友人の彼女の友達と 3

2023/12/22

Y子との後編です。
勢いで一気に書いたから、なんかイマイチですが、せっかく書いたので投下してみます。

Y子とカラオケに行った次の週か、その次の週の土曜日だったと思う。
授業中、俺はずっとY子とメールをしていた。Y子は学校が終わった後は暇らしいので、俺はなんとなく会おうかと誘ってみた。

実はこの日、A美と会う約束をしていたんだが、俺はA美に会うのはあまり気が進まなかった。

Y子からOKの返事をもらってすぐ、俺はA美に適当な理由を付けて会えなくなったとメールした。

待ち合わせはK越駅だった。Y子はまだ着いていなかった。
Y子に、T上線の改札の前にいるとメールを送ってしばらく待っていると、Y子から着いたという電話がかかってきた。

Y子は、人ごみの中ですぐ俺の姿を見つけたらしくて、「あ~いたいた」と言いながらこっちにやってきた。

カラオケのときに会ったときから髪型が変わっていて、Y子はさらに可愛くなってた。
しかし、Y子一人ではなかった。後ろからY子と同じ制服を着た子がついてきた。
それはI子だった。I子も、Nの家で泊まった日以来の再会だった。
I子はメガネを着けていた。Nの家ではメガネは着けていなかったから、一瞬誰だかわからなかった。

結局またカラオケに行くことになった。
さすがに女の子二人の意見に、異議を唱えることができなかった。

個室に入って飲み物が来るまで、俺はI子に質問攻めにされた。
I子はもうすでに俺の気持ちがA美から離れつつあり、ちょっと前に二人でカラオケに行った事も全部知っていた。

まぁI子とY子は同じクラスだったので、話が伝わっていてもおかしくはないけど。

ちなみに、Y子がA美と絶交してからは、I子もA美とはあまり関わっていないようだった。

飲み物が来て、Y子が歌本をパラパラめくっていると、I子がカバンからタバコを取り出して火を点けた。

ピンクっぽい箱に入った、ちょっと細長いヤツ。
メガネのせいもあるかもしれないけど、制服だって着崩してないし、やっぱI子は模範生並の真面目な子に見えるのに足を組んでタバコをふかしている姿はちょっと衝撃を受けた。

「I子タバコ吸うんだ…」
「なにいってんの?NとKくんのせいだよ?」
「人のせいにすんなw」
「だってみんなでお泊りしたとき、か弱いわたしにむりやり吸わせて…w」
「おまえが勝手に俺の吸ったんじゃんw」
「あなたはわたしに初めて大人の味を教えてくれたヒト…」
「しらねぇwww」

I子とはそんな感じの会話をした。
その後は2時間くらい普通に歌ったり話をしたりした。

途中でY子がトイレに行ったとき、I子がこんなことを言った。

「Kくん、ぶっちゃけY子をどう思ってる?」
「…………多分好きだな。」
「Y子を幸せにしてやりなよ。Y子の気持ちは知ってるんでしょ?」
「あぁ…」
「正直言って、A美最近ちょっと性格悪いよ。学校でも浮いちゃってるしね…」
「知ってる。Y子のことさんざん悪い女だって言いふらしてるんだろ?」
「うんまぁそれだけじゃないんだけどね。とにかくA美との付き合いは考え直したほうがいいんじゃない?」
「ああ、そうだな…」
「それにしてもKくんってさぁ、女泣かせるの好きだよねw」
「…………」

Y子が帰ってきたので、そこで話は終わった。

カラオケから出ると、I子は用事があるからと先に帰っていった。

「まだ時間あるし、どうする?」
「んー、Kくんのウチ行きたいかも。」
「いいけど遠いよ?」
「いいよ。やった!」
「…でもさぁ、おまえそうやってホイホイ男の家に着いてくるのは危ないと思うぞw」
「Kくんなら大丈夫だよぉ…」
「知らねぇぞ?」
「何が~?」
「いいや、なんでもない。」

そんなわけで、俺の家に行くことになった。

K越から俺の地元の駅まではで電車だと40分くらい。しかも途中で乗り換えもある。車なら国道一本でけっこう近いんだけどね。

さらに、駅から家までチャリで20分くらいかかる。ぶっちゃけ俺の家はけっこう田舎だったりする。周りはひたすら茶畑ばっかりだしな。

地元の駅に着いて、Y子を後ろに乗せて2ケツで俺の家までチャリをこいだ。
背中にY子のおっぱいが当たって、ちょっとヤバかった。

Y子は「青春って感じw」とか言ってけっこうハシャいでた。だけど、まだ9月でけっこう暑かったし、正直ちょっとしんどかった。

家に着くと、二階の俺の部屋のほうが騒がしかった。ふすまを開けると、妹(当時中三)と妹の友達が3人いた。

妹は当時ちょっとヤンキー系入ってて、妹の友達もまぁそいういう子が多かった。

当時は、二階は俺の部屋しか携帯の電波が入らなかったのと、プレステとかコンポとかがあったので、俺が居ないときは俺の部屋が妹たちの溜まり場になっている事が多くて、妹の友達ともけっこう顔なじみみたいになっていた。

俺が部屋に入ると、妹の友達は口々に挨拶して部屋から出て行った。
ただ、Y子の姿を見るとキャーキャー騒がしくなって、Y子にペコッと頭を下げたあと、
「可愛い彼女さんですねw」
と俺に言い残して出て行った。

妹だけは
「…おにい、いつもの彼女と違うじゃん、誰?」
と、俺だけにわかるように小声で言った。

「だれでもいいだろ。いろいろあんの。しばらく部屋入ってくんなよ?」
「ふーん、まぁいいけどね。いつもの彼女より可愛いじゃんw」

と、そう言って部屋を出て行った。

俺の部屋はお世辞にもきちんと片付いているとは言えなかった。
まぁ最低限の片付けとかはしているから人に見せられないほどではないが…

Y子は、「男の子らしい部屋だね~」とか言いながら、俺の部屋を探索していた。

少しすると、妹の友達が部屋に来て、「先輩おすそ分けですw」とか言いながらお菓子の袋を持ってきた。

「お、気が利くじゃんw」なんて言って受け取ると、床に何かが落ちた。

それはコンドームの包みだった。妹の友達は「先輩がんばってw」なんて言いながらまた部屋を出て行った。

俺は下へ降りて、飲み物を取って部屋に戻ると、Y子は俺のCDの入ったラックを漁っていた。

「ねぇねぇ、何か曲かけようよ」
「好きなのかけていいよ」
「なにこれwジャケットが超エロいんだけどw」

Y子は、あるダンスユニットのアルバムを取り出した。ジャケットにおっぱい丸出しの女の絵が描いてあるやつ。

「それにする?」
「やめとくwKくんのオススメでいいよ。ってかここにあるCDほとんど知らないしw」

当時俺はダンスミュージックにどっぷり浸かっていたので、まぁソッチ系のCDがほとんど。
とりあえず俺は、HappyHardcore系のCDをいくつか取り出した。
コンポに何枚かCDを入れて、曲をかけた。

俺とY子は、ベッドを背もたれにして並んで座っていた。
Y子は俺の中学の卒業アルバムを目ざとく見つけていて、それを眺めていた。

この中で誰と付き合ってたの?とか、誰とエッチしたの?みたいな事を俺に聞いてきた。

それからA美の話が少し出た。こんなところA美に見つかったら殺されるよねとか、A美とどんなエッチをしたの?とか。話がだんだんエロの方向に向かっていった。

ちょうど曲が哀愁系の切ないメロディだった。
俺はそっとY子の肩を寄せた。Y子はそのまま俺にもたれかかってきた。

昼間の、I子の「Y子と幸せにしてやりなよ」という言葉が頭に響いた。
A美との関係を終わらせてないこの状況でY子を抱いたら、Y子を傷付けてしまうかもしれない。

だがもう止められなかった。俺の肩に頭を乗せてもたれかかっているY子の髪のいい匂いが頭をシビれらせた。

Y子の名前を呼ぶと、Y子は顔を上げた。
俺はY子にそっとキスをした。

一緒の布団に寝て、腕枕して、カラオケでおっぱい舐めてフェラまでしてもらった。でもキスはこれが初めてだった。

Y子はわずかな間だけ戸惑った感じで固まっていたが、すぐに舌を絡ませてきた。
とろけるような気持ちいいキスだった。

「電気消そうよ…」

唇を離すと、Y子がそう言った。俺にフェラしたときは平気な顔をしていたのに、キスだけで顔が真っ赤になっていて目も潤んでいた。

俺は手を伸ばして電気を消した。まだ外は明るかったけど、カーテンは閉まったままだったので部屋は暗くなった。
コンポの青白い光がタバコの煙でちょっと霞んでいた。

「私ってやっぱA美の言うとおり、悪い女だよね…」
「んなことない。俺がおまえを求めてるんだから…」

俺はまたY子にキスをした。Y子も積極的に舌を絡ませてきた。
キスが終わると、俺はベッドにY子を引き入れた。布団の中で激しくキスをした。

コンポから流れるアップテンポな重低音とY子の香水の匂いが頭をシビれさせた。

キスをしながらY子の制服を脱がせて、俺も上半身裸になった。
ブラを外して、キスしながら両手でY子のおっぱいを揉んだ。
そのまま首筋や鎖骨を舌でなぞりながら、乳首に吸い付いた。

おっぱいを揉んでいた手を離し、Y子のふとももの間に差し込んだ。Y子は足を開いて、俺の手を受け入れた。

そのままパンティ越しにY子のアソコを指で愛撫し、パンティの中へ手を入れ、直接触った。

Y子のアソコはすごく熱くてヌルヌルになっていた。呼吸も荒くなっていた。
俺はY子のパンティを脱がしクンニした。汗の匂いと酸っぱい匂いが混じったような何とも言えない感じだった。

正直俺は、それまでクンニはあまり好きじゃなかったんだが、Y子には何故かしたくなった。

クンニしながら俺はズボンとトランクスを脱いだ。
俺はY子のアソコを唾液でベチャベチャにして、Y子におおいかぶさってY子のアソコに勃起したチンコをあてがった。

「入れるよ?」
「うん…」

ゆっくりと正常位でY子のアソコにチンコを埋めていった。
Y子はちょっと痛がったので、ゆっくりと少しずつチンコを押し込んでいた。

Y子は俺にしがみついて痛みに耐えた。俺はずっとY子にキスをして、痛みから気をそらせようとした。
少し手間取ったけど、すぐに奥までチンコが入った。

実は、俺はけっこう早漏気味で、しかも初めての相手だと興奮しまくってすぐに逝っちゃうんだけど、このときもかなりヤバかった。さらにこのときもけっこう溜まってたので、必死に逝くのを我慢していた。

「Y子、すげぇ気持ちいい…」

俺は正直にY子にそう言った。

「ほんと?うれしい…」
「ってか、もうヤバいかも…」
「いいよ、イッても…」

このときはかなり早かったと思う。
俺はY子を抱きしめ、Y子の中で果てた。

それからずっと、Y子の中にチンコを入れたまま、しばらく抱き合った。
チンコを抜いてティッシュで拭いてあげて、そのままY子の隣に横になると、Y子は俺に抱きついた。
ずっとこうしていたいとY子は言った。

もうけっこう遅い時間になっていた。
たまたま親父が帰ってきていたので、親父のチェイサーを借りて、Y子を送ることになった。

親父はA美のことを知っていたので、Y子を見て何か言われるかと思ったが、黙って鍵を貸してくれた。

途中で国道16号沿いのレストランに入って遅めの晩飯を済ませ、自転車があるからと本K越駅前でY子を下ろした。

Y子が車から降りる前、Y子とキスをした。Y子は名残惜しそうに車から降りていった。

Y子を降ろしたあと、俺はまっすぐ帰らなかった。
すぐにNに電話をして、Nの家に向かった。

Nの家で、俺はA美との関係とY子との関係についてNに話した。
Nは相談役としては全然頼れないけど、今は話を聞いてくれるだけでありがたかった。

俺の気持ちはもうY子に傾いていて、Y子を抱いてしまった。
だが、いま一人ぼっちのA美を突き放したら、A美は完全に一人になってしまう。
1年ちょっと付き合って、A美のいいところもたくさん見つけた。
Nは、そんな俺の話をうんうん言いながら聞いてくれた。

結局俺は、その後もA美と別れられないままY子との関係を続けていた。
冬前に、Y子と寝たことがA美にバレて、A美は俺から離れていった。

まぁその後、A美とY子の間で壮絶なバトルがあったんだが、全然萌えない話なので省略する。

結局Y子とは、付き合ってるのか付き合ってないのかよくわからない状態が少し続いた。

冬休みに入って、俺は新しい出会いがあって、2つ下の女の子と付き合うことになった。
最終的に、最後まで連絡を取りあっていたのはI子だった。その後3年くらい。
んで、結局I子とも一度だけ寝たんだけど、これはもう俺が学生ではない時の話なので省略。

結局、俺の優柔不断さと未熟さで、最終的に2人の女の子を不幸にさせてしまったという話です。

読み返して、自分の文才の無さと、当時の事を思い出してしまってちょっと鬱気味です。

あー、それと肝心の部分がちっともエロくないですね、スマンです…
それではまたROMに戻ります。ではでは。

<続く>

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