ひと晩中、中出しされた妻[第6話]
2018/05/24
それでも股に顔を押しつけて細い腰を抱き締め、股間の空気を吸い込みました。
妻は優しく頭を撫でてくれています。
「たーくん一回泊ったからって、あんなことするのおかしいって言うけどね・・。たった一回、ちょっとセックスしちゃったっていうんじゃないの。昨日話したでしょ。何時間も、気がおかしくなりそうなセックスされちゃったのよ。いじめられながら、ひどいこともいっぱいされて見たことないような大きいので数え切れないぐらいいかされて。夕方4時までよ。それまでご飯も食べずに、お腹が空いたのも忘れてセックスしたの。お水と彼の精液だけ・・・」
口も性器も精液まみれにされながらも、快感に狂い、細い長身の肉体をよじらせ続ける妻の痴態が目に浮かびました。
勃起が我慢できなくなり、いつの間にか、自分の手で露出したままのそこを握りしめていました。
浮気で巨根に貫かれた妻の性器が、肉輪でその巨根を締めつけながら何度もいかされる様子が脳裏に浮かびます。
私には緩く深すぎるその性器は、西脇の野太いペニスで、妻の人生で最も無惨に広くこじ開けられ、最も強烈な快感を植え付けられたのです。
空腹も私のことも気にせずに、浮気のセックスで快感を貪り続けた性器です。
その卑猥な性器が、目の前のジーンズの下に隠されていると思うと、堪らなく興奮しました。
中途半端に放り出されたままの射精欲が猛然と襲ってきました。
みじめですが、このまま自分で出してしまおうと思いました。
跪いたままの姿勢で、握ったペニスをしごきました。
「何してるの!」
突然、頭を撫でる優しい愛撫が途絶え、荒々しく髪を掴まれ、上を向かされます。
「ダメ、自分で触っちゃ。我慢して」
慌てて、手を離しました。
またも射精を禁じられ、宙ぶらりにされたままの勃起が股間で虚しく脈打ちます。
いっそうみじめになりました。
妻は、おもむろに、揃えて立っていた脚を開いて、左足を跪いた私の右腿の上に載せます。
挑発的ですが、どうしたらいいのか分からずにいました。
すると行き場を失った私の両手をとり、頭の後ろで組むように合わせます。
頭の後で私の両手を掴んだまま、私の顔を少し開いた股間に押しつけます。
喉の奥まで咥え込んでフェラチオをするかのような姿勢です。
股間の匂いを嗅ぎ続けます。
「エッチな匂いする?」
「する気がする・・」
「舐めたい?」
「舐めたい」
「私も舐めさせたいわ・・・」
「じゃあ・・」
「・・ダメよ」
「どうして・・」
「我慢して・・私だってずっと我慢してきたんだから」
あなたのおちんちんで我慢してきたんだからという意味でしょうか。
「ねえ、そこに何回出されたと思う?」
そう言われると、西脇の精液の匂いが漂ってくるかのような錯覚を憶えます。
私という恋人がいながら、ここには、何度も繰り返し他の男に中出しされたのです。
上の口も下の口も精液を注入され、精液漬けとはこのようなことです。
腰を突き出してきます。
私が顔を埋めている股間には、あいつの太いペニスが生のままねじ込まれ、精液が注ぎ込まれたのです。
中出しされた精液を舐め取れと言われているかのような姿勢です。
この布地の向こうの性器に・・・何回出されたのだろうか?
押しつけられたまま、ざらっとしたデニム生地を舌で舐めてみます。
しかし向こう側に刺激を届けることは出来ません。
私がそんなことをしているのも分からないでしょう。
あいつが好き放題に掻き回し中出しをした妻の性器を、私は直に舐めることさえ許されない事が屈辱的です。
「・・・知らない・・」
「彼が数えてたのよ。知りたい?」
「・・いいよ・・」
ここに来ても意味もなく意地を張ってしまいます。
「いいって、知りたくないってこと?」
固い声になりました。
「・・・」
「手、頭から離したらダメよ・・」
妻は私の頭から手を離すと私に頭の後で組ませた両手はそのままにして、また元のソファーに戻ります。
肉体の感触を奪われ、屈辱的な姿勢をとらされていると、意地を張った罰を与えられているように感じます。
(知りたいと言えば良かった・・・)
ソファーに深く座り、右手で卑猥に太股を触ります。
右腕に掛けた左腕で胸を押し上げます。
両胸の形が変わるのが分かります。
Tシャツがずり上がり、きれいな腹筋の白い肌が覗きます。
私に触ることの出来ない肉体を見せつけるようです。
「西脇君、自分が出すたびに、使いもしないティッシュを一枚ずつ丸めて脇のテーブルに置くの。中に出しても一枚、美歩に飲ませても一枚。あそこ拭かせてくれるわけでもないし口に出したら最後の一滴まで吸い出して綺麗に舐めて掃除させられるのよ。私のここは精子まみれで、グチャグチャのままなのに彼のは綺麗にさせられるの」
そう言って、股間に当てていた指を口に含み、ネットリ舌で舐めあげ、その『掃除』の様子をほのめかします。
頬をすぼめて吸い付き、音も立てます。
「・・・」
“ジュポッ・・”
細く白い太腿まで精液を滴らせながら、妻が西脇の太いペニスにすがりつき、残った精液を吸い出すイメージが、胸をかき乱します。
「西脇君わざわざ数えてて、美歩に言うのよ。丸めたティッシュが並んだの見せながら何回、自分が私を辱めたか誇示するの。『彼氏じゃこんなに出来ないだろ』って。
『何回、美歩が中出しされて、何回精子飲まされたかたーくんに言え』って言われてたのよ。
それも『どんなに大きいのでやられたかも、言え』って。
『そんなの聞いたらあいつインポになるから、そうしたら俺のセフレになれよ』って。
ひどいわよね・・・。
でも半分本気なのよ。
私たちがラブラブなの知ってて彼女を寝取った上にインポにしようとするなんてね・・。
残酷でしょ・・そういう性格なの」
「・・・」
「中島君・・それでインポになってたのよ」
一学年下のサークルの後輩です。
同期の沙季ちゃんという可愛い女の子と学生時代から付き合っていて、その子も西脇に喰われた女の子の一人でした。
卒業後に2人の結婚式にも呼ばれました。
その2人のことも私は気になっていましたが、細かいことは知りませんでした。
私たち夫婦にとって西脇の事が今までタブーでしたから、妻に中島たちのことも聞くことも出来ずにいました。
私の周りの友人たちも、私には彼らのことは何も言いませんでした。
同じように西脇に恋人を寝取られた中島の話を私にするわけがありません。
(妻はどこまで何を知っているのだろう?)
沙季ちゃんがどんな風に西脇にされたのか非常に興味がありましたが、ここで他の女性の話に興味を持ったと思われるのは得策ではありません。
それは、またいつか聞けばいいやと思いました。
「・・・」
「ねえ、聞かなくていいのね・・・?今言わないんだったらもう2度と言わない・・・いいの?」
こういう妻の宣言はたぶん本当だろうと経験的に分かります。
強情なのです。
おそらく、何度聞いても、焦らすようにはぐらかすことでしょう。
「・・・聞く」
「インポにされちゃわない?」
「・・たぶん、大丈夫・・」
「・・そうだよね・・フフ・」
そういう趣味だもんね・・と、言われたような気がしました。
『あなたが、こんなのでもエッチな気分になってるの、私知ってるのよ』というような雰囲気です。
その代わりに、脚を私の股間に伸ばして勃起を確認するように、触ります。
「昨日は私も言わない方がいいかと思ったけど、言うわ。言っても大丈夫そうだし・・。そうしないとたーくん分からないから」
「・・・」
「・・・」
「・・何回されたの?」
「15回」
「え、何が?」
本当に何の数字かよく分かりませんでした。
「中に8回、口に7回。信じられる?異常でしょ?そんなのされて、最後まで悶えていかされてた私だって異常よ」
「・・・」
私には想像も付かないような性行為です。
異常といえば異常です。
なんと答えて良いのか分かりませんでした。
「だけどさっき、たーくんには西脇君が私にしたみたいには出来ないと思うって言ったの例えばそういうことなのよ。おちんちんの大きさとかだけじゃないの。異常な性欲なの・・・。出す前になるとその度に何回目なのか私に言わせるのよ。下品でしょ」
「・・・」
巨根により与えられる圧倒的な快感の前に屈服して、拒絶するべき膣内射精なのに、回数まで数えて言わされていたというのです。
射精前の膨れ切った亀頭を埋め込まれ子宮に押しつけられながら、中出しを承諾するかのように、6回目、などと言う妻の表情を想像しました。
「私が何回いったかなんて、もう分かんない。彼が出すまでに何回もいかされるんだから・・。美歩がいくときあそこが締まって出すこともあれば、私がいっても西脇君は出さないでそのままきつくなった敏感なところ突かれてもっといかされるときもあるの」
「妊娠とか・・気にしなかったの?・・」
妻は用心深い性格なので、私には生の挿入すら許したことがありませんでした。
「するわよ・・・当たり前じゃない。
中出しは初めは本当に嫌だったの。
危険日だったし、たーくんにもさせてあげてなかったのに・・。
中だけはやめてって何度も言ったし、逃げようともしたわ。
だけど出されたの。
最初に出される前からもう何回もいかされてたし後から腰を捕まえられてて・・逃げられなかったの。
こんなのレイプだってその時は思った。
だけど、1回出されちゃったらもう1回出されても同じだって、諦めるような気…