裏のおじちゃん

2018/11/29

私の家は、父が単身赴任で母と二人暮らしだった。母は専業主婦で、平日は母と二人きり。でも休日は母と父が二人そろっていた。
その日は赴任先から帰ってきた父が母と、久しぶりに旅行に行くというので私は土日なのに一人淋しく過ごすことになった。私は家にいても淋しいから、とりあえず買い物に行こうかと思い出掛けることにした。
昼頃に帰ってきたら、家の裏に住んでいるおじちゃんが私の家に前にいた。
「あぁ、あゆちゃん。ちょうど回覧板を持ってきたんだよ。」
「ありがとうございます。今まで私でかけてたんで、ちょうどよかったです。」
「あれ、お父さん達は?」
「久しぶりに二人で旅行に行ったんですよ?、だから今日は一人です。」
「そっか、まぁ楽しく過ごしなね」
「はい?、じゃぁ。」
と言うような会話をして、私は鍵を開けて家に入った。その時何となく後ろを振り返ると、まだおじちゃんがこちらを見ていた。私をとりあえず挨拶をして家の中に入った。
私はこのおじちゃんがあまり好きではなかった。勿論親戚ではないし、おじちゃんは50過ぎで、奥さんをガンで何年か前になくして独り身であった。
時々学校帰りにあったりすると、「やぁあゆちゃん。」などと言って声をかけてきた。たまに休みの日に会うと、「どこに行くの?乗っけ行ってあげようか?」とかも言われた。(もちろん断ったが。)
しかし、母が幼いころから裏に住んでいるので露骨な態度を取ることも出来ずにいた。
あぁ?お昼何食べようかなぁと思い台所を見てみると、母の書き置きで二日分の食料が置いてあった。そっか、今朝は私が朝起きる前に旅行に行ったから逢ってなかったんだっけ。とりあえず、置いてあったパンを食べることにした。
食べたら私はいつの間にか眠ってしまい、起きたら夕方6時を過ぎていた。
「なんか汗かいたし、風呂にでも入るか?。」
などと独り言を言って、私はお風呂にはいることにした。
シャワーを浴びていたら、急に電話が鳴った。私は親かな?って思って、急いであがり全裸で電話に出ようとしたが、いいタイミングで切れてしまった。
がっかりして、風呂場に戻り着替えようとしたら、今度はチャイムが鳴った。今度こそは!とか思って、私は適当に服を着て玄関へ向かった。
「はぁ?い、どなたですか??」私は玄関の鍵を開けた。
「あ、あゆちゃん。」と、そこにいたのは裏のおじちゃんであった。
「あ、○○さん。(おじちゃんの名字)どうなさったんですか?」
「いやぁ、あゆちゃんのパパとママ、今日と明日旅行だって言っただろ。だからご飯とか大丈夫かなって思って、ご飯買ってきてあげたんだよ。」
「えぇ、そんないいのに…。」
「いいからいいから、オレも独り身で子供もいないから、昔からあゆちゃんは可愛くてしょうがないんだよ。貰ってくれ。」
「あはは、わざわざすみません。じゃ、遠慮無く貰っておきます。」
「じゃ、これな。」
「はい、ありがとうございます?。」
私に紙袋に入ったお寿司を渡して、おじちゃんは帰っていった。
リビングに戻り紙袋から中身を出してみると、パックのお寿司の下にまた紙袋で包まれた箱みたいなのが入っていた。
何かなぁ?と思い袋からそれを出してみると、なんとそれはエロビデオだったのだ!私は一瞬絶句し、少し考えてビデオを見ることにした。
私は高2で女子校通いだったので、まだ処女だったし、男の兄弟がいなく父も持っていない様子で、そういうのはまだ一度も見たことはなかった。
(ただ、女性用の「エルティーン・スペシャル」というエロ雑誌はたまに買って読んでいた。)
ちょっとワクワクしながら見始めたら、予想を超えてすごくて見入ってしまった。
見終わってからパンツの上から触って見ると、今までにないくらい濡れていた。
気分も気分だったし、家には誰もいないから久しぶりに声をかなり出してオナニーしてみたくなってしまった。
まだ下着も付けてなかったから、そのまま服を上下とも脱いで、リビングの床に座ってもぅ一度最初からビデオを見ながらオナニーをしていた。
「はぁっ、う、う?…。」出た声は、いつもより大きくかった。(いつもは母がいるため、自分の部屋で口でタオルをかんで声を出さないようにしている。)
もぅ少しで行く!っていうときに、またチャイムが鳴った。私は全裸だから出ることも出来ずにそのままにしていたら、何も物音がしなかったので、帰ったかなって思って、またオナニーを始めようとしたその時…。
ガチャリとリビングのドアが開いて、裏のおじちゃんが入ってきたのだ。
わたしはあそこに手を当てたままの格好で、固まってしまった。
「あれ、あゆちゃん、家にいたならちゃんと出なきゃダメだろ。」
「・・・。」
「しかもそんな格好で…。ん、テレビも付けたままじゃないか。」
「…おじ、ちゃん・・・。」
「ん?? あ、そうそう。寿司の下にあったビデオだろ、コレ。間違って入れちゃったんだよね。返して貰ってイイかな。」
と言って、おじちゃんはビデオデッキからビデオを撮りだしてケースにしまい、帰ろうとした。
「ま、待って!!」
「ん??なに、あゆちゃん。」
「…このこと、お父さんとお母さんに言わないで!!」
私は必死に訴えた。
「あぁ、なに。オナニーしてること?それともエロビデオを見てるってこと?」
「・・・どっちも。」
「でもなぁ、一人娘がこんなコトしてるなんて知ったら、きっと困るよね。こういう事はちゃんと言わないと。」
「や、やだ!!何でもするから、言わないでよぉ?!!」
私は我を忘れて裸のままおじちゃんの足にすがった。父と母に知られたくない!!軽蔑されたくなかった。
「そうだねぇ、悲しませたくないもんねぇ。」
私は泣き出してしまって、おじちゃんに頭をなでられながら少し後退させられた。
と、両手をテープで留められて、その手をテーブルの脚に結ばれた。
「ぇ、ぇ、何?何するの!?」
「きまってるだろ。何でもするって言ったんだから、黙って従ってね。あゆちゃん。」
おじちゃんは気味が悪いくらいに、笑って見せた。
「じゃ、まず足開いて。」
私は身動き一つしないで下を向いていた。
「開けよ!!あゆ!」
おじちゃんはいきなり怒鳴って、私の頬をはたいた。
私はいきなりの状況にビックリして、黙って足を開くしかなかった。
それでも顔をしたに向けて泣きじゃくっていたら、パシャパシャと音がした。
そう、おじちゃんは写真を撮っていたのだ。
「や、や…やめてよ!!もぅやだ!やめて?!!」
私は泣きじゃくりながらおじちゃんに懇願したが、おじちゃんはただ笑って、
「念には念を入れておかないとだからねぇ…。」と言った。
それからおじちゃんは私の手をほどいて、いろんなポーズを要求して次々とデジカメにおさめていった。
私はただもぅおじちゃんの言いなりになるしか、方法がなかった。
あの時、電話は後回しにすれば良かったんだ。おじちゃんからご飯なんか貰わなければ良かったんだ。
後悔が、私の中をぐるぐると回っていた。
「あゆちゃん、次はそこのテーブルの上に仰向けに寝てね。」
さっきとはうってかわって穏やかな声で言った。

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