今年の夏

2018/10/09

私は二十四歳になりました。
同時に女になりました。
一人暮らしの私の部屋に男性が来たのもこの日が始めてでした。
その日は誕生日の三日前でした。
高校時代の親友から電話があり、誕生日に会う約束をしたのですが、それが今、思えば間違いだったのです。
待ち合わせの場所で親友と会ったとき、連れの男性が二人いました。
その顔を見て驚きました。
私が好きだったくんだったのです。
もう一人はくんの仲良しくんでした。
妙になつかしく高校時代に戻った気分で私は一人ではしゃいでいました。
食事の席で親友の子が私の為にくんに連絡をしてくれたと聞いて、高校のときの気持ちを告白すると「俺も智美のこと好きだったよ」と言ってくれました。
私は天にも昇る気分で彼氏がいないことをそれとなくくんに言いました。
すると「俺も今、フリーだから付き合うか」と言ったので迷うことなく、いいよと私は言いました。
くんと子に歓迎の拍手をされ私は飲めない酒を何杯か飲みました。
その席で今日が誕生日と言うとさらに盛り上がり、時間がたつのも忘れてしまいました。
翌日が休みということもあって店の閉店近くまでいました。
そこで私は飲めないのに「続きは私の部屋で」と言ってしまいました。
翌朝、私は自分のベッドの上で目が覚めました。
身体を起こそうとしたときに私は素っ裸で寝ていることに気がつきました。
同時に大の字に寝かされて両手足首を何かで縛られていました。
身動きできないでいると「目が覚めたみたいよ」と子の声が聞こえすぐに「いま、いくよ」と君の声がしました。
何が起きたのかすぐには理解できませんでした。
私は君に裸体を見られたくなかったので思わず叫ぶと「智美の身体は隅々まで見せてもらったよ。お前、処女なんだろ」と知られたくない秘密を大好きな君に知られてしまったというショックで言葉が出てきませんでした。
「なら、智美の処女をもらってあげれば。結婚したら出来ないわよ」と子が言う会話を聞いてショックでした。
二人は私の気持ちを知っていて結婚するそうなんです。
子は私に君を忘れさせるため、君は私に対する未練を断ち切るために仕組まれたことだったのです。
「その前に、智美の前で子とエッチがしたい。間違って智美を妊娠させたら大変だろ」と言いながら手首に結びつけた服をほどき、上半身を起こしてから後ろ手に縛られ、私が横にならないように紐で固定されました。
それから私の目の前で二人はエッチを始めました。
君のことが忘れらなかったこと、私に勇気がなかったことで男性と付き合ってもエッチができなかった私にはその光景が少し自分にダブって見えました。
子の声は私の声、君の立派な肉棒は子ではなく私の中に入っていくように妄想していると、いつのまにか私のアソコは濡れていました。
数分後、上半身の紐を解かれた私は処女を捨てました。
思ってた以上に血がでなかったのは私以上に子が驚いていた。
でも、痛かった。
合体後に君が早々に離れたので私の不満は限界に近かったです。
すると子が「智美、オナニーをしてよ。そうしたら良いことしてあげる」と笑顔で言うんです。
君に振り向いてもらいたかったのかわかんないけど私は夢中になってオナニーをしました。
やがて私がオナニーを終えると子は机の上からハサミを持ってきて陰毛の前で止めました。
「今日という日を忘れないために、刈り取ってあげる」と陰毛をハサミで短くカットしていきました。
私が抵抗しようとすると君が上半身をガッチリと押さえてくるんです。
私の場合、陰毛はそれほど濃くはないし、面積も広くないのでカットに時間はかかりません。
すると子は浴室に行き洗面器を持ってきました。
「刈り取っても違和感ないから、剃ってあげる」といやがる私をよそに剃っていきます。
その間、私は恥ずかしくてずっと目を閉じていました。
乳首をつねられ目を開けた私の目に飛び込んできたのはデジカメのフラッシュ、そして赤ん坊のようになったツルツルのアソコ。
あれから約三ヶ月、私のアソコは今でもツルツルです。
伸ばしたいけど二人の間に本物の赤ん坊が産まれるまでは伸ばすことを禁止されました。
今月の二十二日は二人の結婚式です。
こんなことがなければ普通に出席をして親友の一人として「おめでとう」と言えたのに、式は身内だけと聞いたけどあとの二次会以降にでるべきなのか今でも迷っている。

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