弱みにつけこんでモノにしようとしたが・・・
2018/03/06
一応書き溜めてある
語っていいか? 勝手に始めるわ。
スペック
俺:不細工、キモオタ
工藤さん:天然、かなり可愛い
田中:イケメン、高身長、イケボ
鈴木さん:まぁ可愛い、けっこうしっかりしてる俺が工藤さんを知ったのは、高校一年生のときだった。
高校最初のクラスの最初の席で、隣に座っていたんだけど、
クラスでかなり可愛い部類の女の子だったから恥じらいもあって別に
大した会話もなく、だけど同じクラスでしかも隣にいると、段々この子面白いなって
気づくことがあってさ。
これは天然と言えるのか微妙かもしれないけれど
例えば化粧もしてて割と身嗜みには気を遣っているのに結構な頻度で
寝癖ついたまま登校してたりとか、恋バナとかしてるときに
「わたしチキンなんだよね~」って言ってる太った女子に対して
「◯◯ちゃんはチキンっていうかポークだよー!」って言ったり、
そういう少し抜けた子だった。
他にも色々あって隣の席に座っていた俺は笑っちゃいけないような
ことでかなり笑わせられたり、なかなか迷惑をかけられてたわけなんだけど、
見てて楽しい子だった。
この頃は割と忘れ物とかも多くて隣の俺が見せてあげる
みたいなことも結構あって少しは会話をするようになっていってた。
そして夏になる。
高校一年の夏休みにうちの学校は林間学校なる旅行行事があって、
そのときに男女別の部屋班ってのと、男女3人ずつの6人の行動班とを
決めたのね。
俺は田中っていうイケメンの男友達の頑張りもあって、
割と人気だった工藤さんと鈴木さん含む割と可愛い女の子グループと
行動班を組むことになったわけなんだ。
結論から言うと、その林間学校で俺と工藤さんは遊びに行く程度の仲になりました。
とはいえ、俺単体ってわけではなくて俺がいるグループと工藤さんがいる
グループがつるむようになったって感じなんだけどさ。
その年の夏は工藤さん達と夏祭りに行ったり、某ネズミーランドに行ったり、
かなり充実した夏を過ごしました。
おかげで資金不足のため夏コミは
行けませんでしたがそれでもいいかってくらいに楽しんでた。
夏休み過ぎて鈴木さんと俺は遊びに行くくらいの仲になったから、
当然かなら親しく話すようになってて、周りに冷やかされたりした。
まぁ工藤さんは可愛かったし、満更でもなかったかな。
ただブサメンな
俺は当然冷やかし程度で済まず、陰口も言われてたみたいだけど、
田中がなんかうまく取り持ってくれてたっぽい。
田中はいい奴だった。
しかし夏休み明け恒例の席替えで俺と工藤さんは席が離れます。
そしたら不思議なものであまり二人で会話っていうのはなくなったかな。
まぁでも当たり前か。
でもちょくちょく遊びに行ったりグループでつるんだりはしたよ。
けどやっぱり男と女でそんなすごく仲良いっていうわけではなくなってったし、
気になるけど別にいっかって感じだったな。
俺も男友達と色々バカやってて
楽しんでた時期だったしね。
コンドーム買って女性店員に使い方聞いたり、
そのコンドームを大学にわざわざ出向いて女子大生に配ったり、まぁかなり楽しかった。
そのあとは特にどうってことはなくて、普通に遊びに行ったりはしたけど
そんな本当に他愛ないことでなんというか、記憶に残るようなことは、
一時間腕時計ずれてて集合一時間遅れで来たとかそれくらいしかなかった。
そして高2に上がります。
同じクラスだったらいいなーとかそんなこと思ってたら、
幸運なことに工藤さんと俺は同じクラスでした。
奇跡的に田中と鈴木さんもね。
また一緒だねーやったねーとか言って基本的にはそのメンツで固まってたかなぁ。
もちろん新クラスで同じになった奴らともつるんだけどやっぱり一年のときの
友達は少し特別というか…それでうちの学校は一応進学校って感じだから
高2で修学旅行に行ったり、文化祭を仕切ったりするんだけど、
高2の修学旅行が最後の宿泊行事ってことでけっこうはりきってたわけ。
まぁ行動班は例のごとく仲良しで固まって、宿泊も仲良しで固まったのかな。
あ、もちろん宿泊班は男女別だよ。
割と有名どころの観光名所をみんなで回ってすごく楽しかったんだけど、
その帰り道に鈴木さんがさ、俺と工藤さんに言ったんだよね。
「私田中くんが
好きだから最終日に告白して付き合いたいんだ」って驚いたけど俺達は協力するって言ったわけよ。
大事な友達に好きな奴ができたんだから当然だよね。
そしたら工藤さんがこう言ったんだ。
「私達だけじゃなくてクラスのひとにも協力してもらわない?」って。
鈴木さんが賛成って言って、俺もじゃあそうしようかってなって、ここに鈴木さん
告白戦線が結成されたわけよ。
工藤さんが某LINEのグループ作って人集めて趣旨を話したら他の女の子たちも
協力してくれることになったのね。
鈴木さんが「本当にありがとういい友達に
恵まれてよかった」とか言ってくれてたのがなんか青春だなって感じてた。
そしていよいよ決行の日になった。
一番の目玉の観光スポットにその日行く予定だったからそこで告ろうって話になって、
それでいよいよいよいよ告白ってなった。
もう鈴木さん超緊張って感じで普段は
しっかりしてた分こんな顔もするんだなってけっこう面白かったよ。
工藤さんが「じゃあ田中くん連れてくるね」って言ったんだ。
あぁ始まるんだなあって
思ってなんか俺もドキドキしてた。
別に告白するわけでもされるわけでも
ないのになwwwwwそして工藤さんが田中を連れてきた。
そしたらさ突然キスしたんだ。
工藤さんが田中に。
…は?そのまま工藤さんは田中と腕を組んでどっかに行っちゃったんだ。
鈴木さんはずっと立ち尽くしてたよ。
軽く泣いてた。
集まった女子達は
クスクス笑ってた。
あ、LINEで集めたのって田中の取り巻きの
女子なんだなってそのとき察した。
策士工藤
まさかバーロー・・・そのあと鈴木さんが工藤さんに「どうして?」っ聞いたら、
工藤さんはこう答えた。
「私こういう女なの。
人が好きって言うモノは取りたくなるのよね。
興奮するの。
あぁ、そういえば昨日旅館で田中くんとセックスしたわよ。
」って。
俺はもうなんか色々信じられなかったし、工藤さんが見せた本性が凄まじすぎて
何も言えなかった。
つーか全然天然なんかじゃなかったwwwwwしかも驚くことにその後田中と工藤さんは付き合わなかったんだ。
本当にただ人が好きなモノが欲しかったってだけで別に田中のことは
好きでもなんでもなかったんだって。
田中も別にって感じだった。
もちろんこの件で仲良しはバラバラになって、高2も終わったって感じで、
今高鈴木さんマジカワイソスwwwwwwwwww同情から俺鈴木さんのことが
気になりだす。
続けてもいい?鈴木さんが一週間フレンズの山岸さんで再生される54 名無しさ…