同窓会で再会した優等生だった女の子 4

2024/10/10

朝子は、こんな理不尽なことを言う女だっただろうか?

これまでの理由じゃ、セックスがよかったから中出しと結婚をしてもいいって言ってるようにしか聞こえない。

据え膳食わぬは男の恥、とはいう。抱いてもいい、生で中だししてもいい、そういうなら抱いてしまってもいいのではないか。
だが、何かがある。

・・・俺は朝子の顔をマジマジと見つめた。
そして、全身を眺めていく。エロティックな目じゃなく、観察する目で。

何か違和感を覚える。
全身をみわたして、どこか違和感を覚える。

そうか。目と、指だ・・・。
朝子の目は、何かを恐れている。虚勢を張っているんだ。
そして、朝子の指。あの指は確かに・・・。

「何ジロジロ見てるのよ。早くしなさいよね」

朝子はそっけなく言った。
だが、今となってはわかる。朝子は、内心怯えながら感情を殺して遊んでいそうなオンナの振りをしているだけなのではないだろうか。
「わかった。・・・お前と、セックスしよう」

俺は腹を決めた。
朝子の指と態度は、俺にある確信を抱かせていた。
それに気づいたときの、自分の感情が不思議だった。

普通なら、勝ち誇って女を見下すか、激怒するかだと思う。
でも、俺の心は勝手に朝子への愛情に傾いていった。

朝子が虚勢を張っていると、朝子が昔から何も変わっていないのだと、気づくことができたからかもしれない。

「・・・夢中にさせてやる」
「まあ、相変わらずの自信ね」

だが、俺は彼女の言葉に返事をしなかった。軽口が返せなかったのだ。
せめて、セックスの間は、朝子に何もかも忘れさせてやろう。

そして終わったあとで・・・。

朝子に鋭く割って入り、強く抱きしめた。朝子の中はしとどに濡れていて、ヌルリと入っていった。
俺は、朝子の温かな身体を堅く堅く抱きしめていた。

「く、苦しいわ、須藤君・・・」
「安心できるだろ?」

「そ・・・ま、まあ・・・そうだけど」

朝子は白い腕をおずおずと俺の首に巻きつけた。
それから俺は、ゆっくりと動き始めた。

「あ・・・うう・・・」

朝子は首に巻きつけた腕を背中に回し、力を込めた。
朝子の眼を真っ直ぐ見る。朝子も、俺の瞳の中の自分に挨拶をするように俺の眼を見た。

「愛している」
「・・・!」

「動くぞ」
「え、あ・・・ちょっと、」

俺は構わずに動き始めた。

朝子は、動きに合わせて卑猥な声をあげる。

「あう、あう、あう、あう、あう、」

それだけで、彼女には質問の余裕さえなくなる。

「さ、さっきのは・・・アアアアン、ア・・何よ! アアン、アン、ハン、ハン・・・あんな真剣な顔で・・・あい・・・るなんて!」

「結構真剣だぜ」
「ふ、ふざけないでっ!」

「本気だ、愛してる・・・朝子」
「いやあああああ、あああ、ああ、ああああああああああああっっ!!」

名前を呼ばれ、朝子は嫌がっている風を見せたが、たちまち達してしまった。
それに構わず、俺は朝子の内奥を突きつづけ、さらに絶頂を与えようとする。

「朝子! 朝子!」

呼び捨てで名前を呼ぶたびに、膣がきつく締まる。
背中をきつく抱きしめて、朝子は再び達しようとしていた。

「アアア、イク、いきそう、ああああああああ、アハアアッ!!」

はああ・・・・はああ・・・あああ・・・・ああああ・・・・・

朝子はゆっくり、ゆっくり、天上から降りてきた。
そして俺はペニスを抜き取って、体位を変えた。

「上に・・なるの?」
「はじめてじゃないだろ?」

「そ、そうだけど・・・」俺は無理矢理朝子を上にして、ペニスを握らせた。
朝子は気だるい身体を動かして、ようやくペニスを胎内に入れた。

「アン、アアア、アアアアアアアアッ!!」

俺は挿入すると同時に腰を突いていた。
そのまま、激しく下から朝子を責めていく。

「イヤアア、下から、下から突かないでえ」

しかし朝子は嫌がっていない。自分で胸を揉んで、快感をむさぼっているのだ。

「朝子、自分の繋がっている部分を見てみろ」
「み、みえる・・・須藤君が出たり入ったりしてるぅ」

「気持ちいいだろう。俺がどうなってるんだ」

朝子は感じたままに口を動かした。

「出たり入ったりしてるの」
「どういう風に出たり入ったりしてるんだ」

「わたしのビラビラを巻き込んで、須藤君のおっきなオチンポが出たり入ったりして・・・」

ここまで素直に淫乱な言葉を口走るとは、そうとう暗示などにかかりやすいたちなのだろう。

「朝子、自分で言っていて恥ずかしくないのか」
「あああああ・・・恥ずかしいぃぃ・・・」

今になって朝子は顔を隠し、首を振った。
俺は朝子の腕を掴み、再び正常位になって朝子に覆いかぶさった。
そのまま、肉棒を出し入れさせる。

「ウン、ア、アハン、イク、イク、イクッッ!」

朝子はそのまま、一度絶叫した。
それでも俺は許してやらない。しなやかな朝子の身体に口づけながら、脚を縦に広げてさらに奥を突いた。

「ま、またすぐイキそう、イク、イク、イッテるううう!」

朝子は喘ぎ続け、どうにかなっちゃう、あああん、死ぬ、などとあられもないことを言っている。

「イカされる、須藤君に、何度でもイカされちゃう、あああああ!」

「須藤君、あああ、あああ、ああああああ、あああああああ」

「すどうっ、くん、あああああああああああ、」

「ア、ア、ア、ア、ア、アアアアアアアアアア、アアアアーッッッ!!」

行為の後気がつけば、俺は朝子の上でぐったりとなっていた。
朝子もはふ、はふ、はふ・・・がたがたがた、と痙攣している。
夢中になったあまり、お互いに気絶していたようだった。

腹上死なんて洒落にならないな、と思ったが、なんとかどちらも生きのびたらしい。

当然のように、中でドボドボと精液を出してしまっていた。
あまり使われていないらしい股間から、精液がシーツへと流れていった。
俺はそれを拭いて、朝子の全身を濡らす汗なども拭き、後始末をしてから朝子の頬を軽く叩いた。

「・・・すどうくん・・・?」
「おはよう、朝子」

「え、もう朝?」
「いや。朝じゃないらしいぜ」

「喉痛い・・・身体重い・・・」
「あんだけ感じまくればな」

そういうと、朝子は頬を紅潮させた。

「そう、感じさせてくれたわけね。ありがと」
「もう少し、言うことがあるんじゃないのか」

「まあ、何かしら?」
「お前、はじめから妊娠してたんだろう?」

朝子の頬は今度は血の気が引いた。

「な、なんでそれを・・?」
「指さ」

「指、ですって?」
「左手の薬指。長い間つけていた指輪を外したみたいに、跡が残ってる。それに、今日の朝子はまるで俺に中だしして欲しいみたいだった。
・・・中出しで妊娠したから結婚しろとか、そういうつもりだったのか?」

「・・・・・・・・・」

「責めてるわけじゃない。別にそれでもいいんだ。それでも、産みたかったんだろ」
「・・・わからない」

「え?」

「自分でも、わからないの。産みたいのかどうか、自分がどうしたいのか。須藤君が言うみたいに、わたし、3ヶ月前に彼と別れたの。須藤君が転校してすぐ、付き合いだした彼だから10年くらいの付き合いだったんだけど・・・それが、ショックで。最後に、危険日だったけどヤケで中出しせがんで」

「・・・」

「そのまま、3ヶ月しても、生理がこないの」

「病院には?」
「・・・怖くていけない」

「明日、一緒に行こう。ついていってやる」
「そんな、あなたの子じゃないのよ」

「妊娠してるかどうかなんて、まだ決まってないだろ」
「そんなの・・・」

「とにかく。病院にいくんだ」
「もし・・・妊娠してたら、どうするの・・・?」

「朝子は、どうしたいんだ?」
「・・・前のその彼氏ね。別の人と結婚しちゃったの。それに中に欲しいっていったのはわたしだし、迷惑かけられない。でも、どうしたらいいのか・・」

少し考えたが、言った。

「できていたときに、考えればいい」

結局、朝子は妊娠していなかった。
朝子の安堵はかなりのもので、俺の腕にすがってワンワン泣いた。

・・・これからどうなるかはわからないが、朝子に湧いた愛情は、今でも続いている。

ひょっとしたら、これから・・・ということもあるだろう。

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