由衣先輩との思い出[後編]

2018/05/05

部長とΜ先輩がいない事に気付いた由衣先輩が「部長とΜがいないね?探しに行かない?」と耳打ちしてきて、皆には夜風に当ってくると言って僕を連れ出しました。
外に出るとタメの子が立っていました。
由衣先輩「どうしたの~寝ないの?」
タメ「由衣先輩、将くん。あのね、あっちの部屋で部長とΜ先輩がエッチしてるの」
しばらくの沈黙後、酔いに任せて三人で覗こうということになりました。
部長達がいる店に入り、そっと覗きました。
肌がぶつかる音と、喘ぎ声が聞こえます。
Μ先輩「あっ、あっんっ、気持ち・・・イイ」
部長「Μっ!いいよ」
部長の上にΜ先輩が乗って腰を振ってます。
もう挿入からしばらく経っている様です。
部長「もう、イキそう・・・いい?」
部長がΜ先輩の腰を持ち、下から突き上げながら昇り詰めていました。
「気持ち良かったね~」と余韻を楽しんでいる部長達を尻目にそっと店を出ました。
童貞の僕は、衝撃にボーッとしてしまいましたが、女子二人はキャーキャー言っていました。
その中で由衣先輩が「相変らずタンパクね」と言っていたのを僕は聞き逃しませんでした。
僕「部長と付き合ってたんですか?」
由衣先輩「昔ね、今は友達だけど、気になる?」
タメ「うわぁ~、元彼のを覗くなんて過激ですね」
由衣先輩「ん~関係ないしね、もう好きでもないし。ドキドキはしたけどね」
なんて話をしていると部長とΜ先輩が歩いてきました。
部長「お前ら何してんだ?飲むぞ~」
部長とΜ先輩は「お前等も早く来いよ」とタメの子をさらって行きました。
僕が由衣先輩と部長の過去の話に固まっていると、「ねぇ、将くん、ちょっと来て」と由衣先輩に手を引かれて誰も居ない店に入り、向き合うように座りました。
由衣先輩「さっきの話気になる?」
僕は素直に頷きました。
由衣先輩「やっぱり気になってるよね?あのね・・・」
由衣先輩は部長が初めて付き合った人だった事、でも彼女や彼氏の関係より友達の方がしっくりきて別れた事、今は本当に恋愛感情がない事を説明してくれました。
僕「じゃあ、今、好きな人はいないんですか?」
由衣先輩「こっちに来てから気になる人がいるよ~告られたし」
見つめられ、僕は喉がカラカラになりました。
僕「ぼ・・・僕ですか?」
由衣先輩「弱っちいし甘えん坊なのに、あの時守ってくれたし、ちょっと・・・ね。あんなことされると、私弱いんだ」
僕が真っ赤になっていると先輩に抱きつかれ・・・。
由衣先輩「可愛いなぁ~エッチしてみよっか?」
僕「初めてで恐いです・・・」
由衣先輩「女の子みたいだね(笑)痛くないから大丈夫」
性別逆じゃんと思われますが、本当にこんな感じでした。
中学までは野郎とゲームばかりしていて、こっちの知識は無さ過ぎでした。
由衣先輩「キスもまだなの?」
僕「・・・はい」
由衣先輩「いただきます(笑)」
先輩は少し笑いながらチュッとキスをすると、二度目にヌルッと舌を入れてきました。
由衣先輩「はぁっ、んっ」
僕は必死に舌を絡めました。
由衣先輩「これから練習しようね」
そう言うとシャツの上から器用にブラを外し、僕の手を胸にあてがいました。
由衣先輩「触っていいよ、優しくね」
僕は夢中で揉みまくりました。
先輩の胸はでかくて柔らかくてたまりませんでした。
先輩が「んっ・・・」と声を漏らしています。
恐る恐るシャツの中に手を入れて乳首を摘んでみました。
由衣先輩「痛い!もっと優しくして、そう・・・んっ、将くん・・・乳首吸ってみて」
僕は「ハイ」としか答えられず、なすがままです。
しばらく胸を揉んだり乳首を吸ったりしていました。
先輩は「アッ、んっ・・・」と声を漏らしながら僕を見ていました。
僕「先輩、気持ちいいですか?」
由衣先輩「うん、気持ちいいよ・・・あっ」
僕「僕、先輩のアソコも触ってみたいです」
由衣先輩「うん・・・」
由衣先輩のお許しが出たところで、片手を由衣先輩のジャージの中に滑らせ、ドキドキしながらパンツごしのマンコに触れました。
由衣先輩は僕の肩に顔を埋めてしまいました。
僕「あっ・・・プニプニしてる・・・少し濡れてますね」
由衣先輩「バ・・・バカ、そんな事、口にしないでいいから」
僕の思わずこぼれた感想に、由衣先輩はビクッとなり僕の頭を叩きました。
由衣先輩「将くん・・・もう少し手前・・・」
僕「はい・・・こ・・・ここですか?」
由衣先輩「んんっ・・・うん、優しく弄ってみて」
僕が弄っていると「んっ!そう・・・気持ちいい・・・ああっ!」と声を上げながらジャージとパンツの中に手を入れ、僕のモノを触ってきました。
もう完全に立ち上がっています。
初めて触られた感じは、“手が冷たく気持ち良かった”です。
由衣先輩「もう、入れようか・・・」
僕「先輩の見てみたいです」
由衣先輩「ダメ、恥ずかしいから。今日は私の言うこと聞きなさい」
僕「はい、・・・あと、僕コンドームありませんよ?」
由衣先輩「Μから貰おうよ、まだあるんじゃないかな?」
由衣先輩はΜ先輩のバッグから箱を取り出し、「ほらあった」と僕に見せました。
二人で下を脱いでるとき、思わず由衣先輩の方を見たら怒られました。
それから僕を寝かせコンドームを付けてくれました。
由衣先輩「じゃあ今日は私が上になるからね」
由衣先輩はそう言って僕を跨ぎ、僕のモノを持って一気に腰を落としてきました。
僕「あぁ・・・由衣先輩の中に入ってます・・・」
由衣先輩「う・・・うんっ・・・んっ・・・動かすよ・・・んっ」
先輩が腰を前後に動かして来ます。
僕「あっ・・・」
由衣先輩「ん?・・・あっ!」
頑張りましたが2分位でイッてしまいました。
由衣先輩「ちょっと・・・早すぎじゃないの?」
僕「ご・・・ごめんなさい」
由衣先輩「初めてならしょうがないか」
そう言うとパンツを穿いて衣服を整え、「ホラ、行くよ」と僕を急かしました。
さっぱりした態度の先輩を見て怒ってると思いましたが、後々聞いたら恥ずかしかっただけだそうでホッとしました。
飲み会に戻ると由衣先輩がΜ先輩に耳打ちして二人ではしゃいでいました。
Μ先輩が顔を真っ赤にして僕をチラチラ見ていた顔は、今思い出してもドキドキします。
一通り騒いで寝る時に由衣先輩は「ホイッ」と僕に両手を広げました。
皆が僕を冷やかし、僕が照れていると「どうせ抱きついて寝るんでしょ?ホラッ」と僕に抱きつき、「おやすみ~」と言って寝てしまいました。
僕もいつの間にか寝てしまい、夏の合宿は終わりました。
その後、僕たちは付き合う様になり、追い掛けるように同じ美大に行きました。
今は部長のデザイン会社で、Μ先輩、由衣先輩と一緒に働いています。
当然、由衣先輩は会社でも上司。
何年も付き合っているのに、僕はまだ由衣“先輩”と呼んでいます。

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