ひと晩中、中出しされた妻[第2話]
2018/05/23
思い出せば、彼女が浮気した後のサークルは本当に辛いものでした。
相手は頻繁に顔を合わせる同学年の男です。
もともと、同級が20人もいる人数の多いサークルですし、西脇とは会えば「やあ」などと挨拶する程度の関係でした。
西脇から何か言ってくるわけでもなく、自分から何か言い出す事も出来ませんでした。
言い出せたとしても、一体何と言えばよかったのでしょう。
レイプでもなく彼女が浮気しているのですから、私には西脇を責める資格があるかさえ疑わしいものでした。
しかし、美歩と私が付き合っていることは西脇も含めサークル内で誰でも知っている事だったので、さすがに西脇も言いふらしたりはしなかったのかも知れません。
ただ、飲み会の後で西脇と2人で消えた美歩が、西脇にやられたであろう事はすぐに噂になり、誰もが知っていたのだと思います。
西脇も親しい友人に聞かれれば、口止めしながらも答えたのでしょう。
ある日、私の親友に、「美歩ちゃんと別れないの?」と聞かれ、ああみんな知っているんだ、と実感しました。
そう、別れなかったのです。
別れられなかったのです。
初めて付き合った女性です。
初めてセックスしたのも彼女でした。
愛していました。
ここで別れることは負けを認めるているような気がしました。
こんなに好きなのに、たった一回の酒の上での過ちのために、彼女を失うことは出来ない。
しかし実際は、そのたった一夜のセックスで私は限り無くみじめで悔しい思いをしました。
巨根で遊び人の西脇に彼女をやられちゃった男。
それでも、別れない未練がましい男。
そう自分を卑下しながら、彼女と別れられないでいるのでした。
そして、そのたった一回の浮気は、何千回も私の頭の中で繰り返されました。
ありとあらゆる体位で美歩は西脇に犯され、犯される彼女は思いつく限りの淫らな言葉を吐き、私を狂おしい嫉妬で苛みました。
そして数え切れないほど私はオナニーをしました。
みじめな学生生活でした。
翌日は予想通り妻が誘ってきました。
私は立たなかったときに言い訳できるように、わざわざ遅くまで残業してから少しだけ飲んで帰宅し、かなり飲んできた振りをしていました。
出来れば初めから勃起してくれることを祈りつつ。
しかし、やはり、インポなのです。
立たないことを隠すように、またうつ伏せで妻の股間に顔を付けたまま舐めました。
空いている方の手で自分で擦っても妻のあそこを舐めてもダメなのです。
妻は、私が丹念に舐めていると、次第に大きなよがり声を出すようになってきます。
「ねえっ、立った?アア、ねえ、もう入れられる?」
「・・・」
「もう欲しいのっ・・・ねえ・・・」
無理は承知で、まだ全然勃起しないペニスを当ててみましたが、全然入れられません。
妻も気付いたようでした。
「ごめん、やっぱ・・・まだみたい」
「アアン、もう大丈夫かと思ったのにー・・・」
男の生理を全然理解していないのです。
せっかく挿入されれば昇り詰めそうになっていた身体を怠そうに起こします。
「じゃあいつものね」
堂々と私の顔の上に跨ります。
インポになってから慣れてしまい、当然の体位になってしまっていました。
「ちゃんと舐めていかせてね。今日はたーくんのおちんちん、久しぶりに入れるんだって思って、昼間からすっごいエッチな気分になっちゃって溜まってるんだからー」
フェラをするわけでもなく、軽く私の縮こまったままのペニスにキスをすると、また、あの意味深な微笑を含んだ、少し意地の悪い表情が妻の顔に浮かびました。
「それとも・・・」
股間越しに私の顔を覗き込みながら言いました。
「・・・ねえ、また西脇君と浮気した時のこと、話してあげよっか?」
「いいよー」
そう言いながら、私の心の中にも暗い欲望が頭をもたげます。
(浮気したときのこと・・・)
これだけで、私の心がざわめき始めました。
しこったクリトリスに吸い付きます。
「ゥウウン・・・いい・・・ァアアッ・・」
クリから陰唇の間を通って肛門の方まで舐め上げます。
「ヤア・・ンッ・・・だけど、昨日美歩が西脇君と浮気した時のこと話したら勃起したじゃない?」
「それはたまたま。別に美歩の浮気とは関係ないって」
きっぱりと撥ねつけるような態度は取れません。
聞きたがってもいけないと思いながらも、聞きたいし、勃起したいのです。
顔の上では股を開いて膝立ちになった妻のあそこがとろけきって開いています。
このいやらしく熟れて濡れる性器を前にすると理性が飛んでいきそうになります。
舐めるだけではなく、自分の硬くなったモノを入れたい。
「昨日、たーくんも聞きたがってたよね」
「そんなんじゃ・・・」
「西脇君ね、ここに入れる前に美歩にお願いまでさせたんだよ」
妻は強引に続けます。
たぶん前の日から1日中、私がまた勃起しなかったらどうやって興奮させて勃起させるか考えていたのでしょう。
前の日の私の反応で、またこれで行ける、と判断したのでしょうか。
「初めはね、美歩、ゴム付けなきゃだめって言ってたんだよ。だけど、西脇君、堂々と、俺ゴムしない主義なんだって言うの。それでもね、危ない日だからゴムしてって頼んだら、じゃあ、入れないであそこで擦って気持ち良くなろうか、って言われたの」
「素股ってこと?」
もう妻のペースです。
「そうかも、自分で膝を抱えさせられて、あそこが上向いた状態で、ビラビラの間におっきいの挟んで行ったり来たりするの。すっごい気持ち良かった。たーくんとは、そういうのしたこと無いでしょ。あの時の格好してみる?」
そう言って、私の顔に跨った位置からするりと降りると、仰向けに寝ました。
「こういうの。ねえ来て」
両手でそれぞれ膝を抱えて、あそこを晒します。
私も起きあがってそこにむしゃぶりつきます。
その時、西脇に巨根をなすり付けられていた、浮気をした妻の性器です。
生々しく欲情した性器です。
「ごつごつした裏筋とかエラがね、ヌルヌルって生で勢いよくクリを擦るの。アッ、そこ・・・潰して・・・」
妻はクリトリスへの刺激はかなり強くしてもその分だけ感じるというほうです。
「ずーっとあそこヌルヌルのまま入れないでビラビラの間に押しつけられてクリも一緒に擦られてた。結構長い時間だった。そのあいだ、恥ずかしいことずっと言うの。『クリちゃんおっきくなってるねむけて飛び出てきてるよ、気持ちいいでしょ』とか、むけたクリにおっきいちんちんの下側をあててグリュって押しつぶすの。
そう、そういう感じに・・・アアアンッ・・・。
もう無理矢理でもいいから強引に入れてくれちゃえばいいのになって思ってた。
危険日だったけど欲しかった。
外に出してもらえばいいやって思ってた。
大き過ぎてちょっと恐かったけど、入れて欲しかった。
だけど西脇君も分かってたと思う。
美歩が生で入れられてもいいって思ってるの。
だけど入れなかったの。
枕で美歩の頭を起こしてあそこ見るように言われたの。
大きいのを見せつけるみたいに、太くて長いのをなすり付けるだけ。
イイゥ・・・ァアッ・・もっと強くして・・・。
『先っちょだけ入れてみる?』って聞かれてもう、すぐ『うん』って言っちゃった。
だけどね、すぐ入れてくれないの。
美歩が入れて欲しがってるの認めさせただけなの。
すっごいおっきいくて硬いので、クリトリス、ベチベチ叩いたり。
『ほらーここまで入るよー』ってちんちんの根元のところクリに擦りつけながら美歩のお腹の上にちんちん乗っけると、亀頭がすごいとこまで来てた。
『おっきいでしょー、入れたら気持ちいいよー』って言うの。
おへその近くまであるの」
「どこらへん?」
舌を差し込みながら聞いてしまいました。
あいつのが勃起するとどんなに大きいのか知りたかったのです。
「・・・ここぐらいかな」
あそこから顔を離して、見ました。
妻の指差したところは、とても私のモノでは全然届かない、想像できないような場所にありました。
私の顔にはどんな表情が浮かんでいたのでしょうか。
「ね、大きいでしょ?」
また妻が、私の心の中を見透かしたような笑みを浮かべました。
「それに・・・倍以上・・太いんだよ。ほら、お休みしないで舐めて。べろ・・あそこに・・入れて・・・。っそう・・・いい・・。『ちゃんとおねだりしなきゃ入れてあげないよ』って。
先っちょでね、あそこの入り口を突っつくんだけど入れてくれないの。
あ、そう、そこに亀頭あててたの。
あの頃、たーくんと、あんまり出来なかったでしょ。
それで、おちんちんに飢えてたんだと思うの。
もう我慢できなかった」
私が不甲斐ないせいだと言うのです。
私が妻の性欲を満足させなかったから、いけないのだとでもいう感じです。
毎日のようにはしていませんでしたが、その前の週にはしていました。
回数ではなくセックスの質が物足りなかったのでしょう。
そんな言葉にも興奮は増すばかりです。
私のセックスで満たされていなかった妻の若い肉体を西脇が好きなように弄んだのです。
「絵里先輩とか他の女の子と同じように簡単にやられちゃうっていうの悔しかったし、たーくんにも悪いなって思ったし、・・・だけど、もうだめだったの。生は心配だったけど、入れて欲しかった。もうどうでもいいから入れて欲しかった。飢えてて淫乱みたいだから、言いたくなかったけど・・・」
「お願いしたの?」
「・・・うん・・・『入れて下さい』って言った。
『何をどこに入れるのかちゃんと言って』って…