姉ちゃんと嫁が...

2021/03/31

俺が嫁のユキと結婚して間もない頃近所で一人暮らしをしていた。
俺の姉ちゃんが頻繁に俺達のアパートへ遊びにきていた。
姉ちゃんは容姿端麗で、性格も明るく、学生時代はかなりモテていた。
そんな姉ちゃんだが、俺の知る限り一度も男のうわさを聞いた事が無い。
以前、その事を聞いたところ。
「良い男がいない」の一言。
その日も、ユキとくつろいでいると、アパートの呼び鈴がなり、姉ちゃんが夕食の材料を持ち立っていた。
そして、嫁と姉ちゃんで夕食を作り三人で、食事を楽しんだ。
その当時、俺は夜勤の工場で働いていて、夕食の後片付けを二人に任せ、仕事場である工場へ一時間近くかけ向かった。
工場へ着くと、何やら人集りが出来ていて、工場長や関係者が何か話しているが、人が多くて聞こえない。
暫くすると一枚の紙が配られてきた。
その内容は、本社の生産トラブルにより一週間、工場を閉鎖する。
尚、その間の保証や今後のシフトなどは明後日、説明会が行われるそうだ。
何人かの従業員は、工場長や関係者に詰め寄っていたが、俺はまた一時間近くかけ、嫁のいるアパートへ急いだ。
アパートに着くと時間は既に深夜2時、嫁を起こさぬよう音を殺し鍵を開ける。
すると、俺の外出時と同じように姉ちゃんの靴がある。
不思議に思い部屋に入ると、奥の部屋から薄明かりが、そして、嫁の声が。
「ハァハァ…お姉さん…もう許して…アッ…ダメ…また…くる…くる…ウン…アッ…アッ…アッーーー!」
俺はその時、全てがわかった。
勿論、今扉の向こうで行われている事も何故、姉ちゃんが今まで男を作らなかったのかも。
頻繁に俺達のアパートに訪れたのかも全てが繋がったような気がした。
そして、薄明かりの漏れる扉の隙間から部屋の中を覗いた。
頭ではわかっていたが、実際にその光景を目にすると、正直心が折れそうになった。
びしょびしょのシーツの上で全裸で絡み合う美女二人。
そして、俺は衝撃の光景を目の当たりにした。
姉ちゃんの愛撫は、決して激しいものではなく、むしろゆっくりと嫁の身体を、撫でるように。
それでも、俺とのセックスでは殆ど達した事がない嫁が、姉ちゃんが嫁を可愛いとほめながら、乳首を軽く転がすだけで。
「アッ…アッ…ダメ…ハァウゥーーー」
姉ちゃんが首筋を撫でながら、脇の下を舐めるだけで。
「イヤァ…ダメ…イヤァ…ウゥーーー」
そして、姉ちゃんが両手で乳首を転がし、嫁のクリトリスを舌先でゆっくり舐めあげると。
「アッ…ダメ…イヤ…おかしくなっちゃう…どうしよう…またキちゃう…キタ…キタ…アッ…アッ…ウアァァァーー」
何度も背を仰け反らせ、腹を波打たせ、潮を噴き果てていた。
俺はもう、耐えきれなくなり部屋の扉を開けた。
嫁も姉ちゃんもこちらを向き、何が起こったか解らず呆然としていた。
暫くすると、姉ちゃんは何も言わず服を着だし、嫁は裸のまま。
「違うの・違うの・違うの」
ずっとその言葉を繰り返していた。
そして、俺は怒る気にもなれず、嫁に服を着せ三人で話し合った。
嫁も姉ちゃんも、今日が初めてを繰り返し、俺に謝り続けた。
そして、姉ちゃんは。
「お願いします!全て私が悪いの、だからユキちゃんだけは、お願いします!」
俺は嫁に二度と姉ちゃんとは会わないと約束させ、愛する嫁を仕方なく許した。
それから暫くして、勤めていた工場の本社が傾き、工場が閉鎖した。
そして今現在、俺は嫁の実家の家業を手伝い、幸せな家庭を築いている。
姉ちゃんとは、実家の法事以外は会っていない。

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