マングリ返しされたまま潮吹きしちゃう女の子のレズ話

2018/11/27

涼水玉青は渚砂のベッドに潜り込み、枕に顔を埋めた。
「すーはー、すーはー」
渚砂の残り香を胸一杯に吸い込み、玉青は光悦とした表情を浮かべる。
今、渚砂は空き部屋で静馬と情事の真っ最中のはずであり、
この部屋は玉青だけの領域なのだ。
匂いを堪能した玉青は、
ベッドから降りて渚砂の箪笥に手を伸ばす。
引き出しを開けると、
そこには色取り取りの下着が詰め込まれていた。
「はあ・・・・・・はあ・・・・・・」
玉青は荒い息を吐きながら、
敷き詰められた下着の中から
小さなピンクのリボンの付いた純白のショーツを取り出した。
(渚砂ちゃんの、渚砂ちゃんのパンツ・・・・・・。た、堪りませんわ!)
興奮と緊張で震える手を動かして、
玉青はパジャマと下着を脱ぎ捨て全裸になり、
渚砂のショーツに足を通す。
扉の鍵はしっかりと閉めてあるので有り得ないが、
もし誰かに見られたらと思うと、玉青の心臓は一層高鳴った。
ドキドキしながらゆっくりとショーツを引き上げていく。
布地が無毛の秘裂に達すると妖しい快感が押し寄せてきて、
玉青は秘部から愛液がトロリと漏れ出てくるのを感じた。
次に渚砂のブラを着けてみる。
サイズが小さいので着ける事が出来るかどうか心配だったが、
多少苦しいもののなんとか大丈夫のようだった。
最後に渚砂の制服を着込むと、
玉青は自分自身を抱きしめるように腕を交差させて両肩をギュッと掴んだ。
「ああ、私の渚砂ちゃん・・・渚砂ちゃん!」
イケナイ事をしている背徳感と、
渚砂の衣服に身を包まれている幸福感に、
玉青はぷるぷると身を震わせた。
(このまま外に出ればもっと気持ちよくなれる気がしますわ!)
感極まって慌ただしく扉を開け放ち、廊下に飛び出す。
その途端、部屋の前を歩いていた人影とぶつかり、玉青は尻餅を着いた。
「いたたた・・・」
「だ、大丈夫?」
強かに打ちつけたお尻を痛そうに擦る玉青に、
ぶつかった相手は心配そうに声を掛けてきた。
相手の方は、衝突の後にステップで
体勢を立て直したため転倒を免れたようだった。
「立てるかしら?怪我はない?」
優しく気遣ってくれるその声に聞き覚えがあり、
玉青はハッとして顔を上げる。
「ち、千華留様・・・」
目の前にいる人物は、ル・リムの生徒会長、源千華留だった。
下級生達の間でアストラエアの聖母と呼ばれて親しまれている、ル・リムの至宝だ。
玉青の美少女チェックノートでも最高ランクに位置づけられている。
「玉青ちゃん、大丈夫?」
「あ、はい」
玉青は千華留が差し伸べた手を握ってゆっくりと立ち上がった。
渚砂の服を着ている後ろめたさから、
玉青は無意識に少しでも服を見られまいとして、手を胸元に置いた。
「ん・・・?」
秘密部部長である千華留の並外れた観察眼が
そんな些細な仕草から何かを感じ取ったのか、
千華留はじぃっと玉青を見つめた。
「んん・・・?」
さらに、毎日のように様々な衣服を作っている変身部部長としての直感からか、
玉青の着ている制服に違和感を覚えたようだった。
「な、なんでしょうか?」
不審に思われていることを察して、玉青は顔を引き攣らせている。
「ごめんなさい、なんでもないわ。それよりお尻、大丈夫?痛くはない?」
「は、はい。もう大丈夫です」
「そう。でも念の為、薬を塗った方がいいわね。私の部屋に塗り薬があるから、一緒に行きましょう」
「え?で、ですが・・・」
勘の鋭い千華留を警戒している玉青に
、千華留は優しく微笑みかける。
「いいからいいから。玉青ちゃんとは一度ゆっくりお話ししたいと思っていたし。もう詮索もしないから、ね?」
聖母千華留が嘘を付く筈がない。千華留の言葉に玉青は安心してコクリと頷いた。
先に千華留が部屋に入り、玉青を招き入れる。
「ここが私の部屋よ。さあ、入って」
「はい。失礼します」
「変な所を漁ったりしちゃ駄目よ?」
「ご安心ください。千華留様自作の百合小説をベッドの下から掘り出したりはしませんので」
「なんでそれを知ってるのっ!?」
「え?本当に有るんですか?」
「じょ、冗談だったの?・・・あ、ちが、今のなし」
千華留はフルフルと頭を横に振った。
「そんなのあるわけないじゃない。冗談よ。玉青ちゃん、信じちゃったの?」
「・・・・・・」
「ほ、本当よ?ル・リムの生徒会長である私が、夜な夜なこっそりとそんなものを書いているはずがないでしょう?ありえないことよ。なんなら調べてみる?あ、で、でも、何も出てこないから意味はないわよ?無駄な徒労に終わるだけね。お勧めはしないわ。やめたほうがいいわね。うん、やめなさい。というより、お願いだからやめて下さい」「千華留様、もう分かりました。分かりましたから・・・」
「そう。分かってくれればいいの。えっと、あれ?ごめんなさい、私ちょっと混乱してて。何のために二人で私の部屋へ来たのだったかしら?」
「ですから百合小説の——」
「その話は終わったの!」
「あら、間違えましたわ」
「本当に!?ワザとやってない!?」
「とんでもありませんわ」
「全くもう・・・。ああ、そうそう。思い出した。塗り薬ね。玉青ちゃん、そこのベッドに腰掛けてちょっと待っててくれる?」
「はい」
千華留が棚から救急箱を取り出して、塗り薬を探し始める。
その間に言われた通りベッドの淵にちょこんと座った玉青は、千華留の後ろ姿をぼんやりと見つめた。
(ル・リムの聖母・・・。千華留様がそう呼ばれて慕われている訳が少しだけ分かった気がしますわ)
まさか本当に百合小説がこの部屋にあるはずはない。玉青の緊張を解すために、千華留は道化を演じてくれたのだ。
玉青は千華留の気遣いに頭が下がる想いだった。
そもそも、体当たりをかましたのは玉青の方であるにも拘らず、これほど親身になってくれるだけでも充分に優しいと言える。
しかしそれだけではなく、玉青の着ている制服に思う所がある様子だったのに、全く何の言及もしないでさえいてくれた。
普通なら、問い詰めるとまでは行かなくとも、ちょっと聞いてみるくらいはしてしまう所だろう。千華留はそれすらも玉青を困らせることになると察して、自制してくれたのである。思い遣りの心もここに極まれりといった感じだ。
千華留の優しさに触れて、玉青は胸が暖かくなったような気がした。
「あったわ。多分これね」
程なくして千華留が玉青を振り返って近づいて来た。手には塗り薬の入っているチューブが握られている。
「あの・・・今、多分って言いませんでしたか?本当にそれ、打ち身用の塗り薬で合ってます?」
「ん、ちょっと種類が多くて分かりにくいのよ。でもこれだと思うから大丈夫よ・・・多分」
「また多分って言いましたわ!」
「大丈夫大丈夫。細かいことを気にしすぎよ、玉青ちゃん。それより——」
千華留が満面の笑みを浮かべて言葉を繋ぐ。
「折角だから、これ、私が塗ってあげるわ。うつ伏せになってくれる?」
「・・・・・・」
どうやら先ほどは千華留をいじくり過ぎたようだった。
早速反撃に出てきたのだ。
しかし、玉青はそんな千華留に見惚れていた。
小悪魔的な笑みを浮かべている千華留の姿は余りにも魅力的だった。
優しく相手を包み込む聖母としての側面を垣間見た直後だけに尚更だ。
「はい、千華留様」
玉青は無意識のうちに返事をしていた。
千華留にスカートを捲り上げられて、
ベッドの上でうつ伏せになっている玉青のショーツが露わになる。
つい千華留の魅力に翻弄されて承諾してしまった玉青だったが、
激しい後悔に襲われていた。
お尻に薬を塗ってもらうなんて恥ずかしい、という考えにようやく辿り着いたのだ。
しかし今更逃げるわけにも行かず、玉青は頬を染めて羞恥に耐えている。
「あ、あら?」
しばらく玉青の下着をうっとりと眺めていた千華留が、
不意に戸惑いの声を上げた。「どうしました?」
「・・・別に、なんでも、なんでもないわ」
明らかにうろたえている千華留の様子に、さすがに玉青は不安になった。
少し考え込んで、玉青は一つの可能性に行き当たり、
慌てて身体を起こして下着を確認した。
「渚砂ちゃああああんっ!」
予感が当たり、玉青は思わず絶叫した。
渚砂の下着を愛でている時は興奮の余り全く気付かなかったが、
下着にバッチリ『蒼井渚砂』とマジックで書かれていたのだ。
寮の規則で下着に名前を書くことにはなっている。
けれど、一年生ならともかく、
四年生にもなってそんなことを守っている生徒はまずいない、はずだった。
編入生である渚砂はそんなことは知らずに、
せっせと下着に名前を書き込んでいたのだろう。
「あ、あの、千華留様・・・」
言い訳をしようとして玉青は顔を上げた。千華留は呆然として固まっていた。
玉青はこれから自分がどうなるか分からず、気が遠くなりそうだった。
最悪の場合、シスターに報告されてしまうかも知れない。
そうなれば、渚砂にもバレてしまうだろう。
恐る恐るもう一度玉青が声を掛けようとした時、
突然千華留が親指をグッと突き出した。
「ナイスよ玉青ちゃん!常日頃から変身しているなんて恐ろしい才能だわ!」
目を輝かせた千華留が正面から玉青の両肩を掴む。

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