学習塾の事務室でバイトの女子大生を… 1

2023/09/30

学習塾の事務室ででバイトの女子大生とやった話

場所は都内某所の学習塾。
そこで講師として働き始めて3年目の春、悠子(仮)がアルバイトとして入ってきた。

悠子は当時、大学2年生。
系列の別の校舎で働いていたんだけど、彼女の引っ越しの都合で、こちらに移籍してきた。

麹町界隈の有名女子大生で、アルバイトとはいえ、仕事内容を意識してか、必ずスーツを着てくるきちんとした子だった。

身長は165cmくらい。
緩くウェーブが掛かった肩より長い黒髪の、少し細面ではっきり言って美人。

スーツのせいも有るけど、腰が無理なくくびれていて、胸はCカップ。
尻は小さめだったけど、キュッと上を向いた美尻で、前屈みになると細い腰と絡んで、ものすごくいやらしいラインになっていた。

足首も細いわりに、ふくらはぎなんかは結構張りがあって、全体的に充実している。

後で聞いたら、こしひかりで有名な雪国出身で、高校時代は競技スキーをしていたとのこと。

割と美人率が高い職場だったけど、少し陰がある感じと、育ちの良さから来る色気なんかは、女子大生よりもキャリアOLみたいな落ち着きがあって。

まぁ、即、思ったよ。
「こりゃ、ムリ目だな……」って。
同僚のバイト中間もそう思ったみたい。

シフトはわりと一緒だったんで、たまに話すこともあったんだけど、大人しいっていうか、何となく話の波長が合わなくて盛り上がらない。

大学の話とか、あたりさわりのない会話くらいで、何の進展もないまま夏期講習に突入したんだ。

講習前半戦が終わって、翌日は休み。
先輩同僚と3人で飲みに行くことになた。
先輩と言っても、俺は一浪だったので同じ年。

結構テンションが上がってたのも手伝って、ダメ元で悠子にも声をかけたら、意外にもあっさりオッケー。
とりあえず塾から少し離れた魚民に行った。

普段は男三人で好き放題の飲みになるんだけど、この日はちょっとテンションが違っていた。

それでも、酔いが回ってくると、同僚Aが積極的に悠子にネタを振るようになった。

悠子は結構酒がいける口で、よくよく話を聞いているうちに、地方出身がコンプレックスになっていて、なかなか都会の人とうち解けられないのだということがわかった。

見た目が無理目っぽいだけに、そういう消極的な態度がかえって誤解を招いているんだな、と。

「彼氏とかいるの?」という同僚Aの切り込みに、
「・・・はい」との返事。

俺と同僚Bは彼女持ちだったので、ま、そんなもんかなという感想だったけど、Aは最近ふられたばかりということもあって、やたらと攻撃的。

根掘り葉掘り突っ込んでいたら、なんと相手は同じ塾の社員講師だということが発覚した。
これには俺たちもショックだった。

その彼氏というのは当時は別の校舎に移されていたんだけど、仕事ができなくてぱっとしない奴だったからだ。

大学にもろくに行っていなかったし、
はっきり言って、俺たちはなめきっていた奴だった。

これには、おもわず俺も身を乗り出して聞き入った。もっと知りたい!!

悠子がトイレに行っている間に、俺が悠子に厳しく切り込み、Aがフォローにまわるという段取りが決まった。

Aにはいろいろ世話になっていたし、この時は悠子をどうこうしようという気はなかったので。

細かいことは端折るけど、つきあいは半年くらいだけど、あまりうまくいっていないと言うこと。

奴が熱を出して寝込んだときには、2日間付きっきりで看病したのに、あまり感謝されなくて寂しかったこと。

それと、奴が初めての男だったことがわかった。
「初めて肌を重ねた人だったから・・・」この言い方に超萌えた。

年下だと思っていたら、悠子も一浪で俺と同級生だったことも、結構、ツボった。

だが、Aの方が本気になっていた。
俺たちはカラオケボックスに移動し、始発まで騒いでいた。

悠子もいろいろしゃべってうち解けたのか、終電が無くなっていたのもあるけれど、朝までカラオケにつきあっていた。

休日明けの塾で、Aが言ってきた。
「俺、悠子と付き合うことになったよ」
酔っていたので俺は細かく覚えていなかったが、カラオケで悠子を口説きまくったそうな。

それで、携帯番号を聞き出し、休みの夜にだめ押ししたらしい。

飲み屋のときの話よりも、イマ彼との関係は深刻に冷え切っていたらしく、Aのこともあって強く切り出したら、わりとあっさりとイマ彼から「別れよう」と言ってきたらしい。

こんなイイ女をなんでそんなあっさりと手放せるのかね~?
はっきり言って不可解だったけど、ま、タイミングみたいなものもあるだろうし、あまり気にしなかった。

「ヤッたらまた報告するぜ!」
いいよ、そんなのと言いつつも、当然、うらやましかった。

やや遅れて出勤してきた悠子が、Aとアイコンタクトを交わしながらはにかんでいるのも、けっこうキた。

俺は大柄な女フェチっぽいところがあるので、悠子と身長が同じくらいのAが、悠子を組み敷く妄想は、キモいけど萌えた。

靴の差で、悠子の方が高いし・・・そんな俺の嗜好なんてどうでもいいですね。

お盆休みまで約一週間。
みんな、夏期講習で目一杯仕事が入っていたのだけど、連日、アイコンタクトでキャッキャウフフしているAと悠子。
それを、なんとなく複雑な思いで見ている俺とB。

もっとも、Aを振った前カノを俺がくっちゃったっていう負い目もあったので、基本は祝福モード。

仕事が終わるとBの下宿にたまってだべるのが日課になっていたけど、Aの惚気が半端ない。

お盆休みは、悠子も帰省の切り上げを早めて、デートするんだそうな。
ああ、そうですか。

休み明け、もうなんていうかな、悠子がイロッぽいのなんの。
ちょっと塾でそれはまずいんじゃないのって言うくらい、フェロモン出しまくり。

中三の女子ともなると、察するのも出てくるわけで、
「悠子先生、彼氏デキたの~」とか。
悠子の反応が、いちいちウブくて頭に来る。

悠子は小学生クラス担当だったので接点がない男子どもなんかわかりやすい。

ずっと悠子に目線をロックオンしているマセガキとか見てると、
「Aがやってるなんて話したら大変だろうな~」とか。

やがてAが出勤。
「A、お前、やったんだろ?」
「あ、あ~、まあね」
意外に素っ気ない。

「今夜、Bの家で報告するわ」
「なんかね、違うんだよね・・・」
Aからは愚痴しか出てこない。

詳細はかなり突っ込んで聞いた。
というか、聞いていないことまでよくしゃべった。

ヤッたのは初デートの帰り。部屋に誘ってきたのは悠子なんだって。
それもちょっと意外だったけど、
「まず、身体は凄かった」

スーツで固めてあるけど、脱がしてみたら
・・・的なガッカリはどこにもなく、本当に見た目のまんまだそうな。

痩せ身だけど持ち重りのする胸とか、ツンと上を向いた尻とか、今までの女では最高とのことで、基本ぽっちゃり小柄系が好きなAも、鼻息荒くむしゃぶりついたって。

ただ、まぁ、早い話、まぐろなんだって。

何してもせいぜい息を荒げるくらいしか無くて、声を出さない。
正常位じゃないと嫌がる。

フェラさせたら、途中で「こういうのは嫌い・・・」といってテンションを下げる。

強引にバックに持って行ったらようやく反応を見せ始め、調子に乗ってオラオラで突いていたら、実は枕に顔を埋めて泣いていただけだった。

とりあえず正常位で一発抜いた後は、やたらと甘えたピロートーク。

それなりに復活したので、二回戦に入ろうとしたら、
「身体ばかりの関係は嫌だ」と言って、またテンションを下げる。

結局、明け方まで、なんか夢物語みたいなピロートークをさせられたとか(内心ゲラゲラ)

「あんなイイ女だから、逆にものすごくつまらなくてがっかりした。奴が捨てたのが分かるよ・・・」

そんな話の最中に、Aの携帯に悠子から電話。
どうでもいい会話であることは容易に想像ついたけど、なかなか切れないみたいだった。

「Bのところで飲んでいるから」ってまとめようとしても、電話向こうで拗ねている様子が分かる。

小一時間かかって切った後で、ひとごとなので、
「甘えたで可愛いじゃん。時間かけてじっくりなじませればいんじゃねーの」と、やや気の抜けた俺とBの感想に、
「うーん、なんか違う。だめだよ多分・・・」

それから何回か彼女の部屋でやった話は聞いたけど、夏期講習の終わり頃、Aから別れを切り出して二人は終わった。
修羅場ったけど、それは端折る。

新学期から、悠子の希望のシフト変更になり、俺たちと悠子が塾で顔を合わせることはなくなった。

それから半年して、AとBは大学卒業と同時に塾を辞めた。
俺たちはばらばらになった。

<続く>

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