夫婦の営み 2

2018/04/15

あれから弟の顔を見ても、私自身忘れてしまっていて、何も思いもしない日が続いていました。
弟と妻が関係していたとしたら、このような気持ちではいられなかったかと思いますが、そうではなく下着だけのことだったし、妻も何事もなかったかのようにすごしていたのでそうなったのかもしれません。
何日かして、妻と二人でテレビを見ているときに、そういう雰囲気になり、下着の上から触っていました。
気持ちが盛り上がってきてさあこれからと言うときに 「まだ起きてるでしょ」隣の電気はついています。
「シャワー浴びてくる」と言う妻に意地悪のつもりで、何の気なしに私が 「今履いてる下着置いてきて」と言うと 「バカじゃないの」
「そんなことできるわけないでしょ」 と半分怒りながら取り合ってくれません。
あそこを摩りながら 「さと美の下着でするのかな?」 「本当は嬉しいんだろ?」 「さと美の下着をなめてるかも。」 「匂いも知られてるよ」 とささやくと、私の唇を吸ってきます。
私を喋れないようにしていると思っていたのですが、なんとなく感じ方がいつもよりいい気がしていました。
車でするときなどは、誰かに見られているかも?という私の言葉に感じてしまうこともしばしばで、なんとなくその時のような感じ方でした。
私の口を塞ぐというより、自分の声を我慢しているようにキスをしてきます。
すくい取るように下着をこすりつけてから、脱がしました。
濡れた部分を見せて 「こんなに濡らして、おちんちんに塗らしてあげるんだ」 「さと美の味も分かってしまうよ」 と言いながら下着であそこをこすると、何も言わずに首筋に吸い付いてきます。
私も妻に言いながら興奮してきてしまい、なにか心に火が付いてしまったような気持ちになりました。
続きを期待している妻の体を離し、 「シャワー浴びてきて」と言うと、半分怒って仕方なさそうに重い腰を上げました。
「下着返して」と言う妻に 「置いてくる?」と言うと、先ほどの妻に逆戻りで、できないと言います。
「じゃぁ返さない」と言う私と、返せ、返さない、の押し問答が小声で続きましたが 「俺が置くから、本当になくなるか試してみたい」 と言う言葉に 「勝手にすれば」と言ってシャワーを浴びに行きました。
隣は電気がついていて起きてる様子です。
しばらくしてシャワーから出てきた妻と入れ替わりに、トイレに行って、ポケットの中の下着を洗濯籠のTシャツの下に置きました。
心臓が飛び出てしまいそうなくらいの興奮を覚えました。
帰り際に二回のキッチンによって妻の分も一緒にビールを片手に戻りました。
飲みながらテレビを見ていました。
妻はさっきの続きを求めるでもなく、テレビを見ています。
私は、いつも気にすることのない隣の部屋の弟のことが気になり、テレビどころではありませんでした。
弟が部屋を出て行くのを耳を大きくして聞いていました。
トイレとシャワールームの戸が開く音がしました。
シャワーかな?と思っているとすぐにまたドアの音です。
本当に獲っただろうか?と言う思いで、早く確認したいと言う気持ちでいっぱいでした。
しかしそのまま部屋には帰らず下に下りていってしまいました。
不意に妻が 「さっきのどこ?」と言いました。
弟の行動を妻も気にしていたのかなと疑問に思いましたが、 「置いてきた」と言うと 「何で本当にそういうことするの、ばか」と言って怒っていました。
なくなってるか見てこいと言う私の言葉も聞かず、怒ってテレビを見ています。
しばらくそのままの状態が続いてさっきの続きをするきっかけもありませんでした。
弟が上がってきてまたシャワールームの戸が開く音が聞こえました。
すぐにしまる音がして、部屋に帰る音がしました。
すぐに部屋が暗くなり、もう寝てしまうのかと思いました。
確認をしたくてしたくてたまりませんが、妻の顔を見ても、テレビのほうを向いたまま、こちらを見向きもしません。
ちょうどコマーシャルになったときに、もう一度 「見て来いよ」と言うと 「貴方見てきてよ」と返されました。
部屋を出てすぐにトイレのほうへ向う勇気がなく、一度ビールをとりに降りてからトイレに行きました。
用を足し、洗濯機の横の洗濯籠の中のTシャツをめくりました。
妻の言葉を、信じていなかったわけでは有りませんが、本当だったことが分かり、怒りよりも、異常な興奮が襲ってきました。
先ほどの湿った妻の下着を弟が、と言うよりも、私以外の男に妻が抱かれているような錯覚でしょうか、不思議と実の弟を他の男のように感じました。
足早に部屋に戻り、妻に伝えました。
妻も複雑な顔をして、言葉になりません。
顔とは別に、私の下半身は大きくなっていて、妻の耳元で 「さと美の濡れた下着を今見られてるよ」 「いっぱい濡れていたのに」 と言いながら迫っていました。
妻もその気になっているみたいで、すでに濡れていて、いつものように口数が減って快感をこらえています。
私はテレビを消し、服を脱がせ 「今さと美のここの味を確かめられているよ」 「声も聞かせてあげて、喜ばせてあげたら」 と言っていました。
妻はしきりに私の肩をかんだり、クッションを顔に当ててこらえていますが、まんざらでもない様で、体が正直に反応しています。
私の攻めを避けるように体をひねり、口に含みます。
音が出るように腰を突き上げますが、たいした音も出ません。
いつもに比べて、すぐにいってしまいそうです。
たまらず妻の中に入れました。
出てしまいそうで、すぐには動けません。
妻を抱き起こし、二人とも座ったままの体勢でじっとしながら、言葉で妻を責めます。
私の背中向きに後ろへ下がり、部屋の境の引き戸の近くまで寄ります。
小さい声で、 「さと美の呼吸まで聞こえてるよ」 「もっと感じてる声を出してごらん」 「下着を犯されて、感じているさと美の声を」 妻はそこから離れようとしていましたが、抱きかかえられ動けません。
私の言葉に、自ら腰を動かしてきます。
すぐにでもいってしまいそうな私は、妻の腰を抑え、言葉責めを続けます。
隣の部屋から見ていることもないと思いながらも、抱き合ったまま、隣の部屋から見て横向きになり 「戸の隙間から見えるよ」とか 「いつもは、いい義姉さんが淫乱だって事がばれてるよ」 妻は腰を振ってきます。
さっきより声が出てきました。
「見られたいんだろ」 「エッチな声も聞かれたいんだ」 「こんなに乳首を大きくして、いやらしい」 小ぶりの胸を鷲づかみにしたときに、妻の限界が来ました。
「あぁ・・・」と声が大きく出てしまったのです。
「いい・・」と続いて 「キスして」と言いました。
戸のそばでこの声では聞こえてないほうがおかしいくらいでした。
わざと音が鳴るくらいに妻の唇を吸いました。
舌を絡めて、いやらしい音が響きます。
妻の体を手で支えさせ、体を後ろにそらさせて、いきそうなのを我慢しながら腰をゆっくり動かしていきます。
妻の声は止まりません。
私がすこし大きすぎると思い、口を押さえるくらい大きくなっています。
まるで二人きりのホテルでしているみたいで、久しぶりに聞く声です。
もっと聞きたい気持ちと、やばいと言う気持ちがある中で、 いきたくなり、つまに「いってもいい?」と聞きました。
うなずいて体を離し、四つんばいになりました。
そのお尻を持って妻の顔が隣を向くように動かしました。
一突きするたびに妻が声を出します。
「あぁ・・」 「もっと・・」 もういきそうだと腰を一気に激しく使いました。
妻の言葉にならない喘ぎ声と、体のぶつかるパンパンと言う音が響きあっという間に言ってしまいました。
私がいった後も妻は声にならない声を出していました。
妻が犯されているような気は収まることがなく、とても興奮したセックスでした。
次の朝私は弟と会うことはありませんでしたが、妻は普段どうりで、お互い気づかなかったようなそぶりだったと聞きました。
妻に、あの晩のことを言っても、 「いつもより感じてたのは、声を出してたからじゃなくて、耳元でささやく貴方に感じたんだよ。」 「声はそんなに出してませんよ」 って言われて、何回問いただしても同じ答えでした。
何回もそういわれてしまうと、興奮した私の誇大妄想だったのかと自問自答してしまうほどでした。
あれ以来、妻とセックスしていても、前のように声を我慢してもだえているだけで、セックスの時間は短くなっていました。
しかし、確かに妻とのセックスの回数は増えていて、私が求めるからそうなっていたのかもしれませんが、妻から求めてくることも増えていました。
セックスの回数に比例して、夫婦仲はよくなった気がしていました。
声を出さない妻の代わりと言っては何ですが、私が上になり激しく腰を振って、肉と肉が当たる音を意識しながらのセックスをして、今、妻を抱いているぞという合図を送っていました。
もっとも、弟にそんな意思が通じているわけもなく、 私だけの、欲求の解消になってしまったんですが、激しいセックスに妻も喜んでいるようで、 「なんかエッチが上手になった?」って聞かれるくらいで、誰と比べてるんだ?と思いながらも、夫婦で楽しんでいました。
「また下着を置いて来いよ」と言っても、もうしてはくれません。
あの晩の下着が帰ってきていないと言うのを妻から聞いていたので、そればかりが気になり、弟に聞きたい、さと美の声はよかったか?と確認したい思い…

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