妻の姉との危険な関係

2018/04/16

俺の結婚は失敗だった。
熱烈な恋愛を経て結ばれたはずなのに。
時間が経つにしたがってそれは間違いだったと気がついた。
手を握った時もファーストキスも恥らいながらのものだった。
しかし、どれだけ経っても成熟したセックスにはならなかった。
部屋を暗くしこちらが一方的に愛撫するだけ。
いや、クンニすら嫌がった。
ましてやフェラチオなぞしてくれるはずも無い。
完全にマグロ女状態だった。
味気ない寝室。
そんな状態にピリオドを打つ原因となったのは澄子さんの存在だ。
この人は妻の姉でたまたま近所に住んんでいる。
-----バツ1の32歳。
一人暮らし。
新婚当初からよく我が家に遊びに来ていた。
独り身の気軽さからか夕食を共にしたり泊まって行ったりもしていた。
妻とは大変仲がよかった。
地味な妻と比べても見劣りしない若々しい。
その義姉さんのそこはかとない色香に僕はのぼせてしまった。
いつしか妻とのつまらないセックスより澄子さんを想像してのオナニーのほうが日課になっていった。
だんだん妻との交渉が減っていき寝室さえ別の部屋になったからだ。
あのフェロモンむんむんの肉体が俺の頭の中を占領していた。
もう我慢が出来ない。
何かきっかけを探していた。
そうなった場合妻には悪いが離婚を決意していた。
いや、そうならなくても別れようと思っていた。
会話が減り態度も冷たくなっていた。
妻もうすうす感じていたに違いない。
ある日、いつものように澄子義姉さんがご飯を食べに来た。
ここのところの家庭不和で妻の酒量が増えていた。
自棄酒のように俺の悪口を澄子義姉さんの前でぶちまけ酩酊常態になりさっさと一人寝てしまった。
チャンス到来だ。
この日を待っていた。
「○子ちゃん、ここん所おかしいわね。何かあったの?」俺は少しアルコールが入っているのを言い訳にして、全てを澄子義姉さんに話した。
・・・「ふう~ん、そうなんだ。」澄子義姉さんの目が妖しく光ったと思ったのは気のせいか?いい雰囲気なのだけは間違いなかった。
澄子義姉さんとテーブルを挟んで向かい合い焼酎を飲んでいる。
妻は熟睡中。
澄子義姉さんも少し酔っている。
目が潤んできた。
頬杖をつきグラスを口に運ぶ。
その合いの手に細長いタバコをくゆらす。
グラスとタバコにその赤く塗られた口紅がつく。
「夫婦ってセックスが大事よね。私なんかこっちが強すぎて旦那が逃げたわ。」ドキッとする大胆発言だ。
テーブルの下で足が触れた。
わざとだ。
ストッキングのすべすべした感触が伝わる。
離れようとしない。
いや、微妙に動いている。
「私、あの子の姉だから貴方達夫婦が上手く行ってくれないと困るのよね。離婚なんかしないでね、私みたいに。後で絶対後悔するから。」
「澄子さん、後悔してるの?」
「私は別。セイセイしてるの。つまらない男だったんだもの。仕事しか知らない男だった。帰るのはいつも夜だし、休みはずっと寝てるんだし、セックスしたくて迫っても全然応じないの。だから浮気しちゃった。でね、ばれてジエンドよ。これで誰に気兼ねなく男と付き合えるってものよ。」
「そりゃずるいや。僕だって浮気したいくらいに思ってるんだ。同じでしょ?」だんだんと突っ込んだ話になってきた。
まだ足は触れ合っている。
密着しているといった方がいいか。
ちょっと間をおきフーッとため息をつき紅い口から出た言葉に心が高鳴った。
「私でよければ慰めて上げようか?あの子には絶対秘密で。」待ってた言葉が澄子義姉さんの口から出た。
澄子義姉さんはそう言うなり椅子を立ち俺の前に来た。
無言の僕の口にそっと紅い唇を重ねた。
ニュルっと舌が差し込まれた。
酒とタバコの味、そして澄子義姉さんの唾液の味がした。
思わず抱きしめてしまった。
肉付きのいい体が僕の胸でつぶれる。
腰から尻に回せた手に豊満な肉体を感じた。
激しいディープキス。
ペニスに血液が送り込まれギンギンに膨らんできた。
澄子義姉さんはそれを見逃さなかった。
「この家じゃあセックスは出来ないわね。今日は口でして上げる。」そそくさとズボンとトランクスを下ろすと一気に飲み込んでくれた。
何と言う物凄い激しさ。
口の中の熱さを感じる。
舌がニュルニュルまとわり付く。
唾液が溢れてペニスに塗りつけられる。
あっという間に昇天してしまった。
最後のひとしずくまで吸い取ってくれた。
澄子義姉さんは何事も無かったの様に椅子に座りなおし焼酎を口にし、精液と共に喉に流し込んだ。
タバコに火をつけ煙を吐き出す。
「溜まってたのね、沢山だったね。今度ゆっくりとね。」事もあろうに俺の欲求不満を解消してくれたのは妻の実の姉さんだった。
初めての浮気の相手がその澄子義姉さんになろうとは予想もしなかった。
これを妻が知ればどうなる事だろうか考えると頭が痛くなる。
しかし、今となれば澄子義姉さんにどっぷり嵌ってしまったようだ。
むしろその背徳的な関係にゾクゾクするような快感さえ覚える。
あの日、口で抜いて貰ってからもうその舌技の虜になってしまった。
いや、舌捌きだけでなく体全体から醸し出される妙な色香に参ってしまった。
実の姉妹なのに何故これほどのセックスに対する取り組みが違うのだろうか不思議に思った。
あの夜は眠りが浅かった。
夢じゃないだろうか。
手に残る豊満な肉体の感触。
ペニスに残る澄子義姉さんの熱い口の感触。
朝起きると澄子義姉さんの顔がまぶしかったが、向こうは何にも無かったような態度。
妻の顔も気になったが、悪いことをしたとは思わなかった。
帰り際、澄子義姉さんがそっと妻に判らぬ様、携帯の番号を書いたメモを渡してくれた。
そう言えば俺から電話をする事がなかったから、澄子義姉さんの番号なぞ知らなかった。
澄子義姉さんは本気で俺と不倫するつもりだと確信した。
もう澄子義姉さんの虜になってしまった。
妻の実の姉なんて関係ない。
出会いときっかけはどうあれ、もうその豊満な肉体にすっかり参ってしまった。
こういうエッチを望んでいたのだ。
嫁とは全く違う生き方をしている。
自由奔放に暮らしていると女性は若くいられるのだろう。
男関係が派手な方がいつまでも若いようだ。
俺は澄子義姉さんを独占する気はないし、むこうもただのつまみ食いくらいにしか思っていないだろう。
それはそれでいいのだ。
昨夜のフェラチオに参ってしまった俺は澄子義姉さんの口が忘れられない。
携帯電話の番号が書かれたメモを見つめ、いつ電話しようかと迷った。
まさか気まぐれに教えたわけではないだろうから、いつしてもいいのだがからかわれたらどうしようか、やっぱり妻に悪いからと断られたらどうしよう等と、ウジウジ考えてなかなか勇気が出なかった。
でも、あの肉体の誘惑には勝てなかった。
その夜コンビニに行くと家を出た俺は思い切って電話した。
「随分遅かったじゃない?私が貴方の家を出たらすぐ掛けてくると思ってたのに。こっちが振られちゃったと思ったわよ。今から逢う?」
「今は無理です。妻に変に思われるから、明日逢ってくれませんか?」
「そうね、急に出かけたらあの子も疑うわよね。あの子にだけは知られたくないからねェ。わかったわ。明日朝から待ってるからそちらの都合で電話して。きっとよ、待ってるから。」そのやり取りだけで下半身が熱く燃えてきた。
明日は何とかしなくちゃ。
あれこれ仕事の段取りなどを考え、澄子義姉さんと会う時間を作ることにした。
結婚して以来、初めての浮気が妻の実の姉になろうとは思ってもみなかった。
冷え切った仲とはいえ、妻にばれるのが怖いのが本音だった。
多少の開き直りがあるのだが、夫の浮気相手が実の姉と判ればショックも大きかろうと思うからだ。
乾ききった妻の肉体とは正反対の澄子義姉さん。
あの口の感触だけでも熟れきったオマンコを想像させてしまう。
手に残るあの豊満な肉体の感触。
そして匂ってくる色香。
まさしく大人の女の魅力タップリ。
年齢はこの際、関係ない。
後日、出張を理由に外泊することにした。
妻は俺の仕事の内容にも関心が無い。
一辺の報告だけで何の疑いも無く送り出してくれた。
幸い俺の会社の仕事は月に一,二度泊りがけの出張があるのだ。
年休を取り、澄子義姉さんと逢うことにした。
へそくりから温泉に行く事にしたのだその旨、澄子義姉さんに言って誘うと喜んで一緒すると言ってくれた。
指定席を買い、電車名と出発時間と指定席番号を連絡した。
時間が迫っても一向に来ない。
ドタキャンされたかと思い俺には焦りが募る。
時間ギリギリに澄子義姉さんがあわてて飛び乗ってきた。
まったく心配させる人だ。
車中では今夜の情事が頭を巡り、つい無口になってしまった。
何を話ししていいか判らない。
どういう態度に出ていいか判らない。
いつもと違った澄子義姉さんが俺をそうさせていたのかもしれない。
お出掛け用におしゃれした澄子義姉さんは普段より色気が増してる。
「いいお湯らしいですよ。料理も旨いらしいし。楽しみですね。」トンチンカンな言葉が出る。
「フフフ。」不敵な笑み。
「私も旨いかもよ。」その言葉に下半身が反応してしまった。
これまた一本取られたようだ。
澄子義姉さんはさりげなくスッとズボンの上から勃起したペニスをさすった。
ゾクっとした。
「今夜が楽しみねェ。」もう、横に座っているだけでクラクラする。
腕が豊満な肉体に触れる。
独特な色香が匂ってくる。
ちらちら横目でその姿を見てしまう。
特急電車なのに何故か遅く感じる。
目的地の駅に降り立ち、タクシーの運転手にホテルの名を告げた。
よくしゃべる運転手で観光案内などしゃべり始めた。
「夫婦で温泉なんて、仲のいい事ですね。羨ましいです。」勘違いの言葉があった。
人様からみればそう言う風に見えるのでしょう。
俺達は顔を見合わせフフっと笑った。
気分の良くなった俺はおつりの端数をチップとして運転手に上げた。

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