姉ちゃんとツーリング
2018/12/15
うちの家族(両親姉俺)は全員がバイク好きだ。
バイクオタ一家って言われても仕方ない程だと思う。
父さんと母さんも、ツーリングクラブで知り合って結婚したって聞いてる。
今も、父さんはトラボン、母さんはSR400に乗っている。
そのかわりだかなんだか、車は「雨露しのげればいい」とか言って、かれこれ10年もののジムニーに乗ってる。
少し前、姉ちゃんが晴れて普通二輪を取得して、家族全員が二輪免許を取った。
一応、スペック紹介。
俺、リョウ、21才。
大学の2年。(少し計算があわない。)
ずっと中古のクラブマンに乗っていたが、ついこの間、バイトで貯めたお金で念願のダブロクを手に入れた。
姉ちゃん、麻衣、24才。
堂真理子似の小柄なポッチャリ体型で、俺的にはけっこうイケてると思う。
俺と同じ大学の院生で、ナントカ化学とかいう難しげな事をやっている。
せっかくカワイイ顔してるのに、理系の大学院でバイクなんか乗るんじゃ、嫁の貰い手が無いだろうと、心配されてる。
もっとも姉ちゃんは「ちゃんと彼氏だっているもん!」とか言ってる。
家族のだれも、まだ見たことはないわけだが…
そんな姉ちゃんが選んだのはブルーのZZR250。
コンパクトで取り回しも良さそうだし、小柄な姉ちゃんにピッタリだと思う。
実は俺が勧めたんだが、姉ちゃんは自分で選んだって言い張ってる。(ちょっとカワイイ。)
話を戻して、姉ちゃんが免許を取った次の土曜日、早速、バイクを買いに行った。
(もちろん、馴染みのショップで、前々から注文はしてあって、納車を免許日まで待ってもらってただけなんだが。)
姉ちゃんのバイクを受け取りに行くのに、俺が姉ちゃんを後ろに乗っけて行った。
それまでもそうだったが、姉ちゃん、後ろに乗ると緊張するみたいで、ギュッてつかまってくる。
さっきも書いたとうり、姉ちゃんはポッチャリで、オッパイもけっこうあるから、モロ背中に感じてしまう。
そして俺の神経もついついそっちに向いてしまう。
姉ちゃんのほうは全然意識してないみたいだ。
同じようにオッパイの感触を感じても、彼女を乗っけてるのとはまた違って、かえって意識してしまう。
やっぱり、『自分のもの』とそうでないものの違いだろうか…。
姉ちゃんがバイク買ってしまうと、「もう後ろに乗っける事もなくなるのかな」と、ちょっと残念な気もした。
バイクを買った次の金曜日の午後、姉ちゃん、なんだか機嫌が良くない。
バイクも買った事だし、天気も良さそうだし、もっとウキウキしてても良さそうなもんだが…
で、探るように声をかけてみた。
「姉ちゃん、どうしたの?せっかくバイク買ったのに、どっか行ったりしないの?」
すると姉ちゃん、眉毛の間に思いっきりシワを寄せて
「ひとりはやだっ!」
…やっぱり…俺から誘うのが正解だったんだ…。
まったく、24にもなって世話の焼ける姉ちゃんだ。
で、ソコにツッコむのはやめておいて、思いっきり脳天気に言ってみた。
「なぁんだ。ちょうどよかった。じゃあ明日、俺と付き合ってくれない?〇〇(彼女)とバイクで□□湖に行こうって言ってたのに、アイツ、急用でパーになったし。」
…姉ちゃんの機嫌が直りますようにっと…。
姉ちゃん、口を尖がらせたままで、それでも話には乗ってきた。
「そうなんだ?まぁ、いいけど…。どーせ彼女のかわりね…」
そうやって突っ掛かってくる姉ちゃんが、またちょっとかわいかったりする。
そして、どうせなら家族全員でツーリングに、それも一泊でってことになった。
母さんもすごい乗り気だったし、父さんも会社に電話かけたところOK。
上手い具合に、□□湖でロッジが一つとれた。
ところが…
夜遅くに父さんが浮かない顔で帰ってきた。
「すまん、ちょっとトラブルでな。明日は仕事だ。」
「え?どうして…って、仕事じゃ仕方ないわねぇ。そっかぁ…じゃあ、お母さんも明日はやめとくわ。あんたたち2人でいっといで。」
こういうわけで、姉ちゃんの初めてのロングツーリングは、俺と二人で1泊ってことになった。
翌日は早くに起きて、悔しそうな父さん母さんに見送られて出発。
姉ちゃんは、免許取り立てで、バイクも買ったばかり。
緊張しまくりなのがわかる。
ツーリングは楽しかったが、その話はココでは割愛。
その日の昼に、最初の事件が起こった。
たまたま見つけた、立ち寄り湯でのこと。
小さな建物で、受付も何もない、はるか昔に忘れ去られたような無人の施設。
古いわりには、掃除とか、手入れは行き届いている。
姉ちゃんの
「温泉いいなぁ、寄ってこうょ。」
って希望で、寄ってくことになった。
脱衣場の入り口で
「急がなくていいから、ゆっくりしようね。」
「うん。出る時は合図してね。」
と姉ちゃんと別れた。
『新婚さんみたいだな』とか思いながら入っていった。
中はけっこう広くて、だれもおらず俺ひとり。
大きい湯船を独占できる…と喜んでいるところに、ガラガラと扉の開く音がした。
『残念。ま、しかたないか』と思いながら振り向いて、驚いた。
なんと、こっちに向かって歩いてくるのは姉ちゃん…!
俺が「えーっ!?」と言って立ち上がるのと、姉ちゃんが俺に気付いて「あぅわ!〇$*□♀☆×!」意味不明の悲鳴をあげたのが、ほぼ同時だった。
2~3mほどのところで、タオルで隠すこともせず、頭のてっぺんから足の爪先まで無防備全開!
こんなにまともに姉ちゃんの裸を見るのは、たぶん小学校低学年以来だろう。
小柄ながら全体にふっくらとして柔らかそう。
張りのあるオッパイはかなりなボリュームで、真ん中に上向きの小さな乳首。
毛は薄く、下半分は縦筋だけでなく、回りのビラ…まで見えてしまってる。
脚は意外にスラリとまっすぐ。
で、ここで気付いた…俺も驚いて立ち上がってたもんだから、同じく無防備全開。
しかも…姉ちゃんの全裸を前にして、一瞬で興奮MAX状態。
「もぅ!見ないで!」
我に帰った姉ちゃん、両手で胸を隠して、その場にしゃがみこんだ。
「あぁ…ごめん…」
って、咄嗟に姉ちゃんから目をそらせた。
「こ…混浴だったんだ。まぁ、しかたないし、入ろうかな?あんまりこっち見ないでょ!」
「そ、そだね…。見ないようにするから…。」
姉ちゃん、わざと何でもない風を装いながら、大胆にも俺の隣に入って来た。
しばらくすると、開き直ったのか、もう普通にしてる。
窓の外の景色を眺めたり、
「やっぱ、温泉はいいねぇ。」とか話しかけてくる。
しかし、俺はそう簡単には割り切れない。
「見ない」とは言ったものの、やっぱり気にはなる。
横目でチラチラ見ると、姉ちゃん、一応腕で隠してはいるんだけど、透明なお湯のなかで、たっぷりとしたオッパイやら、その頂上の乳首、ずーっと下の方の黒い陰やらが、ゆらゆら揺れて見える。
で、一旦おさまりかけてたのが、またMAX状態。
突然、姉ちゃんが俺のほっぺたをつねってきた。
「もぅ、純粋に温泉を楽しめないかなぁ?チラチラ見て、やらしいなぁ。それに、なんで姉ちゃんを見ておっきくしてるわけ?」
『うあぁ、バレてるんだ。にしても、ハッキリ言うなぁ…』
姉ちゃん、少しニヤニヤして、明らかに俺をいたぶっている様子だ。
昔から、姉ちゃん、こういうところがある。
小柄で甘えん坊で、どちらかというと妹っぽいくせに、状況次第では徹底的に俺をいたぶる。
今まで、約20年の間、どれだけ弄ばれてきたことか…。
さっきまでの、バイクの先輩としての優位性は消し飛んでしまった。
「で?感想は?」
「…」
「なんか言いなさいよ!」
「う、うん。姉ちゃん、胸とか、脚とか、キレイなんだなって…」
「ば、ばか!真面目に答えるな!もう出るよ!」
温泉で温まったせいだけじゃない、姉ちゃんも真っ赤になってた。
姉ちゃん、タオルで前を隠して先に出ていった。
それを見送る俺からは、ボリュームのある、けどプリプリとかわいいお尻が丸見えだった。
気を取り直して□□湖に向かい、夕方、わりと早い時間にロッジに着いた。
こじんまりときれいな施設で、姉ちゃんはかなりはしゃいでいる。
ただ、部屋は1個しかなくて、もし4人で来ていたらちょっと厳しかったかもしれない。
そのかわり、大きめのジャグジーがあり、これにも姉ちゃん大喜び。
とりあえず荷物を置いて、まだ時間も早いので、夕食がてら湖畔を走った。
この頃には姉ちゃんもかなり慣れていて、いかにも楽しそうに走っている。
どうかすると、俺のダブロクが置いていかれるぐらいだった。
早めの夕食を済ませ、通りかかったスーパーでビールやお菓子を買い込んで、ロッジに戻ったのは、ちょうどいい感じにあたりが薄暗くなった頃だった。
順番にシャワーでスッキリした後、ビールを飲み出した。
こんな風に姉ちゃんとふたりで飲むのは始めての事だ。
作りつけの木製のベッドに並んで座って、大学の事、バイクの事、彼氏や彼女のことなど話しながら、かなりなペースで飲んでいた。
俺も姉ちゃんも、かなりテンション上がっている。
で、話は昼間の混浴風呂の事になり、『マズいかな』と思った時は既に遅く…姉ちゃんは完全にいたぶりモードに入っていた。
「あんたがおっきくするぐらいだから、姉ちゃんの裸も捨てたもんじゃないねぇ?」とか、絡んでくる。
明らかに、俺がうろたえるのを楽しんでいる。