妹とまったり休日

2018/02/05

の続き旅行から帰り、ちょっと経った土曜日。
連休のツケでかなかフルで休めない週末が続いたが、今回は珍しく土日とも休める。
特に予定も無かったが、休日らしい事をしようと思い車のエンジンをかけた。
その音を聞いてか、妹が慌てて家から出てきた。
何だ?と思い助手席の窓を開けてやる。
妹「おーい、お兄!今日出かけるんだっけ??」
と窓から覗き込んできた。
俺「んー。何だ?車使いたかったか?」
妹「ううん、このコ洗ってあげようと思ってたんだけど。」
そう言えば、晴れた週末も久々だったかもしれない。
マメな奴だ。
俺「あー、俺もコイツのオイルでも交換しようと思ってな。」妹「オイル交換?」
こういう知識はまだまだだな・・・て女ならこんなもんか。
しかし、洗車に対する拘りは俺以上なんだよな。
俺「オート○ックスに行くんだよ、お前も来るか?」
妹「・・・行こうかな。」妹は準備するためにいなくなった。
さて何分かかる事やら・・・
エンジンを切り、一旦居間に戻った。
親父たちは既に出掛け、シーンとした居間で新聞を読む。
待つこと5分。
妹「はぁ、はぁ、お待たせ!」
息を切らした妹を車に乗せ出発。
俺「しかしお前、5分は早くないか?」
妹「え?何?」
俺「フツー女だったらもう少し準備に掛かるんじゃないか?」
妹「・・・着替えただけだし。」
俺「顔塗ったのかよ。」
妹「塗ったとかゆうな。少しはしてあるの!」
俺「少しかよ。」
妹「何よ?、別に良いでしょ。お兄と歩くんだから。」
俺「俺は良いけど、結構混んでると思うぞ、店。」
妹「多分知ってる人に会わないし、大丈夫!」
俺「何だその自信、つーか女子としてそれ終わってねーか?」
妹「うるさい!」
そうは言っても俺から見ても普段の妹と変わらない。
10代恐るべし・・・
それでも、いつもはジーンズとかパンツ系が多いのにスカートを穿いてきた。
一応気はつかっているようだけど、…単に暑いだけなのかもしれない。
高校時代、やけに短い制服スカートを毎日のように履いていたことを思い出した。
髪をあげたら中学生になってしまいそうだ・・・と思ったが言わない。
妹は場所を知らないため、行きは俺の運転だ。
俺「たまには開けてみるか…」
妹「お、良いねぇ?。」
屋根を電動でトランクに格納する。
過去の旅のときは荷物の関係で屋根を空けれなかったが、今日は問題ない。
秋ではあるが直射日光を浴びると暑いくらい。
気温もそれほど低くなく、頬をたたく風も心地よい。
・・・が妹の髪がメデューサになりかけたので両サイドのウインドウは立てた。
それともう一つ。
おそらく初めてスカート姿で助手席に乗ったのだが・・・太ももがエロい。
日の光に照らされたことで白く強調され、ついついチラ見の頻度が増えてしまった。
俺「・・・」
妹「・・・見るのは構わないけど、事故んないでよ。」
バレテイタ。
が・・・
俺「自意識過剰だ。そんなヒラヒラした物履いて風でめくれない様に気を付けろな。」
妹「やっぱ見てんじゃん。スカートの中見たいの?」
ウリウリとスカートの裾を掴む。
俺「わかってねーなぁ。見せられるより、見えるほうがそそるんだよ。」
妹「?」
俺「ワザと見せられるより、偶然見えたほうが良いって事だ。」
妹「そんなもんスか。」
俺「そんなもんスよ。ところで珍しくスカート穿いてるのは何かアピールか?」
妹「今日はちょっと暖かいから・・・変な意味はないから。」
俺「俺に見られて女を磨け。」
妹「・・・パンツ見る?」
俺「あほ。」途中割と長い信号にはまった。
隣の車線に大型トラックが停車する。
普段は気にならないが、屋根を開けてるとかなりの迫力・・・と言うかウルサイ。
(タイヤでけえな・・・)と隣を見ると、トラックのおっさんが携帯を向けている。
(お、やっぱカッコいいか俺の車。)
自分で言うのも何だが屋根開けたコイツ、軽の癖にカッコいい・・・と俺は思っている。
ちょっと越に入りながら気づかないフリをした。
あえてチョイワルっぽい仕草をしたりして・・・
しかしオッサン、一点を食い入る用に見ている。
視線の先は・・・コイツ(妹)の方か!
俺は妹の股間に手を置き・・・
妹「ちょ!何すんスか!」
おっさん、「おっ」とリアクションし俺と目が合う。
思いっきり睨み付けた。
ギョッとしたおっさん、何事も無かった様に前方に視線を移した。
ふう・・・。
そして刺さるような視線を真横から。
妹「・・・何?」
俺「あー、やっぱチンチン無いな。」
妹「生えてて欲しいの?」
俺「いや、絶対いらない。(さすりながら)異物が無い、スッキリとしたフォルムだ。

妹「・・・もっとマシな言い訳無いの?猿兄?」
俺「俺の宝物が、こんなのに負けた・・・」
妹「?」
俺「その上、猿と呼ばれるとは・・・」と目頭を押さえる。
妹「??」
信号が変わった。
オープンカーで出掛ける姉様方。
トラックやバスの並びは要注意だぞ…そうこうしながら、バックスに到着。
馴染みの店員(・・・と言っても前回の交換時世話になっただけ)を探し、
オイル交換を依頼した。
レジで精算、約30分待ちだそうだ・・・と妹が居ない。
トイレか?と思い待合所で缶午後ティーを啜っていると、レジ前に立つ妹を発見。
何やら買い込んでいる様子・・・
まさか花とかフサフサのギャルアイテムでは!と心配に思う内にこっちに来た。
妹「何処にいたんスか!探したっス!」
俺「その後輩言葉やめろ、恥ずかしい。」
妹「マジッスか!」
俺「うぜーよ。それより何買った?」
妹「私専用に洗車道具一式。」
俺「あぁ?家にも在るだろ。」
妹「おとーさんの車のでしょ。あの子専用がいいよー。」
俺「だからってバケツもかよ。」
妹「これ全部セットだよ。」
俺「へー。・・・早速この後洗車するか?」
妹「そのつもりッス!」
俺「はぁ。じゃー俺も買い物するか・・・」
前から気になっていたワックスとクロスを買って、
程なくして作業完了の放送がなった。
店を出てある場所に向かう。
妹「あれ?帰るんじゃないの?」
俺「あ?洗車だろ?」
我が家から程近いコイン洗車場に到着。
妹「初めて来た・・・」
俺「まあ家でも良いんだけど、折角出掛けたからな。」
俺たち以外に3台、ここはいつもガラガラだ。
そこが良いところなんだがな。
俺「じゃあ俺は車を流してくるから、買ったセット使って洗剤液作ってろ。」
妹「ういっっす。」
俺「あそこに水道あるだろ。泡立てて待ってろ。」
妹「・・・あそこね、りょーかい。」
妹と洗車セットを降ろし、洗車ブースに入る。
洗車機に硬貨を投入しスタート。
時間内に全体を流さないと!と思うもこの車の大きさではあっという間。
水圧と戦いながらグリルやタイヤハウスを念入りに流す。
妹の方を見ると、シャンプーの裏を食い入る用に見ていた。
・・・
・・・
水洗時間が終了し車を妹の所に戻す。
俺「準備できたか?」
妹「めいいっぱい泡たてておきましたぜ!」
俺「よし!お前の出番だ。心置きなく泡と戯れろ!」
妹「おーし、やるかー!」
俺は少し離れた場内の自販機で紅茶を2本買い、その1本を啜る。
みるみる泡まみれになっていく愛車。
妹はニコニコしつつ何か呟きながら洗っている。
とても楽しそうだ。
まー今更だが、洗車向きの服装では無かったな。
前屈みになるとパンツ見えそうだ。
完全に見えるわけでは無いんだが、見えそうで見えないのが実に良い。
何だろう・・・泡まみれの車と女の子の組合せ、すごくエロくみえる。
思いがけず新ジャンル開眼した気分だった。
これでモデルが実の妹でなければ健全なんだがなぁ。
妹「おーい、終わったよ。」
俺「おー今行く。」
スタスタと近づく。
妹「また紅茶飲んでるの?私の分は?」
俺「へいへい、これやるよ。」
妹「ありがと・・・て無糖じゃん!どーせならミルクティー買ってよ。」
俺「俺はストレートしか飲まん。じゃあ買って飲んでろ、俺泡流すから・・・」小銭を渡す。
俺「釣りはイラン。」
妹「・・・60円で何買えと。」
俺「わがままな泡姫だなぁ、ほらっ」
妹「なに?姫って?。」
(こいつ喜んでやがる?・・・流石にまだ判らんか)
俺「いやほら、車傷つけないために柔らかいスポンジで洗っただろ。」
妹「うん。」
俺「だからおっぱいに泡つけて洗う人の事。」
妹「・・・え?車を?」
俺「いや、何でもない・・・忘れてくれ。」
妹「?」
俺「あーそれと、仕上げにこれ使ってみてくれ。」
妹「さっき買ったやつ?」
俺「ムラになるのが怖くて俺もやったこと無いけど、
お前なら大丈夫だろ。
」再び洗車ブースで泡を落とす。
その間、真剣に取説と睨めっこの妹。
俺「流し終わったぞ?。やれそうか?」
妹「ん、大ジョーブ!」
その後、拭き取り。
思った以上に時間が掛かったが、ワックスをかけて完了。
まーほぼ妹がやったんだが。
しかし、年頃女の前屈みってイイもんだな。
後ろから見ればパンチラ、前から見たら胸チラが拝めそうだ。
先ほどのトラックドライバー、胸チラ見てたのかもな・・・
また暖かいうちに来よう。
まあ、その時は他のおねーちゃん目当てだけどな。
妹「ツヤツヤ、スベスベ・・・」
俺「なんか、触り方がエロいぞ。」
妹「エロいゆーな!」
俺「さてどうしようか。」
妹「午後の予定あるの?」
俺「ああ。」
妹「なんだ、このままドライブ行こうと思ったのに。」
俺「家でまったりするんだ。」
妹「…休み勿体ない。」
俺「だから休むんだろ。」
妹「じゃあイイよ、お兄寝てて良いから。」
俺「いやいや、この車寝心地悪いから。」
妹「じゃあイイよ、家によって降ろすから。

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