好きだった人と同窓会で再会し凄い展開に 1

2024/03/03

大学1年の時からモテまくってた由紀恵。
2年の時にはミスコンにも選ばれたのに、そんな柄じゃないと自ら辞退してた。

だから男の間では密かに
「本当のミスキャンパスは由紀恵だな」
って言われてたほど。

同じサークルだった俺は、話が出来るだけでも幸せを感じてました。

でも1年の終わり頃、由紀恵には彼氏が出来てしまって遠い存在へ。
噂では20代後半のチャラ男系だが、俺でも知っていた企業の2代目社長の次男坊みたい。

長男がいたから社長になるとかはなかったようだが、玉の輿って事で万事OK状態。
卒業後もそのまま付き合い、卒業後3年目に結婚。
そしてすぐに妊娠し、立て続けに2人の子供を出産。

同級生だったが高嶺の花で遠い存在だった由紀恵。
でも本人はほぼ特別意識が無いようで、誰にでも愛想よく接してくれてた。

まあそれが罪深い行為ではあったが、誰しもが一度は・・・って思えるような女でした。

そんな由紀恵と再会したのは29歳になった年のサークル同窓会。
昔からモテない俺はもちろん独身だったが、半数以上が既婚者で驚いた。

久し振りに会った由紀恵は昔と変わらぬ美しさでした。
子供がいるとは思えないほど細くてスタイルも変わらず。

喋りたかったが1次会は男共と喋っていて、初めに交わした挨拶だけで終了した。

思い掛けなかったのは2次会。

総勢30人以上の先輩後輩が集まっていたので、幾つものグループに別れて2次会へ突入した。

同級生たちが多いグループにいた俺は、由紀恵もいてラッキーだなって思ってました。

楽しく飲んでいたのにしばらくして仕事の電話が入り、外に出て電話をしてたんです。

そしたらそこに由紀恵がきて、由紀恵も電話で喋ってました。
互いにアイコンタクトしつつ電話をし、先に切った由紀恵はなぜか俺を見てるんです。

何だろう?と思いつつも喋っていて、電話を切ると由紀恵から喋り掛けてきました。

「仕事の電話?」
「あぁ、うん」

「大丈夫?」
「いやぁー大丈夫じゃないみたい」

「もう帰るの?」
「多分ね・・・旦那?」

「そぉ~なのよ、早く帰って来い!って」
「そかそか、お互いに大変だね」

「アタシは大変じゃないけどねw」

軽く酒が入っているとはいえ可愛さは昔以上に感じられました。

昔からの綺麗さに妖艶な色気も混じってて、その気になれば色気ムンムン系にもなれそう。

なのにニコッと笑うと可愛らしい表情になるので、緊張しちゃって変な気分になるんです。

俺は戻ろうとしたんですが、なぜか由紀恵の喋りは止まらない。
俺と喋りたいのかな・・・って勘違いしちゃうほどよく喋ってた。
どうしたもんかと思っていると、思い掛けない方向に会話が流れて行った。

「そうそう、ずっと言えなかったんだけど、あの時ありがとね」
「あの時?」

「ほらぁ~合宿の時の・・・」
「えっ?合宿?何かしたっけ?」

「えぇぇーっ!覚えて無いの?ショックぅ~~」
「あはは・・・・ゴメン・・・」

由紀恵が言うには、先輩にしつこく言い寄られてた時に俺が助けたみたい。
助けた覚えは全く無かったんだが、その時の状況は思い出した。
初めて聞くその話に正直驚いてしまいました。

その先輩は俺達が1年の頃から由紀恵に言い寄ってて、4年間ずっと継続してたらしい。

1年の時に初めて行った合宿でベタベタ触られ、2年の時は怖くて欠席。
3年の時は周りに相談してたから、1人にしないとか言われて合宿に参加。

その頃はストーカー気味になっていて、自宅の近所や電車とかで待ち伏せもあったとか。

怖くて彼氏に迎えに来てもらったりしてたようで、何度も携帯を変えたって言ってた。

そんな状況で参加した合宿の帰り道。

由紀恵は疲れて車内で爆睡していて、サービスエリアについても起こされなかったみたいらしかった。

周りの気遣いだろうけどね。

生温かい変なニオイでふと目を覚ますと、隣にその先輩が座ってる。
しかも抱き締められていて、顔が目の前にあったんだってさ。
思わず叫ぼうとしたけど怖くて声が出ない。

するとそのままムギュッと抱き締められ、怖くて怖くて何も出来ない状況になってたらしい。

そこに俺が現れて、その先輩を連れ出してくれたって言ってた。

確か俺はあの時トイレに行ってて、先輩に
「アイツに何飲むか聞いてきて」
と頼まれたんです。

何で俺が・・・とムカついたが、仕方なく戻ってミニバンの後部座席のドアを開けたんだった。

邪魔しちゃったかなと思ったが、先輩に
「何飲みます?」
とか聞いて・・・そうそう、すっごいキョドってたから

「じゃ○○先輩に自分で言って下さいよ」
とかキレ気味に言ったんだっけ。

それでそのまま先輩と一緒にサービスエリア内に行った記憶が蘇ってきた。
あの時そんな事があったとは初耳だった。

そういえばあの合宿以降、由紀恵はサークルに顔を出さなくなってた。
でも4年になってからは普通に来てたから、あぁ~そうだったのかと納得した。

「あれは先輩に頼まれて・・・」
とバカ正直に答えた俺に、由紀恵は

「相変わらず素直だね」
と肩をポンポンしてきた。

相変わらずとは・・・と思いつつも嫌な気がしない。
改めて有難うと言われた後、2人で店に戻った。

でもそれから30分もしないうちにまた仕事の電話が掛ってきて、俺は会社にあるデータを取りに行って家で作業しなきゃいけない状況に。

「ゴメン、俺ちょっと帰るわ」
周りの友人達に声をかけ立ち上がると

「アタシも帰る~」
と由紀恵の声が。

「なんでよぉ~」
「どうしたの?」
と俺には無かった声が幾つも飛び交うw

「さっきから旦那がウルサイんだもん」
と帰る理由を説明してた。

お金は置いてあるので俺は1人で店を出て、電車にするかタクシーにするか考えてた。

そこに

「よっ!」

と肩を叩く由紀恵。

「タクシーで帰っちゃう?」
とおちゃらけて聞いてくる。

「独身ですからねぇ~」
とか言いつつタクシーを拾う事にした。

「じゃアタシもぉ~」
と同乗しようとする由紀恵に、俺職場に寄ってから帰るんだよって説明したが、イイよイイよアタシも行く!と変なテンション。

先に送るか・・・と思ったが、一緒に行くと言ってきかない。

どうせたいした会社でも無いので、一緒に行く事にした。
本当は由紀恵と過ごせる時間が楽しくて嬉しくて仕方が無かった。

<続く>

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