろから入って来ましたが、動いてくれません。
我慢出来ないで自分で動きだすと。
「京子。目を開けて前の鏡を見てごらん。」
目を開けて姿見を見ると、そこには後ろから入れられて、嫌らしく身体を前後させている私が映っています。
主人とのセックスでは、愛しているが為に、嫌らしい女と思われたく無いという気持ちから、全てを曝け出す事が出来ませんでしたが、彼との行為は目的がセックスだけでしたので、ただ快感を貪ればよく、自分でも信じられない様な恥ずかしい行為もしてきました。
しかし、流石にそんな自分の姿を見るのは恥ずかしくて、下を向いたり、目を閉じたりすると、彼はその度に私の腰を掴んで、動く事を許してくれません。
快感を得たい私はもう目を逸らす事無く、はしたなく腰をくねらせながら、前後の動きを早めていきました。
私が逆らわなくなったのを見て、今度はお得意の言葉による辱めが始まります。
今の状態をしつこく訊かれ、彼に従順になっていた私は。
「後ろから入れられて、自分で動いています。」
「入れられて?入れて貰ってだろ。」
私が言い直すと。
「何を入れて貰っているの?」
「太くて硬いのを。」
「続けて言ってみろ。」
私は続けて言おうとしたのですが、言い終わらない内に気を遣ってしまい、うつ伏せに崩れ落ちてしまいました。
今度は彼が動き出し、奥まで感じたい私が元の態勢に戻ると、彼は激しく打ち込みながら。
「京子。目を開けて自分の姿をよく見ろ。これが本当のお前の姿だ。普段、真面目な顔をしてお淑やかにしていても、これが本当のお前だ。真面目なあいつには相応しく無い、俺とお似合いの女なんだ。ほら、よく見てみろ」
私は首を横に振り続け、その事を拒否しながら気を遣ってしまい、また崩れ落ちましたが、彼は両手で私の腰を持ち上げて元の態勢にすると、動き続けながら、私が納得するまで、催眠術でもかける様に、同じ事を何度も何度も言ってきます。
私はまた気を遣りそうになり、その事を告げると彼は。
「京子、自分の姿をよく見ろ。お前は旦那に嘘を吐いてでも、俺の太い物が欲しくて、ここに来てしまう淫乱な女なんだ。こいつで何度気を遣っても、またすぐに欲しくなってしまう女なんだ。あいつより俺とお似合いなんだ。違うと言うなら、今止めてしまってもいいのか?我慢できるのか?抜いてしまうぞ。」
彼の物が入り口まで後退した時。
「止めないでー。お願い止めないでー。」
私は彼に屈服してしまい。彼の言った事を認める言葉を何回も言いながら、また崩れ落ちると、ようやく彼は、欲望を私の背中に吐き出しました。
どの位経ったのか、誰かに名前を呼ばれている様な気がして目を開けると、彼がピンクの下着を持って立っていました。
彼は私にその下着を渡して。
「京子が気を失っている間に、ハンバーガーを買って来たから、昼飯にしよう。早くシャワーを浴びて、これだけ身に着けて隣の部屋に来い。早くしないと冷めてしまうぞ。」
シャワーを浴びると、彼に渡されたピンクで小さな布のブラとショーツを着て、彼の待つ部屋に行きました。
彼は服を脱いでいて、パンツ1枚の格好ですでに2個目を食べています。
私にも2個買ってきてくれましたが、食欲が無くて半分しか食べることが出来ず、コーヒーを飲んでいると。
「京子、もう食べないのか?食べておかないと体がもたんぞ。食べないのなら俺が貰うぞ。」
彼は性欲も凄いのですが食欲も凄く、私が頷くと、残っていた1個だけで無く、私の食べ掛けも食べています。
『私はどうしてこんな人間に成ってしまったんだろう?彼が言うとおり、最初からこんな女だったのだろうか?』
食べ終わった彼が、夜デートをしたいので金曜の夜に来るように言いましたが、子供を置いては来られない事を言うと、父の病気を理由に友達に預けるように言いました。
あまり親しくない人には預ける事は無理で、そうかと言って親しい人では、主人と会った時に話されては困るので、返事をためらっていると、彼はパンツを脱いで、私の下着姿に興奮したのか、何か想像していてそう成ったのか分かりませんが、すでに大きく硬くなったものを、私に突き出し。
「あれだけ教えたのに、京子はまだ自分がどんな女なのか、分かっていなかった様だな?まだこれが足りなかったか?もう1度こいつで、たっぷり教えてやるからこっちへ来い。」
<続く>