不良少年たちの獲物
2018/03/14
和哉(19)、健二(18)、義人(18)、崇(16)、侑(15)の5人の不良少年達による普通の清楚な大人の女性をターゲットにした獲物狩り→拉致・監禁・輪姦 は6月の教育実習生杉崎いずみの件以来2カ月間滞っていた。
リーダーであり拉致用のクルマのオーナーでもある和哉が両親に無理やり2カ月のアメリカ留学をさせられた為だ。
留学といってもアメリカも夏休みで遊びに行ったようなものだが・・・留学中の和哉は外人女性には全く興味が持てず、同じ留学中の日本人にも、好みの可愛い女性が見当たらず、相当性欲をため込んで9月17日に帰国した。
日本に残されていた4人も清楚な大人の女性をあらん限りに辱め、輪姦しそれを撮影する圧倒的快感を体験してしまってからは、普通のSEXでは到底満足できない。
もっとも、彼女もいない、リーダーの和哉もいない4人は普通のSEXすら儘ならず和哉以上にその性欲は爆発寸前だった。
そんな中、健二は和哉帰国に備え獲物の物色だけは怠らなかった。
前回のいずみも健二が見つけてきた獲物だ。
健二は普段ほとんど高校に行っていないが試験の時だけは出席していた。
同級生の翔太から同じクラスの政利の姉である、フリーアナウンサーの古橋敦美(25)の情報を得て、実際に目で確かめ有力な獲物候補として狙いをつけていた。
和哉が帰国したその日のうちに、5人は和哉のマンションに集合していた。
先回の美紀やいずみの時は何日か前から綿密に計画を立て実行してきたが、5人ともたまりに溜っていてとても我慢できそうもない。
健二が政利の姉、古橋敦美の写真を見せた時は、全員がその容姿や、フリーアナウンサーという響きに興奮したものの、すぐに獲物にするのは難しい状況と分ると、今から別の獲物を探しに行こう!という事で全員一致し、クルマで30分程の郊外の大型ショッピングモールにむかった。
明日から3連休という事もありそのSMは多くの買い物客や、家族連れ、カップルで賑わっていて、好みの獲物を物色するのには絶好の環境だった。
池島奈津美は今年の6月に結婚したばかりの28歳の若妻だ。
夫は友人の紹介で知り合った同じ歳の雅幸。
愛想が良く可愛いタイプで、性格も大人しく純情な奈津美は、学生時代や、OLとなってからも同僚等から何度か告白されたが雅幸が最初の交際相手でそのまま結婚した。
決めてとなったのは、雅幸が本当に優しい、草食系の典型のような男だった事だった。
奥手な奈津美は強引な男、精力溢れるような男くさいタイプが苦手だった。
奈津美の目に狂いはなく、雅幸はちょっと頼りないところはあるが、優しく奈津美を大切にしてくれる。
夜の夫婦生活も恥ずかしがる奈津美に合わせてソフトで淡白なものだった。
雅幸には物足りないのかもしれないが、決して無理強いしてこない。
奈津美は優しい夫に甘え、少しずつ身体を許していければ・・と思っている。
奈津美はまさに幸せの絶頂にいた。
9月17日(金)19:00奈津美は一足早く帰宅するとクルマでショッピングモールに向かった。
夫の雅幸は通勤で武蔵野線を利用しているので、このSMへは駅直結できるので、20時に待ち合わせをしている。
一緒に食事をして、明日からの3連休を自宅でゆっくり過ごすための買い物をするつもりだった。
結婚して3カ月経つが、今までの休みは両親が来たり、挨拶回りだったり、友人が遊びに来たりと慌ただしく過ぎた。
やっと2人でゆっくりと過ごせる♪しかも3連休♪奈津美は幸せをかみしめていた・・・・和哉と崇、侑の3人はショッピングモールでかれこれ1時間、獲物を物色していた。
義人と健二はクルマで待機し駐車場で獲物を探す。
好みの獲物は何人か見つけたが、拉致れる状況にはなかなか至らない。
「あのオンナ良くね?!」
「う?ん・・ちょっとヤリまくりっぽくねー?」
「いいじゃん!もう我慢できねえよ!」
「オンナならなんでもよくなってきたな!」暴走気味の崇と侑に、和哉が釘をさす「焦るなって!2か月ぶりの獲物だぜ!妥協してどうすんだよ。ターゲットは大人のオンナだろ?」
「そうだけどさあ。見つけてもなかなか拉致れないしさあ。」
「和君、服装とか好み煩いしなあ。1人でいるイイ女ってなかなかいないよーー。」ブツブツ言い出す2人に苦笑した和哉が1組のカップルに目を留める。
「おい、お前ら!あのオンナどうよ?かなり可愛くね?」
「どれどれ?あの白(ニット)に黄色(スカート)のオンナ?スゲェいいけど男連れじゃん?」
「あのオンナ、ヤレたら最高だけど・・男どうすんの??」
「よく見てみろあの男。ありゃあ相当ショボイぞ。一発でイチコロじゃん!」
「うん!アイツならオレ1人でも一発でOKだわ!」
「よし!アイツら尾行るぞ!健二に連絡しろ!」3人の不良少年達は1組のカップルに狙いを定め好色に満ちた目で後ろから尾行を開始した。
「あのオンナ、後姿堪んねえよ!美味そうなケツ?!」
「脚ちょっと細いけど・・チラッと見える太股はエロいな!」
「イイ匂いしそうじゃね!何だかわかんねえけどアイツ堪んねえ!」
「なっ!なんかわかんねえけど、スゲえソソルよな!」
「ヤベエよ!ホントあのオンナ堪んねえよ!もう勃起ってきた!!」
「アイツ達駐車場向かうぞ!中央出口だ!義人にクルマまわさせろ!」
「いよいよかあ!上手く拉致れますように!」3人は義人の運転するクルマに乗り込み、あのカップルの乗る赤のミニクーパーの後ろに付き、禍々しい期待に胸を膨らませた。
奈津美は夫が運転するクルマの助手席で微笑む。
「美味しかったね♪」
「うん。奈っちゃんとなら何食べても美味しいよ!」
「明日からの休みは私が美味しい料理作るね♪」
「楽しみ!」
「何が食べたい??」
「一番食べたいのは・・・奈っちゃんかな・・・」
「えぇ・・・・もう・・・」こんな冗談にも本気で頬を赤くして俯いてしまう奈津美を夫は心から愛おしく思えた。
この幸せは永遠に続くと・・・・雅幸はすぐ後ろからその幸せを壊す黒いワンボックスカーがずっと付いてきている事には全く気付いていなかった。
「俺らよく見てねえんだけど、どんなオンナなん?」健二と義人が崇に聞く。
「26・7歳かなあ。可愛いし、なんかわかんねえけどメチャメチャソソるんすよ!」
「そうそう!後ろから見てるだけで堪んねえの!」
「身体がエロいんかよ?」
「うーん・・エロい身体っていうか・・とにかくあのオンナそのものが堪んねえ感じ(苦笑)」
「よくわかんねえけど!まあ、ヤレればいいわ!後のお楽しみ!」崇と侑が和哉に懇願する。
「和くん!俺らアイツだけは絶対ヤリたいっす!諦められないもん!あのオンナ、メチャクチャに出来たら死んでもいいっす!だから多少リスク背負っても絶対拉致りたいんで!お願いします!!」ただ苦笑の和哉に変わり運転する義人が「そこまで言うかあ?何がそんなにいいんだあ?」和哉はタバコを咥えながら「買い物の仕方でわかる、アイツら結婚してる。たぶん歳や雰囲気からいってまだ新婚だ。こいつらが堪んなくなるのは、新婚の新妻のフェロモンってやつじゃね?」
「新婚さん??いいねいいねーー!そっか、人妻かあ!人妻ヤッた事ねえからなあ!だから堪んねえのかあ!」
「後、オトコが一緒だからだろ?オトコの前でオンナヤッたら興奮すんじゃね?」
「旦那の前でヤッちゃうの??うわあ!ヤベエ!想像しただけでイキそう!」
「それにあのオンナ、昔お天気お姉さんやってた高樹千O子に似てるんだよねーー。」
「マジで!オレ高樹千O子、超タイプだって!絶てえ拉致る!!」
「和君、このオンナだけはホント絶対ヤリたい!どんな方法使ってもヤリたいから・・」黙っている和哉だが、心の中は同じだった・・ただ、冷静に作戦を考えていた。
9月17日(金)22:00池島奈津美と夫は自宅マンションに到着し、クルマを自室指定の駐車スペースにとめ3Fの部屋に帰ってきた。
15分程仲良くTVを見ていた時チャイムが鳴る。
「誰だろう?こんな時間に・・」奈津美を制して夫がインターフォンにでる。
「えっ!分りました。すぐに行きます!」奈津美は夫に事情を聞いた。
「なんか、同じマンションの人が駐車しようとしてウチのクルマにぶつけちゃったみたい。ちょっと行ってくるね!」
「えーっ!そうなの?大丈夫かな・・・」
「同じマンションの人じゃあ仕方ないね。あんまり事を荒立ててもね。直してもらえるなら穏便にしないと・・・」
「そうね。御近所さんじゃ仕方ないね。せっかくの3連休なのに・・」
「今日のところは名前と部屋だけ聞いて、クルマどれくらいの傷か見てくるね。」夫はそう言うと奈津美を部屋に残し駐車場に向かった。
すぐに戻るつもりの雅幸は鍵を閉めることはなく、奈津美もすぐに戻ってくると思い施錠に気を回す事もなかった。
3Fのエレベーター脇の非常階段には和哉、崇、侑が潜み、雅幸がエレベーターで駐車場に向かうのを見届け、ニヤッと顔を見合わせた。
雅幸は駐車場に到着し自分のクルマ付近にとまる黒いワンボックスに目を向けた。
中から、金髪でがっしりとした体格の若者が出てくる。
ちょっとまともな人間ではない様に見え雅幸は怯む。
「ここ、擦ってしまったんです。本当に申し訳ありません。」思いのほか丁寧に謝る健二に雅幸は安堵し心を許す。
「大丈夫ですよ。修理していただけるなら。同じマンションだし。」
「本当に申し訳ありません。もちろん修理は全部させていただきます。」和哉の言うとおりだった。
雅幸のように普段健二の様な不良と接触のない、しかも気の弱い人間は、見かけで怯んだ分、丁寧に謝罪すると通常以上に心を許し寛容になり油断する。
「人目もあるし、連絡先を教えていただきたいので乗ってください。」健二は雅幸を後部座席に案内した。
2列目シートに雅幸が座るとドアを閉めて健二が運転席にまわる。
突然、雅幸は背後か…