めぐの「思い出」

2021/07/14

めぐの「思い出」(1)
私が、露出というか今考えれば立派な(?)露出だったんですけど、小学校高学年なので、5,6年生のときに、やってしまったことから書きたいと思います。
今は違うのですが、子供のころ、うちのお風呂ははなれにありました。
もっと小さいころはお風呂上りはよく祖母と下着姿で庭まで出て涼んだりしていました。
その延長であまり抵抗がなかったのかもしれませんが、なぜか、外に出て裸になってみたいと思ったんです。
その日は、親に見つからないようにそっとお風呂上りに庭に出て、そして、道まで出ました。
家の前は空き地になっていて背の高い草がはえています。
草に隠れて下着を全部脱ぎました。
それから誰もいないのを背を低くして確認してから思い切って道に出てしまいました。
そしてなぜか、大きな通りまで走っていって、すぐに引き返して、自分の下着のところに帰ってきました。
それからすぐには、下着を着けずに地面に仰向けになり、月を見ながら「見て見て私の裸を見て・・」と心の中でつぶやいていました。
初めてそうしたときは、なんともいえない開放感とドキドキしていたのを覚えています。
それから、あまりこうしていて親がいなくなったことに気がつくと大変だと思いすぐに下着を着けて家に帰りました。
そんなことを、中学2年までしていたと思います。
そのときのハプニングやそんなに経験はありませんがほかの話も書きたいと思いますけど、いかがでしょうか?

めぐの「思い出」(2)
こんなに早く公開していただけるとは思ってもいなかったのでちょっとびっくりです。
いろいろと経験を・・と書いてありましたが、そんなにありません。
残念?ながら・・・ちょうど、高校生になったぐらいから、この辺もそこそこ家が立ち並んで、私のいけない遊びもできなくなってきました。
それでも、中学まではたまにしていたのですが・・・最初は、先ほど書きましたように大通りまでは出られなかったのですが、中学になって、だんだん大胆になってきて、大通りまで出てしまい、街灯の下でたたずむようになってしまいました。
何をするでもなく、待ち合わせのようにきょろきょろしているんですがもちろん全裸です。
今でも一番覚えているのは、中学2年の時です。
遠くの方から男の人と女の人の話声が聞こえてきて、遠くに人影も見えます。
なんだか楽しそうに笑いながら歩いています。
まったく私には気づいていないようでした。
(この辺は田舎でほんと暗いんですよ。)早く逃げたいという気持ちと、まだまだぎりぎりまでという気持ちが混乱していました。
もうだめだ。
というところで走って物陰に隠れました。
「今の人、裸じゃなかった。」
「まさかぁ」といいながら私のすぐそばを通りすぎていきます。
そのときのどきどきを今でも覚えています。
でも、自分の部屋に帰って、冷静になると、もうやめようといつも、思いました。
最後のきっかけのなったのは、学校で、あまり、話したことのない友達から、「黙っているから、安心して。」とささやかれたことです。
その前の晩はかなり大胆に30mくらい離れた公園まで裸の散歩をしてしまったのですが、どうやら見られていたようです。
それと、お風呂もはなれではなくなったので、お風呂上りに外に出ることもなくなりました。
また、メールします。

めぐの「思い出」(3)
2回、むかしのいけない遊びを書いたら、ほかにも思い出しました。
今の私を書く前にもう少し”むかし”を書いてみようかな。
お風呂がはなれでなくなったので、お風呂上りに外に出てしまうことはやらなくなりました。
でも、どこかで、あのドキドキを忘れられなかったです。
高校受験のとき、夏も終わって、秋になり、風も冷たくなった季節だったと思います。
受験勉強を結構、遅くまでやるようになりました。
寝るのは、1時頃だったかな。
親も、兄ももう寝ている時間です。
猫も私のひざで寝ています。
あの日もいつもと同じように、1時ごろになり、そろそろ寝ようかなと思って、いったん電気も消して、ベットに入ったのですが、なんだか眠れません。
そうしているうちに、一年くらい前までしていたいけない遊びを思い出しました。
さらに目がさめてしまったので、電気はつけずに窓を開けて外を見てみると、その日も月が出ていました。
満月じゃなかったけど、結構明るかったと思います。
「裸になりたい。」急にそう思いました。
というより、胸がきゅーんとなって、顔が熱くなって・・・外に出たいとすごく強く思ったのを思い出します。
そーと、窓から外に出てしまいました。
私の家は一階建てで、部屋は西側で窓のすぐそばにはブロック塀があって、窓から何か落としたときは、表から回らずに、塀と窓枠に・・・とにかくうまく降りられるのです。
私は、素足にトレーナとジャージ姿です。
だぶん肌寒かったと思いますが・・・外でいけない遊びをした経験のある方ならわかってもらえると思いますが、そういう時は、寒さなんてほとんど関係ありません。
それより、ドキドキして、自分の体が自分の物じゃなくて・・すごく軽く感じるのです。
私は、表に回らずに、ブロック塀の裏側から、裏通りに出ました。
誰もいません。
遠くで車の明かりが動いているだけです。
道の反対側はなんと田んぼです。
今はもう違うんですが・・(田舎なんです。ちなみに家は農家じゃありません。どうでもいいんですが)夜のお散歩です。
まだ服は着ています。
あぜ道をず~と歩いていって(家の裏は、結構広い田んぼになっていました)・・・道から離れたちょうど背の高い草がはえているところでトレーナを脱ぎました。
Tシャツ。
周りをきょろきょろして、次はジャージです。
その場でしゃがんで、ジャージを脱ぎます。
パンティとTシャツです。
白い自分の足がなんだか不思議でした。
久しぶりのお外で裸になってしまうことにほんとにドキドキでした。
Tシャツを胸が出るところまでめくって、ちょっと戸惑いましたが「早く裸になりたい」という気持ちに負けて(?)脱いでしまいました。
そこまでくると、パンティもとって、すぐに全裸です。
ほんとに、気持ちよかった。
寒いことなんか忘れています。
そっと立ち上がって、あぜ道を歩きはじめました。
歩きながら自分の体を見ます。
胸が小さいけどゆれています。
その下におなか、その下に、陰毛が見えます。
そして、私の足が交互に前に出て行くのを眺めました。
いつもお風呂で見ている体ですが、月明かりでみる自分の体って、自分の物じゃないみたい・・・・・あんまり歩きすぎると、田んぼを横切ってしまいます。
急いで、服のあるところまで、戻りました。
もちろん”きょろきょろ”です。
久しぶりのいけない遊びがすっごくうれしかったのを覚えています。
でも、なにか物足りなさも感じました。
このまま服を着ないで何かをもっとやりたくなったのです。
少し冷静になってきました。
1年前は、ただドキドキしていて「あそこまで裸で歩いちゃった」ということぐらいしか考えていなかったのに・・・目の前に広がっている田んぼのなかで、なぜか目の前の田んぼは、水があります。
・・・・・ずいぶん長くなってしまいました。
ごめんなさい。
また、続きはメールしますね。
結構文章にすると小さな思いでも長くなるんですね。
ちなみに、ほかの告白を読ませていただくと、露出=オナニーみたいに書かれているものが多いですが、私のは、ちょっと違うみたい。
(まだ、子供の頃の話だから・・・・)

めぐの「思い出」(4)
次の告白は、専用コーナが出来てからにしようと、楽しみにしていました。
どうも、ありがとうございます。
書きたいことを勝手に書いて、なぜだか急に告白投稿してみたくなったのですが、これもネット上での露出みたいなものなのかしら?それと、私は人に読んでもらって、なんだか自分が開放されているみたいな不思議な気持ちですが、中学生の女の子の話じゃ退屈かしら・・とか、よけいなことを考えてしまいました。
(ばかみたいですね。何を意識しているのでしょう。)私は、中学、高校、短大、そして就職してからも、“まじめな”とか“落ち着いた”とか言う印象でみられています。
(と、思います。自分で書くと変ですね。)でも、人からそんなふうに思われたいって自分でも知らないうちに考えているのかな?こんな告白なんかを書いてみると案外冷静に自分を見れたりして・・。
・・・続きを書きますね。
秋の夜に、裏の田んぼで裸になった後でしたね。
久しぶりのいけない遊びで、もちろん興奮していたと思いますが、そんな自分を冷静に見ている自分がいたというか・・・・なんだか義務的に裸になっちゃったような・・・今思えば、多分もっと強い刺激がほしかったんだと思います。
中途半端な気持ちで下着を着けようとして、だんだんいつもの自分にもどってきて、ふと気がつくと、なぜか、目の前の田んぼだけに水があったんです。
月が映っていました。
しばらく私は映った月をぼーっと見ていました。
そして、あることが頭をよぎったときに、急にドッキとしました。
そして、初めてお外で裸になってしまった時のようにものすごくドキドキしてきました。
「この中に入っちゃおうか・・・・」指で水に触れてみます。
そんなに冷たくはありません。
水は、にごってはいません。
でもきれいな水じゃなかったと思います。
暗くてよくわかりません。
深さはそれほど無さそうですし、とりあえず、変な虫もいなさそうです。
夜。
裸で、田んぼの水の中に入っている。
そんな馬鹿ないけない自分を想像しています。
「汚れちゃう」という自分もいたと思いますが・・・・片足をそっと水の中に入れてみます。
少しずつ自分の足が入っていきます。
「深い?」と思ったころに足の先が底に触れました。
「どろどろ?」それほどではありません。
案外、やわらかいぐらいで足が抜けなくなることは無さそうです。
もう片足も・・・深くはありません。
ひざの高さの半分ぐらいでした。
片足を上げてみます。
泥で汚れていますが、手で水をかければ洗える程度です。
また、水面の月が見えました。
私のせいでゆらゆらゆれています。
私は、前かがみになって手を水につけて・・・。
そこまでしたときに、自分が全裸なのを思い出しました。
「いけない!」と思い急にしゃがんでしまいました。
おしりが水に触れて“ちゃぷん”と音がしました。
私はその音と、水にいきなりおしりをつけてしまったのに驚いて体をこわばらせてさらに体をまるく小さくしました。
水のはねた音がものすごく大きな音に感じました。
多分、今起きている人には聞えたと思います。
夜の田んぼの真ん中で水のはねる音がして、変に思った人が窓からこちらを見たらどうしよう。
と頭がいっぱいになってしまいました。
私は、しばらく耳だけになっていました。
・・・・・・しばらくしても私のたてた音以外は、変わった音は聞えません。
気がつくと私のあごは水の中にあります。
もう両腕、胸、おなか、おしりも水の中です。
・・・・そのとき思ったのが「あっ髪が濡れちゃう」でした。
変ですね。
私は髪が濡れないように、ゆっくり体をしずめました。
もちろん深くないのでおかしなかっこの腕立てみたいだったかな。
そしてゆっくり、水の音を立てないように体をおこしました。
正座に近い格好です。
私の上半身から、水がしたたりました。
そのまま顔を空に向けて目をつぶって少し深く息をしました。
私の唇が震えています。
空気の通る音だけが聞えて、途切れ途切れに肺に入ってきます。
「あっ私、興奮してる・・・・。」私は腕を組むように交差させて、自分のからだを強く抱いていました。
気がつくと手は泥だらけです。
その手でつかんだ両腕にも泥がついています。
(私は普段、きれい好きなんですよ。潔癖症じゃないけど・・・いけない遊びをしてしまうといつもとは違うみたい)なぜかゆっくりその手を自分の胸に持ってきました。
そっと触れてみます。
体がびくんとうごきました。
そして、ゆっくりゆっくり胸を包みます。
「体が泥で汚れちゃう。」そう思いながらも手は胸からおなかにかけて動いていって最後は腰から足に・・・でももう水の中です。
私は自分で汚した体を見ました。
どろをなすりつけた手の跡がついています。
鳥肌が立ています。
小刻みに震えています。
肌と泥と水が月明かりに照らされています・・・・・・・立ち上がりました。
そしてゆっくり歩いてみました。
足元で水の小さな音がしています。
水面がゆれてもう月は映っていません。
私は立ち止まって、腕をぐっとつっぱって、胸を突き出すようにして少しのけぞりました。
ず~と、唇が震えて、息が荒くなっています。
だんだん?(すぐにだったかもしれません)いつもの自分がもどってきます。
中腰になって回りをみわたしました。
今度は、いきなりおしりを水につけないように気をつけました。
急いで、でも水音は立てないようにあぜ道まで戻ります。
田んぼから出る前に泥を洗い落としました。
そのときようやく水の冷たさを感じました。
きれいに落ちているかはわかりません。
早く部屋に戻りたくてたまりませんでした。
濡れた体はトレーナーで拭いて急いでTシャツとパンティー、ジャージををはきます。
唇ががくがく震えています。
でも今の震えは、興奮しているのじゃなくて寒いからです。
・・・・・・・・・・とてもまた、長くなってしまいました。
また、メールします。

めぐの「思い出」(5)
こんにちは。
メールを送ると、すぐに公開していただけるので、なんだかうれしくて、“告白”をまた書きたくなってしまいます。
当時の私は、お外で露出して、人に見られたい。
というのではなく、こんなときに、こんな場所で、もし人が裸でいたら・・・・とかんがえると、とってもいやらしくて、いけないことで、でも、とってもやってみたくなってしまうんです。
それから、私は、いつもは汚いことはきらいですし、寒さ、雨、かぜ、海の塩水、がさつな人、お化け(?)・・・・嫌いです。
普通でしょ?今、思えば、結構すごいことをしてしまったと思うこともありますが、あの頃はほんとに周りに家が少なくて夜になると人に見つかることはほとんどなかったから・・・・・・・・・・・今日は、この前の続き。
でも、あんまりいやらしくありません。
(ごめんなさい(?))あの日は急いで家に帰って、(私がいなくなったのに気づいて、母親が部屋にいたらどうしようと、すっごい不安でしたが、部屋は私が出て行ったまま、何も変わっていませんでした。)部屋の中で自分を見ると、うっすら泥が残っています。
トレーナも当然汚れています。
そっと、お風呂場にいきました。
・・・・・翌日、学校からの帰り道、昨日の場所が気になって田んぼ経由で帰りました。
あぜ道から、私が入ってしまった水のある田んぼ。
服を脱いだ場所の草が踏まれてたおれています。
「ここで、脱いだんだ。」何の感情もなしにそう思いました。
それから、水の汚さを確かめました。
一応、透明。
あの真ん中で全裸で立っていた自分を想像しました。
ため息というか、ちいさな空気の塊が私の肺から出てきたみたいな・・うまく書けないけど、多分、ちょと興奮したのかな。
少しだけ、泥が転々と草についています。
その痕が、人が中から上がってきた痕だということは他の人が見ても、わかるのか心配でした。
でも、思ったよりその場所が、“普通”なので安心しました。
「犯罪者が現場に現れるって、こういうことかしら?・・・」と、なんだか納得している自分が変でした。
昨日、急いで帰ったあぜ道を、家の方に向かって歩きだしました。
もう少しであぜ道が終わって、家の裏道に出るというときに、道を自転車が走っているのが見えました。
私はドッキとしました。
乗っているのは、私の学校の制服を着た・・・前に書いた私にささやいた彼女です。
「見られた。」
「でも、何を・・・」混乱して立ち止まっている私にはまったく気づかずに彼女は走り去っていきます。
次の日学校にいっても、なぜか彼女のことが気になります。
「どこまで見られていたんだろ。もう、忘れてくれているのかな?」・・・・・不安です。
・・・・・・・・・・・・ほんとに、今日のは、エッチじゃありませんでしたね。
また、メールします。

めぐの「思い出」(6)
ちょと久しぶりになってしまいました。
結構文章を書くのって大変ですね。
前にも書きましたけど、私は雨が嫌いです。
なんでという明確な理由はないんですけど。
あの日は、台風の日でした。
夕方から雨も風も激しくなって、夜に上陸しそうな台風だったと思います。
もう、下校時間には、雨が降り始めていました。
風も出てきていたので急いで帰りました。
風に負けないようにしっかりと傘をもって隣の家まで来たときに、隣の雨どいが壊れているのか、細い滝(?)のように雨水が落ちています。
この細い裏道を通ったほうが近道なんです。
ちょうどその壊れた雨どいの向かい側が私の部屋の窓です。
びちゃびちゃおちる雨水をよけて、地面に落ちてはねっかえっている水にも濡れないように注意してそこを通りすぎました。
夜になって、もうベットに入っていたんですが、すごい風の音で目がさめました。
雨もすごく降っているみたい。
「うるさいなぁ」と思ったら、なんだか目がさめてしまって、しばらくぼーっとしていました。
そのとき、あの壊れた雨どいから落ちている水は今どんなかな?とふと想像してしまいました。
そして。
こんな日に外に出てしまったらどんなだろう。
あの水の下に入ってみたい。
裸で。
急にそんなことを想像して・・・だめ、だめ・・・・もう、ねよっと・・・・・・・・・・ふと机の椅子をみると、さっきお風呂から出てそのまま部屋に持ってきたバスタオルが掛かっています。
・・・・・・台風がこんな夜中に、、、それに、こんなひどい降りと風の台風なんて、いままであったかなぁ。
もう、こんな日はないかも。
バスタオルを手に持って窓際に立ちました。
そっと開けます。
雨がすごい勢いで入ってきます。
あわててしめました。
やめようかどうか迷いました。
・・・・・きているものを全部脱ぎます。
全裸です。
窓を開けて、急いで外へ・・・・・びっくりするほど、息が出来ないほどすごい風です。
雨が私の肌に当たって痛いくらいです。
ものすごく大粒の雨です。
一気に体も髪もずぶぬれになりました。
裏道をのぞいてみました。
もちろん誰もいません。
そして、やっぱり裏の雨どいはものすごい勢いで水が落ちています。
夕方見たときは、細い滝(?)のようでしたが今は、軒全体から一気に落ちています。
帯のような滝(?)。
ブロック塀の裏側から裏道に出ました。
急いで自分の窓のところ、、、隣の家の軒下まで走りました。
私は、その水の帯に体をさらしました。
すごい勢いです。
肩に水の勢いを感じながら、私は空を見上げるように顔をあげて、目をとじて、顔に殴りつけてくるような雨と肩を押し付ける水を感じて、のけぞりました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今は、部屋の中です。
バスタオルで頭と体を拭き終わりました。
雨水が汚かったとか、誰かにみられていたらどうしようという、すごい心配な気持ちでいっぱいです。
また、いけないことをしてしまったと思いながら、眠ったのを思い出します。
また、メールします。

めぐの「思い出」(7)
今日は、雪の降った日のことを書いてみようと思います。
前の告白では、台風の日の思い出でしたね。
今度は、雪の日のことだなんて、なんだか、いつもひどい天気の日にいけない遊びをしているみたいですけど。
あのころの(今もそうかも知れないけど)私は、裸になること、夜の遅い時間に、こんな天気に悪い日にとか、こんな寒い日に外に出てしまうことがとってもいけないこと、いつもの自分には考えられないこと。
だったのです。
ですから、いつもはそんなことしません。
でも、なぜか、とってもいけない遊びをどうしてもしてみたくなる日がやってくるのです。
その日は、昼間から寒い日でした。
下校時間くらいから、パラパラ雪が降り始めました。
夕食を食べて、お風呂に入って、いつものように時間が過ぎていきます。
1:00。
もう寝る時間です。
窓を開けて、外の雪を兄と見ることにしました。
ブロック塀の上には5センチぐらいは積もっていました。
私の住んでいるところはそんなに雪は積もりません。
手をのばして、降ってる雪を手のひらにのせます。
冷たい感触がすぐに私の手の中で消えていきます。
今度は、ブロック塀の上に積もった雪を手にとって見ました。
今度はすぐに解けません。
冷たい。
明日の登校時間まで、この雪は残っていそうです。
寒い、寒いと言いながら、窓を閉め、兄にお休みを言って、自分の部屋に帰りました。
しばらくの間、私は、ストーブにあたっています。
家中のもの音がしなくなっています。
起きているのは私だけ。
窓を開けました。
冷たい空気が入ってきます。
顔をだして、兄の部屋の方を見ます。
兄の部屋の窓から、明かりが消えています。
私は、この日は、何を考えるでもなく、当然のように裸になりました。
そして、いつものように外に。
前にも書きましたが、裸で外に出ると、ほんとに寒さを感じません。
それでも、さすがに雪の日は。
私は、ひどくはありませんが冷え症です。
普通ならこんな寒い日は、めいっぱい着込んでいるはずです。
でも今は、裸足で雪の上を歩いています。
ブロック塀の外に出ると、そこは、見慣れない銀世界です。
何もかもが真っ白で、道も、田んぼも、一つのかたまりになってます。
ブロック塀の上には5センチ程度でしたが、どうやら地面には15から20センチは積もっています。
私の足首は、雪の中です。
私の唇は震えています。
快感の興奮と、寒さの両方のためですね。
上を見上げると、真っ暗な空から、ゆっくり白い雪が降りてきています。
私は両手をひろげました。
数歩、歩いて道を横切ります。
後ろを振り返ります。
雪の、未だ誰も歩いたあとのない雪の上に、私の足跡だけがあります。
それを確認するよう見た私は、こんな夜中の、こんな日に、それも全裸でいる自分を確認しています。
そして。
「この積もった、まだだれも壊してない雪の中に、自分の体をしずめたい。そんないけないことをしたい。」そう、思いました。
道と田んぼの間の一番雪が深そうなところを選びました。
ひざをつきます。
冷たいです。
後ろ向きになって、お尻をつけます。
すごく冷たいです。
両腕で体をささえるようして、ゆっくり背中をつけていきます。
そして頭をゆっくり。
私の体は、たかだか20センチていどの雪ですから全部は埋まりません。
でも、私の目の高さには雪の壁(?)が見えています。
私は、このとき、ある種の達成感と、なぜか暖かさを感じました。
とっても不思議です。
雪の中の方が暖かいんです。
風が直接あたらないからなのか。
良く分かりませんが、とにかくあの暖かさはいまでも覚えています。
私は起き上がり、ブロック塀まで走ります。
もう終わったんです。
早く、誰にも見つからないうちに自分の部屋に帰りたい。
でも、振り返りました。
そして、そこには、数秒前まで私が横たわっていた形が残っています。
頭、肩、腕、背中、両足、そして、お尻。
特にお尻の形はくっきりとわかります。
そうです。
両足の付け根の所まで妙にリアルだったのを思い出します。
私の人型(?)を崩しに戻ってもよかったのですが、今はとにかく部屋に戻りたかったのです。
翌朝です。
登校時間です。
やっぱり、雪は解けずに残っています。
あれから、ずいぶん降り続いたようです。
今は、当然いつもの私です。
私の場合、いけない遊びは覚えていますが、いけない自分の存在はあいまいです。
でもその日は、私の形跡が、残っているはずです。
このあたりです。
昨日の。
ありました。
でも、降り続いた雪が、だいぶ私の形跡をわからなくしています。
他の人には、ここに人が寝そべったことなどわからないと思います。
でも、私だけは、わかります。
ありありと、自分がそこに寝そべった事実を突きつけられたような気がしました。
また、メールします。

めぐの「思い出」(8)
こんにちは。
前回からもう4ヶ月近く経ってしまいました。
あれから、ず~と気になっていたのですが、なぜか投稿するというか、思い出を書けなくなっていました。
たぶん、理由は、こうして振り返ってみると、中学の時の方がそれなりに過激で、ちょっとした事がドキドキで、その中でも、私にとってとても過激だった事を書いてしまったこと。
それと、これからの話は、高校、短大、そして今と、なんだか思い出よりもどんどん現実味を私自身が感じてしまい、ちょっと恐いというか、躊躇しています。
私は、クラスメイトに見られてから、絶対に人に見られたくない。
見られないようにしようと決めました。
でも、今までに見られはしなかったけど、とても危ない、ぎりぎりを経験しています。
ぎりぎり…・・私は、だんだん、全裸でお散歩する事に慣れていきました。
でも、実家の周辺は、高校生になってからどんどん変りました。
家が建って、田んぼはなくなって、人通りも車も増えてきました。
外灯も全部の電柱につきました。
当然、わたしも、警戒しました。
でも、いけない遊びは、それでもたまにしてしまっていたのです。
小さい頃から住んでいる所です。
何時ごろだったら、安全なのか分かってるつもりでした。
でも、どこか気持が抜けていたのかも知れません。
いけない遊びをする事が義務のように続けざまに一週間ほどしていた時があったのです。
高校2年の時です。
いつものように、ちょっとだけお散歩してすぐに部屋に帰るつもりでした。
昨日と同じように裏の道に出て、昔田んぼだった駐車上まで行って、そこに置かれたジュースの自販機まで行ったらすぐにベットに潜り込もうと思っていました。
いつもと同じ、夜の空気です。
何も変っていません。
その時でした。
たぶん私の遊びの中で最大のピンチ。
自販機のあかりに自分の裸体をさらして、自販機のカバーに自分の体が映るのを見るのが好きでした。
その日も、それを義務のように確認して、さあ、早く部屋に・・・と思った瞬間。
車の音とライトが近づいてきます。
「うそ」と思ったとき、車が、かどを曲がってきます。
私は、車がかどを曲がりきる前にあわてて自販機の後ろに隠れました。
「見られた?それとも・・・・」・・・恐怖・・・・後悔・・・・・車が通り過ぎるのを、体を丸くして待ちました。
「見られていない。気づいていない。・・・通り過ぎて・・そしたら、もう、こんないけないことはしないから・・・」必死に願うしかありませんでした。
車は、こちらに曲がって私に近づいてきます。
そして、車のスピードが落ちます。
「え!!うそ!」車が止まりました。
私は完全にこわばりました。
ドアが開きます。
人が降りてきます。
車のエンジンの音と、人の足音だけが聞えています。
「・・・・・・・・・・・・・」お金の落ちる音。
缶が落ちる音。
缶を取る音。
足音。
ドア。
車の音。
静けさ“たいした、ことないじゃない。”と思いますか?自販機をはさんで・・・自販機の表側とは、まったく違う暗がりの裏側で、全裸の私と・・・その時は、ほんとに後悔。
この後どんなことになっちゃうんだろう。
なんて言ったらいいんだろ。
どうしたらごまかせるの?どうしよう・・・・・もう、頭の中はめちゃくちゃでした。
体が消えてしまえばいいのに・・・・・それから、しばらくは、いけない遊びは出来ませんでした。

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