妻と義兄 5

2018/10/26

「あ、ああ」義兄の方が慌てています。
私も慌てて台に上り、欄間から覗きました。足がガクガク震えてきました。(ちょっと・・・)
綾が、カーテンの前に立っていました。きつく目を閉じて、両腕を交差させて、胸を隠す様にしていました。腕が震えています。深呼吸しているのかと思いましたが、震えながら、呼吸が早くなっていました。
胸のホックに、両手をかけました。寒気でもしているみたいに腕がますますガクガクふるえています。
目を開けましたが、口を開き、その激しい息ずかいが、私の耳にハッキリと聞こえてきました。
綾は目を閉じると、パチッ、パチッ 胸を開きました。義兄の影になっていますが、ブルンとむき出された乳房が揺れるのが見えました。
そしてさらに下のホックを握ると、ちょっと顔をこちらに向け、さらに目をきつく閉じ、一つ一つ、体をガクッガクッと震わせながらはずしていきました。
逆立った恥毛と、ブルブル震える豊かな太ももがむき出しになりました。
「綾子さん、捲くっていってくれないか」義兄は顔を紅潮させて、異様な顔になっています。
「エ! まく・るんですか」
綾は、フリーになったネグリジェを振るえる手で徐々に捲くっていきました。
ネグリジェが、ワサワサとふるえながら、せり上がっていきます。
太ももがむき出しになった時、手が止まりました。
「もっとですか?・・」
「・・・・」興奮しきった義兄には聞こえないようです。
綾は右下を見るような、しかし目をきつく閉じて、苦悶の表情を私に見せながら捲くり上げました。
豊満すぎる肉厚の尻を、義兄に見せつけ始めました。
「オオッ!」
その声に反応するように、綾の尻の肉が、ギュッと締まりました。
「オオッ」尻肉の動きに義兄が反応して又声を上げました。
綾はますます震えて、うまく力が入らないのか、ピクピクと尻を動かしています。
「アアッ」かすれるような声を出し、義兄はそっと四つん這いで近ずきました。
「ダメッ!お義兄さん、来ちゃダメ!」綾の叫ぶような声に、ギクッとして止まった義兄。
「ダメ?」「そう・・」(もう、始まってるのか・・)
「綾子さん、前を向いて」
「アッ!」ガクンと震わせて、「前も?」泣くような綾の声。
「ダメ?」ちょっとして綾は「いい」そういって、右手で余る胸を隠し、左手で興奮した恥毛を覆い前を向きました。
「無理しなくていいよ」義兄のやさしい声に、泣きつく様な目で訴えながら、綾は、腕を外しました。ダランと腕を落とした為に、押し潰された乳房が又ブルンとふるえました。
そして、息をさらに早めながら、左手を離し、興奮しきった恥毛を露出させました。
まだ大きい震えで、乳房がゆれ、下腹が震え、恥毛が動き、太ももがブルブルと震えていました。
「もう一度後ろ向いてくれないか」
綾は「うん」と何故か子供の様な返事をして、後ろを向きました。相変わらず、尻肉が妖しくピクピくとふるえてしまいます。
義兄はパジャマとパンツをいっきに下ろし、股間をつかみました。
その気配に、綾はビクッとして目を開け、必死に耐えるような表情を見せました。
階段を、先に上ってきた時に、一瞬見せた表情でした。
「綾子さん、もう一度お願い」
綾は泣きそうな顔になりながら、体を回転させました。
既に、義兄はむき出しになった陰茎をしごいていました。
「イヤー!」叫んで綾はしゃがみ込んでしまいました。
「ゴ、ゴメン」あわててパンツを上げる義兄。
「ゴメン、もう、着ていいよ」
「いいんですか、もう?」
綾は疲れきった表情でネグリジェを取りました。
「さ、ちょっと、ビール飲んでみたら、一口ぐらい、大丈夫でしょ」
脱力した綾が席に戻り、注がれたビールを一口含むと、顔をしかめ、ゴクンと飲み干しました。
「苦い」むせる綾の脇に座っていた義兄の真顔に、綾の顔がこわばりました。
妻の右脇に座り、注いだビールを飲み干してむせる妻の姿をみる義兄の顔が、みるみる真顔になっていきました。
コップを置こうとした妻もその真顔に気付き、顔をこわばらせてしまいました。
「どうしたんですか?」
ちょっとおびえるような言う綾。
「もう、寝ましょう?なんだかもう、つかれちゃった」
義兄の視線を避けて、コップをおこうとする綾。
「始めようか」
義兄の声が急に低くなりました。
「ェ?でももう、今夜はもう・・」
「綾さん、気が変わっちゃうと困るから」
「あの、私まだ、決めたわけじゃなくて・・」
何も言わずジッと見つめる義兄に、固まったようにコップを見つめている妻。
「あの・・ホントにキスだけでもいいんですよね」
何も言わない義兄を見て、
「お義兄さん?」
義兄の方を向いた時、
いきなり義兄が綾を抱き寄せました。
「キャッ ヤ、ヤダ」
体をすぼめる綾を、義兄は何も言わず、乱暴に綾を抱き寄せました。
「ォ、オニイサン!」
義兄の腕の中で、義兄の下着と綾のネグリジェのこすれあう音が少し続いて、
義兄の固い意志を悟ったのか、綾が、動きを止め、義兄をジッと見つめました。
「キスだけにして」
綾が目を閉じました。
義兄は何も言わず、顔を近ずけていきました。
義兄の体を拒むように掴んでいた左手が、小刻みにふるえていました。
義兄は綾のギリギリまで近ずき、一瞬止めると、唇を合わせていきました。
「ウン」
綾が体をよじらせました。
義兄は唇を合わせたまま、ジッと動きません。
少しして、
「ウン!」綾が体をちょっとのけぞらせました。
義兄の舌が激しく侵入しているようです。何ヶ月か前、姉夫婦がやってきて、夕食を終えて酒も進み、両親も退散して4人になった時、多少酔いが回ってきた義兄が言い出したこと。
「マサクン、ちゃんとキスしてるか?夫婦だって、ちゃんとキスしなきゃだめだぞ?俺はサ、キスだけでイカセられるんだぞ」
だれもまともに聞いてはいませんでしたが。
義兄とのキス、異常な行為ということもあって、妻はよけいに感じてもいたんでしょう。
綾が体をのけぞらせた後、一気に呼吸が早まっていました。
義兄の右手が、綾を包み込んだ背中をさすりはじめました。
「ウーン」綾の甘い、ため息の様な声にドキッとした私。
綾の手の震えはとまっていました。
義兄の右手はさらに大きく綾の背中を味わっていました。
「ウン!」綾の体がキクンと動き、眉間を緊張させた表情をした時、
義兄の手が、すばやく綾の胸をとらえました。
綾の手が義兄のその手をつかみました。離そうとしたのかもしれませんが、そのまま動きませんでした。
義兄の顔が動き始め、「ウーン」綾がいっそう甘い声を出し、乳房の愛撫を許してしまいました。
綾の左の乳房の柔らかさをゆっくり味わうように、静かにつかんではゆるめ、次第に大きくゆっくり綾の乳房を揉みしだきはじめました。
綾の呼吸が早まり、体から力が抜けてきたのを感じ取ったのか、ゆっくりと綾の体を横たえていきました。台に上がって見下ろすと、横たえられた綾はまだ乳房を揉まれ続けていました。
左手はダランと下ろしていましたが、体が少しなまめかしく動き始めていていました。
やがて、乳房をゆっくり揉みし抱いていた義兄の右手が、スッと綾の布の中にすべり込みました。
綾は一瞬上体を仰け反らせましたが、侵入を拒みませんでした。
生の乳房をもてあそばれて、あやの体のくねりが、大きくなってきました。
暫らくして、義兄の腰が綾に押し付けられました。
綾の体に股間を押し付けて動かしていましたが、今度は右手で綾の体を起こし、無理やり自分の方に向けさせました。
そして足で綾の太ももを自分に密着させ、自分の陰茎を綾の下腹に押し付けて腰を動かしはじめました。
綾も義兄も、呼吸を荒げてきました。
何時の間にか、義兄の手が綾のネグリジェを捲り上げ、生の尻をさすっていました。
綾は抵抗しませんでした。
そして、義兄の右手が綾の太ももの間を侵入し始めたとき、綾の手がきつくとめました。
暫らくそのまま二人は動かず、義兄が下のパジャマを下ろそうとした時、又綾が止めました。そして少し又そのまま動かなくなってしまいました。
義兄に導かれて、止めた綾の左手がそっと義兄の陰茎に添えられました。
指がピンと張って、当てただけでしたが、暫らくすると、綾の中指は陰茎に当てられたまま、両脇の指が、深く沈みこんでいきました。
ピッタリと、指で挟まれて、義兄が「ん!」とうなり、腰をビクッと動かしました。
そして綾は静かに親指と小指を丸め、義兄の亀頭を、自分の乳房を柔らかく掴まれた時の様に、丸めた指でゆっくり刺激し始めました。
次第に沈み込ませた指も一緒に陰茎の脇から刺激するようになり、中指の腹が陰茎の根元あたりをいやらしくくねらせはじめた時、
「オオッ!」
義兄の体が激しく動き、あっけなく果ててしまいました。
綾の、いやらしい指の動きに少々ショックを受けてしまった私。
妻の指で、義兄がうなり声と激しい痙攣とともに快感の絶頂に達した事実は、意外にも私の心を深く傷つけてしまいました。
自分の企みにはまって、特別の空間を経験した二人が、少なくともあの、義兄が妻の細い指の導きでドクドクと精液を放出したあの一瞬に、綾も義兄も、とてつもなく深い愛情の対象として刻み込まれてしまったのではという恐れが、私を襲いました。
妻のあの夜の痴態をもう一度覗きたいという単純な動機で始めた事。母親として、嫁としての姿に見慣れきっていた日常に、突然襲ってきた妻からの卑猥なプレゼント。
放出して綾の胸の前にうなだれた義兄の髪を撫でていた綾。

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