蜜の味

2024/07/06

僕が彼女を見たのは、土曜の午後、駅に隣接したファッションビルの中だった。
一目見て、胸が疼くような気がした。そういう経験ってあるだろ?
一目見ただけで、(あっ)と思うようなこと。
彼女は一人で、バッグや洋服が並んでいる売り場をながめながら、ゆっくり歩いていた。

年齢は20代なかばくらい。
やや茶色の長い髪が、肩のあたりまで波打っている。
スタイルのいい身体にぴったりはりついたブラウスから、それとわかるような、大きな乳房が盛り上がっているのがわかる。

僕がみつめているのがわかったのか、彼女はふと目をあげた。色白の肌に大きな目。ハート型の唇がつややかなピンク色に塗られて、まるで濡れているみたいだった。

目と目が合ったときに、彼女の方にも何かが走ったのがわかった。
それから…、僕は勇気を出して声をかけてみた。
一人ですか?とか、お茶でも飲みませんか?とか、ありきたりなことを言ったと思う。

僕達はコーヒーを飲みながら、少しおたがいのことを話した。
僕が大学生だと言うと、彼女は自分は26歳で結婚していると言った。

「え?結婚してるの?そんなふうに全然見えないけど…」と言うと、
「ありがと」と言って、彼女はとても可愛く笑った。

「だけどこんなふうに男と話しててだいじょうぶ?」
「じゃ、どうして誘ったの?」
と言って、彼女はいたずらっぽく、こっちを見た。

「だって…素敵だったからだよ」
「ほんとに、そう思う?」

「うん、すごく…一目見て、すごくキレイだと思ったよ」

僕がキレイだというと、彼女は少し赤くなった。

彼女の名前はユミといった。
そして今、僕達はホテルの一室にいる。
ホテルの部屋のドアを閉めたとたん、ユミを後ろから抱きしめると、
ユミは「いや…」と小さく言った。

ブラウスごしに大きな乳房をゆっくり撫であげる。
ブラウスのすきまから指を差し入れ、ブラの間から乳首をつまむと、
ユミは「あっ…」と可愛い声をあげた。

「もう感じてるの?」と言いながら、ゆっくり乳首をこすると、
ユミはイヤイヤをするように首を振った。

「どうして?ユミ、恥ずかしいの?」
「だって…年下の男の子なんて…あっ…初めて」

指の先で固くなり始めた乳首を転がしながら、
白い首すじに息を吹きかけると、
ユミの口から小さなあえぎがもれ、頬が紅潮していく。

「ユミ、おっぱい見せて」

ブラウスのボタンをはずし、白いレースのブラをひきむしるように脱がせると、Dカップはありそうな乳房がむきだしになった。

「ユミのオッパイって、大きいんだね?」
「いや、あんまり見ないで…」

「ううん、すごくキレイだよ…」
とがった乳首の先に顔を近づけ、音を立てて吸うと、
ユミの身体に大きく震えが走った。

片方の乳首を指の先でねじりながら、
口をつけているほうの乳首を舌でころがすと、ユミは
「あっ、あっ…」と声をあげ始めた。

「すごく感じやすいんだね?」
「いや…ん」

ユミは大きくかぶりを振り、白い枕に片頬を埋めた。
舌でころがしていた乳首を軽く噛むと、ユミの声が押し殺した
「うっ…ううっ…」に変わっていく。

右手をゆっくり胸からわき腹、そして革のスカートへとおろしていく。
ユミは両足をぴったり閉じている。

「脚を開いて…」

腿までまくれあがったスカートの下から、ストッキングに包まれた
ユミの太腿を撫で上げる。

「あっ、ストッキングが濡れてるよ?ユミ」

ストッキングの上から丸みのある丘を撫で上げる。

「いや、そんな恥ずかしいこと言わないで…」
「だって濡れてるんだもん…もうパンティの中は…」

「いやぁん…」

ストッキングを引き降ろし、レースのパンティの縁から指を入れると、
中はとろとろに濡れていた。

ユミの美しい顔はほてり、汗ばんで、ハート型の唇は半分開いたままで快感をこらえている。

「もうぐっしょりだよ?」
「そんなこと、言わないで…」

また乳首を吸いながら、蜜があふれ出している入り口に指を這わせる。
熱い花びらをたどり、指先がクリに触れたとたん、ユミは
「ああっ」と、大きな声を出した。

「ここが感じるんだね?」
クリを指の先でいじると、ユミの身体は大きく波打ち、熱い蜜がまたあふれ出す。閉じていた太腿が少しずつ、開いていく。

僕のペニスはもう痛いほど硬くなって、直立していた。
ぐっしょり濡れたユミのパンティから、女の匂いが広がる。
僕は服を脱ぎ捨てて裸になった。
そしてユミのスカートを脱がせ、ストッキングとパンティを降ろした。

「握って」

そう言ってペニスを握らせると、強い快感が走った。
もうちょっと強い刺激があればそのまま発射しそうだった。
僕はユミの手を離し、もう一度彼女の首筋から胸に口をつけていった。

可愛い草むらに顔をうずめようとすると、ユミはびっくりしたように、
「いや。ダメ…」と言った。

「だって可愛いんだもん。ここにキスしたいんだよ」
「いきなりそんなの…」

無理やり、脚を閉じた丘に唇をつけると、ユミの全身が細かくわななくのが伝わってきた。

そのうち、初めはきつく閉じていた脚が、少しずつ開いていく。
舌の先がクリをとらえたとき、ユミは「あうっ」と叫び、全身をしならせた。
舌の先で小さなクリを責め続けると、ユミの身体はしなり、腰がピクピク動いた。

「あっ、あっ、あっ、あっ、だめぇーっ、そこ、いちばん感じるの、
だめーっ、イっちゃうよーっ」

ユミは腰を大きく揺らすと、

「あーっ!」と悲鳴のような声をあげた。

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