好きだった人と同窓会で再会し凄い展開に 2
2024/03/03
警備の人に鍵を開けてもらい、一緒に中へ入ってくる由紀恵。
やたら
「何?あれ」
とか
「社長室は?」
とか言ってたが、軽くスルーして自分の机に行ってデータが入ったメモリーを取ってきた。
またタクシーを拾って一緒に乗ったが、どう考えても俺の家が猛烈に近い。
「いや、送っていくよ!」
と強引に向かっていた時でした。
急に
「吐きそう・・・」
とか言い出して、急遽行き先をウチへ変更。
「コンビニに寄る?」
「うぅぅ・・・ダメかも・・・」
「じゃちょっと降りで休憩する?」
「横になりたい・・・・」
「えぇぇ・・・どうしようか・・・我慢できない?」
「カズ君のウチ寄って良い?」
「そりゃイイけど・・・」
俺が誘ったわけじゃ無く、由紀恵から行きたいと言ってきたんです。
まあそんな会話をしてた場所からウチまで、ほんの数分の距離でしたから。
マジで具合悪くてウチで休みたいって言ってると思いました。
肩を貸しながら部屋に入り、とりあえずソファーに座らせました。
「待ってて」
とそのまま部屋を出て、下にあるコンビニで飲み物などを購入。
ほんの10分も経って無かったと思います。
急いで部屋に戻ると、光景を見てポカンとしてしまいました。
まずは由紀恵の格好。
今朝脱いだままベッドに置いておいたグレーのスエットを普通に着てる。
TVの前に体育座りしたまま振り返り
「お帰り!」
と笑顔で言ってきてた。
しかもそのTVにはいつか見てたエロDVDが映ってて、思いっ切り「あんあん」言ってる。
どういう事?!と理解できない俺は、しばしポカンとしたまま直立不動。
その姿を見てゲラゲラ笑う由紀恵。
「ちょっと・・・なに?どういう事?」
近付いていって思わず呟いてしまった。
「だって具合悪いって・・もう治ったの?」
「うん、治った!」
「つかその服、洗って無いから汚いよ。。」
「うん、すっごい男臭かった!」
「じゃ何で。。。えっ?何?これってドッキリ?誰かいるの?」
「違うよぉ~~ww誰もいないってばwww」
由紀恵の妙な行動が理解できなかったが、買ってきたお茶などを飲んでみた。
「お酒は無いの?」
「だってまた具合悪くなるよ?」
「もう治ったから大丈夫!すぐ横にもなれるし」
「そういう問題じゃないんですけど。。。」
晩酌用に置いてある焼酎を2人で飲みながら、由紀恵はAVを見て俺にアレコレ聞いてくる。
止めようよって言っても、ダメ!ときかない。
「カズ君でさぁ~巨乳好き?」
「いやぁ~~まぁ~・・・・ね・・・・」
「男の人って好きだよねぇ~ウチの旦那もそうだし」
「そうだ!旦那さん怒ってるんじゃない?」
「何で?」
「だってさっき電話で怒ってたんでしょ?」
「うん、怒ってたw」
「じゃ帰らないとヤバいでしょ」
「大丈夫だよ」
「大丈夫じゃないだろ、俺が怒られちゃうじゃん」
「だって旦那、今沖縄にいるし」
「へっ?」
「沖縄から電話で怒ってたのw」
「そうなんだ・・・」
「今日は大学の友達と朝まで飲むから!って言ってあるし」
「へぇ・・・・」
なんで由紀恵が俺の家にいるのか、しかも俺の服を着て寛いでいるのか、由紀恵の気持ちがさっぱり分からない状態でした。
そんな俺を尻目に、由紀恵はAVを見ながら質問ばかりしてくる。
終いには
「もっと隠し持ってるんでしょ~~」
と勝手にクローゼットを漁り出してた。
他には無くPCに入っているので、余裕をカマして漁らせてやりましたが。
結局何も無いと分かると、困った事を言い出しました。
「じゃシャワー借りよっかなぁ~~」
焦りました。
何でシャワー?
まさか俺とヤル気?
いや、そんなはずはないよな、と焦りまくり。
それを悟ったのか
「大丈夫!襲わないから!」
とニヤニヤしながら言われました。
腑に落ちない俺でしたが、新しいバスタオルとスエットを渡しました。
そして地獄の様な時間が30分ほど。
あの由紀恵がすぐ近くでシャワー浴びてる。
ガタッ!とドアを開けたら全裸の由紀恵が・・・想像するだけで勃起しまくりです。
俺は意味も無く腕立てをして邪念を振り払いました。
やっと出てきた由紀恵はスッピンでしたが、びっくりするぐらい可愛い。
化粧を落としたら幼さが出てきて、アタフタするぐらい可愛かった。
「眉毛無いっすよ・・・」
必死に考えて出た言葉がそれw
「麻呂みたい?」
とおちゃらける由紀恵。
不思議な雰囲気の中、主導権は由紀恵にある空気。
気まずいので俺もシャワーを浴びると言ってその場から逃げた。
昔からモテる事も無かった俺は、半年ぐらい前に風俗で抜いたっきり。
コレはヤバいと思って、スッピンの由紀恵を思い出しながら風呂場で抜いといた。
これでひとまず我慢は出来そう。
スッキリした気分で部屋に戻ると、由紀恵は勝手にベッドで横になりながらTVを見てた。
「随分とリラックスしてますな・・・」
「なんかねぇ~w」
「一つ聞いておきますが、もしかして泊まる気ですか?」
「えぇ、そのつもりで御座いますが?」
「一応俺も男なので、それは如何なものかと」
「もしかして襲い掛かってきちゃう?w」
「そんな勇気もありませぬが、もしかしたら有りうるかと」
「はいはい、じゃカズ君はソファーで寝てね?」
転がされてる感ありありだったが、俺にはそれだけでも嬉しかった。
電気を消してソファーに寝転び、TVを見ながら学生時代の話をした。
その内に眠気が襲ってきて、知らないうちに寝ていました。
<続く>