彼女のうつ病を治すために全てを注いだ結果・・

2018/02/26

まずは自分と彼女の出会いなんだが、当時22歳の俺はとある
ネットコミュニティで彼女と出会った
彼女の書く文章は頭の良さがわかるけどユーモラスって感じで
読んだ瞬間ファンになったんだ スペックはまあそのうち
で、俺の方から彼女に積極的にメッセージを投げたりして、ネット上では結構仲良くなった
だけど結局ネット上でのことなのでそれ以上はなにもないと思っていたんだよ
しかし交流していくうちに彼女は家庭環境から躁鬱を繰り返してるということを知った
もともと両親が放任というかネグレクト気味だったので何でも
自分でやらなきゃいけないという強迫観念みたいな物を持ってて、
ある時それが大爆発しらってのが原因らしいさらに仲良くなると、彼女は俺の1コ下、22歳だということと、
出身は遠方だけどその時は隣県に住んでいるということがわかった
わかったが当時の俺はネットの出会いというのを怖いものだと
思っていたので直接会うことはせず、連絡先を教えたりはしたが
それ以上のコミュニケーションを取ることはしなかったそうして月日はたち、そのネットコミュニティにも飽きて彼女とも
疎遠になっていた頃、俺が24歳、彼女が23歳の頃だったか
彼女から俺の携帯に突然電話がかかってきた
間違い電話かと思ってたんだけど、出てみると俺に電話をかけたのだと言った
声が聞きたくなった、と言っていたが本当かどうかはわからない
その時初めて彼女と直接話をしたややこしいので相手をMとします
当時彼女なんていなかった俺は、その日から毎日Mと電話をした
色々聞いてみると、躁状態の時はやる気が漲ってなんでもできる気になって
バリバリ働けるけど、長くて4ヶ月くらいしか持たないらしくて、正社員または
バイトとニートを繰り返してる状態らしいと聞いた
その頃は正社員として働いていたが、1ヶ月持たずにうつが悪化して
退職寸前という状態だったの話をずっと聞いてて、この子を助けてあげなくちゃという
使命感のようなものを感じ、
仕事辞めて俺んち来なよ、一緒に住もうなんて言ってしまった
言うまでもなくこういう考えは大変危険です
それを聞いたMは、そんなつもりで電話とかしてるんじゃないと怒った
そりゃそうだと思ったがどうしても諦めきれず、じゃあ一度会おうと言った
MもそれにはOKをくれて、俺が彼女の住んでる隣県まで会いに行った初めて会ったMはイメージ通りの女性だった
頭はとても良さそうで芯のしっかりした、そんな感じ
Mと会ってる時間は本当に楽しかった
観光地をいくつか回っただけだが、話が合うせいか笑いが絶えなかった
その日は夜になりMを家まで送って、また会う約束をして帰った
それから何日かしてから、彼女は仕事をやめた
先にも書いたがMの親はネグレクト気味で、しかも全く話が通じない人らしい
怒鳴ったり手を上げたりするわけじゃなくて、ひたすら子供に興味が無いタイプの両親
Mはそれが怖くて両親から逃げるように引っ越しを繰り返し、隣県で暮らしてた
そのMがうつの悪化でもうひとりでは暮らしていけなくなり、実家に帰る決意をした俺は、Mが実家に帰ったらもう一生笑ったりできなくなるんじゃないかと思った
好きになっていた 1回会っただけなのに
俺は電話の途中で車に飛び乗り2時間かけてMの家まで行った
そこであらためてMに、うちに来て一緒に暮らそうと言った
Mは泣きながらお願いしますと言ってくれた
その日、そのままMをうちまで連れて帰って一緒に寝たそれからはMのアパートの引き払いや引越し作業、住民票の手続きなどは
休みのたびに隣県まで行ってほとんど俺がやった
Mはうつが悪化したのか1日じゅう布団から出られなくなっていた
人と会えば人の悪いところばかり目につき、何を言われても悪口に
聞こえるという恐怖感もあるということで、人と会うこともできなくなっていた
何故か俺だけは大丈夫とも言われた
俺はそれが嬉しくて、何があっても彼女を支えてあげようと思った一緒に暮らし始めてから3ヶ月くらいは、朝ごはんを作って食べさせ
お昼ごはんの準備をして冷蔵庫に入れてから会社に行き、
帰ってから晩御飯を作って食べさせ、お風呂に入れてあげるという生活だった
俺は料理をつくるのは得意じゃなかったが、彼女のためにとレシピ本を
買い込み毎日作っていたせいで今ではたいていの料理は作れるようになった
はじめのうちは帰ってもお昼ごはんに手がついてないことが多かったが、
徐々にお昼の間にも活動ができるようになっていったヶ月くらいしてからようやくまともに外出できるようになり、
俺は極力いろいろなところに連れて行ってあげることにした
人が多いところは極力避けながら観光地や名勝地、果ては
俺が子供の頃過ごした場所など俺といる時間はMは穏やかだった
でもボーっとしたり、突然泣き出したりすることも多く、
そのたびに俺は自分の無力さを呪った半年くらいすると笑顔も見られるようになり、調子いい時と悪い時の
サイクルのようなものができるようになった
その頃から俺はカウンセリングや心療内科のことを調べ、
Mを連れて行ってみることにした
カウンセリングに行ってみたがさすがに俺は同席できず、
どんな話がされているのかわからないままお金を払い、
次はいつ来てくださいといわれるがままに通うという生活が始まった
彼女に聞いても、よくわからない、らしい
ただ、地元ではそこが一番評判のいいところらしいので疑うことなく通い続けた
その甲斐あってか、彼女も家の中では料理をしたり掃除をしたり、
日常生活をまともに送る事ができるようになったごめんなさい Mと彼女とごちゃまぜになってますね
ここまでですでに1年がかかっていた
Mはまだ外にでるのは怖いが、働きたいと言った
俺はまだゆっくりしなよと言ったが、これ以上ボーっとしてたら本当に
駄目になると言って就職活動を始めた
しかし働いては辞めを繰り返していたMはなかなか働き口が見つからず、
再び調子を悪くした
俺はその時知らなかったが、面接でかなりひどいことを言われたりしていたらしいその後も調子は悪いながらカウンセリングに通い、鍼灸、
整体や漢方なども試してみた
その中でもMには鍼灸と漢方が良かったらしく急に元気になった
そして明るくなったMは就職活動でも力を発揮し、見事契約社員では
あるが職につくことが出来た
俺は就職祝いにMに自転車を買ってあげた 奮発してビアンキを
俺はホームセンターでもうMは大丈夫だ、もう元気だ心配することはないと思った
就職できた喜びもつかの間、そこはお局社員が支配するドロドロした職場だった
何かあるごとにねちっこくねちっこく人格攻撃され、帰るたびに愚痴を
聞いていたのだけど内心これはまずいと思い始めていた
またMの調子が悪くなってしまうんじゃないかと心配だった
そのとおり、Mは日を追うごとに元気がなくなり、
とうとういやだ、いやだ、行きたくない、行きたくないと繰り返し布団から
出てこれなくなってしまった俺は慌ててMの職場に欠勤の連絡を入れ、Mに
もういいよ、もう頑張らなくていいよ、俺が一生守るから、結婚しよう
と言った
Mは、うれしい、だけどこのまま結婚に逃げたくない、しっかりした人間に
なってからにしたい、このままじゃ俺くんの親にも挨拶できない、と言った
それを聞いて俺もますます頑張ろうという気になった
両親に会うのとは順番が…

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