従姉妹との初体験、そして… 1

2018/10/19

大学時代、同い年の従姉妹と付き合うことになった。
2人とも田舎から上京して各々一人暮らし。
父方はいわゆる昔の豪商だったので、いとこも多かったし、貧乏ではなかった。
ので、どうせ同じ大学なら一緒に住む?というような展開はナシ。
従姉妹のほうが半年はやく生まれてたので姉ちゃん、な感じだった。一応、スペック。
オレ、ブサではないと思いたいが、もちろんカッコ良くはない。
美樹(従姉妹)、本仮屋ユイカ系だが、+5kgくらいな感じ。
ちなみに、オレは小学校低学年から美樹が好きで、1浪して追っかけた。
ちなみに、お互いに新品だったので、付き合ってからエッチするまで1年かかった。
高校時代の美樹はとびきりカワイイ、ってワケではなかったがクラスの男子で結構狙っているヤツは多かったようだ。
ま、ひと目で性格の良さがわかる、ってタイプかも。
笑うと可愛くて、朗らかな感じ、かも?
結構アタマも良くて公立の進学校だった。
ただ、じつは結構天然で、狙ってるのか、ヌケてるのか、
オレの前では姉ちゃんぶっても、そそっかしい感じだった。
カレーに隠し味で砂糖入れるつもりが、気づかずに塩入れ続けるとか…。
実家同士は原チャリで10分くらいだったので、時々その爆弾メシを食わされることもあったが、狙ってる男子たちへのちょっとした優越感もあった。
ブラをつけ忘れて家の中を闊歩、ということはドジは踏まないが、サイズあってないのか、Tシャツとブラの隙間越しに何度がBカップ(想像)くらいの乳を拝ませて頂いたことはあった。
とにかく肌がきめ細かくてキレイで、わずかに覗く乳首と乳輪もベストサイズ!
1度見た乳首で一晩に5回は抜けた…。
高校時代は両家とも親が忙しかったから、ちょいちょい夕飯は一緒に食った。
ちなみに、オレひとりっ子で、美樹には姉がいたが短大出て関西で働いてた。
美樹もオレも小さい頃から兄妹、いや姉弟みたいに育ってて信頼されてた。
両親はまさか2、3年後に隠れ学生夫婦みたいになるとは思ってなかったかも。
すまん、叔父さん伯母さん…。
明らかに美樹を女として見たのは高3の冬だ。
帰りのバスでたまたま一緒になって、家まで帰るときのこと。
ちなみに駅→バス→徒歩→美樹の家→がんばって徒歩20分→俺んちな感じ。
美樹「あれ、修(オレ、仮名)、今帰りなの?」
オレ「今日、進路指導でつかまった。たぶん浪人だな…」←地味に凹んでた。
美樹「自転車で遊んでばかりいるからだよっ。たまにはさ、ちゃんと勉強する とか、アタシにご飯ご馳走するとか、CD買ってくれるとか、日々の行い が大事」
オレ「なんだよ、途中から美樹の都合イイ感じになってんじゃん」
美樹「へへっ、そのほうがアタシを誘いやすいかな、もてなしやすいかな、っ て」
オレ「群がる他のオトコに尽くしてもらえよ、あほ」
美樹「群がってなんてないし、アタシは修ひと筋だからさ。えへっ。はーと」
オレ「何かバカにしてるだろっ。いいのオレは自分の趣味が大事なのっ」
美樹「もちろん冗談だけどね。そうそう、クリスマスは? 塾?」
オレ「たぶん。イイよなお前、推薦だもんな…」
美樹「じゃあさ、帰りにウチよりなよ。アタシが励ましてあげるからクリスマスは帰りにケーキ買ってきてね」
なんて、バカにしてるのか、本気なのか分からん会話でバス停に着。
山間部ってほどじゃないけど、そんなエリアだし、冬だし結構寒い日だった。
ホントは3つ先のバス停がオレん家に近いんだけど、流れで一緒に降りた。
美樹「寒いねぇ~」
オレ「ん」
美樹「ね、小学校のときみたいに手とか繋いでみる? ね、ね」
オレ「やだ。ポケット温かいし、美樹も手袋してんじゃん」
美樹「えー、たまにはイイじゃない。ねっ」
と言って左手の手袋をとって、無理やりオレの手があるコートのポケットに美樹が手を突っ込んできた。
そん時はたたじゃれたいのかな、と思ってしぶしぶ手をつないだ。
ちょっと温かくて、でもしっとり柔らかくて、華奢な手に地味に萌えた。
(ついでに、この手は風呂とかであんなトコにも触れてるのか、と妄想も)
たった数分の距離だけど、美樹の家に着くな、って思うようになって20分くらい前までのただの従姉妹とは違う甘酸っぱい感じになった。
オレ、純情だったんだな…。
で、美樹の家のすぐ手前に昔遊んだ、小さな公園がある。
オレ「ちょっとだけ寄ってみる?」
美樹「イイよ。(ちょっと鼻すする)」←これが美樹のゆるーい感じだ…。
結局、受験やら学校のハナシをちょっとだけしたんだが、この時点では美樹のことが気になって、意味なくボーっと見てた感じ。
で、その間も手は繋いでた。女の子の爪ってちっさくて、柔らかいのね。
美樹「そろそろ、帰ろっか」と腰かけていた小さい鉄棒から身体をおこす。
オレ「んだね」と冷静をふるまったが、ふるまったのだが…、
勢い、暴走自転車と化したオレは繋いだ手をギュっと引き寄せてしまった。
美樹はちょっとバランスを崩してこっちによろける。
さらに、勢いのついたオレは引き寄せて、軽く抱きしめてみた。
ただ、抱きしめているウチにオレのご子息が元気になりそうだったので、感づかれぬように、10度くらいの前かがみだ。
学校帰りなのに、女の子ってイイ香りがするんだね。
制服越しなのに、華奢な肩ってわかるんだね…。
嫌がるかな、とも思ったが拒絶はされなかった。
で、ご想像のとおり、初めてのキスになったんだがオレの唇カサカサ…。
一方の美樹はリップつけてて、しっとりとした柔らかさが印象にのこった。
あ、舌は入れてませんが、15秒くらいキスしてたかも…。
美樹「えっと、クリスマスは絶対にケーキ買ってくるってことで」
美樹「CDとか、プレゼントも歓迎しておりますが、いかがでしょうか」
オレ「えええ…」
オレ、緊張してたのに意外にもフツーにふざけた感じだった。
でも、分かれ際にいつもと違う笑顔で小さく手を振る美樹に惚れました…。
そして、家でまたしても3回くらいは抜きました…。すまん。
付き合ってから聞いたんだが、好きだったけど、アレは想定外だったらしい。
ちなみに、小学校くらいの頃から美樹のことは好きだったけど
「オレの従姉妹カワイイんだぜっ!」って感じで、親類自慢モードな感じ。
何となく、恋愛はイケないコトって認識もあったし、高校くらいは強がりモードで、自転車と写真に没頭してるフリしてた。
でも、乳首ちら見えやら、親戚と一緒に撮った写真に映るちっさなパンチラとかでがっつり抜いてたのも事実だ。
今思えば、綿のチェックとかストライプのパンツだけであんだけ抜けるってのも、スゲーなオレ…。
で、この一件とクリスマス→正月で一気に進展しそうになってそれがキッカケで浪人したワケだが…。
だってさ、2か月くらいの間で、エロDVDくらいでしか見たこともない女の子の大事なトコまで見ることができるなんて思ってもなかったし…。
クリスマスイブ当日、ウチの両親は地域の忘年会に行くことになっていた。
ちなみに美樹の家は会社というほどではなかったが商売をしていて例年の盆暮れ、正月はかなり忙しいようだった。
追い風だったのは「だったら美樹ちゃんとゴハン食べといて」と両家とも納得済で、オレと美樹を放っておかれたことだろう。
予備校の授業が終わる頃、美樹からメールが届いた。
「ケーキ」そのひと言だった。
こいつバカにしてるのか?と思いつつもいそいそと買いに行くオレ。
ま、キスの一件もあったのでダッシュで美樹の家に向かう。
美樹「おつかれ。ゴハン作ったよ。チキンだよ」
オレ「えっ、塩増量カレーはイヤだよ…。」
美樹「大丈夫、ケン○ッキーだから。w サラダはアタシが作ったけど」
オレ「野菜切っただけじゃん…」
あっさり普通に夕食を済ませて、ケーキ食べて時計を見るとまだ10時前。
美樹「ね、部屋でゲームする? 昔の写真とか見る?」
オレ、なんとなく期待して「うん、そっちの学校の写真とか見せてよ」と珍しく美樹に従順にしたがってみる。
お互い、結構行き来してても部屋のなかでじっくり2人って機会はない。
でも、これは美樹が作ってくれた口実だったのかな、と後では思う。
部屋に入ると「はい、コレ」って小さな紙袋をくれた。
あけると中には手袋があった。
美樹「買ったもんだけどね。手もカサカサしてたでしょ」
オレ「あ、ありがと。で、手も、って?」
美樹「ほら、この前、公園でカサカサだったし…。唇も、ね…」
こいつ、微妙に照れてやがる…。
姉ちゃんキャラなのか、妹系なのかはっきりしてくれ。
オレ「いや、じつはオレも…。ストラップだけど…」
金欠なオレだが、安物だけどちっさい石のついた携帯ストラップを渡した。
美樹「え、ホントに!? ありがとー」と無邪気にベットの上で小さく跳ねる。
無邪気に跳ねながら、美樹の手がオレのモモやら肩にぶつかる。
美樹「ね、彼女つくらないの?」
オレ「いや、たぶんオレ浪人するし、学校でもモテないしな…orz」
美樹「ね、修ちゃんアタシのこと好き?」
意外にもコイツは単刀直入だ…。オレと正反対かも…。
オレ「好き、好き。従姉妹ん中ではイチバンかも」
と、本心を悟られるのもシャクなのでごまかしてみる。
ちなみに、父方にはいとこ同士で結婚した先人がいるので付き合ううえでの障壁はよそ様に比べりゃ低いかもしれない。
でも、やっぱり自分がその壁に挑むのか、と言われりゃ別だ。

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