妹が風邪をひいた日・・・

2018/03/30

「ホントにあんたが帰ってて良かったわ。お母さん、今日の会議はどうしても休めない の。おかゆは作ってあるから、頼むわね」
「わかったよ、母さん。佑香のことはまかせて」
玄関先で、隆史は答えた。
冬休みがあけて、中学校が始業式の日、妹の佑香が風邪をひいて寝込んでしまったの だった。
帰省中の隆史は下宿に帰るのを遅らせて、妹の看病兼留守番を引き受けるこ とにした。
「佑香も、がらじゃないのに長風呂なんかしてるから、風邪をひくんだわ」
「まあ、あいつも年頃になってきたんじゃないかな。今日から学校だからきれいにした かったんだろう」
「うーん、あの子も色気づいてきたのかしらね。じゃあ母さん行ってくるわ、お兄ちゃ んなんだから、ちゃんと妹のこと看病してね。遊びに行ったりしちゃダメよ」
「わかってるって、いってらっしゃい」
バタン!
ドアが閉まり、母が出ていく。
「さてと……」
隆史は本を抱えて、妹の部屋に向かった。
「うーん、うーん」
佑香は自分の布団で、うなっていた。
「大丈夫か?」
隆史がそっと声をかけ、頭の上のタオルを水でしぼる。
「あ……おにいちゃん、ありがと……」
「兄妹じゃないか、気にするなよ」
「ごめんね……ほんとは今日帰るんだったんでしょ……」
すまなそうに佑香がつぶやいた。
「いいから寝てろって。せっかく帰ってきたのに、お前の顔ゆっくり見てなかったから な。今日はおにいちゃん、ずっとそばにいてやるから」
「うん……」
佑香が弱々しく、それでも精いっぱい微笑んで目をつむった。
布団をかけ直してやる と、こもっていた少女の匂いが、ふわっと漂った。
背中まで伸ばした栗色の髪が、汗で顔にまとわりついている。
隆史は前髪を指でそっ とよけると、まじまじと妹の顔を見つめた。
(やっぱり、佑香、かわいいよなあ……)
大きな目、細い眉、小さい鼻、すべすべの頬、柔らかく、愛らしい唇。
まるで、キス を待っている眠り姫のよう。
寝顔を見つめているうちに、隆史の顔はだんだんと吸い寄せられ、思わず唇が触れそ うになった。
(いかん、いかん……風邪ひいてる妹に、こんなことをしちゃ)
隆史はあわてて離れると、持ってきた本を読み始めた。
「おにいちゃん……」
「ん?」
しばらくして、佑香のかすかな声が聞こえた。
のぞき込むと、唇が乾いて、大きな瞳がうるんでいる。
少し熱があがったのかもしれ ない。
隆史は妹に体温計を渡した。
「大丈夫か? なんかして欲しいことあるか?」
「あたま痛いし、苦しくって、眠れないの……なんとかして」
「うーむ……」
赤い顔をして、息づかいも荒い。
体温計を見るとと三十九度もある。
隆史は濡れタオルを絞りながら、自分が風邪をひいた時のことを一生懸命に思い出し ていた。
俺が苦しんでた時、母さんは何をしてくれたっけ……
「そうだ、佑香、熱冷ましの座薬入れてやろうか?」
「……うん」
思いつきを口にして、妹が素直にうなずいたので、かえって隆史は心配になった。
「で、でも、いいのか……その、座薬入れるって言うのは、その……」
「……それで、らくに……なるんなら……」
あえぎながら妹がささやいた。
佑香はそれだけつらいということなのだ。
へんな気分 になった自分を隆史は反省した。
恥ずかしがってる場合じゃない。
「よし、わかった、待ってろ」
隆史は薬を取りに行った。
「今から、座薬入れてやるからな。昔、俺が熱でうなされてた時、母さんがしてくれた んだ。すごくよく効くんだから」
苦しそうな妹を楽にしてやるため、とはいえ、座薬を入れると言うのは、すごくえっ ちな行為だ。
佑香の方としては、下着を脱がされるばかりか、おしりの穴まで兄の目 にさらすことになる。
隆史は罪悪感を感じていたが、少し興奮もしていた。
上半身は布団をかぶせたままで、下の方だけまくり上げる。
ピンク色のパジャマをは いた細い足が出てくる。
隆史は、佑香の腰に手をやると、パジャマを膝の下までずり下ろした。
フリルとリボンのついたちょっぴりおしゃれな下着が目に飛び込んでくる。
なんとな く湿っているみたいだ。
今から変なことをする訳じゃない、正当な医療行為だ。
けれど、女の子の下着を脱が すというのは、やっぱりどきどきしてしまう。
隆史がショーツをつかむと、脱がされやすいように、佑香がふっと腰を浮かせた。
動 きに合わせて膝下までずるっと下ろす。
隠されていた女の子の部分があらわになる。
(佑香、まだ生えてないんだ……)
丘のところは赤ちゃんのようにすべすべで、産毛も生えていない。
股間には、すっと 入った縦線が見える。
隆史は妹の足をかかえると、でんぐり返しのように、上の方へ持ち上げた。
ちょう ど、おしめを替える時のようなポーズだ。
「はあ……ん……」
佑香がうめく。
「つらいか? もう、ちょっとだから、がまんして……」
そっと佑香の股間をのぞき込んで、隆史は息をのんだ。
閉じていると縦線一本にしか見えないのに、こうして足を開かせると、内側にある女 の子の秘密まで見えてしまう。
始まりのところには、包皮にくるまれたかわいらしい肉粒がある。
(これがクリトリスかな……)
その下にはピンク色の小さな唇。
確か小陰唇と言うはずだ。
初めてじっくりと見る少女の性器。
なんと愛らしく、エロティックなのだろうか。
真ん中には、身体の奥深くに導かれる神秘の入り口がある。
子宮へとつながっている 膣口。
かすかに濡れて光っている。
(佑香もオンナなんだ……)
その幼い身体の中に、すでに男性を受け入れるための器官が備わっている。
あたりまえのことなのだけど、すごく興奮してしまう。
(ちがう、ちがう……)
こっちを観察しててはいけない。
その下に目を移す。
少しだけ色付いたアヌスは、細かいしわが集まって小さな菊模様に見える。
まわりの おしりも昨日のお風呂上がりのまま、とてもつややかできれいだった。
(座薬って、そのままずぶずぶって挿れちゃっていいのかなあ?)
隆史は悩んだ。
自分の時はどうだったか覚えていない。
もしかすると、ワセリンとか軟膏とか使っていたのかもしれないが、そんなのは見あ たらない。
(こんなにちっちゃい穴なんだから、濡らさなきゃ入らないよなあ)
セックスからの連想で、隆史はそう考えた。
口の中に唾液を溜め、指に垂らす。
そうして、佑香のアヌスに触れる。
くちゅ……
「ふあっ!」
ぴくっと震えて佑香がうめいた。
きゅっとおしりに力が入る。
「楽にして、もう少しの辛抱だから」
隆史は、佑香のアヌスとその回りに自分の唾液を塗り付けていった。
おしりの穴を広 げながら、まるで愛撫するかのように、濡らしていく。
つぷっ、くちゅくちゅ……、つぷっ……
「はあ、はあ……ふぁ……んんっ」
おしりをいじる度に、妹の身体がふるえ、息が荒くなる。
かわいらしいアヌスが、てらてらと濡れてひくついている。
異物の挿入を待ち望んで いるように見えて、何とも淫靡な感じがする。
隆史はティッシュで手を拭いて、座薬を持った。
「今から挿れるからな」
ぐっ……
とがった方を押し当てて、一気に中に押し込む。
「ふあっ……」
ちゅるんっ……
入れてすぐに手を離したら座薬が外へ飛び出てしまった。
佑香の方も力が入ってしま ったようだ。
「ごめん、もう一回するから、力抜いて」
「んっ……」
ぐっ……
もう一度挿れ直して、ぐぐっ、と奥まで押し込む。
今度は手を離さずにアヌスをそっ と押さえる。
「んああっ……」
「ようし、おしりに力入れて、もうしばらくの辛抱だから」
「ん……ふうっ」
佑香がきゅっとおしりを締めるのが指にも伝わった。
「座薬は直接、腸から吸収するから、飲み薬より早く効くという話だよ。実際、小さい 頃俺が熱出したときに母さんが入れてくれたこともあるんだ。ほんとによく効いた よ」
「……」
「これで、一眠りすれば治るから、安心していいからな」
黙っていると、気まずいので、隆史はいろいろと話をした。
いや、黙っているとつい 妹のその部分??自分が押さえているより上の部分??に目がいってしまうのだ。
妹の愛らしい割れ目、幼い性器。
意識すまいとしてもかえって意識してしまい、興奮 が高まって来る。
「も、もう、いいかな?」
今度は、ゆっくりと指を離しても、座薬は飛び出して来なかった。
足を下ろさせてから、ショーツとパジャマをずり上げた。
そして布団を直す。
「隣にいるから、何かあったら、すぐ呼べよ。しばらく眠ってればいいから」
同じ部屋にいると、何をしでかすかわからない。
ペニスがびんびんに固くなって爆発 しそうなのだ。
隆史は逃げるようにドアを開けた。
「……うん」
寂しそうに、佑香がうなずいた。
しばらくしてから、隆史は、妹の様子をうかがいに部屋に入った。
自室に戻って落ち 着いてから戻ってきたのだ。
佑香はぐっすり眠っているようだった。
ゆっくりと部屋を見回す、ファンシーな小物、大きなぬいぐるみ。
本棚にはマンガ、 参考書、まさに女の子の部屋という感じ。
机には、隆史と撮った写真が飾ってある。
「おにいちゃん……」
佑香の声がした。
「あ、起こしちゃったか、気分はどうだ」
「うん、すごく良くな…

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