フェラ好きの彼女
2018/03/04
自分は自他共に認める不細工です。
28年生きてて一度も彼女なし女性と1対1で会話した経験を聞かれると中学時代までさかのぼる必要があります。
私の職場は大学が近いことも有り大学生のバイトの子が多くまた社員には私を除きその大学出身のイケメンが多いためバイトの女の子達との仲も良好で良く1年に1回は皆で温泉旅行などを計画しては遊びに行っていました。
私は流れで一緒に行ってはいましたが正直言って毎年オマケでしか有りませんでした。
女の子達の狙いも明らかにイケメンの同僚達であり私も空気を読んで出来るだけ目立たないようにしていました。
イケメン連中は毎年毎年女の子をとっかえひっかえと食べているようで何時も自慢話を聞かされていました。
そんな大学生バイトの女の子中にアコちゃんがいました。
アコちゃんは一見して眼光鋭くお堅い感じのメガネ黒髪ロングの優等生キャラで仕事も真剣に取り組み、また決まりごとなどもきっちりしてないと気がすまない子です。
そういう性格からなのか解りませんが、チャラチャラ女の子に調子が良いイケメンの同僚達より僕の所へ仕事の質問をしに来る事が多かったです。
後で本人に聞きましたがその時は、単純に軽薄なイケメン連中が心底嫌で僕の所へ来ているだけだったようで僕については職場のただの上司でありそれ以上にもそれ以下にも思っていなかったようです。
僕自身も別に変な期待は特に有りませんでした。
正直そんな希望を持つほど自分に自信がなかったのです。
そういう事は全て諦めていました・・・ただ、それでも後輩の女の子に世話を焼くという新鮮な喜びを感じてはいました。
それにアコちゃんは真面目で此方の話を真剣に聞くので仕事も他の子達より数段でき頼りになるので一緒に仕事をしてもストレスに感じません若い子特有の変な言い訳をしないので実に仕事をするうえで助かる存在でした。
そして、アコちゃんがバイトにきたその年の終わり頃やはり皆で温泉旅行に行こうという話になりました。
アコちゃんは最初断るつもりのようでしたが、女の子達に付き合いが悪いといわれたり僕一人が幹事とは名ばかりの雑用ばかりしているというような話を聞いて「日ごろお世話になってるヤマさんだけに雑用を押し付けるのは悪いので私もお手伝いします。」というような感じでアコちゃんも参加することになりました。
さて、相変わらずバカ騒ぎカラオケに酒盛りにと盛り上がります。
アコちゃんはそんな中でも「いえ、私は雑用ですから」とお酒もソコソコで本当に雑用係りに徹しています。
僕も元々お酒に強くないため必然敵に盛り上がる連中の脇で2人座って細々と料理を摘んでいます。
イケメン連中も僕がノリが悪いのはとっくに承知しているので気にもしません今思えば、僕自身良くこんな、なんの楽しみもない宴に毎年律儀に参加していたのか不思議に思います。
有る程度女性陣にも酒が入り盛り上がった所でイケメン同僚の一人が言い出しました。
「ここってさ夕方見たけど混浴あるみたいじゃん?」
「えっまじ?!今からいかね?」というような事を業とらしく言い出します。
女の子達はキャーキャー言い出し最初は恥ずかしがる子も居ましたがいつの間にかノリノリです。
さー行こう行こう!というような流れになります。
アコちゃんは最初当然行かないといいましたが、女の子達皆にしつこく言われ渋々付き合うことになり、当然僕も一緒に行く事に・・・僕やアコちゃんがしつこく嫌がると全体が白けてしまう気がしたのだと思います。
正直男連中とも一緒に風呂に入ることもこの時が初めてでした。
海には何度か行きましたが、僕は金槌なので浜辺で荷物係です。
しかも日焼けすると酷く反応が出てしまうという体質で長袖でした。
男連中は豪快に服を脱ぎさっさと風呂場に行きます。
僕も彼らに遅れるように服を脱いで下半身をタオルで隠して続きます。
女性陣も確りバスタオルでガードして入ってきました。
イケメン連中は残念がっていましたが正直免疫の無い僕は残念なような安心したような複雑な心境でした。
女の子の中に当然アコちゃんも居ました。
女の子達の後ろで隠れるようにしています。
女の子達は最初一寸恥ずかしそうにしていましたが湯船が少しにごり湯だった事も有り皆で浸かって雑談してる間に緊張が解けてさっきの盛り上がりを取り戻してきました。
僕はというと目のやり場に困り皆より少しはなれた場所に居ました。
「ねっアコちゃんって意外に胸でかくない?」女の子の一人が言い出します。
「あっ本当だ!おっきぃ!」
「うらやましい!!」と騒ぎ出し、それに乗ってイケメン達も「どれどれ?俺達が揉み比べて?」などと言ってキャーキャー言い出します。
そうこうするうちに、誰々がスタイルがいいとか胸が小さいとか大きいとかの話になります。
イケメン達は嬉しそうに女の子達の胸を冗談半分で触ったり障ろうとしたりします。
僕は羨ましいと思いながらもとても仲に入っていく勇気など有るわけがなく会話だけを聞いて悶々としていました。
そして、運命の瞬間がやってきました。
突然女の子の一人がとんでもない事を言い出したのです。
「私達ばかりずるいですよ?イケメンさんたちも見せてくださいよ?」
「あっいいね!見たいみたい!」コレにはイケメン達は大喜びでした。
何せ彼らの最終目的はそこに有るといっても過言ではなく彼女達からの願っても無い申し出に「え?まじか?」と言いつつニヤニヤしています。
イケメン達ははずかしげもなくアレを女の子達に披露します。
女の子達はキャーキャー言いつつも満更でもないようで「○さん結構おっきーw」等とはやしたてて喜んでいます。
そして・・・・「ヤマさん!」
「ん?」最初は何の事かわかりませんでした。
というかこの旅が始まって初めて名前を呼ばれた気がします。
「次はヤマさんの番ですよ!」一瞬なにの番なのかわかりませんでした。
「ヤマさんも見せてくださいよ!」
「えええっ!!」
「そうだぞヤマお前もみせろよ!」イケメン連中まで言い出します。
「いや、俺は勘弁してくれよ・・・」正直僕は、この時まで人に言えないコンプレックスがありました。
長年隠し通し誰にも言わなかった秘密です。
一人でずっと悩んでいました。
本気で嫌だと思いました、ばれたらなんと思われるか解りませんしかし側に来たイケメンに「頼むよヤマここで盛り下がったら厳しいって」といわれ仕方なく立ち上がり皆に見せます。
僕が立ち上がった瞬間、確実に空気が一瞬止まった気がしました。
ああ・・終わったな・・と本気で思いました。
しかし「キャちょっとwでかww」
「すごっww」女の子達やイケメン達までが口々に驚きます。
最初は本当に何事かと思いました。
「ヤマお前凄いな!」イケメン達が見直したぞ!って感じで肩を叩きます。
「ヤマさんすごい!」女の子達まで言います。
僕のソレはカセイでは有りましたが人より随分大きいようでした。
中学時代から目立ちはじめ僕は人より可笑しいと勝手に思っていたのです。
人にも見せず相談せず、また女性との経験もなかったので恥ずかしい話この年までこのサイズが凄い事であることも自覚が有りませんでした。
「いゃん・・ヤマさん見る目変わっちゃうww」と女の子達から急に注目の的になり「大きくなったら私の腕くらいないですか?」とか冗談半分に質問攻めになりました。
まあ、結局の所幾らアレが大きくてもブサ面ですからその場が最高潮でありその後女の子に夜這いされたとか言う話も有るわけがなくヤマさんのチンコはデカイ!という伝説だけが完成し温泉旅行自体は終わりました。
まあ、多少皆が僕に一目置いてくれてるような感じにはなりました。
ただ、会話の時心なしか股間に視線を感じるようになりました。
挨拶で社内ですれ違う時など旅行に行かなかった人ですらどこかで話を聞いたのかチラッと僕の股間を見ていく気がするのです。
それだけじゃなく大っぴらに「ヤマくんって凄いんだって?」と聞いてくるおばさんも居ました。
さて、そんな変化の中で一番変化したことが有りました。
ソレはアコちゃんでした。
アコちゃんがあの旅行以来妙にヨソヨソしいというか・・変でした。
話かけても上の空だったり妙に緊張してるようだったりするのです。
僕は内心あんな所を見せたせいで真面目なアコちゃんに軽蔑されたのかなと思っていました。
そんなギクシャク関係が続いたある日何時ものように仕事を片付けていると携帯が鳴りました。
携帯にはアコちゃんの名前が一応バイトの子達の携帯の番号は登録してあり何かあったら連絡するようになっていたので電話が掛かってくる事は不思議に思いませんしかし、この日アコちゃんはお休みであり態々電話してくる事に少し違和感を持って電話にでました。
「あの・・ヤマさん・・お疲れ様です。」
「はいお疲れ様です。」
「あの・・お仕事終わりそうですか?」
「うん今皆で片付けしてる所だけど?誰かに用事?」後々考えると態々僕に電話してきて他の子に用事というのは変な話ですがもてない性の僕はそんなことを真剣に考えてしまいます。
「いえ・・あのヤマさん・・お仕事終わったら相談が有るんですが・・お会いできませんか?」なにやら真剣な面持ちのアコちゃんの電話に変にドキドキしてしまいます。
「・・・僕に?」思わず聞き返してしまいます。
「はい・・」
「仕事の事かな?」
「いえ・・あの詳しい事は後で話します・・」
「わかった・・何処に行けば良いかな?」そういう事でアコちゃんと待ち合わせをしてあるお店で会うことになりました。
僕の人生で始めての女性との待ち合わせでした。
待ち合わせのお店に行く間色々な事を考えていました。
ひょっとしてココ最近余所余所しかった事が関係しているのかな?色々な事を考えていました。
待ち合わせたお店に行くと既にアコちゃんは座っていました。
「ごめんお待たせ」生まれて始めて…