幼馴染「結構痛いんだね、処女膜破るのって」part3

2018/01/29

前回の話
それから何もなく、3年の春を迎えた。
本当に、何もなかった。
幼馴染みとの接点は完全に消えたし、先輩も勝手に卒業していった。
後輩さん以降、新しい出会いはなかった。
友はいつも通りだった。
このまま受験に明け暮れる日々が始まろうとしていた。
そんな春の初日。
後輩「お、お久し振り……です」
男「こ、後輩さん」
後輩「無事、高校に合格しました。今日から男先輩の後輩になります」
男「そうだね」
後輩「あの、携帯の番号教えて下さい」
男「え? でも俺への印象良くないよね?」
後輩「ボクも教えたくなか……でもチューは見られとるけん、
いずれお父さんにバレるもん」
新品の制服姿の後輩さんは、確かに好印象を抱いていないらしい。
面倒くささと怒りと羞恥が、ない交ぜになった顔をしている。
男「もしかして周りに何か言われた?」
後輩「そんなことはないです。今のところは、ですけど」
男「というと?」
後輩「クラスの男子が『お前が行けよいやお前が』って会話をよくやってます」
それはもっと別な理由な気がする。
俺が恋した幼馴染みのように、後輩さんもまた可愛らしい。
入学して見初めた男子がいてもおかしくない。

男「えっと、今は後輩さんのお父さんの耳には入ってないってことでいいのかな?」
後輩「はい、いつも通りです」
男「じゃあさ、もしバレたらどうなるの?」
後輩「お金とか人とか使って、ボクの婿入りまっしぐらです。不条理です」
男「自由に恋愛させてくれないんだね。気の多い娘だったらどうするか考えてないっていうか」
呆れた顔をされた。
例え話でこんなリアクションをされるのか。
彼女は案外気が短いらしい。
後輩「それより、今度お話があります」
男「今じゃなくて?」
後輩「男先輩がボクと会う前に失恋したって言ってたじゃないですか。
それってどんなフラれ方したのか気になって」
男「……ひどいな、後輩さん」
わざわざ心の傷を抉るというのか。
そういうのはそっとしておくのが優しさなんじゃないだろうか。
彼女は何かを含んだ笑みを見せた。
後輩「ボクに弱みを見せた方があとが楽かもしれませんよ」
後輩さんの言葉の意味を悟ったのは、それから1週間くらい経った頃になる。
ニヤニヤとした顔で、クラスの女子が俺に話し掛けてきた。
女子「男くんってあの1年の子と何かあるの?」
男「え? いや、別にないけど……」
女子「でも1年の間で軽くウワサになってるらしいよ?
後輩さんと男くんが付き合ってるかもって」
男「いやそれは、その……」
しまった、ウワサを根絶やしにするのを忘れていた。
黙っていれば記憶が風化すると勘違いしていた。
というより、何のアクションも見せない方が波風が立たないと思っていた。
男「ごめん、悪いんだけど今は何も訊かないでくれ」急いで後輩さんにメールする。
ウワサの件は耳に入っているのか、と。
すぐに返信が来た。
『さいあくです』
短い返信だった。
もう、そういうウワサが大好きな人間の間では広まっていたらしい。
色気づく年頃だ。
人の恋愛に過敏にならないわけがなかった。
『俺はどうしたらいい?』
『こっちが訊きたいくらいです。とにかく人目に付かない場所で話し合いましょう』昼休み、俺は仲の良い理科の先生にお願いして理科準備室を借りた。
先に鍵を開けて待っていると、遅れて後輩さんがやって来た。
入ってくるなり、早々に九州弁モードへ切り替わる。
素はこっちだったようだ。
後輩「なんっね、あん馬鹿どもはっ!!」
男「何か言われた?」
後輩「ボクの家ンこと知らんからって調子こきすぎやろ!
なーんが『彼氏と上手くいってる?』ね!?」
男「……からかわれたのか」
後輩「はぁ……」
人体模型の内臓を取り出し、手の中で弄ぶ後輩さん。
そしてそれを人睨みし、俺の方に投げた。
えげつない。
男「なんか……ごめん」
後輩「男先輩が謝るこっちゃなかって。
友先輩がノリでチューさせたんがいけんとやもん」
飛んできた内臓の模型を投げ返す。
流石に気持ち悪かった。
後輩さんはイスに座って頭を机に乗せた。
後輩「……どげんしよう。お父さんの耳に入る……」
男「そう、だったね」
後輩「今日は怒られっとかな……? うん、ボク怒られるばい」数秒だけ落ち込んだあと、後輩さんが顔を上げる。
それから俺を見て、
後輩「失恋の話……して下さい」
男「え?」
後輩「前に言ったじゃないですか。話して欲しいって」
男「……言いたくない」
後輩「言わんかったらお父さんにボクがどう怒られるか教えます。
同情させてやります。
同情しなさいです」
男「あんまり俺のリスクになってない気がする。
親が怒るんならどういう風に
怒るかはだいたいわかるし」
後輩「言わないんですか?」彼女は方言と丁寧語が不規則に入れ替わるらしい。
怒るときは基本的に方言で間違いない。
後輩「幼馴染みが好きだったんですよね?」
男「……」
後輩「友先輩から長年好きだったって聞きました。
それを夏休みの間に奪われてたって」
男「……」
後輩「イヤなことは喋りませんかそうですか」
後輩さんはくすくすと笑う。
あぁ、イヤだ。
今の後輩さんも、あのときの幼馴染みも。
何で女はこんなにも……。
男「目の前でセックスされたんだ」
後輩「……え!?」
男「保健室で休もうとしたら彼女が彼氏と入ってきて、セックスした」
後輩「あ、いや、そんなハッキリ言われても……」
後輩さんが数cm後ろに逃げた。
俺は構わず続けた。
男「前戯をしてるときに運悪く見つかって、どうしたらいいかわからなかった。
そしたら彼氏が彼女を後ろから犯した」
後輩「……」
男「逃げたくても足が動かなかった。
その間にも彼女はセックスで
気持ちよくなって最後には膣内に射精された」後輩さんが行為を想像したのか顔を赤らめて目を泳がせた。
膝小僧をすり合わせている。
男「それが俺の失恋だ」
後輩「……うわ、キツかったですね」
男「あぁ」
後輩(人前でそげんこつしたと? うわうわうわ、それは出来んやろ)
ちょうど、今の後輩さんのような顔をしていた。
赤くなった顔で、セックスしていた。
男の物を咥え込んでいたんだ。
そう、『この顔』で。
そっと彼女の頬に手を伸ばす。
さらりとした肌だった。
髪を耳にかけるようにかき上げると、彼女が息を飲んだ。
後輩「な、なんね!?」
男「……」
本当に、よく似ている。
後輩「ねぇ、男先輩? その、恥ずかしかけん……ひっ!?」
首筋を嗅ぐと、ちょっとだけ匂いが似ていた。
花の芳香というより、シトラスの香りがした。
後輩「やだ、放して……っ」
男「はぁ……はぁ……」
幼馴染み。
幼馴染み。
幼馴染み。
後輩「んう!? むーむぅー!!」
彼女の唇に口付けすると、まるで生娘のような叫び声が俺の中に響いた。
うるさいなぁ、もう何度もセックスしてるクセに。
胸を撫でる。
でもブレザーの上からじゃ感触がよくわからない。
彼女を床に転がす。
それから馬乗りになって服を脱がせることにした。
男「はぁ……はぁ……」
後輩「やだ、やだ、やだぁ……っ」
思ったより抵抗するな。
前に裸を見せてくれたじゃないか。
アソコを触らせてくれたじゃないか。
もう恥ずかしがるなよ。
後輩「ひぐっ、やだぁ……ボク、なんかしたとぉ?」男(泣かないでよ、幼馴染み)
彼女の目からこぼれた涙を舐める。
甘じょっぱかった。
最近はセックスしていないのか、キスマークが見当たらない。
もっと見えにくいところに残してるのか?
後輩「ぐすっ……はぁはぁ」
ブレザーをやっとの思いで脱がすと…

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