酒以外で

2018/10/26

知子とは、けっこう長く付き合っている。
もう年くらいだっけか。
ナンパしたら、高校生って言うんだもん、ビックリしたよなぁ。
押して、押して、押しまくって、やっと付き合うようになって、初めてのキスの時俺の人生のなかで、たぶん一番勃起した。
もう痛いくらい勃起した。
というか痛かった。
キスをした瞬間たまらなくなって、何度も何度もキスをした。
キスをしながら、彼女を激しく抱きしめながら、愛してると何度もつぶやきながら、ズボンの中の、トランクスの中で、下向きに勃起してしまった息子を彼女の腰あたりに必死でこすりつけた。
しかし、知子はそれに気がついていないようだった。
「あの時、ナオがすっごい情熱的なキスをするから私もすっごい濡れちゃって…パンツはいてなかったら、たぶんきっと太股まで垂れてきてたと思うよ、えへっ」なんて言ってるくらいだから。
しかし、その時俺は垂れていた。
下向きのまま発射して。
太股を伝うその感覚で、はっと我に返った。
もちろんそのままホテルに行く予定だった。
しかし、こすりつけてイッた男。
太股にカピカピした跡のある男…。
みじめすぎる。
あまりにも…。
だからその日はそれだけで帰った。
自己嫌悪とともに。
しかしこれが、うれしい大誤算。
あんな情熱的なキスをして、体を求めないなんて…。
大人の男、情熱的な紳士に見えたらしい。
以来、彼女は俺にベタ惚れ。
付き合って年目くらいの頃、初めて実家暮らしの知子の家へ。
そこで会ったのが、知子の妹の葉子ちゃん。
中学生だった葉子ちゃんはまだ幼かったが、知子にそっくりな美人系の顔立ち。
しかし、いかんせん初対面。
ほとんど話もできず。
そのかわり、知子のお父さんとは趣味の釣りの話で大盛り上がり。
しばらくすると、毎週のようにお父さんと釣りに出かけるようになった。
釣った魚は知子の家でさばいて食べる。
初めのうちは、釣ってきた魚をみて「すごい」とか言ってみたり、一緒に人で釣りに出かけたりしていたがめちゃめちゃ寒い日に、人で小物が匹。
なんてことがあった日についに、というかいきなりというか知子の怒り爆発。
デートはしてくれないし、サオばっかり買ってプレゼントとかしてくれなくなったし、寒いし、臭いし、それから、それから……。
不満が出てくる出てくる。
お父さんとふたりで、泣きじゃくる知子をなだめて、すかして。
やっと落ち着いたところで、知子の部屋へ。
部屋に入るなりキスをする。
知子はキスが大好きだから。
下にはお父さん、お母さんがいるというのに俺のきかんぼうはカチンコチン。
だがキスの後の「釣りに行くのがイヤだったらもっと早く言ってくれたらよかったのに」という言葉にカチンときたのか「お風呂入ってくる」といって部屋から出ていってしまった。
キスして、風呂入って、まさかね。
実家だもんね。
なんてこと考えながら部屋で待っていると、そこに葉子ちゃんが。
「お兄ちゃん、大丈夫元気だして。」お兄ちゃん。
そう呼ばれるとどうしても頬がゆるんでしまう。
毎週のように釣った魚をいっしょに食べるうちに、葉子ちゃんともすっかり打ち解けてナオユキさんから、ナオさんへ、そしてある日いきなりこんなことを言い出した。
「お姉ちゃんとナオさんが結婚したら、ナオさんは葉子の義理の兄になるんですよね」
「えっ…と、その、そうだよね。」
「だから今日からお兄ちゃんって呼びます」はっこれは思春期特有のぶっとび思考かとも考えたがどうでもよいその時、俺は人生で番目くらいの激しいを勃起した。
最近はとても便利な言葉があるようで…。
「萌え。」そう、萌え俺は葉子ちゃんに萌えているそう叫び出したい。
知子の部屋で葉子ちゃんに萌えで勃起した。
その時またまた、人生の大誤算。
びっくりしすぎて、心臓が飛び出しそうだった。
あの日以来、下向き収納にトラウマを持った俺は、ブリーフ派に転向。
上向き収納に切り替えた。
その日から知子ともラブラブになれたし、人生も上向きになったと信じていたのに。
怒髪天を突く。
まさにそんな勢いで俺のジュニアが激しく勃起していた。
それはブリーフを突き破り、ズボンの上の方からこんにちはである。
今まさに飛び出そうとしていた。
否、飛び出していた。
ミリほど。
見られる訳にはいかない。
もし見られたなら、どんな言い訳ができよう。
彼女の実家の彼女の部屋で、彼女の妹に欲情してチンポを見せた。
その瞬間、そこのドアが開いて知子が部屋に入ってきたら…。
あぁその時俺は、おしまいだ。
人生の落語者だ、敗北者だ人間失格だ気が付けば葉子ちゃんの顔が真っ赤だ。
股間のふくらみに気が付いたか「今日の魚だってお姉ちゃん好きだって言ってたんだよ。あっさりしてて、天ぷらとかでおいしいって」葉子ちゃんもなんとか必死で会話を続けようとする。
「ありがとう葉子ちゃん。葉子ちゃんのおかげですごく元気がでたよ。でも、ちょっとひとりで考えたいんだ」
「そうだよね、ごめんなさいお兄ちゃん」葉子ちゃんが出ていったあと、ひとりで悶々とした。
帰ってきた知子がひくくらい謝りたおして、卑屈なまでに拝みたおしてクチでしてもらった。
葉子ちゃんの顔を思い浮かべながら。
でもまさか本当に、葉子ちゃんとできる日がくるとは思ってなかった。
レイプするまえに私が疲れました。
続きはまた今度。

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