覗きの風景
2022/09/09
昭和の終わりの頃。
まだ私が大学生だった時の話です。
友人が住んでいたワンルームマンションの部屋は3階にあり、ベランダ越しに、隣に住むOLの部屋の中がブラインドの角度によってはよく見える日がありました。
それを楽しみに、私はこの友人の部屋に当時毎日のように遊びに行ったものでした。
隣のOLは彼氏はいない様子で、毎日19~20時頃には帰宅。
しばらくしてシャワーに入るという生活パターンでした。
シャワールームから出てくるときは、大抵パンティは穿いていて、ブラジャーは付けていない格好でバスタオルを肩に乗せていることが多かったように記憶しています。
このOLさん、部屋の中でパンティを脱ぐことはなかったのですが、パンティ1枚で過ごす時間が長く、オレンジ色の横縞模様のパンティが強く印象に残っています。
胸はそれほど大きくはなかったと記憶しています。
このOLさん、よもや隣の部屋から学生が覗いているとは思ってはいなかった様子で、結構大胆な行動を取っていたのを覚えています。
友人と思われる人と長電話していました。
その後、いつしか、この隣のOLさんの部屋の覗きも飽きてきた頃に、ふとベランダから視線を下ろすと、そこには平屋の民家や裏路地があり、マンションの玄関のある表通りとは逆に人通りも少なく、ひっそりとした雰囲気の住宅街でした。
マンションから平地換算で15Mほど離れた場所に、昔よくあった木造の塀に囲まれた平屋建ての民家があり、母屋と、昔ながらの離れにお風呂があるお宅があり、友人のマンションのベランダから、そのお宅の様子がよく見ることができました。
ある日、なんとなくベランダから見ると、そのお宅の木造の塀の穴から中の様子を覗いている、柄の悪そうな男二人がいるのに気づき、しばらく様子を見ていると、母屋から真っ裸になってお風呂に向かう親子が出てきました。
母親と小さな子供二人の親子三人が、中庭を裸のままお風呂の建物に渡ろうとしているのです。
びっくりしました。
母親は、恐らく当時30歳くらいでしょうか。
塀の覗き穴から覗いている輩には気づいていないのでしょう。
子供二人が我先にとお風呂に駆け込むのとは対照的に、裸のまま中庭で、長い髪の毛をまとめるのに時間を要していました。
もちろん、全裸ですから胸も濃い陰毛も丸見えです。
それを二人の輩が交代で覗いているのです。
私からもその様子が丸見えでした。
二人に輩は、その風体からして、恐らく近所にあるとされる○○○事務所の方々のようで、楽しそうに、しばらくその時間を楽しんでいたようです。
時間にして2分もなかったと思いますが、思いがけず、近隣の奥様の裸を堪能することができて、私も、その二人も満足したようでした。
しばらく、何度かそのようなシーンを見ることができました。
当然、毎日同じような時間帯にお風呂に入るので、タイミングさえ合えば、毎日でも若いお母さんの裸体を鑑賞することができたと思います。
そこである日、私も近くで覗いてみたいと思い、思い切って塀の穴から覗いて見ることにしました。
人通りも少ない小道ですが、不審者と間違えられないように気をつけました。
近寄ってみると、その木造の塀にある覗き穴は、直径3センチほどもあり、とても覗き易かったのですが、逆に内側にいるご家族から見れば、覗いている目があるのかないのか、すぐにわかるようなものであることに気づきました。
何回目かのチャレンジで、覗き穴ごしにその奥様の美しい裸体を間近で見ることができたのですが、奥様は決して視線を覗き穴に向けることなく、常に向かいに聳え立つマンションのベランダを気にするように視線を上に向けながら、時間をかけながら髪をまとめながら、お風呂場へと行きました。
その時に気づいたのですが、恐らくこの若奥様は、塀に覗き穴があり、今覗かれているのかいないのか、認識できた上で、あくまでも気づかないフリをするために、視線をマンションのベランダに向けていたようです。
つまり、覗かれていることがわかっていても、「どうぞご覧になって・・。」という気持ちで近隣の人々にサービス露出していたのです。
当時、彼女のいなかった私からすれば、全くの赤の他人の色白の若奥様の全裸、胸、陰毛をあますところなく鑑賞できたことは、とても興奮しましたし、良い想い出でした。
この実体験から、女性にも露出癖があるということを知りました。
もうあれから20年以上たっていますので、あの民家が改築されたかどうか、まだあのご家族がお住まいになっているか、わかりませんが、あの若奥様も、もう50歳以上になっているでしょうから、もう覗きたいとは思いませんが、大きくなった娘さんの裸を覗きに、今も近所の輩たちが覗いているのか、気になっています。