従姉妹との初体験、そして… 8

2018/10/20

3日に帰省(という距離じゃないんだけどね…)を決めて、前日に美樹にメール。
美樹からは「駅まで迎えに行くよ」と返信あり。
地元の駅につくと、バスのロータリーに赤いゴルフ。寒いのに降りて美樹が待ってた。
美樹「やっと来た。待ってた」
オレ「あ、ありがと」
ピーコートだったり、メガネだったり、スカートだったり、やっぱりカワイイ…。
ちょいちょいとホテルが並ぶバイパスも、今回はスルー。
そして、なんとなーく会話も途切れがち。く、空気が重いよマイマザー…。
美樹「もうね、連絡こないかと思ってた」
オレ「い、いや、従姉妹だし、それはないでしょ」
美樹「ね、何かあったの?あったでしょ。ま、帰ってきて何よりだよ」
オレ「ごめんなさい…。ちょっと気持ちが…」
美樹「聞かない。今回は聞かないでおく」
オレ「ホント、ごめん。浮気はしてない(どこが?どこまでが?)…」←でも、なんか反省。
美樹「でもね、アタシも簡単な気もちで修に告白してないから。それは分かって」
オレ「うん…。分かってる」
で、またもや祖父さん家に到着。
まだ、三日の夕方だから親戚縁者も商工会のおっさんたちもいますよ。
三日になって、美樹に連れ帰られた息子(チンコではない)に両親も呆れ顔。
とはいえ、基本我が一族の正月は宴会絶好調なので、特に問題ナシ。
座敷っていうか、広間っていうか、居間っていうか、で盛り上がる親戚縁者。
美樹は料理を手伝ったりしつつも、こっちにくるとオレの隣に座る。
切り替えも早いのか、極めてフツーな対応で、オレも緊張がほぐれる。親戚おじさん1号「それにしても、お前ら(美樹とオレ)はホントにずっと一緒だな。笑」いや、2か月くらいは凹んでたんだ、オレ。←心の声親戚おばさん2号「修は幼稚園上がるまえから美樹ちゃんがいないとダメだったわよね。笑」ま、それは何となく自覚した。極めて最近だがな。←心の声マイ父「いやぁ、美樹ちゃんみたいな娘に拾ってもらわないとな。でも100年後だな。笑」いや、いまも拾ってもらったようなもんだけどな。←心の声
美樹父「でも、修ちゃんがウチに来てくれれば、家業もいいんだけどなぁ。笑」
マイ母「ねぇ、前から言ってるだけど、美樹ちゃんに悪いわよ。笑」
ちなみに、祖父さんは兼業農家で引退済だが小さな会社を経営してて、
その会社を地元に残った美樹父(7人兄弟5番目)が継いだ。ウチの親父はただの会社員だ。
こんなハナシが出るのも7番目の叔母さんが祖父さん方の従兄弟と結婚してるから。w
つまり、オレが美樹ん家の養子に入っても、苗字も変わらんし、
会社(というほどではない)も同族で、というメリットもある。
それに美樹んとこは姉妹だから、ゆくゆくは途絶えちゃうしね。そんな事情もある。
つか、オレらいないとこで、そんなハナシしてたんか。
美樹母「でもねぇ、冗談でもなくって美樹はいまだに修ちゃん、修ちゃん、って。w」
マイ父「昔は兄貴(美樹父)とも話したけど、それは美樹ちゃんがもったいない。w」田舎じゃないと思うが、古いウチはある意味、下世話だ。
2つ上の従姉妹女子「でもさ、修も美樹追っかけて、同じ学校行くくらいだからね」
美樹「でも、アタシも修ちゃんのこと大好きなんだよ~」←天然一同「………。あはははははっ」
「ま、若いってのはイイよなぁ。wwww ところでさ、○○の婆さん元気か?」冗談だと思って、その場は流れた。
ま、なんとく弄られ続けたことで、オレのチキンマインドがすくすくと育ったんだろう。
そういう訳で、申し訳ない。
で、宴会は際限なく続くが、隣に座った美樹がシャツの袖をひっぱる。
そして、何故かお隣の美樹から携帯にメール着信「そろそろ帰ろう」オレ「じゃ、地元友に会うからオレ先に一回帰るわ」美樹「アタシも一緒に行ってくるね♪」
またもや、美樹ん家の赤ゴルフで退散。
美樹「いやー、びっくりしたね。結婚とかそんなハナシしてたんだね、お父さんも叔父さんも」
オレ「マジでビビった。ま、付き合ってるのバレたら、どうなるんだろ。w」
美樹「だってさ、まだハタチだよ。うー、旧い家ってこわっ」
オレ「でもさ、オレ、やっぱ美樹がいいや。なんとなく」
美樹「えっ、"が"? そして、なんとなく? いやー、最低。w」
オレ「いや、"美樹しか"ない。そして最高。www」
美樹「ビミョー。なんかビミョー。w」
オレ「叔父さんには、あと親父にもオレから言うわ。ちゃんと」
美樹「え、いいの? ホントに言うの? 何ていうの?」
オレ「いや、すいません、付き合ってますって」
美樹「すいませんって、なんか、いかにも修っぽいね。あはは。www」
覚悟決めたオレ。
オレ「そりゃ、先のことだけど、結婚しようよ。って、現実味ないなー、オレ」
美樹「……はい。お願いします。」うわ、あっけねー。w
美樹「激しく現実味ないけど、待ってます。浮気せずにっ!www」←釘
オレ「じゃ、バイパスでたら左折、左折で」←ホテルのこと
美樹「いやーん、襲われる…。www」
オレ「えっと、ヤ○トの角を左折で」
美樹「きゃー、きゃー」←でも、運転してる人
ピッコピッコピッコ…… ←そして、自らウインカー。
結局、曲がるのかよ。相変わらずやるなアンタ。
で、激しくエチしました。こん時ばかりは頑張りました。←ご休憩で3回。イマイチ?
以降とほぼ同じですよ。w
ただ、ひとつ発見。オレ、早漏だけど回数は大丈夫みたいです。
ということで、じつに数年経ちましたが、まだ続いてますよ。
籍はまだ入ってないけど、ご想像どおりすでに公認です。
そんなオレ今後の目標はソプとキャバクラに…(ry
終了。
追記
実際、親に打ち明けたのはオレ3年、美樹4年の夏休み。
オレはこれから就活に…、美樹はある企業から内定貰ってひと段落してた。
ホントは一緒に帰省しようと思ってたんだが、バイトやらなんやらで、毎度のことながら美樹が先に帰省してた。
で、いつものように地元駅まで美樹が迎えに来てくれた、赤ゴルフで。
オレメール「夕方に戻るよ。17時くらいかな」
美樹メール「了解。了解。バス停で」
オレメール「今日、言おうと思う。緊張」
美樹メール「ありがとう」
で、バスのロータリーで美樹と合流。白っぽいチュニックにジーンズだった。
すこし伸ばした髪は上げてた、相変わらずメガネだったが、夏っぽい。
美樹「緊張してる? 緊張するよね。あー、どうしよう。w」
オレ「ああ。でも、なるようになるよ。いや、頑張る」
この頃、オレは腹くくってた。
実はかつてキスを目撃された年上の従姉妹にこっちからメールして相談した。意外な返事も貰ってた。ちなみにこのイトコ
「似合うと思う。美樹の気持ちを大事して、絶対に離さないように。応援してる」って。
あと、「いつもみたいに"ああ"とか"フツー"とか"なんとなく"は絶対に厳禁」って……。
夜は正月ほどではないけど、祖父さん家に親戚もくる予定だった。
その前に、まず叔父さんに先制攻撃!と決めてた。
そして美樹の家の手前、100mくらいに小さな公園があるんだが…
オレ「ちょっと、公園寄らない?」
美樹「あはは、もうウチに着くよ。ひょっとして緊張?w」
オレ「ま、そんなんかな」
家の直前なのに不自然にとまる赤ゴルフ号。で、公園へ。
美樹「覚えてる? あの時、修の唇がカサカサでさぁ。もう3年以上だよ」
オレ「忘れるわけないじゃん。あの時、自分の気持ちに気づいたっていうか…。w」
美樹「アタシが先に好きって言ったんだよ。まぁ、前からだけど。ふんふんっ」←威張る。
今さらなんだが、幼稚園、小学校の頃のハナシとか、何で好きになったとか、
イトコじゃなくてもとか、アタシがいないとだらしないからとか(←コレ重要だったらしい)
まぁ、お姉さんぶって美樹が力説。www
美樹「さぁ、覚悟はできたかな?修ちゃん??w」
オレ「ああ。で、これ…」
余裕があったワケじゃないが、一応シルバーのリング買ってきた。ま、安物なんだが。
それも1日、帰省が遅くなった理由。
美樹「え? 開けていいの? 何?」
パカッと開くような高級な箱ではない、5cm四方の紙箱を美樹は開ける。
美樹「えっ!? えっ!? どうしたの…」
最高に頑張る、オレ。最後のマヨネーズを絞り出すように声を発しました。
オレ「本当に大事にします。結婚してください」←マジ
美樹「………、うん、ありがとう…。…宜しくお願いします」
初めて美樹が泣きました。
美樹「してもいいかな?……あ、あれ、ちょいユルっ。w」←ま、そんなモンです。
オレ「えっ、大体こんなモンだろうって、○○姉(イトコ)に聞いたんだけどな…」
ということで、お互いの意思を確認。討ち入りです。親戚の家ですが…。
赤ゴルフに乗ると、お互いの顔を見合わせて、いざ発進!の前にちょっとだけキス。
10秒(体感)で到着。
美樹「ただいまー。修ちゃん来たよー」
美樹母「迎えに行ってる間に叔父さん、叔母さん来たわよ」
マイガッ!何故来ちゃうのよ、マイ父、マイ母。
当事者、一同に居間に集合。不可抗力…。ちょっと凹む、オレ。
マイ母「遅かったわね、もうお祖父さんとこ行くわよ。その前にお茶飲む?」
オレ「いや、ちょっとハナシがあるんだけど」
美樹父「じゃ、向こう(祖父さん家)行って話せば?」←当たり前にフレンドリー。
オレ「じつは伯父さんにも聞いてもらいたいんです」
伯父さん、なんとなく察知。
オレ「美樹と付き合ってます。

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