偶然に 2
2023/03/31
「久美子(仮名)さん(妻のこと)を抱いても本当に大丈夫ですか?」
私は同僚からの携帯に一気に目が覚めた。
私が外出した後、同僚が意を決して妻を口説いたらしい。
以下の会話は同僚の後日談も含んだものになる。
「あなたが欲しいです」
妻は突然の告白に驚いた後
「 主人が変なことを言っていたから、山田さんも変に感化されたんじゃない?私、30過ぎの女だよ…」
「奥さんは魅力的ですよ」
同僚は引き下がらなかった。
「私は主人と別れるつもりはないし。あんな人だけど私にとって大切な人なの…」
妻はまだ迷っているらしい。
「もちろんです。でも、もしオレのことを少しでも良いと思ってくれているのなら受け入れてほしいんです。」
同僚の口説きに妻はしばらくの沈黙の後、うなずいた。
妻のMな性格にはこのストレートな口説きが良かったのかもしれない。
決意した後は吹っ切れた為かいつもの妻に戻り笑顔になったとのこと。
今、妻はシャワーをあびているらしい。数時間前にスーパー銭湯に行ったばかりなのに…。
「無理やりじゃ無ければ良いと言っただろ」私はあせったように口走った。
そして、数点の打ち合わせをして携帯をきった。
寝取らせが失敗したことを逆に良かったと納得した後だっただけに、複雑な心境でした。
でも、それと同じくらい妻を寝取らせることができる興奮が、ない交ぜになっていた。
DVDを返却した後、コンビニでお菓子等を買い自宅の玄関前。
同僚から連絡があってから、わざとゆっくり歩いたので50分位たっていた。
言葉にするのは難しいけれど、自らの心臓の鼓動がはっきり分かるくらい私は緊張していた。
現在、妻とは交際して6年目、結婚して3年目になります。出会ったのは交際する3ヶ月くらい前です。
私と付き合った(交際した)時には、すでに処女ではありませんでした。
妻は女子高出身で大学に入って初めて男と付き合ったらしい。本当かどうかは分かりませんが…。
妻は過去の男のことをほとんど話をしませんが、妻が大学時代にアルバイト先の年上の先輩(大学生)と
2年くらい付き合っていたことは聞いたことがあります。
私も早生まれなので、妻よりも学年は1つ上です。年下とは同僚が初めてなのかもしれません。
玄関の鍵を開けゆっくりとリビングに入った。机にはお酒や食べ物が置かれたままだ。
私はコンビニで買ってきた妻がリクエストした好物のプリンやお茶を机の上に置いた。
リビングから少し離れたとことにある寝室の扉が少し開いている。
私が同僚から携帯に連絡があった時にお願いしたことだった。
「あっあっあぁん… あっいいっ あんっ」
扉の隙間から妻のあえぎ声とベットのきしむ音が聞こえた。
その生々しい空気に私は喉がカラカラになったので買ってきた缶コーヒーを一気に飲んだ。
妻の狭いアソコに同僚の太いモノが出入りしているか…。
すぐにでも、寝室に行きたかったが、私が姿を現すとセックスを止めるかもしれない。
そんな予感がしたので、私はリビングで2人の交わるいやらしい音や息づかいを固唾を飲んで聞いていた。
妻は私が帰ってきたことに気付いたのだろうか。
「はぁ はぁ んっんんっ… んっ だめっ あんっあっ」
今まで大きな声で喘いでいたのに、声がでるのを必死に我慢しているみたいだった。
でも、同僚に奥まで突かれた為か肉と肉がぶつかるような乾いた音が時々聞こえるとこらえ切れなくなったのか妻の喘ぎ声が漏れてくる。
同僚が乱暴なセックスをしていないのは雰囲気でわかった。
もし乱暴なことをしていればすぐに止めていた。むしろあんなに感じている妻を今まで私は知らない。
淡白な妻が他人とセックスを愉しんでいるのも私にとって不思議な感覚だった。
思わず私は寝室のほうへ向かった。
近づくにつれ、2人の息遣い、妻の声にならない喘ぎの漏れがよりはっきりと伝わってくる。
一呼吸おいて私は扉の隙間から行為を覗いた。2人はベットの上でバックで交わっていた。
妻はおそらく喘ぎ声がでないように枕に顔をつけて、そして無意識に同僚のモノを深く受けとめられるようにお尻をぐっと後ろに突きだしている。
それを、同僚は妻の腰をつかんで後ろから突いていた。
同僚がピストンをしながら妻の揺れるおっぱいを揉みつつ
「久美子さん、こっち向いて」
「ん?」妻が、いつもと違う甘えた声で振り向こうとする。
私はとっさに覗くのを止め、少ししてまた覗いたら、同僚は腰を振るのを止めていて2人はキスをしていた。
このまま覗いていたらばれるかもしれないと思い私はリビングに戻った。
リビングに戻った私はお茶を飲んで落ち着こうとした。
1分にも満たなかったが、同僚が妻をバックから奥まで突いているところ、
2人が唇を重ね合わせているところを見るのは、やはり衝撃的だった。
何故か、2人のキスを見たときの方が嫉妬してしまったのも不思議だった。
寝室では2人の交わりの激しさが増してきた。
「あぁぁっ あぁんっ あんっ んぅっ」
妻も我慢することを忘れたかのようにこれまで私が聞いたことがないような大きな喘ぎ声をだしている。
妻の喘ぎ声、ベットの激しく軋む音、同僚の声や2人の激しい息遣いがリビングに伝わった後、しばらくして静かになった。
2人は小声で何かを話している。ピロートークをしているのか…
それから声も聞こえなくなったのだが、2人はリビングにやってこない。
待ちきれなくなり私は再び寝室に向かった。
寝室を見るとベットの上であぐらをかいて座っている同僚の前に妻が四つん這いになってうずくまりフェラをしている最中だった。
同僚は妻の髪を優しく撫でていた。
同僚「本当にもう一度しても大丈夫なんですね?」
妻は同僚のモノを口から離し同僚を見つめながら
「うん」と頷いている。
その時チラっとみえた同僚のモノは想像以上に太く圧倒された。
そして、妻が2回目も了承したのにも驚かされた。
付き合い始めたころから私が2回目を求めてもやんわりと拒否されることがほとんどだったから。
もちろん、ここ3~4年は2回目はしたことが無い。
私が見ていることを妻に気付かれたらしい。
「やだ。なに?」と驚きながら妻が振り返り私の方を見た。
もはや、セックスを続ける雰囲気ではなくなっていた。
同僚がシャワーを浴びに行く前に、
「(妻は)良かった?」と聞いたら
「とても素敵でした」と同僚が即答する。
その時の少し赤面して照れた妻の表情がとても印象的だった。
同僚がシャワーを浴びるため寝室をでた後、寝室で妻と2人きりになった。
全裸の妻のおっぱいにキスマークを見つけた時、嫉妬と興奮が入り混じった何ともいえない気持ちに。
「ごめんなさい…」
妻は私を見て現実に引き戻されたのかもしれない。胸を手で隠しながら言った。
「興奮したよ。(同僚は)優しくしてくれた?」
嫁は黙って頷いた。
色々聞きたいことがあったけれど、その時はただ妻を抱きしめて何も聞かなかった。
その後、私たち夫婦は寝室で同僚はリビングで客用の布団を敷いて寝ることになった。
「朝食ができたよ」
妻の優しい声に目が覚めた。もう昼前の時間だ。
ダイニングテーブルに行くとすでに同僚もいた。
同僚「おはようございます」
私「おはよう。眠れた?」
同僚「はい。ぐっすり寝てしまいました(笑)」
他愛も無い話をしている中、妻がトーストやスクランブルエッグ、サラダなど朝食をはこんでくる。
私にいつもの砂糖無しのクリームの入ったコーヒーを持ってきてくれたあと、妻が同僚に
「かず君はコーヒーにする?それとも紅茶?」と聞いてくる。
昨日までは「山田さん」と苗字で呼んでいたのに、名前で呼んでいる。
「できれば牛乳が欲しいです(笑)」と同僚が答えた。
昨日の夜の話題には誰も触れないまま3人で談笑しながら朝食をとった後私は車で同僚を駅まで送った。
その後、まるであの日の夜が夢のことだったように妻は私に普段通りに接してくる。
2人で自宅で酒を飲んでいる時にあの出来事を聞いても妻は曖昧な返答しかしてくれない。
「アイツ(同僚)のモノはやっぱりデカかったな(笑)」
「そうね」妻は、そっけない感じ。
「デカいほうが気持ちいいの?」と聞いても
妻は苦笑いして首を傾けるだけ。
私は妻から聞くのは諦めて、業務時間終了後に同僚を居酒屋に誘いあの日の夜のことを聞くことにした。
同僚「奥さんともう1回はセックスしたかったです(笑)」
私「悪いことしたな(笑)」
同僚は冗談ですと笑いながら
「先日はどうもありがとうございました」
と言ってくれた。
居酒屋でお互いビールを飲みながら同僚からあの日の夜の出来事を聞いた。
あの日の夜、私が寝たふりをした時、同僚もエロい雰囲気に持って行こうとはしていたらしい。
「奥さんはどんな男性が好みですか?等聞いてみたんですがそれから下ネタの方向に行きそうになると話が盛り下がるです。オレの話の進め方がヘタだったかもしれませんが…」
「だから、無難な共通の趣味の話題になったんだ?」
私が聞くと、同僚はしつこく下ネタの話をしたら嫌われるかもしれないと思ったとのこと。
同僚「奥さんと買い物に行った時は良い雰囲気になったのになぁと思ったんですけどね」
私「その日は何も起こらないと思ったよ」
同僚もそう思っていたらしく、私がコンビニに行こうとした時同僚もついてくると言ったらしい。
その時、私は自分がただ1人きりになりたいと思っただけで、同僚と妻を2人きりにさせる意図はなかった。
私が出掛けた後、2人きりになった時ぎこちない空気になったとのこと。
妻が明らかに緊張している。この時ダメなら諦めようと同僚は意を決して口説いた。
同僚「奥さんは○さんがいることで気持ちに歯止めをかけていたのかなと思うんです。
セックスして良いと言われていたとしても近くに愛している人がいたら無理だったんでしょうね」
私「そんなもんなのかな?」
同僚「○さんが戻ってきた時、セックスをしていたんですけど、奥さんがすぐに気付いて『帰ってきた。どうしよう』って少し動揺していたから、そうだと思いますよ」
そして妻は声が漏れないように手で口を押さえていたらしい。
同僚が、大丈夫ですよと覆いかぶさるように正常位で腰を振りづつけたら妻も我慢できずに喘ぎ声がでたらしいが…。
同僚「少しS心がでてしまいました(笑)」
私「うん」
私は食べ物には手を付けず、ビールをただただ飲み続けながら同僚の話を聞いていた。
妻がシャワーからでてきた時、その後すぐ抱かれるにもかかわらず部屋着を着ていた。
2人は黙って、そして同僚に手を取られて寝室へ。
寝室に入って妻が「今日だけだから。」と同僚に言ったらしい。
同僚はそれには答えず、妻を抱きよせキスをした。
同僚は舌を入れたが妻はぎこちない対応だった。そして、ベットに押し倒して妻の首筋に優しくキス…
いつになくビールを飲みながら私は黙って、同僚から妻を愛撫した時の話を聞いていた。
同僚は今回のセックスで我を忘れるほど興奮したのが2度あった。
同僚「奥さんのパンツを脱がした時と挿入した時はヤバかったです。(笑)」
執拗なクンニに妻の目がトロンとなっていた。準備が整ったと思い同僚は挿入する為にパンツを脱いだ。
同僚のモノにチラチラと視線を向ける妻に見えるようにコンドームを自ら装着。
妻は同僚の勃起したモノの太さに驚嘆していたのだろう。
私「(妻からは)何もしてもらわなかったのか?」
同僚「はい。でも○さんが部屋に入って来た時はフェラしてもらってましたよ」
モノを妻に当てがった時、そして挿入して妻のナカの暖かさを実感した時は興奮するとともに本当に久しぶりの満足感でした。と同僚は力をこめて語っていた。
正常位で交わっている時、喘いでいる妻から見つめられていることに気付いた同僚が再びキスをした。
その時は、舌をからめ合うディープキスを長い時間したらしい。
妻が同僚に堕ちた瞬間だったのかもしれない。
あの日の夜の出来事を聞いた後、私は同僚に聞いた。
「今度の年末に混浴温泉旅行に行く予定だけど、お前も一緒に行く?」
私たち夫婦は、結婚して以来、年末年始は旅館(又はホテル)に宿泊していた。
その後1月2日は実家に里帰りすることになっていた。今年は妻の実家に帰ったので、今度は私の実家に帰る予定だ。
同僚「いいんですか?その時は奥さんとまた…」
私「うん。妻が承諾したらセックスしても良いよ」
同僚「本当ですか?必ず行きますよ。」同僚は大喜びしていた。
同僚と別れた後、酔っぱらった私は電車に座りながら、いつ妻に旅行の件について話そうか考えていた。
同僚も含めて同じ部屋に宿泊するように提案してみよう。
今度こそ私の目の前で妻と同僚がセックスしているところが見たいから。
もし妻が嫌がったら… 2部屋予約しなければいけないけれど、その時は妻と同僚を同じ部屋に宿泊させるつもりだ。
「また変なことを言い始めた」妻は苦笑いしつつも同僚となら一緒に旅行することを受け入れてくれるだろうと確信している。