夕暮れ時のとあるドラッグストア
2018/05/07
夕暮れ時 とあるドラッグストアの前に立つ一人の少女。
細く締まった体、すらりと伸びた健康的な脚、ぷっくりとした上向きのお尻、微妙に膨らむ胸、肩口までの漆黒のストレートヘアー。
体に対して大き目のスニーカー、白地にパステルピンクのボーダー柄のハイソックス、股の付け根ぎりぎりのジーンズ調のホットパンツ、ジュニアブランドのパステル調のTシャツ。
そんな風貌のどこから見ても子供、小学校の5,6年生と思しき少女。
その少女が何の迷いもなくドラッグストア前に設置してある『スキンの自動販売機』を利用しようとしていたら……皆さんならどうされます?注意しますか?少女に直接、『子供の買うものじゃないよ』と注意しますか?それとも、見て見ぬ振りをしますか? 今の世の中 学生服でタバコを堂々と買っている中高生に注意できる大人は少ないですよね。
-----若い者はすぐ切れるし、どうせ人の子だと無関心を決め込む人がほとんどじゃあないでしょうか?そんな今の時代、たとえ小学生がスキンを買っていても注意できる人、する人は少ないでしょう。
そうやって我々大人達が、子供達の性へ入り口を広げてしまっている状況、それが今の日本ですスキンを買うのを見逃すならば、もしかして小学生と小学生が路上でキスをしているのを目撃しても、あるいは公園の隅で子供同士が立ちバックのスタイルでセックスしていても 本当に我々大人は、注意できるのでしょうか?正直、私には出来ませんでした。
そう、36歳のいい大人の私は、そのスキンを買う少女を見ても注意する勇気がありませんでした。
それどころか あろことか私はその時、その少女の後をつけたのです。
今にして思えば軽率な行動だったかも知れません。
でも私はその時、少女とスキンというおよそ不釣合いな組み合わせにとても興味を持ったのです。
少女はいったいそのスキンをどうするのか?それがなんであるのか知っているのか?いえ、本心を言いましょう。
私はその少女がスキンを使う場面が見たかったのです。
そう、私は小学校の高学年の可愛らしい美少女が、男の性器に避妊具を取り付けて 自分の女の部分にそれを招き入れる姿を想像して中年独身男の局部を勃起させていたのです。
そうです、私が36歳になるまで独身を余儀なくされたのも この性癖、『ロリータコンプレックス』が大きな原因だったのです。
私は大人の成熟した女性では性的興奮を喚起し得ない『少女愛好者』です。
それも11歳から13歳くらいの、学年で言えば小学5年生から中学1年生くらいの少女にしか性的興奮を覚えない筋金入りの『ロリコン』です。
世間では『ロリコン』は、大人の女性に相手にされない男、大人の女を相手にする勇気のない男とされています。
そんな男だから未成熟で自分が主導権を握れる子供にしか興味を持たないのだと。
ある意味、それは正しい意見でしょう。
世の『ロリコン』犯罪を見ればおおむね間違ってるとは言えないでしょう。
しかし この世の中にはそれだけでは説明のつかない更に特殊な性癖の持ち主がいるのです。
それが私でした。
私は唯の『ロリコン』ではないのです。
私は11歳から13歳までの外見上、明らかな子供の少女達に主導権を握られたいのです。
支配されたいのです。
幼い少女達に。
親子ほど年齢の離れた少女に人間的、性的にも劣った者として支配されたいのです。
ありていに申せば、性的経験が豊富な小学生に弄ばれ、蔑まれ、罵倒され、支配されたいのです。
36歳の中年独身男の『童貞』を奪って欲しいのです。
小学生の少女に。
無論、この欲望、欲求が満たされる事はないでしょう。
性的経験が豊富な小学生がこの世に存在するのかさえ不確かです。
セックス経験のある小学生はいるでしょう。
しかしその事を自慢して中年男の童貞を奪う事に興味を示す小学生がいるとは思えません。
『サディスティックな小学生』は存在しないのです。
しかし だからこそ私はそのスキンを買う少女を見た時に 異常な興奮を覚えたのでした。
こそこそと隠れるように買っていたのではなく さも当然のように、まるでジュースを買うようにスキンを買う少女の姿に異常な興奮を覚えたのです。
その姿はセックスを日常に受け入れている成熟した人妻の様に堂々としていました。
この少女はセックスを経験している。
それも日常の生活の一部としてセックスを楽しんでいる。
小学生でありながら熟れた人妻の様な性生活を送っているのだ。
私はそこまで妄想していたのです。
それが事実であろうとなかろうと私はそう妄想して勃起させていたのです。
夕暮れ時の商店街の中を 一定の距離を保って私は少女の後をつけました。
少女はさきほど買ったスキンの箱を肩からかけたショルダーポーチの中にしまい込んでいました。
10分も歩いたでしょうか。
少女は商店街の外れにある書店に入って行きました。
私もよく利用する書店です。
何の迷いもなく私も少女を追ってその書店に入りました。
少女はコミックコーナーで立ち読みを始めました。
私は少女からは死角になる雑誌コーナーの端っこで少女の顔から下を覗き見ることに成功しました。
書店の明るい照明で改めて少女を観察すると、その体が、服装がいかに小学生に相応しいか良くわかりました。
どこから誰が見ても小学5,6年の少女に間違いありません。
私は近づいて行って その少女の匂いや肌の温もりを感じたいという衝動を 抑えるのに必死でした。
しかしその紛れもなく小学生である少女のポーチの中には、間違いなく大人の為のアイテム、小学生には相応しくない物。
スキン、コンドーム、避妊具が入っていたのです。
その書店にいた多くの大人達の誰がそんな事を信じるでしょうか。
このコミックを読みふける小学生の少女が男の肉棒に装着する道具、セックスを楽しむための大人の道具を持っている事を知っていたのは私とその少女本人だけなのです。
私の勃起は更に激しいものになっていました。
出来うるならばこの場で、その少女に見られながら、この貧弱な36歳童貞の肉棒を扱きあげたかったのです。
既に私のブリーフの前部分は凄まじい量の先走り液を含み込んでいました。
もし見たならばべっちゃりと濡れていたでしょう。
しかしその欲望は当然叶えられるはずもありません。
私とて正常な社会人の一面もあるのです。
そんな事をすれば警察のご厄介になる事は必然です。
私はその少女の姿を目に焼き付けて自室に戻ってから思う存分に自慰にふける事で満足しようとしていました。
その時 少女がふいに書店から出て行ったのです。
私は慌てて後を追いました。
少女は外に出て左に曲がり書店の外壁に沿って歩きだしました。
私には少女の目的が即座に判りました。
トイレです。
この書店のトイレは店内に一つと外にも一つあったのです。
外壁に沿って歩き角を曲がった場所がそうでした。
少女はそこに向かっていました。
私は若干の躊躇をしましたが今さら書店に戻る事も出来ず少女の後を追いました。
そして少女が角を曲がり、私も続いて曲がったのです。
そこには………そこには、その少女が立っていました。
仄かな外灯の光に照らされて少女は腕組みをした姿勢で立っていました。
「おじさん 私の後、つけてるんでしょ? どうして?」少し高音の、それでいて落ち着いた声色の少女の言葉が私に突き刺さりました。
その表情は不審と怒りを含んでいました。
少女は私がつけている事をトイレに行く振りをして確認したのでしょうか。
それが勘違いだとは露ほども考えていないようでした。
またそれは勘違いでなく事実であったのですが。
「えっ ああ すいません 許してください」どうしてそんな言葉を吐いたのか。
今にして思えばいやにあっさりと尾行した事実を認めたものだと思います。
ましてや、こんな幼い少女に対して敬語で。
元来 臆病で人見知りの性格の私は相手が誰であれ少し強く言われると すぐに謝ってしまう癖がありました。
その癖が出たのかも知れません。
それと今までにこの少女で妄想していた事と、実際に起こった現実が一瞬にしろ混濁してしまった事もあるでしょう。
とにかく私は認めてしまったのでした。
「やっぱりね どうしてそんな事するの?」
「…………すいません、すいません、許してください。お願いします。」
「ダメ! 理由を聞かないと 私も気味が悪いよ 何で後をつけたりしたの?」
「…………………………」言えるはずがありません。
少女がスキンを買うところを見て、卑猥なあらぬ妄想をして あわよくば少女がそれを使うのではないかと思って後をつけたなど。
口が裂けても言えなかったのです。
「きもいおじさんね? びくびく怯えちゃって それに子供の私に敬語なんか使っちゃって」
「…………………………」
「ねえ、答えなさいよ おじさん でないと警察に言っちゃうよ」警察に言われるわけにはいかないのは当然の事でした。
私は何とか誤魔化そうと口を開いたのです。
「……あ、あなたが…あんまり可愛かったもので……つい、……出来心で…」
「私が可愛かったから??」
「そうです。つい、つい……ですから警察には…お願いします。」
「ふふふ 情けな?い おじさん もういい年でしょ? 私にびびってるの?」
「…………お願いです………」
「嘘だね! おじさん 私にいたずらでもしようと思ってたんでしょ? どうなの?」
「そ、そんな…そんな事はないです 本当です。いたずらだなんて…信じてください」私がそう言ったのは事実です。
少女にいたずら出来る勇気があれば私は36歳まで童貞でいる事はなかったでしょう。
私は少女にすら優位に立つ事の出来ない男だったのです。
だからこそ その時少女に詰問されていたのです。
「ふ?ん 本当かな??で、いつから後をつけてたのよ」
「………………………」
「警察 行く? ふふふ」
「………少し前からです……」
「だ?か?ら? いつか…