身体検査の思い出
2018/08/12
身体検査に関しては私も思い出がある。
それは今から約30年前の事。
中2の夏、私は都会のマンモス校から、田舎の学校に転校した。
そこは1学年1クラスしかない小さな学校だった。
時は流れ中3の春。
いつものように、教室での朝礼が終わった。
担任「じゃあ前から言ってたように、今日の午前中は身体検査をやります。みんな服脱いだら、まずは家庭科室に行って身長からね。」
そう言うと、担任の先生は教室を出て行った。
すると、いきなり教室内で男女の大移動が始まり、
自分が座る窓際の席の方に男子が、反対の廊下側に女子が集まった。
“なんだ?なんだ?”
なぜ男女がいきなり教室内で真っ二つに分かれたのか、
前の席の奴に聞こうとした、まさにその時。
一斉に、周りの男子が服を脱ぎ始めた。
そして、あっという間にパンツ1枚になると、
次々と、一目散に教室を出て行った。
私は唖然とした。
“えっ!?女子と一緒にやるの!?”
身体検査は、前の中学では男女別でやっていた。
服装こそパンツ1枚だが、男女一緒にやったのは小学校までだった。
“無理だって………、女の子いるじゃん………”
中3にもなって、女の子の前でパンツ1枚になるのは、
かなりの抵抗があった。
“やべぇ………みんなもう行っちゃったよ………”
かなりの焦りを覚えつつも、それでもいまだ服を脱ぐ決心がつかなかった。
“やべぇ………やべぇ………やべぇ………”
その時、ガラガラっと扉が開く音が聞こえた。
チラッとそちらに目をやってみると、
パンツ1枚の格好で、続々と教室を出て行く
大勢の女の子達の恥ずかしげな後姿が見えた。
“おぉ…………すげぇ…………”
家庭科室に行けば女子のパンツの大群が見える。
そう思うと急にやる気が出てきた。
私は勢いよく服を脱ぎだした。
と、その時。
教室の後ろのドアが、ガラガラと開く音が聞こえた。
“げっ!、誰か入ってきた!”
ピタッと手を止め、恐る恐る、ゆっくりとそちらの方を見た。
すると、クラスメイトの女の子Yさんが、不安そうな目で、私を見つめていた。
彼女は、私とほぼ同じ時期にこの学校に転校してきて、
部活仲間だったこともあり、わりと親しい間柄だった。
私「なんか男女一緒にやるみたいだけど、知ってた?」
Y「知らない、知らない。 意味わかんないんだけど」
私「今何してたの?」
Y「とりあえずトイレに逃げこんでみた。(恥)
○○君こそ、1人教室で何してるの?」
私「だって無理だろー、女子の前でパンツ1枚は」
Y「無理だよね。でもどうせ向こう行ったら一緒じゃん。」
私「まあね………」
お互いしばし無言。
私「やるっきゃないだろ(恥)」
Y「やるっきゃないね(恥)」
お互い視線をそらし、黙々と服を脱ぎ始めた。
私は頑張ってパンツ1枚の格好になった。
あらためてYさんの方を見た。
脱いだランニングシャツを手に持ち、体の前を隠しながら、
恥ずかしそうに私を見つめていた。
Y「先行ってて、すぐ行くから」
私「お、おう………」
私はダッシュで教室を後にした。
全速力で、一気に家庭科室の前に走り着くと、
扉の窓から、そっと教室内を覗いてみた。
すると、中にいた担任の先生と目が合った。
無意識に後ずさりしている自分がいた。
教室の扉が開いた。
先「遅い遅い、何してたの?」
私「あ、ちょっと、トイレに………」
先「相棒は?」
私「え?」
身体検査は、同じ出席番号の男女が、記録用紙を交換して、
お互いを測定し合い、値を記入していくというやり方だった。
私はYさんと同じ出席番号だった。
私「Yさんもトイレに………」
先「ふ?ん………、あ、来た来た。
じゃあ前の子達についてっいってね」
振り向くと、Yさんが小走りでこちらに駆けてくるのが見えた。
“うぉ………”
Yさんのパンツ1枚姿に、確実に興奮している自分がいた。
私「用紙交換するみたいだよ」
Y「誰と?(かなり息を切らしながら)」
私「出席番号が同じ女子とだから、僕とYさんが交換するみたいだよ」
Y「あ、そうなんだ………」
彼女の記録用紙は、胸の前で両手でガッチリと抑えられていた。
Yさんの気持ちを察し、私の方からそっと用紙を差し出すと、
彼女はまず、私の用紙を受け取り、それを自分の記録用紙の上に重ねると、
慎重に、胸が露出しないよう気をつけながら、ゆっくりと私に用紙を手渡した。
彼女の用紙は、生温かくシワクチャのうえ、手汗でかなり湿っていた。
目の前で男女仲良く測定し合うクラスメイト達。
女の子達は、測定される時は、用紙で胸を隠し、
相手の測定値を記入する時は、記入時に用紙を置く机で
うまいこと胸を隠していた。
パンツ1枚の女の子達。
動物やアニメのプリントがついているなど、
幼いデカパンツを履いている子が意外と多かった。
それに比べ、Yさんのパンツは小さめの薄ピンクで、
それは完全に『パンティー』と呼べるものだった。
身長、体重、座高と同じ教室で測り終え、隣の教室に移動した。
中では、机が等間隔に5つ置いてあり、
その脇で、男女がお互いの胸囲を測りあっていた。
当然のごとく、女の子の方が入り口に背を向けて立っていたのだが、
場所によっては、角度的に女の子の乳頭が見えてしまっているところもあった。
少し待っていると、ほぼ同時に4ヶ所が空いた。
私「どこにする?」
Y「真ん中!1番真ん中!」
彼女はかなり慌てふためいていた。
私「どっちから測る?(メジャーを手に持ち)」
Y「あっ、私から先に(○○君のを)測らして。あっ、待って………、やっぱり………………」
私「どうする?どっちみち………………」
Y「隣には見られたくないから………………(恥)とりあえず私の背中にメジャー回して」
私「う、うん」
Y「回した? じゃあ手を上げるからなるべく早く………」
私「う、うん」
Y「じゃあ、はい(恥)」
目の前に現れたYさんの想像以上のデカパイ。
私が測定値を読み上げるとすぐに、彼女はまた素早く用紙で胸を隠した。
Y「じゃあ、今度は私が測るから………。○○君、2枚の用紙で両方から隠して」
私「えっ?」
Y「だから………」
私「用紙で左右から胸を隠せばいいの?」
Y「う、うん(恥)」
私「じゃあその(Yさんが胸の前で押さえつけている)用紙を………」
Y「あ………」
私「こう?」
Y「う、うん(恥)」
Yさんの胸が周りから見えないよう、私が左右から用紙で胸を隠すと
ようやく彼女は、私の胸囲を測り始めた。
周囲から閉ざされたYさんのデカパイ。
私からは丸見えのYさんのデカパイ。
彼女は緊張のせいか非常にアタフタしていた。
動く度に揺れたデカパイ。
ぷるるんっ、ぷるるんっ、と目の前で小刻みに揺れたYさんのデカパイ。
“たまんねぇ………………これはたまんねぇわ………………”
Y「ごめんね、ちょっと手がすべっちゃって………。ちゃんと隠しててね」
私「う、うん」
“この乳は俺だけのもんだぜ………”
ようやく胸囲を測り終え、隣の教室へ移動。
中には担任の先生が居て、長椅子が2つ、並べて置いてあった。
先「じゃあ、椅子を挟んで、男女それぞれ出席番号順に向き合って並んでー。去年も一昨年もやったからわかるでしょー。早く早くー、時間無いよー。じゃあ始めるよー。右足からー、はいっ!せーの!
イチ,ニ,サン,シー、 イチ,ニ,サン,シー………………」
何が何だかわからないうちに測定は始まった。
“んっ?………これ、踏み台昇降運動?”
先「声出してー!、みんなもっと大きく手を振ってー!はいっ!、イチ,ニ,サン,シー、 イチ,ニ,サン,シー………」
私は言われるがまま、大きな声を出しながら腕を振った。
そして、ふと正面を見た。
すると、Yさんが今にも泣きそうになっていた。
涙目になりながら、しきりに左右を気にしていたYさんは、
さりげなく胸を隠している周りの女の子達とは違い、
あからさまに恥ずかしそうに、ガッチリと両手で胸を隠していた。先「もっと声出してー! 女子ー、もっとちゃんと手を振るー!もう1回やらせるよー!はいっ! イチ,ニ,サン,シー! イチ,ニ,サン,シー!」
男子の掛け声はさらに大きくなった。
羞恥で声が出ない女の子達は、代わりに必死に手を振り始めた。
その様子を“信じられない”といった表情で、左右を何回も見渡したYさんは、
意を決したのか、目をギュッとつむると、懸命に手を振り出した。
Yさんのデカパイが、足踏みと同時にぷるんぷるん。
その右隣で、私がひそかに好きだったSさんも、
うつむきながらBカップ程の生乳をぷるんぷるん。
さらにその隣では、黒縁眼鏡のがり勉のTさんが、
予想外の巨乳を恥ずかしげにぷるんぷるん。
一方、Yさんの左隣では、巨乳の持ち主として
普段から目をつけていたMさんが、Yさんに負けず劣らずの巨乳を、
上下に激しくぷるんぷるん。
その隣では、お嬢様育ちの清楚なIさんが、
顔を赤らめながら、小ぶりな美乳をぷるんぷるん。
先「はいっ!終わりー!」
この測定だけは、自己申告制だった。
興奮ですっかり脈は乱れまくっており、やむなく偽造した数字を提出した。
この後教室に帰ると、興奮冷めやまぬまま、すぐに授業が始まった。(終わり)
長文失礼。