デリへルで性格の良さそうなブス引いたときの話
2019/04/03
今から半年ほど前の話。
その日の夜、仕事が終わるころ俺は気合十分だった。よし、今日はデリヘル呼ぶぞ!と。
昼から携帯で風俗サイト巡回しながら、今日はどこに突撃しようかと鼻息を荒くしていた。
俺はチキンなので店舗型には行ったことがない。2ヶ月に一度くらいのペースで夜ひっそりとデリヘルを呼ぶのである。
とりあえずスペック
俺 29歳 地方都市在住
リーマン社畜
完全な真面目系クズでデリヘルを利用していることなど誰にも話したことがない
そしてその日は、一度も利用したことのない店に電話してみることにした。
俺は面倒くさがりで、昼飯が外食のときなどは日替わり定食とかスタンダードなメニューしか頼まない。
それと同じく大抵はいつも同じところを使うんだがその日は何となく好奇心が湧いていた。
店のHPを見る限りでは平均年齢が若そうだ。俺は年齢用件はゆるいので、二十歳以下から35くらいまでなら容姿次第で全然問題なしである。
早速電話してみた。快活な感じのオッサンが電話口に出た。今すぐ行ける嬢は1人だけらしい。HPの内容を記憶していた俺は、その嬢がJDであり、写真を見る限りでは悪くなさそうであることを思い出しながら最寄りのホテルを指定し、今から向かうと伝えた。
移動しながら口コミサイトをチェックしてみると、2,3書き込みがあった。
ルックスは微妙だがサービスは良いらしい。イケるやん!と俺は思った。
そしてホテルに到着し、部屋番号を伝え、到着を待った。
しばらくして、ドアを開ける音がした。
嬢「こんばんは〜お待たせしました〜」
俺「」
俺「」
俺「こんばんは〜」ニッコリ
嬢「●●です、よろしくね」ニッコリ
俺「」
挨拶するまで、間を要した。
外見は強烈だった。まず顔が、頭が、デカい。大変失礼ながら奇形なんじゃないかとおもうくらい、デカい。
そして紛れもない、清々しいまでの不細工である。メイクはかなり濃い。白ギャル。
髪は明るめの茶色の巻き髪。顎がだいぶしゃくれている。
この様子だと形容は難しいがしゃくれたシーボーズといったところだろう。
ちなみに、そのときの俺は「パネマジ氏ね」とか「チェンジ一択」なんて思考は無かった。
そもそもチェンジレベルの嬢に当たったことは無かったし、チキンだから言う勇気もなかっただろう。
そもそも他が出払ってて代わりが来るのにも時間がかかりそうだ。
バービーのほうがだいぶましだった
混乱している俺だが嬢が口を開く。
「お時間は?」「90分で」
即答した。
実は、店に電話したときに先に時間の予定を聞かれていた。
そのときに「90分にするとおもいます(^q^)」と答えていたのだ。
俺には社畜根性が染み付いている。
クズはクズであるが、先方との約束はある程度不確定要素があっても守らなきゃならん思考に陥ってしまっているのである。
嬢が携帯を取り出し店に電話している隣で俺は、まあ、何とか過ごせるかな、とか思いながら必死で嬢の顔がマシに見える角度などを探していたがとてもそんなレベルではなさそうである。
心から憂鬱になってきた。
さて、おしゃべりタイムである。
ここで俺は初めての体験をすることになる。
俺は今回でデリヘルの利用は恐らく20回強くらいだろうか?この嬢は2人掛けのソファの俺の隣に座り、いきなり密着して手を握ったり腿をさわったりしてきたのだ。
俺の経験では、始めはエロモードも無く楽しくおしゃべりをすることしかなかったので、少々面食らった。
おまけにまごうことなきブスである。近くで見ても、やはりドブスだ。前述の顔の描写が乏しかったのは言葉で形容し難いブスだったからである。
まあ見てる人はほとんどいないと思うが、シーボーズの画像でも見ながら読んでくれ。
嬢「今日はお仕事帰りですか(棒)」
俺「ですね」
嬢「お疲れ様です(棒)」
俺「」
嬢「えっと、私●●っていうんですけど、何て読んだらいいですか(棒)」
俺「」
俺「○○でいいですよ」
嬢「○○さん」
嬢「○○さんかっこいいからわたし緊張しちゃう(棒)」
俺「」
なんだコイツ。AV嬢のセリフの方がまだマシに聞こえるほど、棒読み状態。
ちなみに俺は適当な名前を答えたのだが、結局名前を読んだのはこの1回だけだった。
蛇足だが俺は嬢に対しては年上年下関係なく常に敬語である。精神的な距離感があったほうが興奮するからというのがその理由だ。
つまらない会話は続いていく。その間、頬にキスされたり耳元で棒読みの言葉を囁かれたりとスキンシップも続いた。
首筋をなぞられたときなどは、ああ、龍はあごの下の逆鱗に触れられるとこの上なく怒るというが、こういうことか、などとつまらないことを考えたりした。
それにしてもいっこうにイライラが募るばかりである。
90分我慢できるのか?
俺はしばしば目を閉じつつ「北川景子ちゃん、北川景子ちゃん・・・」と心の中で唱えたりした。
しかし女性とは大変だ。容姿が劣るだけで、大変なハンデを背負わなければならないはずだ。
そう考えるとこの嬢が少し哀れに思えてきた。
そう考え始めたとき、嬢はあまりに俺の反応が素っ気無いことにさすがに気づいたのか、「シャワーにしましょうか」と言ってきた。
「そうですね」と答え、二人は服を脱ぎ始める。
なんとも淡々としたものである。きっと俺のせいだろう。
嬢の下着姿を見ると、ややぽっちゃり、といったところだ。
HPの写真だとだいぶスリムだったのだが、そんなのは当たり前である。
嬢「ねえ(棒)」
俺「はい」
嬢「ホック外して(棒)」
後ろ向きになった嬢のブラのホックを外す。
はあ・・・ややたるんだ肉体の後ろ姿を見て神崎さんを思い出してしまった。
がしかし、顔は神崎さんのほうがだいぶマシである。
二人とも全裸になり、浴室に入った。俺は椅子に座った。
そのとき、口コミサイトの書き込みを思い出した。
ルックスは微妙って、全然微妙ってレベルじゃねーじゃん・・・。
嬢がボディソープを泡立て、俺の身体を洗い始める。
ここで嬢は自分の身体、特におっぱいを俺の身体に押し当てながら洗いだした。
恥ずかしながら、これも初めての体験である。ソープとか行くとよくあるのか?
そしてこれが意外にも気持ちいい。かなり気持ちいい。
嬢「ねえ、ここ(おっぱい)洗って(棒)」
俺「」
相変わらずの棒読みだが俺は興奮して無心でおっぱいを揉む揉む。
この時点で俺はまだ勃起はしていなかった。
引き続き一心におっぱいを揉み洗いしていると、嬢の手が俺の股間に伸びてきた。
そして泡だらけになった手で、俺のチン子を洗い始める。
こ れ は ! !
手つきがものすごーーく気持ちいい。
ものの数秒でガッチガチに勃起した。驚愕した。
俺は普段、事前のシャワーでチン子を洗ってもらったところで全く勃起などしないのだ。
これまで勃起したのは一度だけだ。
そのときの嬢は背が高く、すらりとした貧乳モデル体系の30歳くらいの希崎ジェシカ似の美人お姉さんだったのだが、
俺のしょぼんとしたチン子は嬢に洗われるなりそのフィンガーテクによって数秒ではち切れんばかりに強制勃起させられたのである。
その嬢のテクは凄まじく、手コキやらフェラやら素股やらで弄ばれ、さんざん寸止めされたあげく最後は嬢の口内に思いっきりぶちまけた。
あれは今でも良き思い出だ。
話が脱線したが、そのとき以来「フィンガーテクニックが素晴らしい嬢は全てのテクニックが素晴らしいはず」という定理が出来上がっていた。そしてそれは大抵当たっていた。
嬢に優しく洗われているチン子は猛り狂っている。嬢は獣をその手であやすように洗い、俺の息が荒くなる。恥ずかしながらこのまま果ててしまいそうな心持ちだ。
嬢「すっごく硬くなってる、ふう」
棒読みじゃねえ!!本気を出してきたか!
しかし至近で見るとやっぱりブスである。
俺は一気に冷静さを取り戻した。
シャワーを終え、歯を磨き、ベッドに入った。
俺はひらめいた!そうだ!照明を落とせばエエんや!
なんてことはない。真っ暗だとさすがに困るので、かなり暗めに調節した。イケるやん!
とりあえず、嬢に攻めてもらうことにした。
また蛇足になるが、俺は本番とかは興味が無い。
交渉が面倒だしフェラしてもらう方が好きってのもあるし。そしてゴムEDなのが厄介なのだ。
いきなりのDキスが難所だったが、ひたすら目を閉じて北川景子ちゃんの妄想をすることでそれは素晴らしいものになった。
キスうめえ!景子ちゃんキスうめえ!!
ベッドに寝た体制のまま、首筋を攻められ、乳首を攻められた。
唾液たっぷりの舌攻めは素晴らしかった。
おれのチン子はギンギンをキープしっぱなしだ。
乳首を執拗に攻められるたびに俺のチン子がビクビクと反応し、嬢のお腹あたりにぺちぺち当たる。
嬢はこういうのを結構喜んでくれたりする。気持ちよくなってくれているのはやっぱり嬉しいものなのだろう。
そして嬢の大きな顔が俺の股間に移動する。
俺の視線は鉛直上の虚空をさまよっているので何の問題も無い。
そして焦らし気味に周囲を攻めながら、フェラが始まる。
やはり俺の定理は間違っていなかった。素晴らしく気持ちいい。
このときはもう、景子ちゃんの妄想など必要なかった。ただ快楽があるのみである。
裏筋をじっくり何往復も舐められ、玉をくすぐるようにチロチロと舐められ、はち切れそうに脈打つチン子をゆっくり頬張る。
口の中はとろとろだ。オナホでいうと超マッタリ系。
果てるまでたっぷりと時間をかけて、無理にガシガシと攻めてこない。
そんな感じの俺好みのフェラ。最高だよ景子ちゃん!!
そんな快楽にしばらく身を任せていると、嬢がフェラのペースを落としてくる。
これは今度は私を攻める番、という無言のサインだろう。事実、ベッドに横たわり手コキモードになっていた。
俺が嬢を攻めるときはワンパターンである。首筋、耳を舐めておっぱいいじって舐めてクンニしてイカせて終わり、だ。
今回もそんな感じで最後はクンニでいってもらって完了するつもりだ。
おまんまんは無臭だったのが救いだった。陰毛はカット&剃り整えられていたので、舐めやすくて良かったのだが最中に口の周りがジョリジョリチクチクとして気になるのが難点でもある。
ペロペロしている最中、嬢は棒読みで喘いでいた。
俺は大いに困惑したが、なんだかもしかしたら棒読みじゃないのかも知れない。
ただ彼女は彼女なりに一生懸命尽くしてくれているだけなのかも知れない。
何しろはじめから俺が無愛想なのに向こうはひとつも不機嫌な様子がない。
俺はようやく気づいた。間違いなくこの嬢は優しく、いいコである。すごくブスではあるが。
そう思うと情が湧く。
クンニにも一層気持ちがこもった。
クリの皮をむき、舌先でくすぐると棒読みの喘ぎも次第に大きくなる。
そしてフィニッシュ。イクとは言わなかったが、喘ぎ声が一瞬とまり、身体をビックンビックンと痙攣させたのが合図だった。
それでも演技か心配だったのでその後も執拗にクリを舐め続けると小刻みに声をあげながらビクンビクンとのけぞって嫌がったので、本当にイッたのだろう。
俺はクンニが好きだ。それは女の子がイッた後、しばらく恍惚の表情でビクビクしているのを見るのが好きだからだ。
気持ちよくなってくれると純粋に嬉しい。このときも同じ気持ちだった。
美人だろうが、ドブスだろうが関係ない。
俺は嬉しかった。
嬢は痙攣しながらしばしの余韻に浸ると、すぐさま攻めに転じてきた。
今度は俺をイカせにかかっている。
前述の通り、このガシガシ系フェラは本来好きではないが、彼女の口がマッタリ系でバキュームもしてこないので、これがまた気持ちいい。
持続力がそれほどない俺はだんだんチン子がむずむずしてきた。
やばい、ドブスの口内に思いっきりぶちまけそうだ。
なんか知らんが興奮した。すごく。
「い、いきそうですう」俺は情けない声をあげ、嬢は一層ペースを上げた。
そしてついに、自分より随分年下の、ドブスの嬢のテクニックに悶絶した挙句、口内に俺の溜まった精液を放出させられたのであった。
嬢は顔をしかめながら、しっかりと口で受け止めるとゆっくりと俺の股間から顔を上げ、そのまま洗面所にうがいをしに行った。俺は放心状態で虚空を見つめていた。
戻ってきた嬢は、俺の隣に寄り添うように横になり、ぴったりとくっついてきた。
正直言って俺は賢者タイムがかなり重いと思う。俺はこの糞ドブスをぶん殴りたい衝動を抑えることに必死で、その後の数分、何か会話をしていた気がするが覚えていない。
時間は、まだ30分くらいはあるようだ。
俺は2回戦が出来ないタチなので、いつもは嬢と楽しく会話しながらフィナーレを迎えるのが常であるが、このブスとはとてもそんな会話ができそうにない。
何にしろ見た目がひどい。そして相変わらずの棒読み口調。
賢者タイムと相まって俺の不快指数は急激に上昇した。
嬢も様子を察したのか、口数がめっきり減ってしまった。
そして少しすると唐突に、「マッサージ、しましょうか?」と言ってきた。
どうやら簡単なマッサージならできるらしい。これはと思い、お願いすることにした。
同時に、彼女に対してものすごくすまない気持ちになった。
本当に優しく、気遣いができるコだ。
しかし顔を見るとすぐにその気持ちも薄れた。
結論から言うと、マッサージはひどいものだった。
肩を指圧的に強く圧迫されて痛くてたまらなかった。
「痛くないですか?」と聞かれ、実際痛かったのだがこれくらいしないと凝りはほぐれないのだろう、きっとそうに違いないと思って大丈夫ですと言っていたらその後数日肩の痛みのせいで日常生活に苦痛を伴った。
そんなこんなで時間がやってきた。再びシャワーを浴びる。
相変わらずのフィンガーテクでまた勃起させられた。なんだか癪に障った。
照明を元に戻し、着替えを済ませた。
なんと驚いたことに名刺をもらった。デリヘルの名刺なんてよくあるのか?
俺には初めてのことだったのでいささか驚いた。
名刺を受け取り、部屋の清算を済ませ、そして二人でホテルを出た。
嬢に今日はありがとう、とお礼を言って別れた。
彼女はひどくブスだった。しかし俺に対して嫌な表情のひとつも見せず、常に俺に気持ちよく過ごしてもらおうという意識と行動があった。
あれは当たりなのか、外れなのか?
一緒にいた90分、俺の気持ちはずっと対極をいったりきたりしていた。
帰り道、お気に入りのチャイコフスキー5番を聴きながら帰った。嬢のことをぼんやりと考えながら。
途中でコンビニに寄った。
喉が渇いていたので水を買い、コンビニを出て、携帯の発信履歴から店の番号を消し、ネットの閲覧履歴も消し、さっき嬢からもらった名刺を破り、ゴミ箱に捨てた。
家に帰ったのは11時ころだったが、彼女が晩御飯のそうめんを作って待っていた・・・のだが、待ちくたびれたのだろう。
既にすやすやと寝息をたてている。
俺は風呂に入り、そうめんを完食し、さっさと彼女の寝ているベッドに入った。朝は俺より早く起きて朝飯を作り、仕事に行き、帰ってから家事をし、俺がどんなに遅く帰ってこようとご飯を作っておいてくれる、できた女性だ。俺はクズだ。
デリヘルはそれ以来利用していない。