苦節三年、後輩と嫁が逢瀬を繰り返す仲になった

2018/06/10

苦節三年、後輩と嫁が逢瀬を繰り返す仲になった。
元々俺にそういう性癖はあったのだが、嫁は真面目で明るく家事をしっかりやる
まさに良妻賢母タイプ。
俺の性癖の対岸にいるような女だったが、だからこそ嫁が
落ちたら・・・という妄想に駆られ、もうどうにも抑えようがなくなって五歳下の後輩に相談。
これが約三年前ね。
女慣れしているとはいえ、後輩は全力拒否。
まあ想定内。
だけど取りつく島もない状態で三年間経とうとした時、流石に無理かと思ったんだけど、
最後の捨て身な方法で意外にあっさりOKとなった。
嫁とのやり取りを後輩に話したら即OKになったんだよ。
そのやり取りなんだけど、何気に嫁にこう言った。
嫁に何があっても俺は嫁を守る。
嫁の気持ちが俺に向いてるなら、全てを
引っくるめて嫁を大事にするって。
最初何言ってるの?って感じだったけど、嫁と交際中の俺の浮気を今でも
後悔していることを伝えると、既に完全に決別出来ていた嫁は笑っていた。
嫁が三十になったら子供作ろう、それまでは好きなように青春を謳歌しなさい、
男友達や同僚と飲みに行くなり、好きなようにしなさい、子供が出来たら何も
出来なくなるしさ、と言ったんだ。
俺が昇格出来るまで子供作らないって言ってたのは俺の方だから、ずっと子供
欲しがってた嫁は凄く喜んでいた。
俺の浮気って会社の同僚だったんだよね。
それがこじれて変に会社にバレて昇格が
同期より二年遅れたんだわ。
やっと係長級に上がる目処が付いたからその事実を利用しただけ。
つまり、嫁に精神的なガードを下げるきっかけを作ってやったって事。
子作り前の最後の青春、
なんてベタな言葉言ったりしてさ。
その事を後輩に話したら、じゃあやりますか、だってよ。
よく三人で飲む機会を増やしてなし崩し的に・・・みたいな話があるけれど、うちの嫁に
限ってその方法は絶対上手く行かないと分かってた。
かと言ってナンパ的な類も無理。
嫁、ナンパ慣れしてるし人見知りするから。
因みに嫁は後輩とは結婚式と会社の行事で二~三回は会ったことがある程度だが、
爽やか伊達男なので女として、嫁的にもそりゃ悪い印象は持っていないのは知っていた。
会社帰りのデートをドタキャン、嫁に連絡いれる暇もない位忙しいという前提で後輩に
待ち合わせ場所に行ってもらい、状況を説明してもらう。
わざわざ有難うね、の労いの言葉を嫁からかけられ、そのまま解散。
直後に後輩から連絡があったんだけど、嫁のガードの強さに心が折れそうになっていた(笑)
その数日後に嫁とカラオケへ。
罪滅ぼし、という建前で途中後輩を呼んだ。
ちょっと展開が強引だったかもしれないけれど、
いつもの日常じゃダメなんだ、少し違和感があるくらいがちょうど良い、という後輩からの
アドバイス主体に事を運んだ。
でも目の前で後輩と話す嫁の表情は完全に「よそ行きの笑顔」。
言葉は柔らかく饒舌だが、
いつものように心に高い壁を作っていることは夫の俺がよくわかっていた。
後輩、
何も知らずに楽しそうにして・・・とちょっと可哀想に思えるくらい。
全く後輩に関心を示す気配のない嫁に落胆とも安堵も言えない妙な気持ちになったけれど、
これが寝取られ属性ある奴が至高の喜びとする心の機微なのか、と思った。
取られたくないけど、だからこそ取られてしまった嫁を見てみたい・・・みたいな?
嫁がトイレ中に後輩と作戦会議。
全然後輩に関心なさそうだな、と話すと、そんなの想定内と言わんばかりの後輩の反応。
「全く興味示さない女が五分後に俺のチ○ポ咥えて精液ゴクゴク飲んだりしますからね」と
簡単に言って退けた。
女慣れしてるとはいえ、その余裕は一体どこから?それにいきなりチ○ポとか
エロい言葉言い出す後輩にちょっと引きつつ、でも嫁の顔を何故かオーバーラップさせて
異常に興奮し出す俺。
家での飲み会は嫁的に絶対あり得ないと分かっていたので、こういうカラオケのような
健全な夜遊びをその後数回実施。
何度目か忘れたけれど、帰りの電車で受け取った後輩からのメールに「俺さんが
トイレ行っている時にキスしました」と入っていた時はサーっと血の気が引くのを感じた。
貧血に似た感じ。
隣に座ってる嫁からはそんな素振りは一切無いのに。
近いうち、本当に後輩の精液をゴクゴク飲むようになるかもしれない、と思ったら勃起した。
翌日後輩から確認された。
この先に進むのか辞めるか、ということを。
進めて良いと答えると、じゃあ今メールしてみますね、と言っていきなりLINEし始めた。
昨夜の段階で電話番号とかも交換済み。
キスして電話番号も交換済みって、これはもう嫁もその気はあるのかも、と思うとまた貧血気味に。
嫁からの返信はすぐに来た。
夫婦間では仕事中はメールはしないという約束がある。
執務中は携帯は見れない、というのが嫁の理由だったのに。
後輩からの昨夜のお礼メールに対する嫁からもお礼の味気ないもの。
「昨夜のキスの味が忘れられません」という第二弾に対しては嫁からのリメールは無かった。
自宅に戻っても嫁は全くいつもの嫁。
笑顔でテキパキと作る晩ご飯は相変わらず美味しいし、会話の花も咲く。
実は後輩の自演か?と思わず疑ってしまう程。
でもリメールあったしな、とか考えて
やや混乱気味にもなった。
週末、嫁を抱いた時にここでやっとやや違和感。
凄く濡れていて、俺に対する前戯が念入りだった。
メッチャ興奮して久し振りに
二回連続でやってしまった。
嫁との相性は良い。
嫁も同じことを言っていた。
新婚当時は毎日していたし、
今でも週に二回はする。
この時久し振りに連続で二回も射精して嫁は満足気に眠りに着いた・・・と思っていた。
週明けの通勤電車の中、後輩からLINEのスクリーンショットが貼り付けられたメールが来た。
「私も」
後輩からのキスの味が忘れられない旨のメールに対する実に三日ぶりの
嫁のリメールがその一言。
しかも送信された時間は土曜日の夜中の三時過ぎ。
俺と二回やった後のメールだった。
またまた貧血気味になる俺。
今では当時のそんなウブな俺が懐かしい(笑)
また来ます。
鉄壁のガードを誇る奥さんをどう崩していくのか・・・。
ワクワクしますね!

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