高校の部活の後輩との初体験の話
2018/05/08
高校時代、俺はブラスバンド部だった。
やはり音楽系の部ということで男子より女子の方が多かったけど、
みんな仲の良い友達のような感じで、恋愛にはあまり発展しないでいた。
中には付き合ってる奴らもいたけど、うちの部は、というか、
ブラバンは「運動系文化部」と言われるほどハードで、
練習時間が長くてデートする時間が取れなかったり、
周りにいる別の異性に余計な嫉妬をしてしまったりして、
なかなか続かないカップルが多いみたいだった。
うちの部では、毎年6月に定期演奏会があって、
そこで3年生は引退になる。
俺らは最後の演奏会に向けて、部活に打ち込んでいた。
4月。
高校生活最後の1年が始まり、
卒業した先輩たちに代わって新1年生が入部してきた。
普通、思春期の野郎が集まれば、「誰々がかわいい」だの、
「胸が大きい」だの、そういう話も出るんだろうけど、
その頃、俺らは最後の定期演奏会のことで頭がいっぱいで、
そんな余裕は無かったように思う。
そして、その新入生の中に、彼女はいた。
(仮にサナとしておきます)
サナは童顔で、まだあどけなさの残るかわいらしい感じのコだった。
小さい顔に不釣合いの大きなフレームのメガネをしていた。
(イメージ的には名探偵コナン(w)
新入生のパートが決まり、サナは俺と同じパートに入ってきた。
サナ「よろしくお願いしますっ!」
俺「よろしくね。
前から楽器やってたの?」
サナ「いえ、やったことないんです。
」
俺「そっか、じゃ、吹けるようになるまで大変だけど、がんばってね。
」
サナ「はいっ!」
最初はこんなやりとりだったと思う。
ただその日からなんとなく、少しずつ、俺の視界の中に、
サナは入ってくるようになった。
「センパイ、こんにちはっ!」とか「今日も終わるの遅いんですか?」とか、
(遅くなるので1年生は先に帰してた)他愛ないやりとりなんだけど、
なんだかやたらと元気がよくて。
普段の練習のほかに、当然、授業もあって、本番が近づくにつれて
バテバテになっていたけれど、いつからか、サナのあいさつに
元気付けられるようになっていた。
でも表向きは照れもあり、素っ気無い態度をずっととっていた。
あっという間に、定期演奏会当日。
大きなトラブルもなく無事にコンサートは終了し、僕らは引退。
その日の打ち上げで、パートの後輩から花束を受け取った。
サナは後ろの方で、笑顔を見せていた。
次の日、演奏会で使った楽器などを片づけに部室へ。
他のみんなも来ていて、同じ3年生の奴らと、
「終わっっちゃったねぇ」などと、感慨にふけりながら、
今後、後輩へ受け継がれる楽器を、念入りに手入れした。
することがなくなった後も、みんな名残惜しそうに帰ろうとしなかったが、
なんとなく手持ちぶさたになったので、
俺は先に帰ることにした。
休日でひっそりとした廊下を通り、靴箱のところで靴を履いて、
校舎を出ようとした瞬間、後ろから声がした。
「先輩っ!」
振り返ると、サナが走ってきた。
「私も帰るところなんですけど」
「・・・、そっか。
」
俺は相変わらず素っ気無い返事をして、校門に向かった。
サナは後からついてきた。
二人とも無言のまま、校門へ。
「先輩?」
サナが立ち止まった。
「昨日はお疲れさまでした。
」
「あ、うん。
ありがと。
」
「ソロ上手くいってよかったですね♪」
「うん、そうだね。
緊張したよ~。
」
最初はお互いぎこちないやりとりだったが、だんだんと二人とも笑顔になった。
それから、いつものように、他愛ない話が続いた。
「でも部活終わっちゃったな~」
「そうですねー、もう音楽室には来ないんですか?」
「そうだね、あんまり来れなくなるね。
」
「そうですか・・・。
」
それまで笑顔だったサナの表情が、急に沈んでいく。
俺も戸惑って、言葉が出なかった。
しばらくの沈黙の後。
「私、先輩とこうやって話したりしてると、なんだか、ドキドキして・・」
「・・・」
「なんだろう、こういう気持ちって・・。
」
サナの言葉に、何も言えない俺。
こうやって女の子から告白されたのは初めてだったので、
何も考えられなくなってた。
心臓だけが口から飛び出そうな勢いで高鳴っていた。
それでも精一杯冷静を装って、口を開いた。
「途中まで一緒に帰ろっか。
」
「はいっ!」
サナは再び笑顔になった。
そして俺の左手を、サナはそっと握った。
帰り道、何を話したかは覚えてない。
ただ、左手のぬくもりだけが残っている。
別れ際、俺の方から改めて告白した。
いつからか、気になっていたと。
サナは嬉しそうに聞いていた。
それから俺らは、時々一緒に帰るようになった。
同期の奴らは気づいていなかったが、部の後輩たちはわかっていたようだ。
しばらくして、演奏会の反省会で、再び俺は部室へ顔を出した。
いつもの顔が並ぶ中、反省会は終わり、完全に部から引退した。
その日の帰り道。
「先輩、あの、今から私の家に、来ませんか?」
「え?」
「今日、家に誰もいないから」
「そ、そうなんだ。
でもさ・・・」
「ダメですか?」
俺はひどく動揺していたが、
サナの下から覗き込むような視線に、断れるハズも無く。
家に着くとサナは2階の自分の部屋に案内した。
小奇麗に整理され、カーぺットやベッドのシーツが暖色系でまとめられた
女の子らしい部屋だった。
「ちょっと待っててくださいね」サナはそう言うと1階に降りていった。
俺はドキドキしながらキョロキョロと部屋を見回す。
と、机の上に写真立てがあった。
そこには飾られていたのは、演奏会の打ち上げの時にパートの後輩たちと撮った写真。
2年生を差し置いて、前列でしゃがむ俺のすぐ後ろをさりげなくキープしていた(笑)。
しばらくするとサナが飲み物を持って戻ってきた。
別の部屋で着替えたらしく、長袖シャツに短パンというラフな格好になっていた。
俺はますますドキドキしたが努めて冷静を装い、いつものように他愛ない話を始めた。
話は俺の受験勉強のこと、そして大学のことへ。
「え、じゃ、先輩、家を離れるんですか?」
「うん、そのつもり。
受かればの話だけどね。
」
「そしたら一人暮らしかぁ。
・・遊びに行ってもいい?」
「うん。
料理とか作ってくれよ。
」
「じゃあ、今から練習しておきますねっ。
」
そう言って笑いながら、俺に寄り添うサナ。
ドキドキしながら俺は抱きしめた。
その腕の中でサナは体を反転させ、顔を近づけてきた。
それまで一緒に帰る中で、キスは済ませていた。
その時と同じように、俺は唇を重ねる。
顔を見合わせた後、もう1度、長いキス。
二人だけの空間にいることがそうさせるのか、いつしか舌を絡ませた。
「んっ」サナが息を漏らす。
お互いの心臓の鼓動が伝わるようだった。
しばらくキスをするうち、サナは自分から後ろに体重をかけた。
それに引っ張られる俺。
押し倒す格好になって、俺はふと動きを止めた。
これから起きようとしていることが、まだ理解できないでいた。
ただ、俺のモノだけは、今までにないほど大きくなっていた。
「先輩・・・」サナは俺をさらに引っ張る。
普段、学校では見せないサナの表情を見た時、自分の中で何かが切れた。
ゆっくり、サナのメガネを外す。
瞳は、俺をまっすぐ見ていた。
俺はサナに体重を掛けないように覆い被さり、再び激しくキスをした。
そうするうちに、サナは俺の左手を取って、自分の胸へ導いた。
俺は少し驚いたが、導かれるまま胸に触れた。
やわらかなサナの胸の感触が左手に伝わる。
着替えた時にブラは外したようだ。
ちょうど手のひらに収まる程度の大きさだった。
初めて感じる手触りに感激した俺は、
腰のところからシャツの中に手を入れ、直接触れてみた。
手のひらに乳首の感触があった。
「あっ」サナが体をよじらせて息を漏らす。
その声に俺は完全にスイッチが入ってしまいw、夢中で胸を揉んだ。
「んっ、んっ・・・」サナは小さく声をあげた。
俺はシャツを脱がせると、サナの胸を見つめた。
色白の肌、薄い茶色の乳首がかわいらしい胸だった。
恥ずかしそうな、嬉しそうな、微妙な表情でサナは俺を見ている。
俺は乳首にキスをすると、その胸を、できるかぎり優しく愛撫した。
しばらくして俺は、胸にキスしながら太ももへと手を伸ばした。
女の肌ってこんなにスベスベしてるのか、と妙に冷静に思ったりした。
少しずつ手を上の方に移動させ、そして短パンのすき間から手を入れて、
サナの秘部に触れた。
「はぁっ」サナが再び声を漏らす。
俺はさらに興奮して、下着越しに
その部分に沿って手を動かし…