佳代との出来事2

2022/04/07

「こないだ時間なかったから、悪かった、今度は絶対買ってやるから」
「だめ、それだけじゃ許さない。スッゴク楽しみにしてたんだから………」
佳代が受話器の向こうでホントに怒っていた。

「分かった2個買ってあげるから」
「2個もいらない」
「じゃぁな………、長いのも買ってやるから」
「うん!!」
佳代は絶対にスケベだった。

ピンポ?ン。
HTLの部屋のドアホンも普通の家のと同じだった。
私はドアを開けた。
受け付けのおじさんが立っていた。
伏目がちに私に紙袋を渡すと、「会計はお帰りに」と一言残して去って行った。

「ほれ、プレゼントだい」私は佳代に紙袋を渡した。
佳代はベッドに寝転びながら私の持ってきたビデオを見ていた。
「わーい、わーい」佳代は紙袋から箱に入ったチャカと長いチャカを取り出した。
そしてスイッチを入れた。
電池も入っているようだった。
私もオモチャにスンゴク興味があったが、佳代と一緒になって嬉々と眺めるのには、なんとなく気が引けた。
私はベッドの端に座り、煙草を吸っていた。
佳代がスイッチを入れたままのチャカを私に渡した。
ヴィィン・ヴィィン・ヴィィン。
長いチャカは回転しながら根元の部分の突起部分で細かいバイブレーションを起こしていた。
ジィィィィィ。
丸いチャカは大小の二つがあった。
中に小さなモーターが入っているのだろう。
まるでポケベルと同じ振動だった。
二つの丸いチャカはお互いが同じ電源コードで繋がっていて、個々にスイッチがあった。
ビデオの中でしか見た事のない物体が目の前にあることが、私には不思議に思えた。

「俺はシャワーあびるぞー。一緒に入るか?」私はオモチャを佳代に返してベッドから立ち上がった。
「すぐあとから入るぅ」佳代はまだ色々とオモチャをいじっていた。
風呂場に入ったあと、私は歯ブラシを忘れた事に気づきバスルームから出た。
視界の端に、佳代が股間にピンクのチャカをあてがっているのが見えた。
私は気付かない振りをした。
「早く来いよー」ドアを閉めながら私は声をかけた。
鏡に映った私の顔がニヤついていた。

バスルームから出た時も、佳代はベッドの上で寝そべりながらビデオを見ていた。
「佳代の、ウソツキ」
「いんだもーん」佳代はそう言って、バスルームへと消えた。

ベッドにはチャカが置いたままだった。
私はバイブレーターを手に取った。
思ったより大きくはないようだ。
意外と重い。
手触りは本物と同じような質感だった、ただひんやりと冷たい。
シリコン製なのか、透明感のあるゴムを通して中心に心棒があるのが見えた。
私はスイッチを入れた。
ブーンブーンとさっきよりも静かにチャカは首をふりはじめた。
子供のときに遊んだおもちゃ、レールの上を走るミニカー?と同じ電流の制御をしているようだった。
もう一つのスイッチで根元のモーターが作動した。
それがクリトリス用のバイブレーションだった。
こりゃ便利だわ。
もう一つの丸いローターも同じような仕組みになっていた。
こちらは単純でただバイブレーションの強弱のスイッチだった。

私はチャカを枕元に並べてベッドに横たわった。
「おもちゃ、見てたんでしょう」佳代が言った。
「ああ大丈夫、まだ使ってないから」笑いながら私は言った。
「コッチ来いよ」私はすぐに電灯をほんのり暗くした。
佳代はバスタオルをまいたまま、ベッドの端に座った。
私は座っている佳代を抱き寄せ、佳代の喉元から左右のうなじを唇で愛撫した。

「ん…あ……」佳代が吐息を漏らす。
「今日はゴム付けなきゃだめだよね」
「うん」
私はいつもと同じように佳代の身体全身を愛撫していたが、またイジワルな事を思いついた。
私は佳代の身体から離れベッドからすべて掛け布団を枕の方に寄せた。
そして佳代をその布団にもたれかけさせた。
キョトンとした顔つきで佳代は私の顔を見ていた。
薄明かり、といってもかなり明るい電灯の下で佳代は裸のまま体育座りをしていた。
「はいこれ」私は二種類のオモチャを佳代の目の前に置いた。
佳代はもう察したようだった。
私は小さなローターのスイッチを入れた。
ビィィィィィィ………。
ローターが小さく唸った。
「どーぞ」私は佳代の手をとって、両方の手に一つずつピンクローターを握らせた。
そして佳代の両方の手を二つの乳房に優しく押し付けた。
「あん、やだぁ………。恥かしい」両胸を両手で覆いながら佳代はかぼそい声で言った。

「だめ、せっかく買ったんだから自分で使いなさい。俺はここで見てる」
「やぁだ、やぁだ」佳代はピンクのローターを布団に投げ出した。
「いやじゃないんです」もしかしたら私サディスト?私は佳代に語気を強めた。
「自分で拾いなさい」
佳代はしぶしぶと両方のローターを拾った。
振動が共鳴しあってローターはガチャガチャと音を立てた。
「音がうるさいですね」
「明かり消していい?」そういいながら佳代は自分で電灯を少し落とした。

私は何も言わず煙草に火をつけた。
暗闇の中で殆ど何も見えない。
けれどローターの唸りは佳代の胸のあたりから聞こえた。
私は電灯をすこし明るくした。
「ヤダ………」そういっても佳代は両胸に大小のローターをあてがったままだった。
ローターの音がときおり鈍くなる。
佳代が乳首に押し付けていた。
「はあああ…」佳代が深呼吸した。
「どうです、気持ちいいですか?」私は煙草の火を消した。
ゆっくり佳代は肯いた。
「気持ちいいですかって聞いてるんですけど」
「イイです。んふ………」佳代が少し笑った。
「笑っちゃ、駄目だよ」私も笑ってしまった。
「もう、やだぁ」佳代は笑いながらローターを投げ出した。
「コラ、なんてもったいない事するんだ」私は佳代を押し倒し、両胸の乳首にロータ―をあてがった。
細かい振動が指先に伝わる。
「あぁぁぁ………、なんか…くすぐったい…」私はローターを乳首にあてながら手の平で2つの乳房を強くもんだ。
「痛くないですよね」
「痛くないです………はぁァ」佳代が大きく深呼吸する。

私は寝そべった佳代の両脚を少し開いてその間に入り込んだ。
「脚を開きなさい」私は佳代の脚を押した。
佳代は太股を下から持ち上げるように抱えこみ、自分から大きく脚を開いた。
「ヤラシイ女の子ですね」私の目の前に佳代の性器がむき出しになる。
サラっとした淫液がアナルの方まで垂れてテカテカと明かりに照らされていた。
「もおベチョベチョですよ。はい、自分でしてみなさい」私は佳代にローターの一つを渡した。
佳代は恐る恐るローターをクリトリスにあてがった。

「ああっ」私は佳代のクリトリスの包皮をめくってやった。
ピンクのローターとはまた違ったピンク色の突起がローターの振動と一緒に細かく震えているのが見えた。
私はもう一つの大きな方のローターを拾い佳代の膣口の周辺にあてがった。
「どうです、気持ちいいですか………?」
「しびれ…ます………」
「気持ちいいか聞いてるんです」
「気持ちいいです………」
「じゃ、もっと自分で動かしてください」
「はい………」佳代の膣口がヒクヒクとうごめく。
佳代の手の中のローターが左右に動き、クリトリスを刺激している。
私も負けじと、膣口のまわりを振動するローターで刺激した。
佳代の膣口がさらにパクパクとうごめきを増した。
私は佳代の膣のなかに指を入れた。

「ああぁ………それは指……?」佳代が言った。
「指ですよー、ローターの方がいいですか?」
「あぁぁ、指でいい………」
「なんだ指でいんですか、じゃこの長いのもいりませんね………」私はバイブレータ―を少し遠くに放った。
「あぁぁぁ」私は佳代の膣壁を指先でえぐるようにかきだした。
「指でいいんです………」
「でも、ホントウは入れて欲しいんですよね、入れてみたいんですよね」
「はぁぁ………」佳代は自分の持ったローターだんだんと早く動かし始めた。
「はっきり言った方がいいですよ、入れてほしいですか?」
「あぁぁ入れて欲しいです」
「何を入れて欲しいんですか」
「これ………」
「これ………?」私は佳代の持っているローターに触れた。
「そっちは自分で好きなとこやってなさい、コッチの方なら入れあげますね」私は指を膣の中から引き抜いた。
そして大き目のローターを佳代の膣口にゆっくりとゆっくりと差し込んでいった。

ニュルウゥゥゥゥ………。
ビィィィビュゥゥブゥゥゥウゥゥゥンぅぅぅぅ……。
膣口から細いコードだけを残して大きいほうのローターが膣の中に消えてしまった。
佳代のお腹の奥深くからこもったローターの響きが伝わってくる。
「はあぁぁァァァァ………、しびれるぅぅゥゥゥ………」佳代が声をあげた。
クリトリスのローターの動きが止まった。
私は佳代から小さなローターをとりあげると佳代のむき出しのクリトリスにあてがった。
佳代は自分から右手と左手で脚をかかえさらに大きく開いた。
私は左手で佳代のクリトリスの包皮をめくり、クリトリスだけにローターの細かい振動を伝えた。

「あううぅぅぅ………」佳代はいつもとちがった喘ぎ声をあげていた。
私は佳代の下腹部に耳をあてがった。
身体の奥でローターが唸りを上げているのが聞こえた。

「お腹のなかで音がしてますね。どこで音がしてるんでしょう、わかりますか?」
「わかりま…せん………けど………」
「けど?」
「たぶん…子宮の下………」
「そぉか、じゃあ、ここはどこです?」私は膣に飲み込まれた大きい方のローターのコ―ドを引っ張った。
ニュルっとローターが少しだけ顔をだした。
「はぁぁぁ………、そこは入口………」
「じゃあ、ここは?」私はクリトリスにあてていた小さなローターをアナルにあてた。
アナルに緊張が走る、ヒクヒクとした緊張ではなく、力を入れっぱなしでアナルはキツク閉じたままだった。

私は小さい方のローターを膣口の淫液で濡らすと、キツクしまるアナルに埋め込もうとした。

「ひやぁぁぁァァァ………」佳代が叫びにも似た声をあげた。
「痛くない。痛くない」私は震えるローターをズブリとアナルに沈めた。
佳代の身体の中から2つのローターの唸りが聞こえた。
私は佳代の手を引いて上半身をベッドから起こした。
佳代の股間からコードが二本出ていた。

私はベッドに立ち上がり、いきり立った肉棒を佳代の目の前に突きだした。
佳代は虚ろな目をしていたが、なにも言わず私の肉棒をカプ………咥えこんだ。
私は佳代の頭を持って自分で腰をふってイラマチオ?させるつもりだったのだが、咥え込んだ佳代の変貌ぶりに驚いた。

舌の使い方が先週よりもぜんぜん違っていた。
歯をあてることもなく肉棒全体に舌をからませてきていた。
そして自分から頭を動かし、肉棒の根元まで奥深く飲み込んでいった。

「どうした、こないだとぜんぜん違うぞ」佳代は私の肉棒を咥えながら肯いた。
「ウマイ…いい…」私は佳代のテクニックの上達ぶりに驚いた。
誰に教わったんだ。
という疑問もわいてきたが、佳代のテクニックのせいで頭が集中できなかった。
佳代の手が玉袋に触れてきた。
うう、コイツ…。
玉袋を優しくなでまわしながら亀頭の先から玉袋までを舌で舐め上げる。
いつのまに…。
立っている私の脚を広げて顔をかたむけながら私の玉袋持ち上げ私のアナル近くまで舐めてきた。

私は思わず、仰向けに寝転んでしまった。
佳代はそれでも私の肉棒を咥えたままついて来た。
そして、激しく口の中で舌を使いながら上下運動をし続けていた。
ふふふ………。
でもまだ甘い。
佳代の単調な動きに私は馴れてきてしまった。
イキナリの上達には驚いたが、まだまだだな………。

私はかがんでフェラチオしている佳代の腰を引っ張った。
佳代はしばらく躊躇していたが、私が強く佳代の腰をひっぱると諦めたように私の顔をまたいだ。
私の顔の目の前に2つのローターのコードをぶらさげた性器とアナルがあった。
私はアナルのコードを引っ張った。
「ふくうぅぅぅ」佳代が私の肉棒を咥えたまま声をあげた。
佳代の声帯の響きが肉棒に心地よかった。
思ったよりローターは奥に入りこんでいたようだった。
コードの長さにして約7cmくらい、引っ張り続けているとようやくピンクの頭が見えた。
アナルから1/3くらい頭が見える部分で止めた。
再びローターのコードをツンツンと引っ張る。
「ああん、だめぇ…」佳代が肉棒を吐き出し声をあげた。
「咥えてなさい」私は静かに言った。
佳代は言われるがまま私の肉棒を咥えた。

私はアナルのローターを入口から半分出して、固定した。
佳代の喘ぎにならない喘ぎが私の肉棒に伝わった。

次に私は膣の中の大き目のピンクローターのコードを引っ張った。
膣口からは簡単にヌプッと大き目のローターが飛び出てきた。
私はベッドの上にあるバイブレーターをさぐりだした。
そしてそのバイブを佳代の膣口にあてがうと、ググゥゥ、根元まで一気だった。

「あぁあぁあぁぁぁぁァァァァ………」佳代が我慢しきれず大きな声をあげた。
いきなり上半身を起こしたので、佳代のマ○コに突き刺さったバイブが私の頭にあたる所だった。
佳代の乳房が下から眺められた。
私は佳代の背中に手をまわして屈むように力を入れ再び69の体勢にした。
佳代の身体の中にバイブが奥深くまで突き刺さっていて、手を離しても、もう抜けない。
私はバイブレータのスイッチを入れた。
ビュインビュインと佳代の膣の中でバイブの頭がまわっていた。
クリトリスを刺激するベロの部分はちょうど包皮のあたりを細かく振動させていた。

「んあぁぅぅぅゥゥゥ………」佳代は肉棒を口に含んだまま声をあげていた。
私はクリトリスの部分にバイブの振動する部分に当てて左右にバイブを回転させた。
佳代にはもうフェラチオする気力はないようだった。
ただ口で咥えているだけだった。
私は69の体勢を逆にした。
オマンコにバイブ、アナルにローターを入れたまま佳代を寝かせた。
そして、佳代の頭をまたぎ半開きの口の中に肉棒を差し込んだ。

はじめだけほんの少し舌使いがあったが、私がバイブを動かしはじめるとまた咥えているだけになってしまった。
私は佳代の口の中の肉棒を自分で動かし始めた。
佳代もそれに答えるかのように口をすぼめた。
少しづつ、少しづつ私はグラインドを大きくしていった。

「んんん…んんん…」佳代が限界を告げた、もうこれ以上は奥に飲み込めないようだった。
私は佳代の反応を見ながら肉棒をグラインドさせていた。
私の股から覗く佳代の顔、必死に口を開けて肉棒を口に受け入れる若い娘、その顔がとても淫らだった。

口を塞がれながら佳代は股間の埋められた2つのオモチャに激しく反応していた。
バイブを出し入れするたびに佳代は鳴咽のような声を肉棒に伝えた。
半透明のバイブは佳代の膣壁の赤い色を映し出していた。
佳代の膣に入っている透明部分だけが赤いバイブのように見えた。
小陰唇を引き込みながら膣をかきわけ、再び陰唇をめくり上げながら透明なバイブが出てくる。
バイブの胴の部分の不整列な起伏が佳代の膣口を歪ませる。
ローターを飲み込んだアナルも小さな口をヒクヒク痙攣させていた。
しばらく佳代の口を自分勝手に犯した、私はようやく佳代の口を解放した。
途端に佳代の喘ぎが激しくなった。

「はあぁぁぁァァァ……もお駄目ぇぇェェ……いっちゃうよぉぉ」
「まだまだぁ」
「はやく…入れてぇ………」佳代の手が私の肉棒に触れた。
私はより一層バイブの出し入れを激しくした。
佳代は股間を高く持ち上げ、ブリッジをするかのように膝を立てた。
アナルにめり込んだローターのコードがブラブラと垂れ下がっていた。
こんなにも乱れている佳代がとても嬉しく思えた。
同時に私自身の肉棒で感じさせてやりたくなっていた。
私は佳代の身体からバイブを引き抜いた。
白濁した淫液がバイブを艶めかしく光らせていた。
私はアナルのローターはそのままに佳代に上に重なった。
肉棒を挿入しようとすると佳代の腕が背中にしがみついてきた。
そして私の身体を強く抱きしめた。
私も佳代を強く抱きしめ返した。
佳代の脚が私の腰に絡まり、私の肉棒は抱え込まれるように佳代の身体の中に入っていった。
「あぁ、やっぱり熱い………」バイブと肉棒は違うのだろうか。
佳代が言った。

私はアナルのローターの振動を佳代と共に感じていた。
細かいバイブレーションが肉を隔てて伝わって来る、思っていた以上の快感だった。
ローターは佳代のアナルの奥深くにあるらしかった。
ちょうど亀頭の真下あたりだった。
「おお、痺れるな」
「んん…痺れてる………」私は佳代の身体を松葉崩しの体位に変えた。
今度は亀頭の横にローターの丸みと振動を感じる。
そしてバック。
佳代のアナルからコードが一本出ている。
私はコードを持ち、また引っ張った。
グググ………。
「あぁあぁぁぁァァァ………」佳代が再び大きな声で喘ぎだした。
「動かしたほうがいい?」
「あぁ…動かす方が…イイ………」
私はゆっくりと佳代のアナルの中のローターを引っ張り出していった。
ローターの音がだんだんと大きくなっていく。
「アウッ」アナルから小さな方のローターが転がり落ちた。
私はもう一つの大きいロ―ターをアナルにあてがった。
「こっちのを入れるよ」
「うん………」私は長めのローターを手にとりスイッチを入れた。
ローターが佳代のアナルに飲み込まれていく。

「ふんはぁぁァァァ………」アナルを攻められると佳代は変わった喘ぎ声をだす。
「入ったよ………」すこし長いローターはアナルの奥へ飲み込まれなかった。
アナルの口から少しだけ頭を出して止まった。
ローターの振動が膣と直腸の薄い肉を通して伝わって来る。
私はローターの頭の部分をつまんで回そうと思ったがすべって掴めなかった。
私は諦め、バックの体位のまま佳代の股間へと肉棒を抜き差ししていた。
「ねぇ、これ入れてもいい?」私は佳代に言った。

「え、大きいの………入れるの………?」後から突かれながらも佳代は後を振り向いて言った。
「入ると思う?」腰を動かしながらバイブを佳代の目の前に出した。
「わかんない………」
「痛かったらやめよう………」私は佳代から肉棒を引き抜き、正常位に佳代を寝かせた。
そしてアナルに入っているロ―ターを引き抜いた。

「なんか痺れててもう何も感じなくなっちゃった………。」佳代が言った。
丹念に佳代のアナルを指で愛撫した。
膣口の愛液と私の唾で佳代のアナルは中まで完全に潤った。
透明なバイブにも唾を塗りたくった。
「入れるよ、力抜いて………」佳代が肯く。
グウィィィ。
ヌプゥ。
「んあっ」バイブの亀頭が佳代のアナルにめり込む。
私の肉棒とさほど大きさは変わらないはずだったから無理は無いはずだった。

「全部入ったよ」バイブレーターが佳代のアナルを大きく押し広げてしっかりと収まった。
アナルの皺が伸びてバイブの胴を締め付けている。
アナル口が卑猥にうごめいていた。
「入ってる………」私はバイブを握ったまま、スイッチを入れた。
ヴィンヴィンヴィン…。
佳代のアナルの中でバイブが回転を始めた。
肉棒にはまず真似のできない動きだった。
「ああっ………だめぇぇ………」
私はバイブから手を離した。
そして佳代の赤く熟れた膣口に肉棒を挿入した。
アナルの固いバイブの感触を感じながら、生で入れてしまった事に気付いたが、そう簡単には抜けなかった。
私はバイブを後手に掴んだ。
玉袋の下の柄の部分を持ち、肉棒と同じ動きでアナルをも攻めた。
「いやぁあぁぁぁァァァ………」佳代は痛がっているのだろうか、しかし佳代の顔は苦痛では無いように思えた。

「痛かったら言って」私は佳代にそう言ったが、もう聞こえていないようだった。
すぐに佳代は一度めのエクスタシーに達した。
身体をかがめ膣口が痙攣する。
バイブを持った右手にもその力が伝わる。
そして2度、3度………。
私はコンドームをかぶせるタイミングを逸してしまった。
佳代はイキ続けている。
ここで肉棒を抜くわけにはいかなかった。
でも私にも限界が近づいていた。
佳代の絶頂に歪む顔を見ているとそれは尚更だった。
マズイ………。
しかし腹に出すのは何か物足りなかった。
こんなに感じている佳代が少し腹立たしかったのかも知れない。

「佳代、佳代………」佳代の顔が安らぎの顔へと変化していくのを見ながら私は話しかけた。
佳代がうっすらと目を開いた。
「口に出すぞ」佳代の表情に驚きのが現れたが、目が肯いていた。
私はバイブはそのままに肉棒を激しく動かした。
限界まで我慢に我慢をかさね、その瞬間、口を空けて待っている佳代の枕元に行った。
そして佳代が目をつぶり口を大きく開いているのを見ながら右手で絞り出すように、ドピュッ!ドピュッ!ドピュッ!ドピュッ!精液を佳代の口の中に飛ばした。
一滴も漏らさなかった。
快感は数十秒も続いたかのように思えた。

私がイッタ後でも佳代は肉棒を優しく舌で舐め上げてくれた。
佳代の口の中に私の精液がネトついているのが分かった。
そして佳代はそれを飲み込んだ。

「こないださぁ、なんであんなに急にF上手くなったの?」
「だってレディコミに一杯テクが書いてあるもん」
「そか、それで短期間であれだけ上手くなったんか」
「ウマイ?」
「かなり上手くなったんじゃない」
「わーい、嬉しい」
「でもマダマダだな」
「いいもーん、もうしてあげないから」
「スミマセンデシター」
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しかしそんな身体だけの関係は長くは続かなかった。
佳代が私の彼女を意識しはじめたのだ。
佳代からの電話が億劫になるのに時間はかからなかった。
『彼女といつ会ったの、したの、今度彼女とはいつ逢うの、私とはいつ逢えるの。』私も辛かった。
佳代の方がズット辛いのは分かっていたが………。

佳代との終り方はあっけなかった。
「Hだけの関係なら、これ以上もう逢いません。さよなら」それが私への最後のメッセージだった。
私はその言葉の裏に、佳代のすがるような気持ちを感じた。
しかし私はその答えをとうに出していた。
それは出逢った時から決まっていた事だった。
こうなる事を予見しながらダラダラと関係を続けていた自分に嫌気がさした。
私はそれ以来、長期の関係を避けるようになった。

佳代は今、音楽関係の専門学校に通っているはずだ。
幸せでいてくれる事を祈る………。

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(注)「チャカ」とはピンクローターのこと。この時代の隠語として使われていた。

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