戦争の傷あと 3
2023/03/17
その夜妻は離れに行くと、中の異様な光景に恐怖感を覚えました。
「清子はそんなに俺が嫌いか?そんなに俺の子供を孕みたく無いか?」
「何の事ですか?」
「覚えていないのか?まあ良い。今からじっくりと本音を聞き出してやるから覚悟しろ。今日からここは、清子専用のお仕置き部屋だ。」
妻はその部屋の話になると、私がどの様に聞き出そうとしても、硬く口を閉ざしてしまいます。
「お仕置き部屋とは他の部屋と何が違う?」
私がそう言った瞬間、私達の隠れていた農機具小屋の扉が開き、眩しい明かりで顔を照らされました。
「ここにいたぞ。」
それは勘一に頼まれて、私達を探し回っていた村の消防団員でした。その声で何人もの団員達が集まって来たので、赤ん坊と幼い子供を連れていては、抵抗して逃げる事も出来ません。結局、後から駆けつけた駐在さんに逮捕され、私だけが本署に連れられて行きました。
「誘拐した事を認めろ。」
「誘拐では有りません。一緒にいたのは、私の妻と娘と妹です。」
「妻と娘だ?よその奥さんと娘を誘拐しておいて、まだそんな事を言っているのか?」
取調べとは名ばかりで、大きな声で終始怒鳴られながら、時には殴られ、時には蹴られ、どうしても私を誘拐犯にしたいようです。食事もさせて貰えずに昼が過ぎ、また殴られそうになった時、片足を引き摺った大柄な、年配の刑事さんが入って来ました。
その人は私の殴られて腫れ上がった顔を見て、今まで私を殴っていた若い刑事の胸倉を掴んだかと思うと力一杯殴り付けました。
「貴様はこの人に何をしたのだ。お前の様な戦地にも行っていない若造に何が分かる。俺が代わるから、貴様は自分の始末書でも書いて来い。」
余程この人が怖いのか、顔色が変わった若い刑事は大きな声で返事をして、慌てて部屋を出て行こうとしました。
「おい、その前に濡らした手拭を持って来い。」
私が濡れた手拭で腫れを冷やしていると、それを見ている刑事の目には涙が溜まっていました。
「色々調べさせて頂きました。それにしても、よくご無事で戻られましたね。ご苦労様でした。」日本に戻ってから初めて聞く優しい言葉に、私の目にも涙が溢れて来ます。
「実は、私は元軍人で、私も南方に行っておりましたが、幸か不幸か足に被弾してしまい、本国に送り返されてしまいました。その後私のいた部隊は、全員玉砕致しました。あなたは最後まで戦い、やっとの思いで日本に帰って来られたと思ったら、最愛の奥さんが他の男の妻になっていた。その時のあなたのお気持ちを考えただけで私は。」
そこまで言うと、終に溢れた涙が頬を伝っています。
「はい、娘もです。」
「そうでしたね。あなたの言う事を私は信じます。でも、色々調べさせて貰いましたが出生届の時点で、既に父親の欄にはあなたの従兄、即ち奥さんの今のご主人の名前が書かれています。奥さんにしても、離婚しなければあなたと夫婦に戻る事は出来ず、奥さんの意思だけでは離婚も難しい。あの様子では今のご主人は奥さんを放さないでしょう。今回の件は私が調べた限り、断じて誘拐では無いので、この事は必ず私が何とかしますが、夫婦の事は私などではどうにも成りません。お力になれなくて申し訳ない。許して下さい。」
「どうか頭を上げて下さい。私の様な者の為に、涙を流して下さっただけで充分です。ありがとうございます。」
取り合えず誘拐の疑いは晴れ、私はすぐに釈放して貰えるものだと思っていました。
刑事さんが出て行き、取調室に1人残されていた私は妻達の事が心配で、早く帰りたくてイライラしながら、部屋の中を歩き回っていました。暫らくして戻って来た刑事さんは、何やら難しそうな顔をしています。
「お世話になりました。もう帰らせて貰っても良いですか?」
「お座り下さい。帰って貰う訳にはいかなくなりました。誘拐の件は奥さんも否定されていた事もあり、私の説得で取り下げてくれましたが、それなら窃盗で訴えると言われ。」
「窃盗?」
「家を出られる時にお金を持ち出しませんでしたか?あなたのリュックに入っていたお金と、盗まれたと言っておられる額も一致しました。」
「信じて頂けないでしょうが、落ち着いたら必ず返すつもりでいました。私も妻も、朝早くから日が暮れるまで一生懸命働いていましたが、一銭のお金も貰えなかった。」
私自身、この様な言い訳が通るとは思っていませんでしたが、とにかく悔しかったのです。
「私は信じます。しかし、残念ながらお金を持ち出した事実は変わりません。」
その夜留置所の中で、妻の事を考えていました。妻はおそらく、離れでお仕置きをされている事と思います。どの様な事をされているかまでは想像出来ませんでしたが、妻は縛られ、あの日隣の部屋でされていた以上の辱めを受けているかと思うと悔しく、何の計画性も無しに、一時の感情だけで連れ出した事が悔やまれてなりません。
翌日は朝から窃盗についての取調べが有り、今回も昨日の若い刑事だったのですが、昨日とは態度が変わり、お茶も入れてくれ、煙草も勧めてくれます。私が罪を認めた事で、1時間ほどで取り調べが終わり、若い刑事が出て行くと入れ替わる様に、足の不自由な刑事さんが入って来ました。
「今あなたの従兄の方が来て、あなたと2人で話がしたいと言っています。本来規則で、2人だけで会わせる事は出来無いのですが、話によっては訴えを取り下げても良いと言っているので、私が何とかしますから会ってみますか?」
この刑事さんの計らいで取調室に入って来た勘一は、刑事さんが気を利かせて出て行くと、私の横に立って、勝ち誇ったような顔で見下ろしています。
「俺の身内に泥棒が居たとは驚いたぞ。ここから出して欲しいか?それとも刑務所に送られたいか?」
「出してくれ。」
「出してくれ?出して欲しければ、土下座をするとか違った頼み方が有るだろ?」
妻達が心配で、どの様な事をしてでもここから出たかった私は土下座をして、何度も頭を下げましたが、すんなりとは許してくれません。
「許してやっても良いが、それには条件が有る。もう一度俺の家で暮らして、荒れた田畑を全て元通りにしろ。それと清子の事は完全に諦めろ。もう一つ、今後俺の言う事に一切逆らうな。どうだ?この条件が全て飲めるか?」
妻の事を諦める事は出来ませんが、妻と娘の側にいられるこの条件は、こちらからお願いしたいくらいです。私は嘘をついて全ての条件を飲むと言いましたが、その様な事は勘一にはお見通しだった事を、帰りの道で知りました。
「本当に清子を諦めるのか?出来ないだろ?だから俺の側に置いて、俺が諦めさせてやる。清子の身体は、もう俺無しではいられない事を、嫌と言うほどお前に思い知らせてやる。」
この時私は、勘一を殺して私も死のうと思いました。どうせ1度は失ったはずの命なので、この男と刺し違えるのなら惜しくは有りません。
「今、俺の事を殺したいと思っているだろ?俺が憎いだろ?そんな事は百も承知で、俺の側にいろと言っているのだ。でもお前に出来るかな?俺を殺せば清子は喜ぶかも知れない。だが今日子はどうなる?俺の家を追われ、身寄りの無い今日子は何処に行く?おまけに、何処に行っても殺人犯の妹だ。それでも良ければいつでも殺せ。」
勘一は私の気持ちを知っていて、先手を打って来たのです。妹には悪いのですが、確かに私は自分の事だけしか考えていませんでした。他人の妻でさえ、妹の為に己を捨てて耐えて来てくれたのに、この時の私は、そんな事すらも考えていませんでした。
「殺せないだろ?それならまた逃げるか?逃げたければ逃げろ。俺もまた捕まえてもらうだけだ。それに今度お金を盗んだら、どうなるか考えろよ。仮に盗まなくても俺が盗まれたと訴え出ればどうなるかな?俺はお前の身元引受人になった。どちらの言う事を信じるか良く考えてから逃げろよ。今回は俺のお情けで注意だけで済んだが、次はそうはいかない。」
それを聞いた私は八方塞でした。しかし、何か方法は有る。いつかチャンスはやって来ると、絶対に諦めない事を心に誓いながら帰ると、妻と妹が井戸で何かしていたのですが、妹が駆け寄り、私に抱き付いて泣きじゃくっていたのに対し、妻は勘一の言い付けなのか私から顔を背けると、慌てて家の中に逃げ込んでしまいました。
その後も妻は私を避け続け、私と顔を合わせる事も無く、結局妻の顔をまともに見る事が出来たのは、皮肉にも1番見たくない夜の顔でした。
午後から早々荒れた畑に出る様に言われ、言われた作業が終った頃には、辺りは真っ暗になっていました。皆は先に食事を済ませていて、私は1人冷めたご飯を食べ、お風呂に入って部屋に行くと、隣の部屋では既に始まっているようです。 その時全裸の勘一が、部屋の境の襖を全て開けてしまいました。妻から聞いていた様に、自分の物が大きいと思い込んでいる勘一は、私に見せ付けるかのように、こちらに向かって腰を突き出し、顔には笑みまで浮かべています。妻を見ると、勘一とは違い、まだ寝巻きを着ていて、布団の上に正座をして俯いていました。
「この方が、開放感があって良い。さあ、続きをして貰おうか。」
そう言うと、妻の前に仁王立ちになって腰を突き出したので、丁度妻の顔の前に来てしまいます。妻は俯いたまま目の前の物をそっと握りましたが、勘一に促されると顔を上げて、口に納めてしまったので私は耐えられなくなり、下を向いてしまうと勘一は怒り出し。
「信夫、見ていろ。俺の言う事は何でも聞く約束だろ。俺が見ていろと言ったら、最後まで目を逸らすな。」
私が顔を上げると、妻は必死に口を使っていました。
「どうだ?上モノのはずだ。」
勘一は口での行為を止めさせると妻を立たせ、無理矢理嫌がる妻の寝巻きを剥ぎ取ってしまい、私の方を向いて胡坐を掻いて座ると、膝の上に座る様に指示をしました。
「何をしている。俺を跨いだ格好で、膝の上に座れ。」
しかし、それは私に向かって脚を大きく開いた格好になってしまうので、妻は胸と下腹部を両手で隠して、涙を流しながら立っているだけで動きません。
「俺には散々見せたオメコも、信夫に見られるのは嫌か?やはり信夫よりも、俺の事を愛しているのだな。でも、幼稚な交わりだったと言っても、信夫はお前の最初の男だ。懐かしいだろうから、少しぐらい見せてやれよ。」
それでも妻が動かないでいると、笑っていた勘一の顔が険しくなり。
「嫌なら昨夜の様にお仕置き部屋に行くか?清子の足を閉じられない様にしてから、信夫を呼んで見て貰うか?」
妻の涙を見ていて、妻の惨めな気持ちを考えると居た堪れなくなり、私は布団に頭まで潜り込んでしまいました。
「信夫、見ろ。これは命令だ。そこに座って見ろ」
私は耳を塞いで聞こえない様にしましたが、その時妻の声が、私の塞いだ耳に飛び込んで来ました。
「信夫さん見て。お願いですから私を見て。」
妻が勘一に脅されている事が分かり、仕方なく布団から出て妻を見ると、妻は勘一の膝の上で、大きく足を開かされています。
「信夫、見えるか?言った通り、俺のチンボを銜えながら濡らしていただろ?」
「それは、その前に勘一さんが。」
「なに!」
勘一は片方の手を前に回して、妻の陰毛を掴んで引っ張り、もう一方の手を妻の耳に当てて、何か耳打ちしています。
「信夫さん。勘一さんのオチンチンが欲しくて、口でさせて貰っていただけで、濡らしてしまった、清子の、スケベな、オメコを、見て下さい。」
「横を向いて言わないで、信夫の目を見て言わないか。」
そう言うとまた妻に耳打ちをして、妻は勘一に言われた通りの言葉を口にします。
「今から、勘一さんのオチンチンを、清子の、濡れたオメコに、入れさせて頂きます。よく、見ていて下さい。」
妻は1度立ち上がると向きを変えて、勘一に抱き付く格好で跨り、右手で持って自ら納めると、ゆっくりと腰を落として行きました。
「ただ座っていないで腰を使え。もっと早く。上下にも腰を使うんだ。」
勘一が何度も妻のお尻を叩きながらそう言うと、最初私の方を気にしていた妻も、いつしか私の存在など忘れているかのように動き出し、勘一が腰を使い出した頃には、頭を激しく振りながら髪を振り乱して、狂ったように声を出し続けていました。
次の日からも毎晩襖は開け放たれ、2人の行為を強制的に見させられて、いつか妻を取り戻せる日が来るという私の望みも薄れ掛けていた頃、勘一の持病だった右膝の関節炎が悪化し、10日間ほど妻と娘を連れて近くの温泉に、湯治に行ってしまう事になりました。
勘一は医者から減量するように言われているのですが、食べる量は増えているのに、間接が痛い事から逆に運動量は減っていて、今でも体重は増え続けている状態なので、湯治に行ったくらいでは治る筈が有りません。
「信夫、留守を頼むぞ。俺達は温泉に行って、毎日昼間からオメコ三昧だ。」
わざわざそう言いに来てから、頼んであったトラックの荷台に乗って出掛けて行きましたが、その夜私は、妻との行為を見せられる事は辛くても、私の知らない所で妻が抱かれている方がなお辛いという、可笑しな感覚に捕らわれていました。
妻の事が気に成ってしまい、仕事にも身が入らず、夜には気を紛らわせる為に妹の部屋に行って、妹から学校の話などを聞いていると、部屋の外から伯母の私を呼ぶ声が聞こえてきます。
「信夫、肩を揉んでおくれ。今日子はいつまでも起きていないで、さっさと寝るんだよ。」
寝巻き姿の伯母の後ろをついて行くと、そこは伯母の部屋で、部屋の真ん中に敷布団だけが敷いてありました。
伯母は何も言わずに、私に背を向けて布団に座ると、いつもは結い上げている長い髪を、1つに纏めて右肩から前に垂らしました。私も何も言わずに、後ろで膝立ちになって肩を揉んでいると、指がツボに入った時なのか、時々妻の後ろで自分を慰めていた時のような、可愛い声を出します。
「信夫、上手じゃないか。それなら浴衣の上からよりも、直に揉んで貰おうかね。」
私はよく母の肩を揉んでいたので、ふと母の事を思い出してしまいましたが、伯母が衿を開いて胸の近くまで下げたので、日に焼けていない白い肌に女を感じてしまい、時々横から伯母の顔を眺めたり、肩越しに胸の谷間を覗いたりしていました。
私は怖い顔をしている伯母の顔ばかり見て来たので、鬼のような顔の印象が強かったのですが、こうして穏やかな時の横顔を見ていると、顔が小さく鼻筋がとおり、目は大きくてなかなかの美人です。何よりも、伯母をじろじろと見たことの無かった私は、小顔なので痩せている印象を持っていたのですが、肩越しに見える胸の谷間も結構有り、肩を揉んでいても肉付きの良さが指に伝わって来ます。
「もう肩は良いよ。今度は腰を揉んでおくれ。」
伯母は浴衣の衿を直してうつ伏せに寝たので、私は腰を揉み始めたのですが、やはり腰も肉付きが良くて、毎晩妻達の行為を見せ続けられていた私は、下半身を硬くしてしまっていました。血の繋がりは無いと言っても伯母である、母と同年代の女に欲情してしまっている自分に、強い嫌悪感を持ちましたが、その事をあざ笑うかのように、今度は脚を揉んでくれと言い出しました。私は足首から順に上に向かって揉んで行くと、やはり時々可愛い声を上げます。
私は可笑しな気分になってしまい、脚の内側を揉んでみたのですが、手が脚の付け根付近まで行っても伯母は何も言いません。調子に乗った私がお尻を揉むと、伯母は急に起き上がり、今まで出していた可愛い声とは違う、いつもの怒ったような声で言いました。
「もう良いよ。自分の部屋にお帰り。」
私は伯母の部屋を出ると便所に行き、憎いはずの伯母を想像しながら、情け無い事に右手を動かしていました。
翌朝、伯母はいつもよりも怒った顔をしていたので、お尻を触った事を怒っていると思っていたのですが、夜になるとまた穏やかな顔になって、今日も肩を揉んで欲しいと言って来ました。昨夜のように、伯母は布団の上に座ったのですが、私が後ろに行こうとすると、うつ伏せに寝てしまい。
「今日は背中を押しておくれ。」
私が背骨に沿って押していると、余り効かないので跨いで押して欲しいと言い、伯母は1度起き上がると、私に背を向けて袖から腕を抜いて上半身だけ裸になり、腕で乳房を隠しながら、またうつ伏せになりました。
私は伯母を跨いで押していたのですが、伯母の白い肌や、横から見える押し潰された乳房の膨らみを見ていると、また下半身が硬くなってしまいます。私はその事を伯母に知られないように、必死に他の事を考えていると、伯母は急に起き上がって袖を通すとまたうつ伏せになり、足を揉むように言って来たので、私の下半身は納まりません。
「今日は脚も直に揉んでおくれ。」
私は裾を持ってお尻の下辺りまで捲り、伯母の白く肉付きの良い太腿を見ているだけでも、自分の股間を触りたくなってしまい、そのお餅の様に柔らかい太腿に触れていては、頭の中は、もはやマッサージどころでは有りません。
余程気持ちが良いのか、伯母は何度も可愛い声を上げながら、脚が徐々に開いていってしまうのですが、伯母の秘密が見え出すと、必ず我に帰った様に脚を閉じてします。理性の飛んでしまった私は、ここにいるのが伯母で有る事も忘れてしまい、脚の付け根を揉む振りをしながら、閉じ合わさった太腿の肉を左右に開いて、何度もそこを覗いていました。
「もう良いから、私の前に立ってごらん。」
私は伯母に悟られないように腰を引いた格好で、座った伯母の前に立ちました。
「信夫。まさか私の脚を揉んでいて、変な気分になったりしていないだろうね。」
そう言うが早いか股間を掴まれてしまい、私の興奮がばれて伯母に罵声を浴びせられると思ったのですが、伯母の反応は私が思ったものとは違いました。
「えっ?なに?そんな。もう、良いから、部屋に、帰りなさい。」
伯母に知られた事で急速に縮んでしまい、気まずい思いで部屋に戻りましたが、次の夜、何故伯母があの様な反応をしたのかが分かりました。
次の夜は伯母の部屋に行くなり、私が布団に寝るように言われました。
「早く寝巻きなんか脱いで、ここに寝るのよ。」
「どうしてですか?」
一応そう言ったのですが、伯母の怪しい目の光から、何か性的な事が起こりそうな事は感じていました。
「信夫は私の言う事を聞いていればいいの。早くしなさい。」
私は褌だけになって仰向けに寝たのですが、伯母は褌も外せというのです。
「恥ずかしがっていないで早くしなさい。昨日私のオメコを見ていたでしょ。私の裸を見てオチンチンを大きくしていたでしょ。その事を皆に言っても良いの?」
私は伯母に従いましたが、股間だけは手で隠していました。
「その手を退けなさい。伯母の裸で興奮していたなんて知ったら、皆驚くでしょうね。」
私が手を退けると、伯母が唾を飲み込んだ音が聞こえました。伯母は私の横に座り、そっと手で触れたのですが、私はその刺激だけでも充分反応してしまいます。
「凄い。どうしてこんなに大きいの?まだ大きくなっていくわ。こんなに硬く大きくなってしまって。信じられない。」
伯母は私をからかっているのでは無くて、真剣にそう思っているようでした。勘一の物に比べれば大きいのですが、軍隊でも決して大きい方では有りませんでした。それなのに伯母がこれほどまでに驚くという事は、死んだ伯父の物も勘一と同様に小さく、伯母はそれ以外、見た事が無いのでしょう。
「何なのこれは。張り形と大きさが変わらないじゃない。」
私は黒光りした張り形を見た時に、色と形の異様さに驚きましたが、決して太いとは思いませんでした。伯父はあれを買って来た時に、伯母に自分の物が小さいと悟られないように、この様に太く大きな物を持っている者は、実際にはいないとでも説明したのでしょう。
その様な事を考えている内に、伯母が掴んでいた手を動かし出したので、私は早くも出してしまいそうになり、じっと見られている事以上にその事の方が恥ずかしく、目を瞑って必死に快感と戦っていたのですが、急に柔らかく暖かい物に包まれたような感覚になり、目を開けると伯母の口に含まれています。その、今までに経験した事の無い感触と、妖艶な表情で私の物を口の中に入れている姿を見てしまっては、経験の無い私には耐えられるはずも無く、伯母が動く前に呆気なく出してしまいました。
「まだ何もしていないのに、もう出してしまったのかい。だらしの無い男だね。」
伯父に仕込まれたのか、私が出した物を顔色一つ変えずに飲み込んでからそう言い、急いで自分も裸になると、私に代わって仰向けに寝ました。
「今度は私を気持ち良くしておくれ。私のオメコが充分に濡れてきたら、もっと気持ちの良い事をしてあげるから。」
そう言うと脚を開いたので恐る恐る触ってみると、そこは言葉とは違い、既に洪水のような状態でした。私は指示通り、伯母の身体に舌を這わせていましたが、その間も伯母は、私の股間を触り続けています。やがて伯母は、可愛い声を出すだけで私に指示しなくなったので、乳首を吸いながら股間に有る膨らんだ豆のような物を触ると、伯母は悲鳴の様な声を上げました。
「駄目。まだオサネは駄目。止めなさい。そこは駄目。」
しかし私は、面白いように声を上げる伯母を見ていて、ここが伯母の1番感じる部分だと知ると、尚更止める事は出来ません。
「もう駄目。指では嫌。はら、もう硬くなっているだろ。早く入れて。駄目、駄目。おまえの指で気を遣らされるなんて嫌。早くこの太いのを入れておくれ。」
感じている時の伯母の声は、妻のその時よりも1オクターブほど高く、少女の様に可愛く感じられます。
「もう駄目。どうして、私の、言う事が、聞けない。もう駄目。いい、いい、いい、いい。」
伯母は気を遣ってしまったようで、急に静かになってしまいました。
続く