クラスメートの雅美と雨宿りしてたら… 1

2024/07/12

高3のとき同じクラスに雅美という女子がいた。
小柄だけど明るく元気で、小動物みたいなかわいい子だった。
女子からも男子からも好かれてたな。

イジられキャラ的で、男子からよくちょっかいかけられる。
むきになって反撃してくるリアクションは見ていて面白かった。

この頃は毎日が暇だったな。
受験勉強にもまだ本腰入れてなかったし、部活も半リタイア状態。
だから仲のいい奴らと、放課後よく教室に残って無駄話してたっけ。

大体その輪の中に雅美もいた。
話題が下ネタになって女子どもが引いても、雅美は平気だった。
むしろ負けじと率先してネタを振ってきて、一人でテンション上がってしまい、クルクル回っていた。
かわいい奴だ。

6月のある雨の日の放課後、
この日はみんな帰ってしまい、教室には俺と雅美だけ。
俺と雅美は傘を持ってくるの忘れたので、
二人で雨の上がるのを待って教室で喋っていた。

「雨やまねえなあ。」
「やまないねえ。」
とか言いながら、この雨がやみそうではない事くらいは分かっていた。
帰れないのを雨のせいにして、もうちょっと雅美と喋っていたかったんだと思う。
たぶん彼女も似たような気持だったんじゃないかな。

いつもは集団の中で意地を張り合う仲ではあるが、
考えてみるとこうして二人きりってのは珍しい事だ。
そのせいか、何のせいか、雅美は例によってテンション高め。
俺もつられてしまいハイテンションになっていった。

「じゃさ、じゃさ、きゅーきょくのせんたく。」
雅美は拳を突き上げて、ぴょんぴょん跳ねながら言った。
この頃、仲間内では究極のエロ選択とか、くだらない事が流行っていたんだ。

「おっしゃこーい。」
「A子ちゃんがさあ・・・」

雅美の言うA子とはクラスで一番人気の女子。すんごいスタイルのいい美人。

「服着たままのA子ちゃんが口でしてくれるのと、
全裸のA子ちゃん見ながら自分で手でするのと、どっちがいい?」

何か究極の選択になってないような気もしたが、俺もハイになっていたから、

「ぽおお。俺なら・・・。」
「さあ、どっちだ?」

「全裸のA子に挿入する!」
「あほう。そんな選択肢はなーい。」

「う~む。」

絶対ありえない架空の選択を、かなり真剣に考え込んでいる自分がいる。
雅美は俺の答えを急かすように、

「A子ちゃん、口元せくすぃ~だよね。
あ、そう言えば、着替えのとき見たんだけど、おっぱいすんごくキレイだよー。
さあ、さあ、さあ、どっちがいい?」

「ほう。雅美はA子のおっぱい見たのか。」
俺は究極の選択よりそっちに気がいってしまった。

「ふ~む、A子のは確かに服の上からでもいい形してるもんな。」
と俺は雅美の胸に目をやりながら言った。別に他意があったわけでない。

「おい。何で私のを見る!」
と雅美は両腕で胸を隠した。

「もお、早く答えろー。」
「う~ん。難しい。ま、その選択は取り合えず置いといて・・・。」

俺は雅美をからかってみたくなって、逆に質問をし返した。

「じゃあさ、B男がさ、お前の全裸見ながらオナニーするのと、
服来たままのお前がB男にフェラしてやるの、どっちがいい?」

我ながらワケ分からない質問。
ちなみにB男とは隣のクラスのナイスガイな男子。
雅美はB男のこと密かに憧れているという噂がある。
雅美は案の定、顔を真っ赤にして、口を尖らせながら言った。

「な、何でそこでB男クンが出てくるのよー。」
「さ、どうする?まあ、どっちにしろお前はB男のチンポ見られてラッキーだぞ。」

「やめてー。B男クンはそんなことしなーい。」

所詮は憧れ、雅美はB男を汚したくないのか、生々しい想像を拒んだ。

「○○ずるい。私の問いに先に答えなさいよー。」

俺はそう言う雅美にお構いなしに質問を続ける。

「分かった。じゃあ、B男じゃなく、俺だったら?」
「はい?」

「お前が全裸見られながら俺にオナニーされるのと、
服着たままのお前が俺にフェラするの。どっちがいい?」
「・・・キモっ!」

「おいおい。何で俺だとそうなるんだよ。ははぁ~ん、想像しただろ?」
「うっさいうっさい、ハゲ!」

「ハゲじゃない!坊主だ!」

キモイとか禿げ呼ばわりされた俺は、雅美を挑発した。

「まあ、A子ならまだしも、雅美じゃあ俺は勃起しないねえ。
俺が雅美で勃起しないという前提がある以上、
この選択はナンセンスだったな。A子ならまだしも、な。」

「む、カチンときた。」

雅美は雅美なりにA子に対抗心があるのか、
ちょっとムッとした表情になった。
雅美は単純ですぐムキになる。
そこをいつも男子から標的の的にされるのだが。

「勃起させてやる。」
雅美はそう呟いた。

「ほう。どうやって?」
「むむむむ。」

「よし30秒やろう。俺を勃起させてみろ。」
「え・・・1分!」

「ダメ。30秒。」
「45秒!」

「分かった。手を打とう。負けた方は罰ゲームな!始め!い~ち、に~。」

俺は時計を見てカウントを始める。
急のスタートに雅美はあわわとパニくり、髪の毛をもしゃもしゃと掻き毟る。

「ろ~く、ひ~ち・・・」と、カウントは進む。
「む~。えいっ!」

雅美は俺の股間を手で軽くふれてきた。

「うわっ!」

俺はさすがに面食らった。
雅美の事だから、お間抜けなセクシーポーズでもして、
俺を興奮させようと試みるんだろ、と高をくくっていたが、
まさか直接攻撃に出てくるとは。

しかしさすがに雅美本人も恥ずかしかったのか、すぐ手を引っ込めた。
が、俺がついビックリした声を出した事に気を良くしたのか、
また、そーっと股間に手を伸ばし、かるーく触れてきた。

顔を真っ赤にさせながらも、悪戯っぽい表情を浮かべて擦る。
この微妙な感触が、俺のチンコにはむしろ刺激的だった。
ヤバイ。勃起しそうだ。

俺は「・・・15、16、17・・・」とカウントに集中をし、
土井たか子の事を想像して、気を静めた。
雅美も負けじと俺の集中を散らす為に、
チンコを擦りながらここで意外なことを口にした。

「A子のさあ、おっぱい。この手で揉ませてもらった事あるけど、
すんごい柔らかくて気持ちよかったよー。」

何と!ここでA子を持ち出すか。お前にプライドはないのか。
え~っと、A子の乳揉んだ手で、俺のチンコ手コキ・・・これは・・・間接パイずり?

むく、むく、むくむくむく。
余計な妄想で集中の途切れた俺、チンポが不覚にも大きくなってきた。
雅美もそれが分かったのだろう。
してやったりといった顔で、手の上下運動のスピードを速めた。

むむむ。こうなったら誤魔化すしかない。

「38、45!ハイ、おしまい!」
「ちょっと!ズルイ。数飛ばした!てか、もう大きくなってるじゃん!」

「いや、こんなの大きくなったうちに入らない。俺が勃起したら天井につくくらい・・・。」

俺が言い訳しているのを雅美は全く聞かず、

「やったー。勝ったー。勝ったー。全裸deオナニー。ぜ・ん・ら・で・お・な・にー!」

怪しげな小躍りとともにそう叫んでいる。

「おい、聞けよ!と言うか、何だよ。その全裸でオナニーって?」
「ばっつげーむぅ。勃起した罰ゲーム。ここで全裸で、お・な・にー♪」

と、妙な節をつけて歌うように言った。

「おいおい、聞いてねえよ。」
「今そう決めた。さあ、さあ、さあ。」

百歩譲って負けは認めよう。不本意だが罰ゲームも受けよう。
でも全裸でオナニーは勘弁して下さい。

「と言うか、俺のなんてキモイんだろ?」
「気持ち悪いものほど見たくなるって言うじゃ~ん。」

雅美は完全にトランス状態だ。
けっこう遅い時間だが、まだ廊下からちょろちょろと人の声はする。
雅美の素っ頓狂な声が大きくて、俺はちょっと恥ずかしくなり、

「分かった。分かった。静かにしろ。さすがにここではまずい。ついてこい。」
「わーい。」

俺は雅美を教室から連れ出した。

この校舎には屋上に通じる階段が二つある。
そのうちの一つは、躍り場にびっしり机と椅子が積んで封鎖されている。
そこに雅美を連れて行った。

実はここに積んである机と椅子はパズルみたいになっていて、
3つ4つずらすと道ができ、その奥のちょっとしたスペースに通じる。
かなり前に悪友たちとちょこちょこと椅子と机を移動させ、
ガキみたいだが秘密基地を作ったのだ。
もっぱらここでする事と言ったら昼寝するか、エロ本読むくらいだが。

「うわー。すごーい。こんなのあったんだー。きゃー。」
雅美は大興奮だ。

「絶対人には言うなよ。荒らされたらたまらんからな。」
「うん。言わない。けど、私もたまに使っていい?」

「う~ん、他の会員に了解とっておくよ。その代わり絶対内緒だぞ!」
「やったー。」

人が4~5人座れるくらいのスペース、
ダンボールを敷いて、その上に雅美と俺は体育座りをした。
土足厳禁だから上履きは脱いで、端っこに揃えて置いた。上履きは土足か?
雅美は嬉しいのか、体を前後に揺すりながら、

「男の子ってこういうの好きだよねー。」

秘密基地の興奮で、全裸deオナニーの事は忘れているようだ。
まあ、それならそれで良かった。

「さあて、○○。ここなら思う存分できるね。」
「ん?何を?」

「全裸deオナニー。」

覚えてやがった。くそっ。どうせ本気じゃないだろ。

「ああ、もう。分かったよ!」

ハッタリかましてちょっと脱げば、顔を隠してヤメテと言うに違いない。
俺は立ち上がりワイルドに上着を脱いだ。

「いえーい。ストリップしょー!」
と雅美は大喜びしながら拍手した。

体育座りの雅美の目の前に立つ俺、距離はかなり近い。
俺はカッターシャツを脱ぎ捨て、上半身裸になり、
そしてベルトに手をかけ、一気にズボンを降ろす、
・・・つもりだったのだが、引っかかるモノがある。

実は雅美の前に立って気付いたのだが、
雅美はパンチラしている。本人は気付いてないだろうけど。
俺は再勃起していた。腰の引いた変な格好になってしまった。

その体勢でズボンを半分まで降ろし、雅美の方をちらっと見る。
そろそろたじろいでいるだろう。
しかし雅美はたじろぐどころか、まさにワクワクと言った顔だ。

「あの・・・止めないの?」
「止めないよ。」

<続く>

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