寝取られ願望で開花した僕のM性[第5話(終)]

2018/04/10

結局、理恵が出て来たのは午後4時を過ぎてからでした。
理恵の姿が見えた途端、僕はぱっと運転席から外に出て、助手席のドアを開けました。
僕「おかえり・・・理恵・・・」
理恵「ただいまー。あー気持ちよかった」
理恵はニコニコしながらそう言います。
その表情から、理恵がどれだけ満ち足りたセックスをしていたかがよく分かります。
「あと一回のつもりだったんだけど、結局二回しちゃった。それから二人でお風呂入って、テレビ観て・・・」
僕を車の中で4時間以上も待たせていたことへの悪びれた様子は欠片もありません。
それどころか、また次回の送迎も指示される始末です。
こうして僕は、妻と浮気相手の“都合の良い夫”という立場を次第に強くしていくのでした。
家に帰り着くなり、理恵が言いました。
理恵「ねえ、裸見せて」
僕「え?」
僕には訳が分かりませんでした。
ついさっきまで浮気相手と思う存分にセックスをしていた理恵が、どうして僕の裸が見たいなどと言い出すのでしょうか。
「早くぅ」
最近にない甘えた声で、僕を急かします。
その声に僕も欲情してしまい、彼女の目の前で服を一枚ずつ脱ぎ始めました。
最後にパンツまで下ろし、勃起しっぱなしのペニスを理恵の前に曝け出します。
ソファに座ったまま僕の姿を見ていた理恵が、突然笑い始めました。
「久しぶりに見たけど・・・相変わらず情けないおちんちんしてるね」
妻の容赦無いその一言で、ペニスはますます血を漲らせていました。
(そうか、そういうことか・・・)
僕はやっとで気が付きました。
理恵は、見て来たばかりの孝史のペニスと比較していたのです。
もちろん、写真で見た孝史の立派なペニスには遠く及びません。
理恵もそれを十分に知っているのに、改めてわざと僕を屈辱的な気分にさせて喜んでいるのです。
僕は情けないペニスを目一杯膨張させて、理恵の前にその姿を晒していました。
三週間射精をしていないペニスの先端には、既に我慢汁が滲み出ています。
そんなペニスを、理恵が冷たい目で見つめ続けます。
理恵「ねえ、いつから勃起させたままなの?」
僕「昨夜から・・・ずっと・・・です」
僕はまた敬語になっていました。
「夜から!?あなた何歳だと思ってんの?中学生じゃないんだからあ」
理恵が笑います。
「す、すいません・・・」
何故か謝る僕。
三週間も射精をしておらず、しかも妻が浮気相手と一夜を過ごしていたのですから無理もないことでした。
「いつから射精してないんだっけ?」
意地悪そうに目を輝かせながら、理恵が尋ねて来ます。
僕「三週間前・・・」
理恵「すっごく溜まってるんでしょ?」
僕「は、はい・・・」
理恵「出したくて仕方ないんでしょ?」
僕「はい・・・」
そんなやり取りの後、突然理恵が着ているものを脱ぎ始めました。
「(!?)」
あっという間に、理恵は僕の目の前で全裸になりました。
数ヶ月ぶりに見ることが出来た、妻の裸・・・。
以前にも増してスタイルが良くなっているのは明らかでした。
より豊かになったように感じる乳房と、つんと上を向いた乳首。
くびれたウエストと、弛みが無く形の良い大きなお尻。
繊細かつ豊かに茂る陰毛。
数ヶ月間、見たくて見たくて仕方がなかった、憧れの妻の裸体です。
しかも、数ヶ月前より一層美しくなった裸体です。
浮気相手と繰り返してきたセックスで、彼女は更に美しく成長したのです。
そんな裸体を見せつけられると、全く成長していない自分のペニスを露呈していることが急に恥ずかしくなりました。
しかしペニスは、久しぶりに見た理恵の全裸のせいで、これ以上にないくらい勃起しています。
我慢汁がペニスの先端から滴り落ちます。
「どう?綺麗になったでしょ?」
理恵が得意気に言います。
「は、はい・・・」
「孝史といっぱいセックスして、あなたより大人になっちゃった。あなたのおちんちんは全然成長してないのにねっ」
そう言って笑う理恵。
悔しさと惨めさが僕の興奮を高めます。
でも理恵が言ったことは間違いではなく、事実なのです。
僕が自慰を数回しかさせてもらえずに、数ヶ月前のままの身体なのに対し、その間理恵は孝史とセックスを繰り返して、よりレベルアップした大人の身体に成長を遂げていたのです。
結婚後のセックスの経験で、妻に先を超されてしまった夫・・・。
全く成長していない惨めなペニスは、もう限界寸前でした。
理恵は全裸のまま、ソファに寝そべり大きく脚を開きます。
夫であるにも拘わらず、想像して憧れて夢にまで出て来た妻の外陰部が、僕の目の前に全てさらけ出されました。
目眩を起こしそうなほど魅力的な理恵の全て・・・。
その部分も数ヶ月間使い込んで、更に厭らしくセクシーになったように見えます。
以前は毎日のように、何の苦労もせずに見ることが出来ていた理恵の陰部が、今では遠く手に届かない存在になってしまったのです。
しかしその部分が、目の前に・・・。
今の僕には刺激が強すぎる光景でした。
以前には考えられないことに、妻の全てを目の前にしただけで、もう僕のペニスは射精欲の限界にまで達しているのです。
複雑そうな顔をしている僕を見ながら、理恵が甘えた声を出します。
理恵「ねえ・・久しぶりに入れてぇ・・・」
僕「え・・・!」
あの憧れの妻の中に、挿入させてもらえるお許しが出たのです。
よりによって、こんな爆発寸前の時に・・・!
「早くぅ」
理恵が思い切りセクシーな声を出して、大股を開いている腰を振ります。
そんな理恵のほうに、一歩、また一歩と近づいて行きます。
脳が痺れそうです。
ソファのすぐ横まで歩み寄りました。
理恵の厭らしい陰部が間近に見えます。
「いいん・・・だね・・・?」
僕は震える声で尋ねます。
「いいよぉ・・・あ、ちゃんとゴム付けてね」
あまりの興奮に忘れていました。
僕は理恵とする時は、今まで必ずコンドームを着けていたのです。
安全日であっても妊娠の可能性は大いにあり、結婚後しばらく子供は作らずにセックスライフを楽しみたいという僕達二人の考えがあったからです。
棚から久しぶりにコンドームを取り出します。
ソファの真横に戻り、自らの硬いペニスに被せようとします。
目の前で、妻の陰部が僕のペニスを待ち受けています。
そんな状況なのに、僕はもう限界でした。
三週間射精を我慢しているペニスには、この状況は我慢出来ないものでした。
コンドームを被せようと亀頭にくっつけた瞬間、その刺激で僕は大量の精液を放出してしまったのです。
僕「あ!あ!あああ・・!!」
ビュッビュッと音を立てながら、精液がまだ被さっていないコンドームの先端に射出されていきます。
「すごーい!入れてもいないのに!ホント中学生みたい!」
理恵が大笑いしながら言います。
「孝史の想像って絶対当たるからすごーい。孝史の言う通りにあなたを挑発してみたら、本当に孝史の想像通りに入れる前に出しちゃってるんだもん!」
笑いながら僕を罵倒し続ける理恵。
(そんな・・・!)
三週間ぶりの射精の快感よりも、妻への挿入前に果ててしまった情けなさと、それが浮気相手の想像通りだったことへの屈辱に、僕は身体を打ち振るわせていました。
あまりにも情けない夫です。
しかし僕は、そんな自分に喜びを感じていたのです。
二人の掌の上で完全に泳がされていたことで、僕には到底適わない二人の大きな存在に屈服し、尽くすことへの快感・・・。
自分が妻や浮気相手の足元にも及ばないことへの快感・・・。
そんな自虐的な喜びで胸がいっぱいになっていました。
「射精させてあげたんだから、お礼でも言ったら?」
ソファに寝そべったまま、理恵が言います。
僕はそんな理恵の前で、頭を床に擦り付けて土下座しました。
(ああ・・・理恵には敵わない・・・)
そんな気持ちが、僕を自然とそんな姿にさせたのです。
「理恵様・・・僕に射精をさせて下さってありがとうございました・・・!そして、挿入も出来ない情けないちんぽで申し訳ありません・・!」
夫のあまりにも情けないそんな姿を、満足そうに見下ろす妻・・・。
その瞬間、僕達夫婦の今後の関係がはっきりとしたのです。
土下座している僕の顔の左右に、理恵様の足が下りて来ました。
「なんて情けない格好してるの?あなた、この家の主人でしょ?」
理恵様が、僕の遥か頭上でクスクス笑いながら言います。
理恵「あなたがそんなに情けないMだったなんてねっ」
僕「お許し・・・下さい・・・」
僕は土下座をしたままです。
(理恵様と、その彼氏の孝史様に、僕は到底敵わない・・・)
この土下座は、そんな僕の気持ちを理恵様の前に素直に表したものでした。
この時、僕は自分がマゾであることをはっきりと自覚していたのでした。
もう僕なんかには遠く及ばない存在になってしまった理恵様と、浮気相手の孝史様。
そのお二人が、夫である僕でさえ許されない性交を心ゆくまで楽しんでおられる・・・。
夫である僕は、性交どころか射精すら管理されてしまっていて、射精するにしても、お二人の許可をいただかないと出来ない僕・・・。
普通の男性であれば、到底我慢出来ない状況でしょう。
浮気相手を追い払い、妻に猛然と抗議をするのが、普通の夫の姿でしょう。
でも僕は、こんな情けない立場に置かれた自分に、物凄く興奮していたのです。
「今度、孝史…

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