一線を超えた娘に、嫁の妹との関係を精算するよう迫られた
2018/10/07
『』の続き。
娘は、昨夜も私の寝床に潜り込んできました。
このままでは駄目だと思い、夕食の時に話し合ったにも関わらずです。
「裕子、親子なんだからもうあんな事はやめにしよう」
「あんな事って?」
私をからかっているのか、裕子は台所に立ったままトボけて見せました。
「裕子、ちょっとそこに座りなさい!」
食卓の向かいの席を指して、少し強めに促しました。
裕子は、手を拭きながら席に着くと、私の目をまっすぐ覗き込んできました。
ここで怯んではいけません。
父親の威厳を保ちつつ、娘に諭しました。
「裕子、私達は親子だ」
「・・・」
「私達は、人として超えてはいけない境界線を越えてしまったが、まだ戻れる」
娘は黙ったまま一旦俯きましたが、次に顔を上げた時、私を見ながらハッキリと言いました。
「じゃあお父さん、真知子叔母ちゃんともう会わないで」
私は、心臓が止まるかと思うくらい驚きました。
真知子は亡くなった嫁の妹で、裕子は母親に瓜二つの叔母にとても懐いていました。
私は声が上ずらないように注意しながら、娘に問いかけました。
「裕子は真知子叔母さんの事大好きじゃないか・・・どうしてそんな事を言うんだ?」
少し沈黙をおいて、裕子は口を開きました。
「お父さん、私、もう子供じゃないよ。大学生だよ」
「・・・」
「最初は、大好きな真知子叔母ちゃんの事がどうして嫌なのか自分でも分からなかった」
私は声を発する事ができず、娘に目で先を促しました。
「でも、中学が終わる頃になって、これはジェラシーだって分かったの。叔母ちゃんがお父さんを見る目、男の人を見る目だよ」
私は裕子の顔を見ていられなくて、思わず目を伏せました。
そうです。
嫁を亡くして1年が経った頃、寂しくて、生前の嫁にそっくりな真知子を私は押し倒してしまったのでした。
「お義兄さん!」
真知子は驚いた様子でしたが、強い抵抗はありませんでした。
それをいい事に、私は卑劣にも真知子を丸裸にすると、前戯もなく蜜壺に怒張したものを深く差し込んだのです。
ほとんど抵抗感もなく、私のモノは奥まで入り、久しぶりの温かい感触に包まれて、あっという間に真知子の中に射精してしまったのでした。
「お義兄さん、寂しかったんですよね?」
冷静になって項垂(うなだ)れる私に、真知子は優しく声をかけてくれました。
それ以来、真知子とは裕子に言えない関係を月に何度か結んでいました。
真知子は男性経験がほとんどなかったせいか、すぐに私の虜になりました。
「お義兄さん、それ、凄いです・・・、ん、ん、ん、ん、んっー!!」
身体をビンと伸ばして、果てても続けざまに奥深くまで突き入れると、真知子はすぐにしがみついてきて、あっと言う間に絶頂を迎えます。
嫁より小柄で細身の真知子の中はとても狭くて、私もすぐにイってしまいます。
裕子はその事を言っているのでした。
「お父さん、真知子叔母ちゃんとの関係、清算出来る?」
私は何も答えられず、最早裕子の目を見る事はできませんでした。
私のベッドに入り込んできた裕子は、
「真知子叔母ちゃんから、お父さんを取り返す」
ハッキリとそう宣言すると、私を攻め立てました。
「叔母ちゃん、こんな事してくれる?」
そう言いながら、口では言い表せないような淫らな事を、娘が実の父親に施すのです。
若い頃にお世話になった風俗嬢も顔負けのテクニックと舌技で、父親に快楽を与えつつ、自らも何度も何度も昇り詰めるのです。
「叔母ちゃんと私、どっちが気持ちいい?」
娘は決まって焦らしに焦らし、私が降参して、
「裕子の方がいい」
と告げるまで、寸止めを繰り返すのです。
歪んだ愛がもたらしたこの状況から抜け出す事もできず、今日も私は、実の娘の子宮に、ザーメンをぶちまけているのです。
もともと裕子は、妻にそっくりでした。
それが、私と男と女の関係になってしまってから、その言動は亡くなった妻そのもののようになってきました。
妻も私のことをお父さんと呼んでいたので、呼び名も同じです。
「お父さん、今日は遅くなるの?」
「お父さん、出るときにごみを出しておいてね」
「お父さん、今晩、ねっ?」
3つ目のセリフは、妻が私を誘ってくれる時の言葉でしたが、今は裕子が使います。
それも、月に何度かではなくて週に何度かです。
大きな違いはそこだけです。
娘はまだ大学生ですから、体力もあり、好奇心も旺盛なので貪欲に求めてきます。
あまりにも私たちの世代が抱いている女子大生のイメージと異なるので、コトの後で一度訊いてみたことがあります。
「裕子・・・、その、なんだ・・・。今の大学生って、みんなこうなのか?」
「こうって?」
「いや、お父さん気持ちいいんだけど、どうしてそんなに色んなこと知ってるのかな?」
「あぁ、エッチのこと?今は、ネットで見れば色々載ってるよ。女の子同士でも情報交換してるし」
「友達とも、こういうこと・・・、してるのか?」
「ちょっと、それが娘にする質問?ストレートすぎるんですけど」
「ハハハ・・・、ごめん、でも、裕子にはもう少し、自分を大切にして欲しいんだ」
裕子は私の方に身体を向けて、私の目を見つめながら答えました。
「し・て・ま・せ・んっ」
私はちょっと安心しましたが、まだ疑問は払拭されていません。
私の目の色にそれを見て取ったのでしょうか。
娘は私に語ってくれたのです。
「お母さんがまだ生きてた頃、お父さん達毎週土曜日にしてたでしょう?」
その通りです。
「私、小学校の頃からお父さんたちの部屋、そっと開けて覗いてたんだよ」
そう言えば、朝になって寝室の扉が微かに開いていることがあったように思います。
「あの時から、ああ、お母さんも女なんだなって思ってて、最初は嫌悪感を感じてたんだけど、直ぐに自分でココを触るようになってた」
娘は私たち夫婦の営みを覗き見ては、股間を濡らしていたというのです。
「中学校に入るちょっと前に、パァーって頭の中が白くなって、あとからそれが、イクことだって知った」
娘の告白に胸が締め付けられ、裕子の身体を強く抱きしめました。
「最初は鉛筆とかボールペンだったんだけど、段々慣れてくるとコンドームを被せて、茄子やバナナを入れるようになった」
裕子は続けます。
「茄子を入れた時、血が出ちゃって少しびっくりしたんだけど、もう生理で見慣れてたし、バナナの先でお臍に向かって擦り上げるようにしてたら、そのままイッちゃった」
私は、自分の娘がそんなに早くから自慰行為を繰り返し、道具でナカイキまで経験していたと聞いて、衝撃を受けました。
ただ、どうして裕子が妻のテクや私が好きだったことを知っていたのか、ようやく納得することができました。
「お父さん、引いた?」
娘が少し心配そうに私の顔を覗き込みます。
「そんなことないよ。むしろ・・・、変な話だけど、ちょっと安心した・・・」
「こんなこと、娘に告白させる父親なんていないよ」
「・・・あの、それじゃ、裕子はお父さんとだけなんだな?」
裕子は、ちょっと呆れた顔をして、
「娘にここまで言わせておいて、それ、訊くかなぁ」
「・・・」
「はい、はい、お父さんだけです。"知り合い"の男の人はたくさんいますけどっ、"知ってる"のは、お父さんだけですっ!気が済んだ?」
くるりと背を向けた娘の身体に腕を回し、私は強く裕子を抱きしめました。
「お父さん、私、地獄へ落ちるんだ・・・」
「ん?」
「お母さんが亡くなった時、悲しくて、寂しくて、泣いたけど・・・これからお父さんと2人だと思うと、ちょっと嬉しかった・・・」
「裕子・・・」
「酷い娘でしょ?」
私は、一層強く背後から裕子を抱きしめました。
「だから、真知子叔母ちゃんとのこと、許せなかった・・・。絶対に、お父さんは私のものだって、誓ってた・・・」
ショックなはずなのに、娘の告白を聞いて、私のモノは痛いほどに屹立していました。
そこで横向きのまま裕子の片足を上げて開かせると、後ろから怒張した肉棒を押し込みました。
何の抵抗もなく私と裕子は深くまで繋がり、硬くなった乳首を弄びながら娘の蜜壺にピストンを繰り返しました。
裕子を絶頂に導き、果てる前、裕子の耳の後ろで囁きました。
「お前となら、地獄でもどこでも一緒に行ってやる」
娘のために、義妹の真知子とは別れる決心をしました。
いつものホテルで、私は切り出しました。
「真知子、ホントに申し訳ないんだが、もう終わりにしよう」
真知子は、唐突な私の申し出に驚いた風ではありましたが、落ち着いた声で、尋ねました。
「急に、どうしたんですか?」
「・・・」
私には、本当の事情を話す事ができません。
「お義兄さん、私の事が負担になってきたんですか?」
「いや、そうじゃないんだ」
「誰か、好きな方でもできたんですか?」
これは、答えにくい質問です。
うじうじと答えあぐねていると、真知子は私から視線を外し、質問を変えてきました。
「あの・・・、裕子ちゃんは関係していますか?」
これには私が驚き、思わず真知子の顔を見てしまいました。
その反応を見て、真知子は大きく溜め息をついて、
「やっぱりそうだったんですね。裕子ちゃんがお義兄さんを見る目、普通じゃないと思ってたんです」
「いや、裕子の事は・・・」
取り繕おうとしましたが、追い打ちをかけるように、真知子は問うてきました。