楽園訪問

2021/09/03

「じゃあ2人とも、ちゃんと留守番してるのよ」

11月の静かな夜。
星明かりの届かない夜闇としとしとと降り続く秋雨に紛れ、俺はこの家にやってきていた。
庭の脇を抜けた先にある正門の方から、傘を叩く雨音に混じって聞こえていた話し声もすぐに止み、エンジン音が遠ざかってゆく。
そこから愛らしいターゲットたちが戻ってくる前に、俺は音もなく玄関扉へ身を滑り込ませた——

「ね、上でカプモンの続きやろぅ?」
「うん、先上がってて。トイレ行ってくる」
玄関を入ってすぐのところにある掃除用具置き場の中で身を潜めていると、玄関の開閉音と共に小鳥のような声が響く。
それも、すぐ近くで。
思わず荒い吐息1つをこぼし、俺は二手に分かれてゆく足音が止むのを待つ。
—階段を昇る足音。
——トイレであろう扉の開閉音。
———もう1つ、上から別の扉の開閉音。
(よし・・)
俺は静かにここを抜け出し、階段へ向かった。
2階に上がると3つの扉があったが、中に人の気配のするものはすぐにわかった。
一番奥の扉の中からポップな音楽が響いている。
それは、低年齢層に圧倒的人気を誇り、アニメ化までされているコンシューマゲーム『カプセルモンスター』のBGMだ。
格言う俺もしっかりハマっており、アニメを毎週録画は当たり前、データを改造して作ったありえない強さのモンスターをネット対戦でよく暴れさせている。
ともあれ、ターゲットがいるのはここに間違いない。
ドアノブに伸ばす手に震えを感じたが、ここは迅速に行動しないといけない。
俺は覚悟を決めると、扉の中に踊りこんだ。

「ねぇ、さっきのモンスターって・・きゃっ」
ゲームに熱中していた少女を捕獲するのは簡単だった。
ベッド脇、フローリングの床に女の子座りでぺたんと腰を下ろし、上半身を乗り出すようにして画面を見入っていた少女に後ろから近づき、抱きつくように口と腰元を押さえ込んだ。
少女は勇敢にも俺を振り払おうとするが、三十路前の男の力を前に、そんなのは何の意味も持たない行為だ。
とはいえ、声を上げられるのだけはまずい。
心情的には使いたくなかったが、俺は少女の腰を抑えていた手でポケットからバタフライナイフを取り出すと、それを彼女のすぐ目の前にちらつかせる。
「ねぇ、頑張ってお兄ちゃんを倒すのと、お兄ちゃんの言うとおりにして静かにしているの、どっちがおりこうさんなのかなぁ?」
「・・・ぅ」
「大きな声を出さないでいい子にしていられるよね?・・・ねッ?」
強引に抱き寄せる小さな肢体。
少女のうなじの辺りから漂う、成熟していない女の香りに少し頭がくらくらしたが、もう1人が上がって来る前にこちらを処理しきらなければならない。
怯える少女が小さくうなづくと、俺は一度彼女の拘束を解き、用意してきた2mほどのビニールテープで素早く彼女の片足とベッドの足を繋ぐ。
そして、その直後に部屋に戻ってきたもう1人も同じ方法で捕獲。
最後に扉の鍵を閉めると、俺は震える呼吸を整えにかかる。
だが、間一髪の緊張感もすぐに悦楽の疼きへと姿を変えていくのだった——

俺はベッドに腰掛け、前に2人を立たせている。
この2人はこの家に住む双子の姉妹だ。
丸々とした大きな瞳、細身ながらこの年頃独特の肌の柔らかさ、まだ凹凸が出始めたばかりの肢体。
顔つきや体つきだけみていると、ほとんど見分けがつかないが、表情作りや髪型・服装辺りに非常に分りやすい差異がある。
最初に捕まえた方は先の切り揃えられた短めのポニーテールをフリルの純白リボンでまとめ、青と白のストライプ模様の長袖シャツに膝上くらいまでの半ズボン。
やや釣り目。
あとから捕まえた方は腰上辺りまで下ろしたロングヘアー、片側だけを小さくまとめてるワンポイントは姉妹お揃いの白いリボンだ。
白いTシャツの上にふっくらとした白のボレロと、下は膝下まである淡いピンクのチェックのスカート。
やや垂れ目に金の縁取りが上品な丸眼鏡をかけている。
彼女たちにはまだ縁のない言葉だが、要は体育系・文科系という奴だ。

「ねえ、お名前はなんて言うの?」
俺は2人の顔を交互に覗きこむように問いかける。
2人ともしばし戸惑いを見せていたが、やがておどおどと口を開いた。
「・・もりさとひよ」
「・・・も、もりさとみよ」
「ふうん、ひよたんとみよたんか。双子なんだよね?どっちがお姉さんなの」
「・・・」
「・・ひよ」
ポニーテールの方が小さく手を挙げ、ロングの方が言葉で補足する。
2人とも表情は硬く、怯える眼差しで俺を見ている。
俺が侵入者である事自体が恐怖の対象であろう上に、先程のナイフの脅しが予想以上に効果的だったようだ。
幼い2人が俺の機嫌を損ねないように一生懸命頭を使って頑張る様は、実に征服欲をかきたてられる。
「ひよたんとみよたんは何年生なの?」
「・・4年生」
「・・・4年生」
「そっか、じゃあ毎日ランドセル背負って学校に行ってるんだ。ん~・・そっかそっかぁ、いいなぁ~、かわいいなあ~♪」
問いかけに対し、彼女たちのとるリアクション1つ1つが俺の胸を弾ませる。
今まで30年近く生きてきた俺だが、こんな素晴らしい娯楽が存在するなど思いもしなかった。
しかも、予定通りいくとするなら、これは明日の日が昇る前までは続けられる。
俺なりにこの家について下調べをした結果、母親と姉妹の3人家族であるという事と、詳細までは知らないが、その母親も毎月第2第4土曜の夜は不在な事がわかっていた。
今日はちょうどその第4土曜日。
母親は先程、いつものように車で出かけていったのを確認しているのだ。
「さて、僕は『お兄ちゃん』だよ。ひよたんもみよたんも仲良くしてね」
台詞自体は爽やかなものなはずなのに、今の俺が言うと全然そうならない。
粘液質の吐息といつもより低く太い声、それに含んだ笑み。
どうしても、威嚇や嫌らしさが滲み出てしまうが仕方ない。
この状況でハァハァするなといわれても無理というものだ。

「あっと、2人とも立ったままじゃ疲れちゃうよね。ささ、みよたんは僕の隣にお座り。で、ひよたんは僕の前に座っちゃおうか」
「・・・」
「・・・」
「さあ、おいでおいで♪」
俺は躊躇しているひよたんの手をとる。
ひよたんは一瞬びくりとしたが、それ以上の抵抗はしなかった。
大股でベッドに深く座る俺の両太腿の間に、恐る恐る小さなお尻を降ろす。
すると、みよたんも姉に続くように横に腰かけた。

「ひよたん、綺麗な足だなぁ~。何かスポーツとかやってるの?」
「・・(こく)」
「何のスポーツやってるの?」
「・・・テニス」
「へぇ~、テニスかぁ。上手なんだろうねぇ~」
俺はひよたんを後ろから抱くように肩、腰、足と撫で回す。
服の上から、そして時には直に触れるすべすべの肌。
そこから漂う甘い香りを嗅覚で楽しみ、問いかける度に返ってくる愛らしい声に萌える。
先程、不意をついて取り押さえた時にはなかった精神的余裕が、この優雅な楽しみを感じているのだ。

「さて、次はひよたん右側に座って、みよたんがここに座ってみようか?」
俺はひよたんの両脇を抱えあげ、そのまま右側に座らせる。
『まるで羽のよう』・・なんていうとポエミィすぎるだろうか。
ひよたんはとっても軽く、俺はそこにまた1つ彼女の愛らしさを感じてしまう。
「じゃあ、みよたん。ほら、ここにおいで♪」
「・・・」
「ん?どうしたんだい?みよたんは恥ずかしがり屋さんなのかな?」
「・・・」
一方、俺の左側に座っていたみよたんはなかなか動こうとしない。
うつむいて黙りこくっている。
大人しいみよたんは、いつも姉の後ろに隠れているタイプなのであろう。
ひよたんに比べて、思い切りがない。
だが、俺としてはそこがまた萌えてしまう。
「・・・ふむ」
仕方なく、みよたんもひよたんと同じように抱えあげて座らせる事に決める。
だが、それを行動に移す直前にひよたんが口を開いた。
「みよ!お兄ちゃんの言う事、ちゃんと聞かないとだめだよ!」
姉の言葉にしぶしぶ従うみよたんをボーっと眺めつつ、俺は心中、感涙にむせっていた。

『お兄ちゃん』

みよたんの口から出た一言。

『お兄ちゃん』

これはやヴぁい。
くる。
マジモエだ。
自分で『僕はお兄ちゃんだよ』と名乗っておきながら、実際に呼ばれると格別な感動があった。

「あ~っと、さてさて・・」
そこで本題に戻る。
目の前にやってきたみよたんの感触を楽しみつつ、色々と問いかけてみる。
「みよたんは何が趣味なのかな?」
「・・・・マンガ読む事」
「ふ~ん、マンガかぁ。お兄ちゃんもね、マンガは大好きなんだ」
今更ながら、ベッド横に本棚がある事に気づく。
そこにはたくさんの少女漫画がずらりと並んでいた。
『きまぐれなイヴ』
『恋してボディ☆トーク』
『ラヴ・デビル・ラヴ』
『Hでプラトニック!』
・・etcetc

「うわっ☆」
思わず失笑。
自慢じゃないが、俺はアニメ・ゲーム・マンガに関してはかなり詳しい。
どれもそんなに知名度の高い作品ではなかったが、よく知る作者・タイトルであった。
小中高生付近をターゲットにした少女マンガ雑誌、月間『ガールコミック』通称ガルコミの掲載作品だ。
愛らしさ&セクシーさ重視の絵柄と恋愛をテーマにした軽いノリのストーリー、時の流行に合わせて次々かわる誌風からは目立ったヒット作品こそ生まれていない。
だが、それでも割と安定した売り上げを誇っているのは、頻繁に出てくるエッチっぽいシーンが少女たちの未熟な性への憧れを掴んで離さないからだろう。
「お兄ちゃん、これほとんど知ってる☆」
俺はひよたんの後ろから手を伸ばし、マンガの1冊を手に取る。
「みよたん、ラヴデビ好きなんだ?」
「・・・・(こく)」
「みよたん、エッチさんだなぁ~」
「・・・・・・」
この『ラヴ・デビル・ラヴ』という作品は、ダンテとルシファーという対立する2人の美形魔王が人間に化けて人間界へやってきて、そこで天使の生まれ変わりである少女『天川聖羅』を妻にしようと奪い合うといった感じの内容。
もちろん、この聖羅というのが主人公で、能天気でおっちょこちょいで変にポジティブ、そしてHに対する興味も少々という、この手の作品の量産型ヒロインだ。
魔王2人があの手この手で罠をかけ、聖羅を手篭めにしようとするが、毎回ギリギリのところでヒロイン持ち前の強運に出し抜かれ、次第にその魅力の虜になってゆくといったストーリー進行で、物語の最後には確か3Pっぽいシーンがあったはず。
だが、その最終巻は本棚にはないようだった。

「みよたんは、ダンテとルシファーどっちが好きなの?」
「・・ルシファー」
「ははは、やっぱりルシファーかぁ」
この2人の魔王というのも、またステレオタイプの性格だ。
変に野蛮な口調で、すぐカッとなる好戦的で直情なダンテ。
変に知的過ぎる口調で、『クス・・』と嘲笑うのが癖のルシファー。
なぜか後者のタイプの方が毎回人気を集めるのが、この業界の常だった。
ともあれ、俺はぺらぺらとページをめくる。

「聖羅。今宵、貴方の体を頂きますよ・・」
俺はみよたんの耳元で情感を込め、ルシファーの台詞を音読していく。
「貴方は気づいているのではないですか?ご自身の体に起きている異変に・・」
「そうです、先程のワインは魔界の媚薬だったのですよ」
「黒い翼を持った貴方はさぞや美しい事でしょう。このルシファーに抱かれるのにふさわしい・・」
耳元でそんな台詞を並べ立てられていくうち、みよたんは身をちぢこませ、内股気味に閉じた細い両足をもじもじとさせ始める。
それは性への興味がある証拠。
みよたんは俺の仕掛けた罠にかかり始めているのだ。
・・が。
格言う俺自身が、すでにそれどころではなかった。
これぞまさに、ミイラ取りがミイラ。
みよたんより先に自分が罠にかかりまくっている俺は、ダメな大人の見本を地でいっていた。

「ハァハァ・・・・・みよたぁん♪」
「・・・ぁ、あんっ」
ゆっくり進めていこうと思っていたスキンシップであったが、早くも急展開。
みよたんを後ろからしっかと抱き込んだ俺は、右手をスカートの奥深く侵入させる。
指先に柔らかなパンツの感覚を見つけると、それ越しにみよたんの『核心』を愛撫し始める。
その手を必死に挟み込もうとする、すべすべの太ももの感覚がまたたまらなかった。
「ぅ・・うくくっ・・・・・・・くすぐっ・・たい・・」
そこでみよたんが思わず失笑。
何とか俺の指先を離させようと、細やかな両腕を俺の腕に絡みつかせつつ、小さく笑い続ける。
幼い肉体はまだ、この刺激を即快楽とは受け取らないのだろう。
だが、悪いが俺も筋金入りのロリコンだ。
この年頃らしい反応に更に鼻息を荒げ、行為に熱を入れる。

「ん・・・・ぅんっ・・・・」
3分だろうか、5分だろうか。
俺が行為を続けてゆく内に、次第にみよたんの反応も変わり始めてきた。
俯いたままちぢこまるというのは変わらないが、先程までは彼女なりに抵抗の意思を示していた両手に既に力はなく、ただ俺の腕に乗せただけといった感じ。
堅く閉じていた両足も然りだ。
そしてもう1つ、決定的な変化は俺の指先が捉えていた。
「おやおやぁ~?みよたぁ~~ん・・・・ここ、濡れてきちゃったねぇ・・」
「・・・・・・」
「みよたん。こーゆーふうにされるのって、気持ちいい?」
「・・・へ、変な感じ」
「こーゆーふうにされるの、好き?嫌い?」
「・・・・わかんない」
「んん~・・・・じゃ、質問を変えよう。こーゆーのは嫌い?気持ち悪い?絶対されたくない?」
「・・・・・(ふるふる)」
「嫌じゃぁないんだ?」
「・・・(こく)」
「そっかぁ~♪じゃあ、もう少し続けてあげようねぇ・・」
大きな瞳をぎゅっと閉じ、小さく吐息を荒げ、頬を赤らめながら俺の行為を受け入れるみよたん。
そんな彼女からは、既に俺に対する恐怖はかなり和らいでいる様に見えた。
途中、思いっきり負けペースにハマりかけた俺だったが、今度こそ我が術中だ。
そのはずだ。
間違いない。
ふと視線を右に流せば、そこには不安な眼差しの奥にかすかな期待を潜ませ、こちらを見入るひよたんがいた。
「ひよたん、さっきみたいにお兄ちゃんの前に立ってごらん?」
俺はみよたんを再び左側に戻すと、ひよたんにそう声をかける。
すると、今度はひよたんもほとんど戸惑う事なく従った。
俺の目の前に、少し不安げに俺の指示を待つひよたんの姿がある。
この構図。
なんというかあれだ。
健康診断で学校にやってきた医者になった気分だ。
悪くない。
かなり悪くない。
むしろ胸が弾む、踊る、激しく舞い踊る、ブレイクダンスだ。
畜生、医者とはこんなに美味しい職業だったのか。

「よし。じゃあ次はひよたんの番だ」
俺は腰掛けていたベッドから降り、ひよたんの前に中腰になる。
すると、すぐ目の前に現れるのはソフトな色合いのひよたんの半ズボンだ。
それを細い腰で止めている茶色のボタンに、俺の指先が吸い寄せられてゆく。
「さあて、ひよたん。ちょっと恥ずかしいけど、ズボンとパンツを下ろしちゃおうか♪」
ズボンのボタンを外す俺の指は、まるでそれ自体が1つの軟体生物のよう。
続いて『ちー』と音を立ててチャックを下ろしてゆく。
すると、そこからスカイブルーに白の水玉模様の入った愛らしいパンツが覗く。
ショーツでなくパンツであるところがミソだ。
素晴らしい。
「おお~、水玉パンツだぁ~♪これ脱がしちゃうの勿体ないなぁ~~♪」
「・・・・・・」
そんな事を言われ、顔を真っ赤にして目を逸らすひよたんがまた初々しい。
俺はしばしそんな反応を楽しんでいたが、やがて半ズボンをストンと落とすとパンツのゴムに指をかける。
「さあ、とうとうひよたんのあそこにご対面でぇ~す!ジャララララララララ・・・♪」
ドラムの擬音で拍子をつけ、俺の指先がスローモーションで下ろされてゆく。
すると、それに従って次第に露になってゆくひよたんの女の子ゾーン。
「うほっ、いい眺め・・♪」
それがやがて完全に姿を現した瞬間、俺はうっとりとした溜息を漏らしていた。
毛の1本すら生えていない、すべすべの秘部。
芸術の世界では子供を天使に例える事が多々あるが、俺はまさに今、その心理を見ているような気がした。
いや・・違う。
これは天使というか・・小悪魔だ。
抗う事のできない魔性の罠だ。
俺は見入っているというより、むしろ完全に魅入られていた。

「ハァハァ・・・・・ひよたぁん♪」
「・・・ぁ、んんっ」
俺はたまらずひよたんパンツから片足だけ脱がせ、その股間へと舌先を突っ込む。
息を荒げてむしゃぶりつく。
鼻につくかすかなアンモニア臭が俺の精神を昂ぶらせ、伸ばした舌先を躍らせる。
直接の感覚と共に鼻息・吐息がかかる分、先程のみよたんへの行為よりくすぐったいはずなのだが、ひよたんの感覚は既にそこを超越していた。
「あっ・・・・・・あんっ・・・・あ・・・ぅン」
ひよたんは上半身を倒し、俺の頭を両手で抱えるようにして体を支える。
しかし、またそれは自らの股間に俺の頭を押し付けているわけで、行為を要求している風にもとれる。
女の子の部分から湧き出す清水も、みよたんより明らかに多い。
ひよたんはなかなか積極的なタイプなのかもしれない。
「ひよたん、ここ舐められるの気持ちいい?」
俺は1つ意地悪な質問を投げかける。
すると、こちらを見下ろすひよたんは恥ずかしそうに、しかし首を縦に振って答える。
さすがひよたん、割と即答だ。
だが、そんなひよたんの応対は俺の萌える悪戯心に油を注ぐ。
俺は一度ひよたんから離れ、中腰のまま彼女の後ろに回る。
「ふむ、じゃあひよたん。これはどうかな?」
「・・・・・ひぅっっ」
あからさまに体をびくりと跳ねさせるひよたん。
俺の舌先が触れたのは、小さなひよたんの小さな蕾だったのだ。
「だっ、だめ・・」
顔はこれ以上ないくらい林檎色。
先程、ズボンとパンツを脱がした時の反応が『静』の恥じらいだとすると、これは『動』の恥じらいだ。
ここにきて、初めてひよたんが口にする拒絶めいた言葉。
だが、これが本当に拒絶であるかどうか、まだわからないのが女の妙というもの。
俺は言葉通りの小さな逃げ腰をガッシリと掴むと、容赦なく顔を押し付ける。
唾液の滴る舌全体でひよたんの可愛い蕾を豪快に嘗め回し、突きこみ、時に吸い上げる。
こちらの穴は、人によってかなり好き嫌いが分かれるのであろうが、食わず嫌いも相当数いるはず。
多少荒療治で反応を見つつ、もし本当に嫌がるようならば素直にやめるつもりだった。

「ん・・・・んんんん・・・・・・」
だが、しばらくすると抵抗らしい抵抗が完全になくなる。
俺の力から逃げられないと悟って抵抗をあきらめたのか。
はたまた、この感覚を受け入れ始めているのか。
それを確かめるために、俺は舌先を戻すとヌラヌラと濡れた蕾に『ふっ』と吐息を吹きかける。
「・・・ふぅン」
思わずひよたんのあげた声は、俺の望む声そのものだった。
ひよたんの幼い肉体は、しっかりこちらも性の範囲内らしい。
ならば、あとでまた可愛がってあげようと心に決め、俺はベッドに戻る。
とりあえず、小休止だ。

「ねえ、ひよたんとみよたんは、お兄ちゃんの事、まだ怖い?」
「(ふるふる)」
「・・(ふるふる)」
「さっきは脅かしちゃってゴメンね。もう怖い事はしないからね」
ベッドに3人して腰を下ろす。
ふとタバコが吸いたくなるが、さすがにそれはやめ、会話を楽しむ。
左右から俺の顔を見上げる姉妹の眼差しには、さっきとは打って変わって好意の色が見え隠れしている。
そんな2人と話す俺の口調からも、いつの間にか威嚇めいた響きはなくなっていた。

「タマゴロンに賢者の石版を使うと神龍ホアンロンになるの、知ってた?」
「・・(こくこく)」
「ひよも知ってる~」
「ほほぉぅ・・じゃあ、精霊クロスクリスタルの作り方は知ってるかな~?」
自分がオタでよかったと痛感したのはこれが初めてだった。
こういう話ができるのはオタの特権だ。
俺たちはしばしカプモンの話題で盛り上がった。

「さて、じゃあ2人とも、そろそろさっきの続き、する?」
いいところで話を切り上げ、そう切り出す。
しかし、2人は恥ずかしそうにはするが、すぐに首を縦には振らない。
間を空けすぎてしまったのが失敗だったらしい。
先程の感覚が体から抜けてしまったのだろう。
ならば、俺の取るべき行動は簡単だった。
「どうしたんだぁ~、2人ともぉ~?」
俺は左右の2人を抱き寄せるように手を回し、再び女の子の部分に触手を伸ばす。
柔らかな肉を弄り回し、乾いてきた奥底に再び潤いを呼び寄せてゆく。
「・・・ぅふっ・・・・・はぅ・・・・」
「・・・・んん・・・・・んんん・・・」
愛らしい声を漏らし、俺に身を預けてくるひよたんとみよたん。
今の状況を前にしては、『両手に花』という言葉さえみすぼらしく感じられてしまう。
湧き上がる強烈な感覚に耐え、俺のシャツをギュッと掴むもみじのような手がなんともこそばゆかった。
しかし、そこで指を止める。
「2人とも、続き、したいよね?」
今度は2人とも、すんなりとうなづいていた。
『本当に大人は汚いよなあ・・』と痛感しつつも、俺は次のステップに彼女たちを導いていく。
「今度はさあ、2人でお兄ちゃんを気持ちよくしてくれないかなぁ?」
「いいよ」
まだ言葉が極めて抽象的なうちに、ひよたんは即答する。
みよたんも視線で同意を示した。
「さっき、ひよたんは『ここ』を舐められて気持ちよかったでしょ?」
『ここ』の部分で、指に幾らか力を込める。
ひよたんが小さく声を上げた。
「お兄ちゃんも、おちんちんを舐めてもらうと同じように気持ちよくなるんだ。よかったら・・2人でやってくれないかなあ?」
次に具体的な行為を指示してみる。
正直、拒否される可能性も高いのではないかと危惧していたが、ひよたんとみよたんは先程と同じ答えを返してきた。

——パチッ・・ジィィィィ・・・・

座ったままジーパンのチャックを開け、ズボンとブリーフを脱ぎ捨ててゆく。
胸がドックンドックン脈打っていた。
さすがに、これは俺もちょっと恥ずかしさを覚える。
家族と医者以外の女の子に『これ』を見せるのは初めてだからだ。
やがて、完全に姿を現す俺のイチモツは、もうすっかり出来上がっていた。
「・・・」
「・・・」
それを目の前にし、ひよたんとみよたんはしばし黙り込む。
一時的にとはいえ、俺が主導権を持たない今、2人の沈黙は精神的にきついものがあった。
イチモツを掠める室内のわずかな気流も、今は冷ややかなものに感じる。
何か言葉を出さないとと必死に言葉を探すが、極度の緊張がそうはさせてくれない
それは、何とも気まずい沈黙だった。

「・・・・おっきぃね」

しかし、そこに入る助け舟。
いや、これは『助け舟』なんていうちゃちなレベルではない。
最高クラスの装備を積載した最新鋭のレスキューシップだ。
「(・・・っ)」
「?・・お兄ちゃん、泣いてるの?」
「ああ、いや・・目にゴミが入っただけさ・・っ」
そう言って、白い歯をキラリと輝かせる俺。
先程のは、もちろん俺の心情を知っての言葉ではないだろう。
だが、ぐらついていた男の面子を完全復活させたひよたんの無垢な言葉に、俺はこの上ない喜びを覚えていた。

「じゃあ、さっそくやってみようか」
大股を開く俺の前には、膝立ちのひよたんとみよたん。
さすがに少し躊躇するが、俺が2人の頭を優しく導くと、以後はスムーズに従った。
「くぅっ・・!」
2人の小さな舌先が触れた瞬間、背筋に強烈な上昇感が駆け抜ける。
俺は思わず漏れてしまう声に驚いていた。

今まで、オナニーなら幾度となく経験してきたが、こうやって声を上げてしまうような事はなかった。
AV男優たちも、セックスを盛り上げるためにわざと声を出しているのかと思っていた。
こういう感覚は女性独特のものだと思っていた。
だが、それは違っていた。
『くすぐられた時、思わず身をよじって逃げる』
それに近い条件反射だ。
「んっ・・・んんっ・・・・ん・・・!」
妖精たちに無防備な弱点を責められる。
それは独特な快感であったが、それと共に蛇の生殺しでもあった。
鮮烈な刺激ではあるのだが・・浅い。
ともかく浅い。
果てしなく浅い。
心情的には、自ら腹に刃を沈めたあと、『早くやってくれ!』と介錯を切望する侍のそれだ。
「ね・・・ねえ、ちょっといいかな・・・」
途中から、舐めるだけではなく交互に口の中に含ませてみた。
だが、それも蛇の生殺しに余計加速がかけるだけの結果となる。
仕方なく、俺は2人の作業を中断させた。

「さて、じゃあ2人とも、またお兄ちゃんの横に座ろうか」
寄ってくる2人をよそに、俺は1つ息を呑む
もう、生殺しにされたこの昂りを収める手段が1つしかないない事はよくわかっていた。
先程のようにひよたんとみよたんのあそこを軽く弄りながら切り出した。
「ねぇ、ひよたんとみよたんは・・・・さ」
「・・・?」
「・・・?」
「————『せっくす』って、知ってる?」
そう問いかけ、静かに反応を待つ俺の前で、幼い姉妹は一様に首を横に振った。
ふむ・・・と、俺は小さく首をかしげる。
『ラヴデビ』に限らず、ガルコミ発の少女漫画群には、ある程度抽象的にはなっているものの、セックスやそれを匂わせるシーンが多く登場しているはずだ。
彼女たちがそれを全く知らないとは思えない。
少し、言い方を変えてみる。
「『ラヴデビ』の最終回で、ダンテとルシファーが聖羅としてた事なんだけど・・」
「・・あ・・・え、『えっち』の事?」
「ああ、そうそう、それ。えっちの事」
なるほど、と俺は納得する。
そういえば、あの業界は『セックス』などという露骨な用語はタブーなのだった。
もっと子供向けの『エッチ』という表現が一般的だ。
・・とはいえ、『ラヴデビ』のあれは思いっきり3Pだったが。

「2人とも、お兄ちゃんと『えっち』してみようか」
「・・・」
「・・・」
さすがにインパクトのある言葉らしい。
2人とも戸惑いを隠せない。
だが、そこはここまでの俺の教育が聞いているのだろう。
やがて、ひよたんが意を決したように首を縦に振った。

「よし。じゃあひよたん、そのままベッドに横になってみようか」
小さくうなづき、指示に従うひよたん。
長袖シャツとソックスのみをまとった幼い肉体が俺の前に横たわる。
俺がその両足を優しく開かせると、ひよたんは元気のいいつり目の奥に不安の色を宿し、こちらを見つめる。
だが、俺の舌がピンクのスリットに這い始めると、次第にその感覚を受け止める事だけに精一杯になってゆく。
体からは余計な力が抜け、白い肌はうっすらと桜色が塗られてゆく。
柔らかな穴の奥からは白濁とした泡が溢れ出し、俺の唾液もあいまって既にベトベトだ。
俺は徐にそれを指に絡めとった。
「ほら。これはひよたんのえっちなジュースだよ♪」
ヌラリと濡れた親指と人差し指の間に愛液が糸を引く様を、ひよたんもみよたんも真っ赤な顔で興味深げに見入った。
それと共に、ひよたんの肢体が準備を整えた事を俺は静かに認識していた。

「ひよたんのここに、お兄ちゃんのおちんちんを入れるからね・・」
「は・・入るかな・・・・」
「大丈夫だよ」
ひよたんをここで再び不安にさせるわけにはいかず、彼女の問いかけに根拠のない『大丈夫』を返す。
そして、ペニスを小さな穴にあてがう。
だが、内心はかなり不安だった。
破瓜の痛みは相当なものだと聞く。
ここまで持ってきておいてなんだが、ひよたんが激痛に泣き叫ぶ顔は絶対に見たくない。
正直、今回の事を計画している時は、それも『当然の事』と全く心配していなかった。
だが、こうして2人と仲良くなった今となっては、それはもうできないのだ。
俺は神頼みに任せ、ひよたんの腰へと自分の腰を落としてゆく。

「いっ!・・・いたぃ・・・!」
「・・・・・!」
危惧していた通りの反応。
ここまでが全て上手くいっていただけに、俺の落胆は相当なものだった。
だが、俺は落ち着いて腰を引く。
すっかり勢いを失ったイチモツが、惨めに垂れ下がった——

「ひよたん、これは痛い?」
「・・(こく)」
「じゃあ、仕方ないね・・・これはやめよう」
本当は『仕方ないね、やめよう』と言うはずだったが、思うところがあり咄嗟に『これは』とつける。
はっきり言って、こちらも上手くいくかは非常に不安だ。
だが、ひよたんがもう1つだけ、俺の欲望を満たしうる器官を持っているのは確かなのだ。
試す価値はあった。
俺は上着の内ポケットから、用意してきたチューブを取り出す。
「じゃあ、ひよたん。さっきのはもうしないから、今度はうつ伏せになって四つん這いになってみよう」
痛い思いをした直後だというのに、ちゃんと指示に従ってくれるひよたんを眺めつつ、俺は『もしこれもダメなら、きっぱりあきらめよう』と覚悟する。
俺はチューブから搾り出した半透明のジェルを指に絡めると、それをひよたんのもう1つの性感帯に塗りたくってゆく。
いきなり怪しいジェルをつけられて身をすくめるひよたんに、俺はこれが安全なものである事をゆっくり説明し、落ち着かせる。
「ひよたん、怖くないからお尻の力を抜いてごらん?」
ジェルのついてない方の手を股間へと伸ばしつつ、耳元で優しく囁く。
「大丈夫だよ、今度は痛くないからね」
うなじに息を吹きかけられ、クリトリスとアナルを指で刺激され、ひよたんは次第にうっとりとした目つきを見せ始める。
それに従い、体の強張りも再び解けてゆく。
そして次の瞬間——

「んっ・・んんんんんんんん・・・!」
アナルにジェルの化粧を施していた中指が、一気に第二関節まで姿を消したのだ。
消した先はもちろんひよたんの直腸の中。
彼女はひどく驚いてはいるものの、痛がっている様子はない。
軽く指を抜き差ししてみるが、思ったよりスムーズに動く。
俺は一度完全に指を抜くと、そこにまたたっぷりとジェルを塗りつけ、ひよたんのアナルへと押し込んでゆく。
「うふぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ・・・・・・・ン!!」
2度目の侵入で俺の中指は完全に姿を消した。
直腸を奥深くつつかれた瞬間、元気なポニーテールが宙を舞う。
背を丸くしていたひよたんが不意に体を反り返らせたのだ。

「は・・・・・は・・・・・・・・はぁっ・・・!」
みよたんが不思議そうに見守る中、体を硬直させたまま、小さな吐息を断続的に続けるひよたん。
しかしまた、その表情は明らかに恍惚さを帯びてきていた。
俺の指の与えるどんな小さな刺激も、ひよたんには10倍にも100倍にもなって伝わるのだろう。
そして、何よりも彼女はそれを嫌がっていない。
一度は勢いをなくした俺の欲望も、いつの間にか再びボーダーに差し掛かっていた。
俺はひよたんのお尻をしっかりと掴むと、込み上げる期待に反り上がる怒張をセットする。

「ひよたん、いくよ・・・!」
今度はきっと上手くいくはず。
そんな感じはうっすらとしていた。
「きゃっ!・・うんんんんんんんんんんんっっ!!」
覚悟を決めて突き出した俺のペニスが、一気に生暖かいヌルヌルに包まれてゆく。
襲い来るのは、目も開けていられないほどの強烈な落下感。
全身の力がみるみるうちに上へ上へと抜けてゆく。
頭の中が真っ白になる。
「んくぅぅぅ・・・・・・・・・ッ!!」
やがて、2つの腰が完全に距離をなくした時。
緩やかに戻ってくる感覚の中、俺はひよたんの頭を抱き寄せ、衝動的にその唇を奪っていた。
「ハァ・・ハァ・・・・・・・ひよたん、気持ち・・いい?」
静かに唇を離して問いかける俺に、ひよたんははっきり『うん』と答える。
「じゃあ、もっともっと気持ちよくなろうね」
俺は腰の抽送を開始する。
動きは全然ひどくゆっくりとしたものだが、そこに連なる瞬間瞬間に濃縮された快楽がぎっしりと詰め込まれている。
ひよたんのアナルの中で、ジェルがかき混ぜられる『ニチャッニチャッ』という音は、『セックス』という言葉すら知らない少女の心にも、サブリミナル効果のごとくエロスをしみこませてゆく。
不意に腕を掴まれ振り向くと、目の前で行われている行為に圧倒されて言葉も失ったみよたんの姿があった。
「みよたんのお尻の穴も、あとでたっぷり可愛がってあげるからね」
優しくそう言うと、軽くみよたんの頭を撫でてやる。
だが、みよたんはピクリともしない。
俺の声もその耳には届いていないらしい。
すると、久々にひよたんの口が言葉を発した。
「・・みよ!邪魔しちゃダメ!」
「・・・・・・」
「手を離して!みよがお兄ちゃんにえっちしてもらうのは次だよっ!!」
「・・・・・・あっ」
強い口ぶりの姉の声に、妹はやっと正気を取り戻し、手を離す。
そんな中、俺は姉妹のそんな数言のやりとりに感慨深いものを感じていた。
ひよたんが口ぶり含まれていたのは、わかりやすい独占欲。
そして、その独占の対象は俺とのアナルセックスなのだ。
言葉に言い表せないくらい、激しくロリ萌え心をくすぐられてしまう。
「ははは・・ひよたん、ほんっっとに可愛いなあ♪」
俺は繋がったまま彼女の顔を覗き込むと、再びキスを見舞った。
「・・・もう少し早く動いてみるよ」
頭と頭の別れ際、そう一言残す。
「あン・・・・んぅっ・んぅっ・・・んふぅぅっっ・・!」
先程より遥かにリズミカルなピストン運動が、ひよたんを恍惚の淵へと追い込んでゆく。
頭を小刻みに震わせ、小さく開いた口から涎を滴らせ、一生懸命踏ん張るひよたん。
そんな彼女の小さなお尻の奥深くで、俺もまた禁断の快楽をむさぼり続ける。
だが、どのくらい続いたかすら認識できない行為も、俄かにピリオドを匂わせ始めた。

「・・そっ、そろそろ出すよ、ひよたん・・・!」
「・・えっ・・な、何をだす・・のっ?」
俺は射精の近い事を告げようとするが、ひよたんの知識の中にそんな言葉は存在しないらしかった。
またしても刺激されるロリ心。
否応なしに込み上げてくる射精感を、なんとか少しだけ押さえる。
「お兄ちゃんの・・トロトロした、エッチなジュースだよ・・・・今から・・ひよたんのお尻の中に、ピュッピュッって・・・出すからね・・・・!」
そんな事を言っているうちに、すっかり昂りは極限まで達してしまっていた。
もはや、自力では止める事ができない。
ひよたんの直腸へ、いかに深くで、いかに勢いのいい射精をするか。
俺の思考はその一点だけに収束されてゆく。
発射へのカウントダウンが開始された。

「アッ・アッ・アッ・アッ・・!」
「ぅんっ・ぅんっ・ぅんっ・ぅんっ・・!」
——ニッチャ・ニッチャ・ニッチャ・ニッチャ・・・
もう言葉を発する余裕すらない。
自然に漏れる3つの音だけが、同じリズムを刻む。
それは次第にテンポを上げてゆく。
そして、そのテンポが歪さを帯び始める。
射精のメカニズムさえ知らないひよたんが、俺の動きの中に直感的に何かを感じ取り、シーツを掴む両手を握り締めた次の瞬間。
俺は裏返りそうな情けない声を1つ残し、禁断の蕾の中へ、欲望の花粉をぶちまけていた。

——ドビュウウウウウッッッ!!!ビュッ!ビュビュッッ——!!!

最初の射精後も、俺はひよたんの腸壁に亀頭を念入りにこすりつけ、断続的に行われる射精の1つ1つを堪能しきる。
そして、繋がったままぐったりと倒れこみ、自分が何をされたのかすら理解しきれていないひよたんの上で余韻を楽しむ。
俺は霧のかかった頭で、ぼんやりと今の射精の記憶をリピートさせていた。
思えば思うほど、驚くほど大量の射精だった。
この日のために長い間オナニーを絶っていたのもあるが、それ以上にひよたんのアナルのもたらす快楽が凶悪だったのだろう。
・・などと、色々考え込む俺だったが、頬に触れたひよたんのキスの感覚で一気に現実に引き戻されていった——

「ふふふ・・・・さあ、次はみよたんの番だね」
先程のようにベッドに腰掛ける俺の前に今、下をはだけさせたみよたんが立っている。
先程は俺とひよたんの行為を羨望の眼差しで見守っていたみよたんだが、いざ自分の番になるとやはり緊張してしまうらしい。
言葉もなく、不安と恥じらいと戸惑いと期待が複雑に交差したような表情で、こちらをじっと見つめている。
対して、そんな彼女を優雅に眺める俺。
これはあれだ。
生贄の美少女を前にしたドラキュラ伯爵の気分だ。
なんとなく赤ワインと縦襟つきマントが欲しくなる。
「じゃあ、みよたん。お兄ちゃんの首に軽く抱きついてみよう。そうそう、上半身を倒して・・オッケーだ」
俺は片手でみよたんの後ろ頭をなでなでしつつ、指先にジェル絡めたもう片方の手を、取り残された形となった彼女のお尻に伸ばす。
みよたんがもじもじとお尻を逃がしてしまうせいか、手探りで探す蕾はなかなか見つからない。
そして、着地点を見失った冷たいジェルの指先が柔らかな肌に触れる度、『ひっ!』と小さく悲鳴を上げている。

「もっと上だよ」
そんなこんなしていると、どこからともなくそんなナビゲーション。
言うまでもなく、ひよたんだ。
いつの間にか、みよたんのお尻の後ろにしゃがみこんでいた。
こちらを見上げるひよたんの無邪気な顔も、アナルとはいえ処女を捨てた後だからだろうか、やや妖艶さを帯びているように見えた。
「ここらへんかな?」
——ぴとっ
「・・んひっ」
「今度は上すぎ、もう少し下でちょっと右」
「ここらへん?」
——ぴとっ
「・・・ひぅっ」
「あ、違う違う。ひよから見て右」
「ん~?じゃあここらへんかな?」
——ぴとっ
「・・・・ひゃっ」
ナビがいるにもかかわらず、俺の指先はなかなか目的着地点を見出せない・・・というわけではない。
実のところ、『わざと』外していた。
なんというか、みよたんは『この年齢の無垢な少女だから』という理由以上に、いぢめたくなる属性が強い。
ひよたんと2人でみよたんをいぢめるという行為に、俺のロリ心は狂おしいほどの喜びを得ていた。
「お、わかったぞ。ここだなっ?」
——ちゅくっ
「・・ひぅぅぅっ!」
「そこ~♪」
俺の首にしがみつくみよたんの大きな瞳は、一生懸命『いぢめないで』と訴えているかのように見える。
はっきり言って、それは逆効果というものだが、そこはそれ。
俺はそろそろ次のプロセスに移る事に決め、みよたんの蕾を捉える。
だが、予想はしていたものの、そこはキュッと締まっており、俺の侵入を受け付けない。
「みよた~ん、お尻の力を抜いて~」
「・・・(ふるふる)」
顔を真っ赤にしたみよたんが、微弱ながら拒否反応を見せる。
まあ、肛門をネットリと弄られながらそんな事を言われているのだ。
当たり前というか、恥ずかしさが頂点に達しているのだろう。
微笑ましい顔でそんな事を考えていると、またそこにやんちゃな姉が乱入する。
「みよ、お兄ちゃんの言う通りにしなさい!えっちして貰えなくてもいいの!?みよがしないなら、またひよがして貰うよっ!」
「・・・(ふるふるふるふる)」
「みよッ!」
「ひよたん、待った待ったw」
俺は少し笑いながらひよたんを制する。
恐らく、今のみよたんの『ふるふる』は、ひよたんの指示への拒否ではなく、混乱を意図するものだろう。
ここでひよたんからの強制は逆効果だ。
優しく諭した方が効果的だろう。
「みよたん。大丈夫だから、落ち着いて深呼吸をしてみよう。すぅー・はぁー・すぅー・はぁー・・・」
みよたんはしばしすがるような眼差しを向けていたが、俺の指示に従い始める。
浅かった呼吸が段々と深くなっていくにつれ、みよたんの動揺も薄らいでいった。
収縮していた筋肉はほぐれ始め、指先の感じる抵抗も削られてゆく。
「・・そうそう、その調子。みよたん、可愛いね☆」
——ちゅく・・・ちゅぷぷ・・・・
「はぅぅん・・」
ゆっくりとゆっくりと沈んでゆく指先。
次第に甘い吐息を漏らし始めるみよたんに、俺は仕上げとばかりに優しく口付ける。
そのキスが終わる頃には、みよたんのアナルは完全に俺の指を飲み込むに至っていた。

「さて、じゃあひよたんの方を向いて、お兄ちゃんのおちんちんの上にゆっくり座ってみよう♪」
「・・・・・・」
さっそく、前座位での合体を促す。
ここで手間取るといろいろと厄介なので、俺はみよたんがまだ恍惚の中にいる間にそれを終えてしまう事にした。
どこか魂の抜けた人形のような状態のみよたんを、俺は言葉で、手で巧みに導いていく。
まるで魔物の使う催眠術だ。
事はこれ以上ないくらいスムーズに進んでゆく。
俺は脳内で赤ワインを揺らしていた。
「み~よたんっ♪おにいちゃんとみよたん、ちゃんと繋がったよぉ~♪」
「・・・・・・っ!?」
不意に正気に戻るみよたんは、一瞬事態が理解できず小さく足をばたつかせる。
危うくバランスを崩しそうになるみよたんを、俺はひょいと受け止めると、そのまま抱きしめた。
ちょっと力を入れれば折れてしまうのではないかと思うくらい華奢な体。
ひよたんよりやや白い肌は、しっとりといい匂いがした。
「今、みよたんのお尻の穴に、お兄ちゃんのおちんちんが入ってるんだよ」
「・・・・っ」
「お兄ちゃんはとっても気持ちいいぞぉ~?」
「・・・・・っっ」
上半身はガッチリと抱きこまれ、下半身はイチモツで貫かれ、すっかり身動きの取れないみよたん。
その耳元に意地悪な言葉がかかる度、その表情が纏う恥じらいの色が強くなってゆく。
眼鏡の奥から放たれる『いぢめないで』光線が、俺の被虐心をドッキュンドッキュン刺激する。
——ヌッチャ、ヌッチャ、ヌッチャ・・
ふと聴覚がそんな粘ついた音を捉えている事に気づく。
いつの間にやら、込み上げる官能が脳を経由せずに腰に指令を送っていたのだ。
「みよた~ん。なんかさっきから、エッチな音してるねぇ?」
ひよたんの時以上に大きな音がするのは、先程みよたんのアナルにジェルを入れすぎたせいだ。
中で暴れまわる男根に押し出され、接合部からはやや茶色がかったジェルがドロリドロリと大量に溢れ出していた。
「さあ、じゃあここでみよたんに問題。この音は何の音でしょう~かっ?」
「・・・・・・っ」
俺が投げかけた意地悪な質問に、みよたんは真っ赤な顔を伏せるように黙り込む。
ここで無邪気にスパッと答えられるのもロリ道ならではだが、みよたんみたいな典型的ないぢめられっこタイプには、やはりこういう恥じらいの反応こそよく似合う。
「ほら、みよたん。答えてぇ?」
——ヌッチャ、ヌッチャ、ヌッチャ・・
「・・・・・・んんっ(ふるふる)」
容赦ない直下型のピストンでジェルまみれのアナルを責め立てながら、更に容赦のない羞恥にまみれた言葉をみよたんに強要する。
それはまるで尋問。
いや、ちょっとした拷問風景か。
しかも、愛らしい助手つきという完璧さだ。
「みよ。お兄ちゃんの問題に答えなさいっ!」
——ヌッチャ、ヌッチャ、ヌッチャ・・
「・・・・・・んぅぅ(ふるふる)」
下半身もすっぽんぽんのまま立ち上がり、ずずいとみよたんに詰め寄るひよたん。
両手を腰に当てた前傾のポーズで、みよたんを覗き込む。
彼女の内股をアナルから溢れた白濁が伝って落ちてゆくさまは、俺の達成感を静かに満たしていた。
「みよ!」
「みよたん。何の音か、そのお口でちゃんと言うんだ」
——ヌッチャ、ヌッチャ、ヌッチャ・・
2つの声と1つの感覚が作り出すトライアングルフォーメーションが、みよたんを次第に追い込んでゆく。
やがて、恥じらいと恍惚の絶頂で逃げ場を失い、もじもじと口を開き始めるみよたん。
「・・・・み・・みよ・・の・・お、お、おし・・り・・・・の・ひぅんっっ!!」
だが、言いかけたところで、その言葉は小さな嬌声にかき消される。
突然の嬌声の理由は、なんという事はない。
俺がタイミングを見計らって、わざと大きなピストンを見舞ってやったのだ。
「んん~?よく聞こえないぞぉ?」
「みよ!はっきり言わないとダメだよ!」
大人げなどどこへやら。
かなり、マジになっていぢめている俺がいた。

「・・・み・・・みよの・・・・おしり・んひぃっ!」
——ヌッチャ、ヌッチャ、ヌッチャ・・
「みっ・・・・み・よ・・ふぁンっ!!」
——ヌッチャ、ヌッチャ、ヌッチャ・・
「ほら、みよたん!頑張って!」
「・・・・・・っっ」
——ヌッチャ、ヌッチャ、ヌッチャ・・
「ほら、みよ!しっかりしなさいっ!」
「み・・みよ・・のぉ・・・・おし・・りの・・な・・か・・・で・んはぅぅっっ!!」
ここに来て俺はちょっとだけ後悔する。
「ぅ・・・・ぅぅ・・・・・ぅぇぇぇ・・」
さすがにいぢめが過ぎたのか、とうとうみよたんが泣き出してしまったのだ。
だが、最大の問題はその涙を見て後悔するのもつかの間、更に疼いてしまう俺の極悪ロリ本能だった。
そして、そこから直に俺の下半身へと指令が下る。
——もういい
——そろそろ止めを刺せ
——この少女のアナルに、思い切り精液を撃ち込んで楽にしてやれ

————ズブチュッッ!!

一際深く突き込んだ一撃から、欲望に任せた俺の猛攻が開始される。
扱っているのが、まだ幼い華奢な少女だという事も忘れ、ありったけの力で動き始める。
ベッドのスプリングをトランポリン代わりに、重量感のある男の腰で、羽のような少女の腰をパンパンと打ち上げる。
凶悪な落下感と上昇感の中、咄嗟に俺の腕を掴もうと伸ばす手も、あえなく空を掴んでいた。
「ハッ・・ハッ・・ハァッ・・ハッ・・ハッ・・ハァッ・・!!」
「ぅぐ・・・や、やっ・ふんむっ・・・・・やんっ・・ぅあぅン・・・!」
安定感を完全に失い、跳ね回るひよたんの肢体。
否応なく恍惚に染まって行く目元からは眼鏡がずり落ち、艶やかな黒髪は止め処ない蹂躙の中で宙を乱れ舞う。
抵抗の余地もなく、ただただなすがままにされ続けるみよたんは、まさに性の生贄。
そこに望むままの欲望をぶつけている俺も、やや朦朧とした意識の中、男のダムが2回目の決壊に近づいている事に気づいていた。
—撃ち込め!
——撃ち込め!
———このマシュマロのようなアナル奥深く、熱い濁流を撃ち込んでやれ!!
立て続けに下る指令が俺の睾丸に溜まり、ブクブクと膨張させてゆく。
暴れまわる全身の血流が、狂おしい熱が、俺のおたまじゃくしたちを凶暴化させてゆく。
胎内組織総動員で、間近に迫った射精の勢いを高めてゆく。
そして。
1回目に勝るとも劣らぬ、激しい決壊の時が訪れる。
「ん・・・みよたん・・・・・受け・・止めてっ・・・・・・・ン・ンアアアアアッッ!!」

——ビュッ!ビュルッ!!ビュルルルルルルルッッ!!!

「や・・やっ・・・・・・・うっ・あああああああああああ・・・・!!」
インパクトの瞬間。
背を反らして叫ぶみよたんの口元から溢れた雫が、空に綺麗な曲線を描いていた——

先程、大きな射精を終えた後、俺はそのまま後ろに大の字に倒れこんでいた。
なかなか整わない吐息を楽しむかのように余韻に浸っていたが、やがて意識がはっきりしてくると、目の前に起こっていた小さな出来事に気づく。
「・・・・・・」
いつの間にか接合を外してこちらを向きかえり、相変わらず言葉もないままだが、俺の胸に顔を埋め、しっかりとしがみついている小さな肢体。
「みよたん・・?」
俺の背に回されている、白くしなやかな手。
そこに込められた力は、俺からすれば微弱なものだが、恐らくみよたんからすれば全力だろう。
ひよたんと違い、なかなか考えを言葉にしてくれないみよたん。
これは何を意味する行動なのだろうかと、俺の中でその思考が先に立つ。
「ど、どうしたのみよたん・・?」
「・・・・・・っ」
みよたんは何も答えず、ただただ腕に力を込める。
俺の中で『みよたんは怒っている』という線が有力だった。
さすがに、泣かせてしまったのはまずかったかもしれない。
しかも、そのあとフォローもなく乱暴に止めを刺したのだ。
先程、あの行為の中で彼女は、何らかの痛みを感じていたのかもしれない。
もしそうなら、すぐ謝って機嫌をとってやらなくてはならなかった。
俺はみよたんに優しく問い正す事にした
「みよたん、どうしたの?もしかして、お兄ちゃん痛くしちゃった?」
「・・・・・・(ふるふる)」
俺の胸に押し付けた顔を横に振ると、みよたんはおずおずと顔をあげる。
未だ真っ赤な顔。
眼鏡の下には、どこか困ったような複雑な上目遣い。
そして、俺と視線を絡めあったまま、しばしの沈黙の後、小さな一言を残してまた顔を伏せてしまう。

「あのね・・・・・・・・お・おしり・・・きもち・・よかった・・・・」

(・・・・こっ・・・・・・・・・・小悪魔だ・・・・・)
愛らしい声に乗せた呪文で、俺の理性をずたずたに切り裂く小悪魔みよたん。
天性のMに見せかけて、実は確信犯?
20歳近くも年上の俺を、何気に手玉に取ってる??
心中『みよたん、恐るべし・・』と思いつつも、俺も『みよたんのお尻、気持ちよかったよ』と素直な感想を返して微笑む。

「・・・・・・えいっ!」
すると、そこに突然ひよたんの乱入。
不意打ちのフライングボディアタックに、俺は『げふ』と情けない声を上げる。
そんな俺を、大きなつり目で覗き込むひよたん。
「ねぇねぇ、お兄ちゃん?」
「・・ん?」
そこで放たれた一言に、俺はひよたんもまた凶悪極まりない小悪魔であった事を思い出していた。

「・・ひよのお尻と、みよのお尻・・・どっちが、気持ちよかった?」

もはや、手に負えていないかもしれない2人の小悪魔を胸に抱いたまま、俺は体を起こす。
部屋の時計を見ると、現在午前0時。
ひよたんもみよたんも睡魔には襲われていないようだし、夜が明けるまではまだまだ充分な時間があった。

「んんんん~・・・・2人ともすごかったからなぁ・・もっともっとじっくり比べないとわからないよ♪」
「じゃあ、比べて♪・・・・ほら、みよっ」
「・・うんっ」
ベッドの真っ白いシーツの上。
並んで四つん這いになる、ひよたんとみよたん。
俺はこちらに差し出された2つの愛らしいお尻を眺めつつ、恐らく最初で最後になるであろうこの最高の夜を、思う存分楽しもうと心に決めたのだった——

◇ ◇ ◇

短かったようで長かった一夜も、そろそろ終わりが近づいていた。
いつの間にか雨は止み、空はわずかに白み始め、犬の鳴き声がちらほらと聞こえ始める。
俺はまだ闇が残っているうちに、ここを出なくてはならない。
名残惜しさが鎖鉄球となって足に山ほど絡みついてはいたが、俺は部屋の片付けをささっとすませると、2人の姉妹に見送られて玄関に来ていた。

「・・お兄ちゃん、またくるの?」
「・・・・くるの?」
「んん~~、すっっっっごい来たいけど・・やっぱり、もうこれない・・かな。なんせ、お兄ちゃん、悪い人だからね・・・」
「マ、ママとかには言わないよ?」
「・・みよも絶対言わない」
健気に俺を繋ぎとめようとする2人を見て、ふと1つ溜息をこぼしていた。
たった一晩の夢の国。
正直、帰りたくはない。
しかし、もちろんそうそう上手く行かないのが現実だ。
もう次はない。
これ以上足跡をつけてしまえば、確実にお縄を頂戴するに至ってしまうだろう。
いや、今はもはやそんな事はどうでもいい。
罪を背負うという代償を払うだけで2人にまたあえるなら、俺は迷わずそうするかもしれない。
だが、もし今回の事が大事に発展してしまえば、この愛くるしい姉妹の未来にも大きな影を落としてしまう。
そちらの方が遥かに大きな問題だった。

「もう、ひよとみよとえっちしにこないの・・?」
「ごめんね。お兄ちゃんは2人の事、とってもとっても大好きだけど・・エッチの続きはもう少し大きくなってから、好きになった男の子とするといいよ」
俺はもう、2人を充分すぎるほど汚してしまった。
名残惜しさの中には、後悔の念も強い。
そんな今の俺にできる事といえば、それがどんなに無責任であろうと、どんなに罵られる行為であろうと、せめて2人の将来の幸せを祈ってやる事。
そして、以降は真面目に生きていく事くらいなのだ。

「ひよたん、みよたん・・ばいばい」

やがて挿し始める秋の朝日にちくちくと肌を刺され、俺は逃げるように帰途についた——

~E.N.D~

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