バイト先の店長に激しく求められた

2018/02/18

俺がクソみたいな人生をやり直してみた話をしようと思う
書き溜めとかもないし、自分でもちゃんとやり直せたか確信はないんだけど
ひとり語りだと思って聞いてくれるとうれしいかも とりあえずスペック
26歳
接客業2年目
高卒
だめだ書き起こそうと思うと意外にないものだな
じゃあ、まずはクソ野郎になるとこから書いていこう
俺の家は母子家庭でその上母親は放任主義な人だったから
俺は結構テキトーな人間に育った
別に不良にな訳じゃないけど、学校はさぼるしなにか努力をしたり
夢中になったりすることがなかったでも誰かに文句を言われたりするのが嫌いだったから勉強はそこそこにやってた
自分で言うのもなんだけど、要領はいい方で高校は関西では
そこそこ有名な学校に進学した
でも、進学校だったせいかまわりは一年生の頃から勉強勉強って
モードで正直俺には空気が合わなかった気がする
当然そんな感じだから友達とかもできなくてどんどん学校に行くのが面倒くさくなってきた
はじめは週に一度、そして二度三度と俺は学校に行かない日が増えていった
学校を休んでは唯一の趣味だったギターをいじってたそうこうしているうちに俺はほとんど学校にはいかなくなっていた
学年末になるたびに出席日数を稼ぐ為に学校に行っていたから
なんとか留年せずに済んだけど
結局ほとんど高校課程を修了しないまま俺は高校を卒業した
大学に進む気もなかったのに就活もしていなかった俺は進路なんて
なんにもないただのフリーターになった
高校時代から続けてたバイトをそのままやり続けてテキトーに過ごしてた
このときは焦りとかはなかった
むしろ何も考えてなかっただけなのかもしれないけどフリーターになって一年目はあっという間に過ぎた気がする
毎日そこそこに働いて、バイトのない日は家でぐーたら
フリーター一年目の終わり頃、つまりまた春がやってきた頃にやっと
「あー、このままでいいんかなぁ」みたいな気持ちが芽生え始めた
この時もまだ焦りとかは無かったからなんとなーく一人暮らしを始めようと思った
浪人生が地方へ進学が決まって一人暮らしを始めるのが羨ましかったのかもしれない
ただ不動産屋で「今年から大学生ですか?」って笑顔で尋ねられた時は
なんだかいらだちのようなものを感じてしまった事は今でもよく覚えてる一人暮らしを始めてからは一気にクズさに拍車がかかった
そのころはもう20になっていたから調子に乗ってたばこを吸い出してたし
暇な時はパチンコ屋に入り浸るようになっていた
ありあまる時間をバイトとパチンコで埋めるような日々を過ごしていた
このころにパチンコなんかせずに貯金していたらいくら溜まっただろうと今でも思う
こんな感じでどんどん生産的な行動を俺はとらなくなっていったもうなにもしたくない
そう思ったのはフリーター生活をはじめて3年が経った時だった
ちょうどバイトでミスをして落ち込んでいたときだった
こんなことをしてて俺はいいのだろうか、この先俺はどうなるのだろうか
そんなことを考えて
イライラして
ストレスが限界になった時
俺はバイトをやめた
ついでに人間やめようと思ってホームレスになることにした
着替えを二、三着と貴重品だけ鞄につめて家を出る事にしたホームレスになったといってもたった2ヶ月のことだけど、この間
たくさんのことを学べた気がする
具体的な事を書くときりがないけど
人生にはいろんな歩き方があるんだなと痛感した
元ホストのおっさんや、元土方のおっさん、それに元社長のおっさんなんてのもいた
俺の生きてきたなかであんなに他人の話を真剣に聞いた事はなかったと思う
そんでもってみんないい人たちだった
俺なんかよりよっぽど長く生きて辛い人生を送ってきてホームレスに
流れ着いているのにみんな笑顔だった
それが羨ましく思えて、自分もこんな笑顔ができるようになりたい
そう思ってホームレスをやめた
もう一度頑張る事にした二ヶ月ぶりに部屋に帰ると家賃滞納の紙が10通もポストに入っていた
とりあえず管理人に電話して滞納してた家賃も払って部屋はなんとかした
次に辞めたバイト先にもう一度働かせて欲しいと連絡すると、
どうやら俺が退職願やらなんやらをかいてなかったせいで
休職扱いになっていた事がわかった
店長さんはやる気があるなら戻ってきて欲しい、ただし次はないからねと
やさしく声をかけてくれた
この時のことは今でも感謝してもしきれない
本当に店長さんには恩返しがしたいと思う
こうして俺はフリーターではあるがまた働く事ができるようになったフリーターに返り咲いた俺はメチャクチャ働きまくった
バイトを二つ掛け持ちしていて一日が24時間に感じられないくらい働いていた
でも不思議と苦にはならなかった
「よし!頑張ろう!」
そういう気持ちがいつも心の真ん中にあった
あいかわらずパチンコをやめることはできなかったけど
今までに比べれば心に余裕があったせいか足を運ぶのも月に二回ほどだったし
使っていた額も微々たるものへとなっていた
気の持ちようか、いい事は続くもので久しぶりに彼女ができたりもしていた彼女とは半同棲のようなものをしていた
だから家族を養う父親のような気持ちが俺をもっと頑張らせた
フリーター生活が4年を過ぎた時に俺に転機が訪れた
今働いてるバイト先の中途採用枠が空いたというのだ
店長さんは是非俺に受けて欲しいと言ってくれた
俺としては願ったり叶ったりな話だった
フリーターの収入にも限界を感じていたし、なにより正社員というものに憧れていた
世間に少しだけ胸を張れるような気がしたからだ
もちろんその話をうけることになった
当時22歳、まわりでは大卒を控えた同級生達が就職活動をしているまっただ中の10月
俺は覚悟を決めた
ここで決めなければ俺はクズのままだ、ここで決めるんだと中途採用枠の試験は一次に一般教養の筆記、二次に業務に関する筆記、
最終が面接という風になっていた
これまでに無いくらい俺は勉強した
いままでで一番頑張ったかもしれない
これまで俺は何事にも真剣に努力をするなんてことはない人間だった
そこそこの努力をしてそこそこの結果を残す
そんな人間だったはずだ
俺は変われているのかもしれない、今までの無気力だった俺から
そんな事を思いながら必死に努力した
真人間になるために結果から言うと、採用試験には落ちた
不採用だった
最終面接まで残ったのだけど落ちた
何が悪かったのかわからなかった
学歴?職歴?資格?
そのどれも持っていなかった俺はもう訳が分からなくなって
不採用の通知を店長さんからもらったときは周りも気にせず号泣してしまった
そして今までの何もしてこなかった自分を恨んだ
どうしてあの時もっと勉強してこなかったんだ
どうしてあの時大学へ進学しなかったのか
責めても責めても後に残るのは虚しさと不採用の通知書だけだった採用試験には落ちたが、それまでの努力が自分の中で自信になっていた
自分でもあれだけの努力ができるんだと
そして俺は夢を持った
今まで助けてもらった人に恩返しをしよう
親には散々迷惑をかけたし、彼女やバイト先の店長に少しでも
感謝の気持ちを表したいと思った前にも書いたけど、俺の趣味はギターをいじくることだった
また努力をすれば、このギターで皆を笑顔にすることができるんじゃないか
本気でそう思った
だけど、それが叶うことはなかった半同棲中の彼女が病に倒れたからだ
俺はまた心に深い傷を負った
なんでこんな人生なんだ
なんでもっと普通に生きられないんだ
何度も何度も自分を責めた
けれどいつも心の中にあったのは、バイト先の店長の微笑みだった30 名無しさん@おーぷ…

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