僕と太郎

2018/10/01

僕は思春期の時、異常なほど悶々としていて何時如何なる時もエロい事を考えていた。
?どうしても女の裸が生で見たい!胸を触ってみたい!?と、常に思いつつも、そんな女がいるわけも無く、妄想は膨らむばかりの毎日だった。
自分でも素直に認める異常性欲。
そしてそんな僕には小学校からの腐れ縁、親友と呼んでも過言ではない友達の太郎(仮名)がいた。
太郎も僕同様の異常性欲の持ち主で、お互いがそれを認識しあったのは小学生の高学年の時だった。
太郎は男3人兄弟で4コ上と6コ上の兄貴がいる末っ子だった。
年の離れた男兄弟がいたせいか、女の体に詳しく、僕は太郎に色々と教わりながらエロ知識を深めていた。
エロ知識が深まれば深まるほど、僕は女の裸を見たり触りたくなり、妄想癖は肥大していった。
そんな僕の妄想をはらす相手は、ある意味誰でも良かったのかもしれないが、3コ上の姉だった。
恋愛感情とかそんなものは一切無い、ただ、女体を見たり触ったりしたかっただけ。
一応、第三者の意見としては、姉は不細工ではない、むしろ可愛い部類に入ると第三者の太郎が言っていた。
きっかけは、姉が土曜の昼間にリビングのソファーの上で昼寝をしていた時の事。
家には僕と姉しかいない状況で、その時姉はミニスカートをはいて眠っていた。
『足元から覗き込めばスカートの中が見える!』そう思った瞬間、何とも言えない卑猥な雰囲気になり、僕は忍び足で、姉の足元に移動し、腰を下ろしてスカートの中を覗き込んだ。
薄暗いスカートの中、水色のパンティーが見え、僕の興奮は一気に高まった。
エロ衝動が僕を突き動かし、危険を顧みず、僕はそっとスカートの裾を持ってゆっくりと捲っていった。
姉の寝息に耳を澄ましながらスカートを捲る、露わになる白い太ももに興奮する間もなく、水色パンティーの股間部分が晒され、ついにはパンティー丸出し状態で横たわる格好にしてしまった。
今まで経験をした事のない緊張と興奮に、僕は何度も生唾を飲んだ。
そして、制御の利かなくなったエロ衝動は、水色パンティーに指をかけさせた。
ゆっくりと、慎重に、パンティーのゴムを引っ張る。
引っ張られた水色パンティーの中を覗き込むと、姉の陰毛が見えた。
目も眩むほどの興奮、言葉では言い表せない。
それがきっかけ、そして夜、姉が熟睡している隙に胸を揉むという計画を立てた。
僕と姉の部屋は2階の大きな部屋の間に仕切り壁を4枚立てて2部屋にし、それぞれを使っていた。
小学生の頃は一緒の部屋だったが、姉が中学生になった時に2部屋にした。
もともと、成長に合わせてそうなるタイプの部屋だった。
この部屋の欠陥は、仕切り壁の1枚をずらせば簡単に隣部屋に侵入できることだった。
計画即実行、エロ衝動は我慢ができない。
深夜2時、初めからわずかにずらしておいた仕切り壁の隙間から、姉の部屋の様子を伺い、姉の寝息を確認してから、慎重に慎重を重ねて仕切り壁を人一人が抜けられる隙間を音も無くずらし開けた。
そーっと気配を消しながら物音がしないように細心の注意を払い、姉の部屋へ侵入、電気の消えた薄暗い中をゆっくりと姉の眠るベッドへと近寄り、ベッドのそばに腰を下ろしてスタンバイする。
緊張をほぐすため、大きな深呼吸をしてから、そーっと手を姉の胸に向かって伸ばしていった。
季節は夏、タオルケット1枚が姉の体にかかっていたが、パジャマ姿の体は剥き出し状態。
姉の寝息に合わせて動く胸のふくらみに、そーーっと手の平を乗せるようにして、姉の胸をパジャマの上から触ってみた。
呼吸がし難くなるほどの緊張と興奮。
僕は姉の寝顔と寝息に集中しながら、胸を触った手の平に力を入れていった。
その時の感触はよく覚えていない、ただパジャマの柔らかい布地の手触りと、姉の体温、そして乳房の質量的なものを感じたのを覚えている。
『揉む』とまで言えたかどうかわからないが、確実に僕に手によって姉の胸の形を変えるほどまでに触ったのは間違いない。
僕は一度手を離し、再度大きな深呼吸をして、パジャマのボタンを外しにかかった。
目標は胸元のボタン3つ。
寝ている間に自然に外れても不思議ではない数。
ゆっくり音を立てずにボタンを外す。
そして、パジャマの中に少し手を潜り込ませて、ブラジャーの上から胸を触る。
姉の寝息の微妙な変化に注意を払いながら、人差し指をブラの中へと侵入させた。
生で触れる乳房の体温と柔らかい弾力を感じながら、人差し指は乳首を触った。
指で乳首を押す、コリコリとした感触を想像していた僕は、ぷにゅぷにゅとした柔らかい感触を体感して、満足感と達成感に酔いしれた。
指で乳首を撫でる様にいじった時に姉が、「んん・・」と言って、寝返りを打った。
その瞬間僕は、さっとベッドの下に隠れ恐怖と不安を感じつつ、姉が起きないようにと神に祈り、時間が過ぎるのを待った。
再びベッドの上から姉の寝息が聞こえ、僕は逃げるように自分の部屋に戻った。
こんな事が病み付きになり、僕は何度か姉の体を触りに部屋へ忍び込んでいた。
ただいつも不安と恐怖との戦いでもあった。
この事は僕の中のトップシークレットだったのだが、太郎が遊びに来た時、女体について知ったかぶりをする太郎に対し、つい自慢してしまった。
太郎はこの話に興味津々で喰いつき、羨望の眼差しで僕を見た。
いい気になった僕は自慢気に事の一部始終を、太郎に話してしまった。
身悶えながら羨ましがる太郎に優越感を感じた。
その話がきっかけで、太郎の悶々とした欲求が姉に向いたのは間違いない。
ねだる太郎に、姉のパンティーとブラジャーをレンタルしてやったり、仕切り壁をずらして、姉の制服から普段着への着替えを覗かせてやったりした。
飢えた犬に餌付けをしているようで、なんか気分がよかった。
太郎は何かにつけて、「泊めてくれ!」と僕に頼んできた。
理由は、僕と同じ事がしたいからだが、そんな危険な事をさせる訳にはいかなかったので、「姉ちゃんが、凄く酔っ払っているとか、気絶しているとか、絶対起きないって保証がないと絶対に無理!」とずっと断っていた。
諦め切れない太郎は、「睡眠薬で眠らせる事ができたら、俺もオッパイを揉んでいいか?」と、聞くので、「絶対起きない位のヤツならな。」と返事をしておいた。
睡眠薬に心当たりがあったのかどうかは知らないが、太郎は本当にハルシオンという睡眠薬を手に入れた。
「約束だぞ!」と、迫る太郎に、「これ効くのか?」とか、「飲ませる数で、熟睡度が違うのか?」とか、逆に太郎を問い詰めた。
僕自身、姉が起きたら最悪な事になるという不安と恐怖と緊張の行為に、何とかならないかと模索をしていただけに、太郎が持ってきた睡眠薬は魅力的なものだった。
太郎はハルシオンの効能についてはあまり知らなかったので、太郎から3錠もらって、実験をする事にした。
青い錠剤を粉々に砕き、粉末状にして、飲み易いようにお湯に溶かす。
姉の飲んでいたカフェオレにこっそりと2錠分のハルシオンを混入して様子を伺う。
10分ぐらいで姉に変化がおきた。
酔っ払いのような動作と呂律の回らないしゃべり方。
ふらつき、まともに立てないず、意識が朦朧としていたが昏睡には至らなかった。
面白いのは、姉がその時の記憶を無くしている事だった。
『これなら何でもできるぞ!』と、僕はハルシオンの効能に興奮して、実験結果を太郎に話した。
太郎も興奮を抑えきれずに、「いつやる?」と僕を急かした。
僕は太郎を落ち着かせつつ、計画を練った。
土曜日は両親が仕事で、朝の8時から夜の7時くらいまで姉と僕しか家にいない、その昼間を狙う事にした。
使うハルシオンは実験の倍の4錠、好きな事ができるとワクワクして土曜日が来るのを首を長くして待った。
金曜日の夜には、ワクワクして、楽しみで、興奮しすぎて中々眠れなかった。
実は、当初太郎と予定をしていた計画実行の土曜日は、姉が彼氏か友達かと外出してしまい中止をせざるを得なかった。
だから予定を1週間遅らせていた。
太郎なんて中止を告げた時、逆ギレし、大きく落胆していた。
その分だけ楽しみと、期待度は増し、?絶対に決行してやる!?という強い信念が芽生えていた。
こんなに明日が来るのを楽しみにした事は今までに無い。
金曜日の夕食、家族が揃っている時に、それとなく土曜日のそれぞれの行動予定をチェックした。
両親は仕事、帰宅は19時、これは確実。
姉は「日曜日に遊びに行くから・・明日は・・・ゴロゴロしてよっかな。」と言ったので、僕は決行を決意。
そして僕は、「土曜日は、朝から街に遊びに行くから行くから帰るのは夜になると思う。」と、アリバイ工作を施しておいた。
これで、土曜日は姉が1人で留守番をするという環境が整った。
家の中に1人しかいないという事は、強制的な昼寝から起きた後、服の乱れや体に感じる異変も、気のせいということで片付けられる。
僕は夜寝る前に、ハルシオン4錠を粉末にし、お湯で溶かして重要なアイテムを作ってから床に就いた。
朝、7時にセットした目覚ましよりも早く目覚め、リビングに降りると、両親が会社に行く準備の真っ最中、7時半頃両親が出勤するのと同時くらいに姉が起きて来て、目覚めのシャワーに入っていった。
計画開始―。
僕は玄関から顔を出し外を見た。
門から5mくらい離れた電柱のところに太郎が来ているのを確認。

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