皮を剥いてくれた幼なじみ[後編]

2018/06/24

数分だったと思うけど、俺にとってすごい長い時間が過ぎた頃、ようやくK子が戻ってきた。
「ふふ・・お待たせ♪」
何のことはない水着を着てきたのだ。
細かい柄は忘れたけどワンピース。
普通のだったな。
今なら興奮したのかもしれないけど、その時はなんだ水着かぁって感じだったな。
その時は、アレも小さくなってた。
「さあ、もう一度座って。今度はきちんと剥いてあげる」
K子にそう言われて俺は素直にバスタブの縁に座った。
さっきと同じ体勢でK子が足元にしゃがみこむ。
K子は何も言わずにアレを掴む。
だんだん大胆な触り方になってきたな。
もうその瞬間からヘソまで跳ね上がる。
またまた何も言わずに石鹸を手にとって自分の手で泡立てるK子。
それをアレの先っぽに撫でるように塗り付ける。
これが気持ちいいの。
「ダメよ。出しちゃ。剥くまで我慢してね」
真剣な顔で言うK子に俺は頷く。
そうか、剥けたらイカせてくれるのだなと。
「じゃ、いくね」
K子はそう言って皮の先を摘み両手で少しずつ引っ張っていく。
「・・・くっ」
するとすぐに引っかかるわけで、さっきはここで止めちゃったんだ。
でも今度はやめない。
開いた隙間に泡をもう一度塗ってくると、さらに引っ張ってきた。
「・・・!」
ちょっと歯を食いしばった。
激痛ってほどじゃないけどやっぱ痛かった。
俺の顔を心配そうにチラっと見たけど、K子はやめない。
もっと強く引っ張ってきた。
「・・・!!!!」
激痛がきた。
けどK子が・・・。
「あ!すごい!剥けてきた!剥けてきたよ!」
今思えば、こいつはなんて言葉を叫ぶんだってとこだが、その時は全然余裕ない。
でもよっしゃー!って気分もあって、ここは我慢だと必死で堪えた。
K子の手で剥けていくアレを見つめると感動だったな。
剥けたとこだけ真っ赤になってんのな。
それがとうとうカリまでやってきた。
そこでスッと一気にカリ下数センチまで皮が下がったんだ。
ビッ!って音がした。
「あうっ!」って変な声でちゃったよ。
K子が慌ててアレを離して、膝立ちで俺の顔に手を当てた。
K「ご、ごめん!大丈夫?急に抵抗なくなっちゃって!」
俺「・・・ふう。俺もびっくりしたけど大丈夫。別に最後は痛くなかったよ」
K子は安心してまた触ってきた。
K「よかった。これで剥けたのかな」
俺「うん、たぶん・・・」
なんか裏が皮と繋がってんのは気持ち悪かったけど、ここは取れそうになかった。
K子もアレを手にとってしげしげと見つめる。
「ふーんこんな風になるんだ。あ、なんかついてる」
そう言うとカリの下についてたカスをK子が指先で取った。
「・・・う・・・」
声が出る俺。
K「痛いの?」
俺「いや、ちょっとヒリヒリするけど気持ちいい・・・」
赤くなって答える俺にK子は嬉しそうだ。
「洗ってあげるね♪」
そう言ってシャワーを手に取るK子。
ぬるま湯をかけながら指先で優しくカスを取ってくれる。
その度に「うう」と俺が感じるわけだが、痛みで一旦小さくなってきたアレがまたもや大きくなってきた。
「ふふ・・・」
赤くなりながら笑うK子を見て、恥ずかしいんだけども余計に大きくなった気がする。
「上向いてくれたほうが洗いやすいよ」なんて言われても答えようがないわけで、曖昧に「うん・・」とだけ言った。
そもそも気持ちよくて言葉でねーよ。
「さあ綺麗になったよ。上がろうか?」
そう言って手を離すK子。
おいおいそりゃねーよと思ってK子の顔を見ると、珍しく悪戯っぽい表情をしていた。
でも気の利いたこと何も言えずに、泣きそうな顔してたと思う。
「K子ちゃん・・・あの」って感じで、そしたらK子はやっぱ優しいんだよな。
白々しく『どうしたの?』とか『何して欲しいの?』なんてことは言わない。
言われてもよかったかもしれんが。
「わかってる。触ってあげる」
俺の顔を見ながらそう言って左手で頭撫でて、右手でアレ触ってきた。
が、ここで思わぬ事態発生。
手で握られるとすっげえ痛かったんだ。
「痛っ!」って普通に叫んじゃった。
まあ剥けたばっかで当たり前だわな。
K子もびっくりして、すぐに止めた。
K「え?痛いの?」
俺「うん・・・ヒリヒリして・・・」
そう言うとK子はアレをまじまじと見つめた。
「そう・・・すごい赤くなってるもんね。でもこんなになってるのに・・・」
その言葉に寂しさを感じたのは気のせいか。
俺も手でしてもらうのがムリってのは困った。
「どうしよう・・」って言うと、K子がつばを飲み込んで俺の顔を見た。
思わず見つめあった俺たち。
K子は視線をアレにやるとつぶやいた。
「ね、痛かったら言ってね」
そう言うとK子は顔をアレに寄せてきた。
右手で根元を軽く持って、先っぽにチュッてキスされた。
そしてアレ全体に繰り返し何度もキスしてきた。
軽く触れるような感じで、舌とか全然なかったけど、アレにキスされてるってのですごい興奮。
「うわっ・・・いや、そんな口とか汚いって!」
ちょっとパニくる俺。
フェラとかマジで知らなかったんだ。
K子はキスするのを止めて俺に言った。
「ちゃんと洗ったよ。それにTくんのだもん」
いやもう嬉しくてさらに好きになっちゃったな。
またキスが再開された。
これだけ正直やばかったんだが、とうとう舌だしてペロっと舐めてきた。
カリの下あたりペロっと一度撫でただけなんだが、もうゾワッときてまたイキそうになった。
「あ、ああ、もうやばい・・・また」
俺がそう言うとK子はそのままの姿勢で、「うん」とだけ言った。
そしてさらに2~3度舐められると俺はあっけなくイッた。
「キャッ」
よけるつもりだったんだろうけど、舐めた瞬間だったのでK子の顔にまともにかかった。
手も離されたけど、その姿勢のまま射精は止まらなかった。
K子の顔から胸元までかけちゃったけど、結構反り返ってたので俺の腹にもかかった。
「はぁぁ・・・」
K子は俺が射精するのじっと見てたけど、俺の情けない声が終わると声を掛けてきた。
K「気持ちよかった?」
俺「うん・・・すごいよかった」
俺は素直にそう答えた。
「立って」
K子がそう言って自分も立ち上がった。
それに従うとK子はシャワーをかけてきた。
自分にじゃなく、まず俺にってのがやっぱりK子らしいなぁと思った。
精液を洗い流してくれるのがまたくすぐったくて気持ちよかった。
洗い終わるとやっと自分の体についた精液を落とし始めた。
まず顔を洗って、次胸に・・・。
俺「俺が洗ってあげる」と言うとK子は笑って・・・。
K「ダメ」
俺「うう・・・」
K「ほら、上がって」
そう言って脱衣所へ押し出された。
今度は拭いてくれず、自分だけササッと拭いてしまうとバスタオル巻きつけて「先に部屋戻って着替えてるね。あ、鍵閉めてるから覗けないよ」と言ってさっさと出て行ってしまった。
ぽつーんと取り残されて自分で拭くのが寂しかった。
それにしてもさばさばしてんなと思った。
ていうか慣れてる?経験あんのか?って思うとなんか無性にイライラした気がするが、でもすっげー赤くなってたし、アレのことよく知らなかったっぽいなぁとか、なんか取り留めの無いこと考えながら服を着た。
パンツが当たると少し痛かった。
K子の部屋のドアは鍵がかかってなかった。
「意外と着替えるの遅いねー」
ベッドに座ってそう言うK子はジーンズにTシャツ姿に戻っていた。
見てたらさっきの事思い出してまた赤くなってきた俺。
俺「ん・・・まあ」とだけ言って突っ立ってた。
K「座ってて、飲み物入れてくるね」
K子はそう言って俺の傍をすり抜けていった。
その時いい香りがしたような気がする。
大人しくクッションに座ってるとK子がすぐ戻ってきて隣に座った。
K子は何も言わず、俺も何も言えず沈黙が続いた。
なんか緊張して俺がつばを飲み込んだ音が部屋に響いた。
うわっ恥ずかしい。
すると突然K子が言った。
K「Tくん・・・」
俺「う、うん」
俺はもう一回つばを飲み込んでそう言った。
K子は恥ずかしそうに俺を見て言った。
K「ちょっと・・・エッチなことしちゃったね」
俺「う・・うん」
K「あのね、いくつか聞きたいことあるの?正直に答えてね?」
俺「う・・うん」
俺はバカみたいに繰り返し頷いた。
K「いつからエッチな気分になってた?」
俺「え・・・あの触られてその・・・ああなって、そのあと剥いてくれてる時にK子ちゃん優しくていい匂いで・・・その・・・」
しどろもどろになってそのへんで口ごもった。
K子はそんな俺に優しく言った。
K「そっか・・」
俺「K子ちゃんは?」
K「え?」
俺「K子ちゃんはいつから?」
そう聞き返すとK子は真っ赤になった。
でも俺はやめない。
俺「俺、正直に言ったよ。K子ちゃんも言ってよ」
K「・・・いじわる」
俺「ねぇ」
K「もう・・・そのTくんのが剥けてないって話の時から!」
怒ったように言うK子。
俺「えー、じゃあ見せてって言ったのは・・・」
「・・・興味もあったから。あ!でも心配だったのはホントだよ!見ないとわからないと思って!ね!実際それで上手くいったんだし!」
慌てて言うK子に俺は疑いの目を向ける。
俺「・・・K子ちゃんてエロいね」
K「!・・あ…

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