嫁の初恋の相手に嫉妬して、他の男とデートさせるようになったら寝取られました7(転載禁止)
2018/09/25
『本当に、会った方がいいの? 後悔しない?』
嫁は、高校生時代の初体験の相手に会いに行く日、迷ったような顔で言ってきた。俺は一瞬言葉に詰まったが、すぐに後悔なんてしないと答えた。すると、嫁はニコッと笑いながら、
『そう言うと思った。浩介って、ドヘンタイだけどブレないね。そういうところ、好きだよ』
と、言ってくれた。俺は、褒められているのか馬鹿にされているのかいまいちわからなかったけど、ありがとうと答えてみた。
『じゃあ、行ってくるね。エッチまで出来るかわからないけど、頑張るね』
嫁は、そんな事を言ってくれた。俺は、頑張ってと言って彼女を送り出した……。嫁が初体験の相手に会いに行くのに、頑張ってと言う俺は相当狂ってるなと思う。でも、もうこれが普通になってしまった……。
嫁の初体験の相手は、今は開業の歯医者らしい。しかも独身で……。俺は、コンプレックスを刺激されてひどくモヤモヤしていた。開業の歯医者なんて、どれだけ稼いでいるんだろう? 俺は、屈折した思いを持ちながら、色々なことを想像してしまっていた。もう、セックスしているのではないか? キスしてしまっているのではないか? そんな想像で、押しつぶされそうな気持ちになる。でも、俺のペニスは10代の頃のようにガチガチに勃起していた。
夕方近く、嫁からメッセージが届いた。夕ご飯食べて帰るから、少し遅くなります……そんなメッセージだ。俺は、心臓が苦しくなってきた。でも、いつもの悪いクセで、泊まってもいいよとメッセージを返してしまった。最近では嫁も俺のこんなリアクションにすっかり慣れてしまっていて、
”はぁい♡ 一晩中エッチしてくるね〜”
と、可愛らしいデコレーションに彩られたメッセージが帰ってきた。俺は、うめき声のようなものをあげながら、床をのたうち回ってしまった。
そして、何の連絡もないまま21時になり、22時になる。このあたりになると、俺はもう絶望的な気持ちで涙目になっていた。でも、股間だけは勃起したままだった。何時間も勃起しっぱなしで、俺は少しヤバいかな? と、思い始めていた。勃起しすぎてなにか問題が起きるのではないか? そんな心配をしていた。
そして、俺は勃起を納めるために、オナニーをすることを思いついた。ズボンとパンツを膝まで降ろすと、俺は猛烈にしごき始めた。ずっと勃起していたせいか、竿の方まで我慢汁で濡れている。その上、興奮のせいか性感も高まっているようで、軽くしごいただけで声が漏れそうだった。
俺は、元カレとセックスしている嫁を想像していた。でも、顔はわからないので、なんとなく拓也を当てはめて想像していた。まだ高校生だった嫁を抱いた元カレ……。処女だった嫁が痛がり、1時間もかかったと言っていた。きっと今では、拓也とのこともあるのであっさりと入ってしまうのだろうなと思う。
俺は、嫁が元カレにしがみつき、キスをしながらセックスをしている場面をイメージしていた。そして、それをイメージした結果、1分ももたずに射精してしまった……。
そして、23時が過ぎる頃、今日はもう帰ってこないんだろうなと思っていると、嫁が帰ってきた。
『ただいま〜。起きてる?』
嫁は少し酔っているようだったが、出て行った時と同じで、いつも通りの嫁という感じだった。俺は、帰ってきたことにホッとしながらも、
「あれ? 泊まるんじゃなかったっけ?」
と、思ってもいないことを言ってしまった。でも、嫁はイラッとした様子もなく、笑顔で、
『私はそのつもりだったんだけどね。あっ君、真面目な大人になってた』
と、答えた。俺は、親しみを込めて元カレの名前を呼ぶ嫁に、不安な気持ちが広がった。でも、
「帰されたってことでしょ。お眼鏡にかなわなかったんじゃない?」
と、言ってしまった。
『そうかもね。なんか、不思議な感じだったよ。好きなまま別れたから、今でも悪い感情はないし、でも、恋人でもないし、変な感じだった』
嫁は、俺の冷やかしには無反応でそう言った。もう、俺の強がりにイラッときたりはしないみたいだ。
嫁は、そのままリビングに移動する。そして、コップに水を注いで飲み始めた。俺は、机を挟んで嫁の正面に座った。
「楽しかった?」
俺は、どうやらセックスはしなかったんだなと思いながら質問した。
『うん。ごめんね。楽しかったよ。昔に戻ったみたいで、楽しかった……』
嫁は、昔を懐かしむような、何とも言えない優しい表情で言う。俺は、さらにドキドキが加速していった。
『食事しただけなの?』
「そうだよ。あっ、歯も見てもらったよ。ご飯食べた後に、あっ君の歯医者さんで。誰もいない歯医者さんは、ちょっと怖かったな」
嫁は、そんな事を話し始めた。どうやら、2人で食事をしたあと、プライベート診察をしてもらったようだ。俺は、その状況で何もなかったとは思えなかった。
「見てもらったのは、歯だけなの?」
『うん。そうだよ。初期の虫歯があるって。しばらく通うつもりだよ』
「そ、そうなんだ。早く治ると良いね」
『そうなの? 早く治っちゃったら、会う理由もなくなっちゃうよ』
嫁は、ニヤニヤしながら言う。俺は、そうだねとしか言えなかった。
すると、嫁は椅子から立ち上がり、俺の横に来た。そして、俺の腕を掴んで引っ張っていく。
「ど、どうしたの? お風呂入らないの?」
俺は、すっかりと弱気な感じになってしまっていた。
『入らないよ。先にエッチするの』
嫁は、上気した顔で言う。ほろ酔いの感じもあり、ろれつが怪しいところもある。
寝室に入ると、嫁は俺を押し倒してきた。そして、俺に覆いかぶさって馬乗りになり、キスをしてきた。もの凄く興奮しているようで、舌が飛び込んでくるとき、歯がガツッと当たった。それでもかまわず、メチャクチャに俺の口の中をかき混ぜる嫁。
『ごめんね。あっ君、すごく素敵になってた。抱いて欲しいって思っちゃった……』
嫁は、申し訳なさそうな顔と、挑発的な顔がクルクルと入れ替わっているような感じだ。俺は、嫁の言葉に激しく嫉妬し、興奮してしまった。
「む、むこうはどう言ってるの? 理恵子のこと、まだ好きなの?」
俺は、そんな質問をした。
『……ずっと気にしてたって。多分、今でも私の事好きなのかも……』
嫁は、ちょっと小声で言う。恥ずかしそうと言うか、照れ臭そうな仕草だ。
「じゃあ、どうしてなにもしなかったの?」
『え? いつ、なにもしなかったって言ったっけ?』
嫁が、急にいじわるな顔になってそんなことを言ってきた。俺は、ゴクッと生唾を飲み込んで嫁を見つめた。
『エッチして欲しかったんでしょ? ほら、興奮してるもんね』
嫁はそう言って、俺の股間をまさぐってきた。さっきからずっとフルに勃起しているペニスを握られ、俺はうめいてしまった。
『あれれ? 出しちゃダメだよ。赤ちゃん作るんだから』
嫁は、そんな事を言う。やっぱり酔っ払っているようで、言っていることが多少支離滅裂だ。
「わ、わかった、だったら、もうしごかないで」
俺は、弱々しく言った。今のこの状況でしごかれたら、多分1分も我慢出来ないと思う。
『ふふ。良いよ。じゃあ、脱がすね』
嫁はそう言って、俺のズボンに手をかけた。そして、パンツごと脱がせると、
『なんか、濡れてるし』
と言って笑った。俺のペニスは、我慢汁であめ細工のように光っていた。嫁は、興奮した顔で服を脱ぎ始める。ブラもショーツも、拓也の時に買ったセクシーなヤツだ。それを見て、本気で抱かれるつもりだったんだなと感じ、嫉妬心がさらに大きくなる。
「その下着、着ていったんだ」
俺が、元気なく言うと、
『うん。だって、エッチするのに変な下着じゃ恥ずかしいじゃん。抱かれるつもりで会いに行ったんだもん』
嫁は、そんな事を言う。俺は、そのセクシーな下着姿を見ながら、拓也に抱かれている時の嫁を思い出していた。
黒のレースで出来たブラとショーツは、大人の女性という感じがする。小さめの胸も上手く補正されて、巨乳みたいだ。そして、ガーターベルトは男を興奮すさせるためだけにあるような存在に見える。
「……抱かれたいって思ったんだよね?」
『うん。だって、すごく優しくて素敵な感じになってたから。昔は、けっこう怒りっぽかったし、服とかのセンスも悪かったんだけどね』
嫁は、優しい顔で言う。拓也のことを話す時とは違い、本当に優しい笑顔だ。俺は、本当に嫁を奪われてしまうのではないかと、ドキドキがさらに強くなっていく。
「本当に、何もなかったの? 手も握らなかったの?」
俺は、全裸の間抜けな姿のまま聞いた。
『抱きついちゃったよ。診察されてる時に、顔が近づいたから、私から抱きついてキスしようとしたんだ……』
嫁は、すぐに答えた。
「そ、それから? それだけなの?」
俺は、かなり動揺しながら聞いた。
『うん。あっ君、慌てて振りほどいてきたよ。旦那さんに悪いって。旦那さんの望みなのにね』
嫁は、笑いながら言う。俺は、ごめんとつぶやいた。
『ねぇ、もう入れて……。赤ちゃん作ろうよ』
嫁は、少し思い詰めたような顔で言った。俺は、すぐに嫁をベッドに押し倒し、下着を脱がせていく。でも、ガーターベルトとストッキングだけは脱がせずにそのままにした。
『来て……浩介、愛してる』
嫁は、真っ直ぐに俺を見つめながら言う。やっぱり、どこか思い詰めているような表情だ。