幼なじみの恋人と友人カップルで6

2019/04/10

隆に
「まあ、お手柔らかにではなかったかもなw ビデオ楽しみにしとけよ!」
そう言われて、後悔と動揺と少しばかりの怒りも感じながら、それでも興奮してしまっている自分に驚いた。
初めて由貴ちゃんに隆の寝取られ性癖のことを告白されたとき、まったく理解が出来なかったし、怒りさえ覚えていたのに、変われば変わるものだ・・・
そしてドキドキしながら家に帰ると、涼子がむくれて待っていた。
「もう、遅いよ! なんでバイト断らないかなぁ?」
結構キレ気味だ。
「ごめん! 隆は?」
「とっくに帰ったよ! とおる君は、私が隆君に襲われてもいいの?」
「えっ?なんかあったの?」
「な・い・しょ。 何かあったかもね!」
そう言って、寝室に引きこもってしまった。ここまで機嫌が悪いのは久しぶりだ。
シャワーを浴びて、もう一度謝ろうと寝室をのぞくと、もう寝ていた。
そっと音を立てないように、サイドボードの奥のカメラを取り出すと、アダプタにつないだ状態にしてあったのであたりまえだが、まだ録画状態だった。SDXCカードの64GBを取り出すと、ノートパソコンで確認を始めた。
隣で涼子が寝ているのでイヤホンを付けての確認になるため、念のためドアにもたれて急に入ってこられないようにして見始めた。
最初はあたりまえだが、俺と涼子と隆が飯を食っている光景が写る。楽しそうな光景だが、それがこの後どうなるのか、期待と不安が入り交じる。
そして俺が出て行くと、キョロキョロ落ち着かなくなる涼子。
「あーあ、行っちゃったね。なんか、二人きりはまずいから、帰ろうかな?」
隆が涼子にそう言う。
「えっ? あっ・・・ そうだね・・・ でも、まだ早いよ。」
「いいの?いても?」
隆がそう聞くと、
「別にいいよ。隆君でも、いれば多少は楽しいし、ほんの少しは寂しさも紛れるからね。」
他の男に、こんな風に軽口を叩いている涼子を見るのは、何とも言えない焦りみたいな感情が生まれる。
「なんだよ、それ?wじゃあ、少し飲もうか?」
隆がそう言うと、ワインを取り出して飲み出す二人。特に変な感じにはならず、俺の話や由貴ちゃんの話、3日後のスキー旅行の話で盛り上がっていた。
突然前触れもなく隆が
「ねぇ、この前は焦ったね。とおるに起こされながらイッちゃってたよね?」
「えっ?さぁ、私には何のことかわかりませんがw」
「またまたぁ!その後もとおるとキスしながら、俺に突かれてイッてたよねw」
「もう、バカじゃないの? ホントに、止めてよね!ばれたらどうするの!? とおる君に捨てられたら、隆君のこと殺すからね!」
「おーー怖っ! もうやらないから聞かせてよ。凄く気持ち良かったでしょ?」
「そんなわけないでしょ!本当にバカだよねw隆ってw」
何気なく呼び捨てになっている。
「ウソばっかりwビクビク痙攣してたよw」
「もう!!!!いいじゃん!!!うるさいなぁ!」
「ゴメンゴメン。もう言いません。」
そう言い終わると、レスリングの選手かと思うような鮮やかな動きで、隆が涼子を抱きしめる。
「きゃっ!」
と悲鳴を上げるが、押しのけることもせず抱きしめられている。
しばらくそのままにしていたが、隆が涼子の顔に顔を近づけていき、キスをしようとする。
すると、今まで無抵抗だった涼子が唇が唇に触れるのを避ける。
「どうしたの?」
隆が聞く。
「どうしたのじゃないでしょ!調子乗るな!」
そう言って、やっと押しのける。
「えーーーーっ!?マジで?しないの?」
「するかっ!」
涼子は、口調こそきついがなんか楽しそうな雰囲気だ。
「だって、こんなになってるんだよ!」
いつの間にかファスナーを開けて用意をしていたようで、完全に勃起したチンポを取り出して涼子に訴える。
「ぶっ! いつのまにw」
涼子もその隆の動きに吹き出しながら言う。
「ほらほら、こんなに大っきくなってるよ!こんにちはって挨拶してるよ。」
そう言って、尿道口を口に見立てて、指でパクパクさせながら腹話術みたいに
「こんにちは!」
と言う。それを見て涼子は爆笑しながら
「バカじゃないの?w」
そう言って笑い転げている。
ひとしきり笑ったあと、
「でも、あらためて見ると、ホントにヤバいね・・・ それ・・・ へそに届いてるじゃん。」
「でしょw 触ってみなよw」
「それはいいやw」
「まあまあ、そう言わずに。」
隆がそう言いながら涼子の手を取り、握らせる。涼子は、苦笑いしながらほとんど抵抗なく握ってしまった・・・
「ホント、でっかいよねw無駄にw 指回んないもんね。でも、堅さはとおる君の方が上だね。」
涼子は、隆と話す時は少し下品というか、ギャルっぽい感じになる。俺と話す時は清楚な可愛らしい感じだけど、隆と話す時は雑な感じになる。ただ、どちらが本当の涼子なのだろう?
隆と話す時の方が、リラックスしている?地がでている?そんな気もしてくる。
「でも、とおるのじゃ奥まで届かないでしょ? 涼子ちゃん、奥の快感知っちゃったもんねw」
「それは・・・ そんなのはいいんだよ! 愛がカバーしてくれてるから。それに、堅い方が良いし!」
「じゃあ、何で握りっぱなしなの?欲しくなっちゃった?」
「アッ! 忘れてただけだよ!」
慌てて手を離しながらそう言った。
「涼子ちゃんと俺って、体の相性ぴったりだと思うけど。由貴は、奥がそんなに気持ち良くないみたいなんだ。」
「そうなんだ・・・ でも、由貴ちゃんと隆君って、ラブラブじゃん?」
「まあ、そうだけど。でも、由貴が涼子ちゃんみたいだったらもっとよかったと思うよ。」
「あーーーっ!由貴ちゃんにチクるよ。」

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