彼女の浮気に、超強烈なお返し

2024/07/11

俺(25)
A(24)彼女
B(27)浮気相手

何年か前の話。同棲して二年ちょっとになる彼女の行動が怪しくなった。
Aは三ヶ月ほど前に仕事を辞め、それからは失業保険もあるししばらくゆっくりすると言って、ずっと家にいながら俺の帰りを待つという感じだった。

自分でいうのもなんだが、かなり仲のいいカップルだったと思う。
ケンカはしたが倦怠期もなく、デートはいろんな所に行ったし、まとまった休みには旅行も行った。

俺はAが大好きだったしAもそう言ってくれた。お金がたまったら結婚しようと思って内緒で貯金もした。

そんなAがここ二週間ぐらいなんか変?よそよそしい。いつも通りしていたつもりでいたかも知れないけどなんとなくわかった。

目をあまり合わさなくなった、体を触られるのを避けてるような感じだった。携帯いじることが多くなった。
帰ってきても携帯カチカチしながら仏頂面で「お帰りー。」ってこともあった。俺には心当たりないし、いくらなんでも怪しすぎる!

意を決してAが寝てから携帯を盗み見ることにした。初めてのことだしめっちゃドキドキした。
「もしちゃうかったらどないしょう。」とか「ちゃうかったらAに謝ろう。」とか

何度もAが寝てるのを確認しながら携帯を開いてみた。受信ボックスを開くとすぐに見つかった。
出会い系。一回会ってHしたらしい。やっぱりかという気持ちとか、裏切りやがってとかいろんな気持ちで頭がぐちゃぐちゃになって涙が出てきた。

しばらく泣いた後、絶対許さないし、現場を押さえて痛めつけてやろうと思った。それからは毎日Aの携帯をチェックしてAには絶対気付かれないように普通に接した。

すぐ顔に出るタイプなのでかなり苦労した。Aは全然気付いてる様子もなく、バカみたいなメールをBと毎日していた。

それから一週間ぐらいたったある日、俺は嘘のメールを送った。
来週の土曜日、大学時代の連れ二人から飲みに誘われた事、
飲む場所はたぶん連れの地元(二人とも同じでかなり離れてる)になるから行けば連れの家に泊まることになるがいいか?

という内容にした。連れ二人には事の詳細はぼかして協力してもらうことを了承してもらった。

すぐに「〇〇くんと△△くんか!いいやん。久しぶりに行っといでや。」と返信がきた。こんな時だけすぐ返事よこしやがって!
Aも何度か二人に会っているので疑っていないみたいだった。

それから家に帰って、二人の協力でAがわざと横にいる時に待ち合わせの場所の電話を入れてもらったりで、Aは完全に飲み会を信じたみたいだった。
その夜Aの携帯を見るとやっぱりBにメールしてた。

A「来週の土曜飲みに行って帰ってけーへんらしいねん。」
B「ほんまに?じゃあ〇〇で飲もや。んでAちゃんとこ行っていい?」
A「いいでー。」

こんな感じだったと思う。これで土曜日にBと会うことは確定した。しかも家にまで来る確率もかなり高い?願ってもない状況になった。家でならやりたい放題やれる!

そして土曜日、夕方から出ると言っていた俺はなんか朝からソワソワしていたように思う。
相手はどんな奴か、こう言われたらどう答えようとかそんなことばっかり考えていた。
そして出かける時間になり、Aに声をかけた。

「行ってらっしゃい。楽しんどいでや。」

久しぶりに愛想のいいAを見た気がする。
改めて怒りが込みあげてきた。絶対に許さない。そう思い車に乗ってエンジンをかけた。

自分の駐車場を見張る為、予約してあったレンタカーに乗り換えて、とりあえず時間を潰すことにした。

Aのメールで7時から出ることはわかっていたので8時前ぐらいになって自分の部屋と駐車場両方が見える場所に車を停めた。
10時、11時になっても駐車場に車は来ないし部屋の明かりも灯かない。
イライラしながら待っていた。メールではああ言っていたが本当は来ないのでは?とかどこかのラブホ行ったのか?不安になってきた。

11時半を少し回ったぐらい。
来た!!俺の駐車場に車が一台停まった!!運転席からスーツを着た俺と同じ年ぐらいのリーマンが下りた。
隣からはAが下りてきた。

楽しそうに笑顔で話しながらマンションの中へ入って行った。電気が灯いた。カーテン越しにAの姿がうつった。
なんかもう、どうでもよくなってきて色々考えてたこととか吹っ飛んだ。
俺は車から下りてBの車に近づいた。
財布から小銭を取り出し

「(・∀・)つ十円パーンチ。」

つぶやきながら運転席の横あたりからリアシートの横あたりまでギイイィと一本線を入れてあげた。

これぐらいはしてもいいはずだ。見られてないから俺がした証拠もないし。
それからもう一度部屋を見た。まだ明かりは灯いていた。

Aはする時絶対電気は消してと頼むので、まだ始まってはなさそうだった。
車に戻りしばらくそのまま様子を見ることにした。30分ぐらい見ていたと思う。部屋の明かりが消えた。

いよいよ突撃する時が来た!10分ぐらい時間をおいて部屋の前に来た。変に落ち着いているのがわかった。

鍵を入れてできるだけ音をたてないように回して扉を開けて入った。足音を殺して部屋に近づいた。
ごそごそと音が聞こえてきた。間違いなくやっている!そう思って部屋のドアをゆっくり静かに開けた。
ベットにBが上半身だけ起こして背中を向けていた。

Bの股間にAの頭があった。フェラの真っ最中!目の前で見せられるとやっぱり怒りが込み上げてきた。
AもBもまだ気付いてなかったのでゆっくり近づいて行った。

俺「おい!!」

急に真後ろで声出されてビックリしたみたい。ビクッと体が動いてBが振り返った。Aも顔を上げた。

俺「人の部屋で…何さらしてけつかんじゃい!!」

言うと同時にBの背中を蹴飛ばした。Bは「ぐう。」みたいなこといいながら吹っ飛んだ。
さらにベットに上がり、もんどりうつBの顔を蹴り上げて五発ほど殴った。

Aを見ると、放心状態で口を開けて座ってた。

俺「オドレもアホみたいにポカーンと口開けてんとベットから降りんかい。アホンダラ!」

すぐにベットから降りてBの近くに。脱いでいたBのスーツをまさぐってポケットから携帯を取り出して、Aのはテーブルの上にあったので取って預かることにした。

Bが「何すんねん!」と言ったが、

「黙れアホ。それ以上しゃべったら水びたしにするどボケ。」
と言って黙らせた。

Bのほうへ行ってしゃがみ込み、尋問開始。かなりビビっていたみたいだが、口だけは偉そうに言ってた。

俺「ほんでワレAにしゃぶってもうてたんかい?
どやってん?気持ちよかったんたんかい?」

B「そんなんお前に関係な…!!」

ガス!遮って殴った。Bは壁を背にして座ってたので、軽く殴っただけだけで反動で後ろの壁に頭をゴンとぶつけた。

俺「誰がオドレの言いたいこと言えて言うたんじゃい!
俺の聞きたいことと聞きたい答えを答えんかい!」

B「なんでお前に…!!」
ガス!ゴン!また殴った。
口答えはするくせに殴り返すことはできないみたい。ヘタレが!

B「なんや…!!」
ガス!!ゴン!!

B「ちょっ…!!」
ガス!ゴン!

B「話…!!」
ガス!ゴン!
何発も殴ってると鼻血が出てきた。Bも泣き出してしまった。

A「もうやめてや。ほんまにごめん!やめて。」

鼻水垂らして泣きながら縋り付いてきた。

俺「黙れカス!次はお前じゃ!ブッサイクな顔して笑かすなやボケ!」
と言って突き放した。

俺「ワレも頭悪いんけ!俺の聞きたいことと聞きたい答えを答えい言うてんじゃい!
もっぺん聞くど!気持ちよかったんけ?」

B「…別に。」
ガス!ゴン!

俺「はいダメー。もっぺん言い直せ。」

B「気持ち…よかった…です。」

俺「おーそうかい。よかったのぉ!ほんで頭の先までピーコピコてかい?
嬉しそうな顔さらして、鼻の穴膨らましてアヘアヘ言うてたんかい!
二度と膨らめへんようにしたるどアホンダラ!」

ガン!!!!首を壁に押し付けて力が逃げないようにして、
力いっぱい殴りつけた。
鼻血がダラダラ出る鼻を押さえながら

B「すいま…へん…でした。」

泣きながら謝ってきた。
一先ずBには気が済んだので、横にいるAの前に。

俺「おいコラクソ女。ワレも二人の家でちちくり合うてどないな神経してんじゃい。どたまカチ割って見てみたろけ!!」

A「私は家は嫌やって言ったけど、Bが家がいいって言ってん。断れへんくて。ホンマにごめん。」

泣いて謝った。メール見て全部知ってるとも知らずに。

俺「嘘つけボケ!ワレの携帯見て全部知ってんじゃい!」

A「ひどい。私一回もそんなんしたことないのに!いつからなん!」

俺「最初からじゃ!出会い系なんかしくさりよって。」

A「最低。」

泣きじゃくる。知らんがな。

俺「オドレが言うなやカス!ワレのしたことと俺のしたこととどないちゃうんじゃい!!俺の家でよその男とちちくり合って見つかった理由が携帯覗かれたからやと?どんなダンゴ理屈やねんコラ。」

自分でも言ってることがおかしいと思ったけど、Aは気圧されて黙った。

A「ごめんなさい。」

また泣き出した。うっとうしい。

俺「オドレにも聞いたるわい。Bに気持ちようなって欲しいてしゃぶってたんけ?どやねん?」

A「もうそんなん言わせんといてよ!悪いと思ってんやから!」

俺「ワレもどつかれたいんけ!」

俺「隣の模範解答と照らし合わしてない頭搾って考ええんかいサル!!」

Aはビクッとした後黙り込んだ。しばらくして搾り出すような声で

A「Bに…気持ちよく…なって欲しくて…しました。」

俺「そうけ。ほなBにはもっと気持ちようなってもらわなあかんのぉ!
ちょっと待ってくれや!」

俺は押し入れに入れてあったマイナスドライバーとハンマーを取ってAの前に座り直した。

A「何するん?」

怯えた目でBが見た。

俺「しゃぶんのになぁ、歯あなかったらめっちゃ気持ちええらしいど!
せやからお前の歯ぁこれでどついて折ったろ思てな。」

俺「おう口開けんかい。」

Aのまえでマイナスとハンマーを構えた。実際これはハッタリで本気でする気はなかった。

A「嫌や!やめて!ホンマにごめん。ごめんなさい。ごめんなさい。」

俺「うるっっさいんじゃい!ちゃっちゃと開けんと唇ごといてまうど!」

泣きじゃくって謝ってきた。ここでBがまたしゃしゃり出てくる。

B「もういいですやん。俺が全部悪いねん!Aちゃんにそんなんせんといて下さい。」

俺「そうか!ほなオドレの歯ぁ全部折ったらんとのぉ!口開けい。」

B「勘弁してください!ホンマにすんません!
もう勘弁して下さい。二度としませんから。」

このへんで勘弁しようか。スッキリしたし。

俺「本気で奪い取る根性もないくせにいちびっとるからこないな目に合うんじゃい!! わかったけ!」

マイナスとハンマーを投げ捨てて言った。

B「すんませんでした。」また泣き出した。

俺「もうええ!お前は早よ服着て去ね!
二度と俺の前に顔さらすなよ!見つけたらどつき回すど!」

B「…はい。」

俺「それからワレえらい怪我してるけどどないしてん?」

B「自分が殴っといてよういい…!!」
ガス!!

俺「もう忘れたんけ?
その怪 我はどないしたんじゃい!!」

B「……酔っ払って……階段から落ちました。」

俺「はいごくろうさん。
大変やったのー。早よ帰れ。」

携帯を投げ返した。Bはいそいそと着替えて帰って行った。

俺「さて。オドレはこれからどないしたいねん!」

Aに向き直って言った。まぁAの言い訳はよくある、遊びだった、好きなのはあなただけ、やり直したいみたいな、自己中な言い訳ばかり。

俺は思い付く限りの罵言雑言を浴びせ、お前とは絶対無理と言い放った。
結局俺の意思が固いことを悟り別れることになった。部屋は俺名義だったのでAが朝になったら実家に帰る。荷物はまた後日着払いで送ることになった。

朝になって、彼女の実家に電話していきさつを話し、別れることを告げた。
Aが帰った後、マンション下の階のおばちゃんに声かけられた。

おばちゃん「昨日夜中なんかゴンゴン音してたけどどないしたん?大丈夫?」俺「すんません痴話喧嘩です。えらいご迷惑おかけしました。」

おばちゃん「仲ようしなあかんでぇ。笑」
俺「すんませんでしたあ。笑」

おばちゃん本当にごめんなさい。

以上が俺の修羅場です。読んでくれたみなさん、ありがとうございました。
会話についてはうろ覚えですがだいたいこんな感じです。

みんなありがとう。
正直かなり叩かれると思ってた。
彼女のその後は知りません。親御さんに電話した時、申し訳なかった、二度と連絡させないようにすると約束してもらったし、自分もすぐに引越しましたので。
今は毒男街道まっしぐらですw

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