丸くて白い肉がぽっかりと浮いていた。そこには肉棒が

2018/10/23

水曜日の昼休み、近所のそば屋でたぬきうどんを啜っていた小沢の携帯が鳴った。 電話は同期の森からだった。
「帰りにウチに寄ってかないか」森は言った。 森と小沢は同じセールス会社の同じ部だった。 昨年から社員の休みがバラバラになった為、小沢は金曜休みで、そして森は水曜休みだった。
「なんかあるの?」小沢は、そう聞くなりズルズルズルっとうどんを啜った。
「うん。おもしろいものを見せてやるよ」
「なんだよ、おもしろいものって」
「まぁいいから、とにかく待ってるよ」小沢は、何やら意味ありげに笑うと、そのまま電話を切ったのだった。六時に会社が終わり、六時三十分に電車に乗った。 小沢は自宅の一つ前の駅で降りると、すぐさま自宅に電話を掛けた。 スリーコールほどで、「もしもし」っと四年生になる娘が電話に出た。「お母さんは?」と聞くと、娘は「今夜はヨガの日だよ」と面倒臭そうに答えた。「あ、そっか」と、そこで初めて、妻の美沙が毎週水曜の夜にヨガ教室に行ってる事を思い出した。 小沢は娘に「お母さん帰って来たら、森の家に寄って来るから夕飯はいらないからって言っといて」と伝えると、そのまま改札口を出たのだった。森のマンションは、駅から歩いて十分もかからない所にあった。 新入社員の頃は、いつも会社の帰りに森のマンションに寄っていた。 その頃はお互いに独身だった為、駅前のスーパーで夕飯のおかずを買い込んだりして、よく二人で鍋をつついたりしたものだった。 そんな事をふと思い出した小沢は、スーパーの前で森に電話を掛けてみた。 今年三十五になる森は未だ独身だったため、どうせこのままマンションに行っても、何も食べるものはないだろうと思ったのだ。 しかし、何度コールしても森は電話に出なかった。 小沢は、どうしたんだろうと不思議に思いながら電話を切り、とりあえず森のマンションに向かったのだった。マンションの前に着くと、森の部屋の電気が着いているのが見えた。 なんで電話に出ないんだよ、と舌打ちしながら階段を駆け上り、森の部屋のチャイムを鳴らした。 しかし森はなかなか出て来なかった。 やっぱり部屋にいないのか? と不審に思いながら、もう一度森の携帯に電話を掛けようとすると、いきなりドアがガチャっと開いた。
「何やってんだよ、電話掛けたんだぜ……」小沢が言うと、ドアの隙間から顔を出していた森が、いきなり「しっ!」と鼻の前に指を一本立てた。
「なんだよ、誰かいるのか?……」そう言いながら小沢がソッと部屋の中を覗くと、キッチンの奥の居間のソファーの上に、白くて丸い尻がポコンっと浮かんでいるのが見えた。
「なんだありゃ?」小沢はギョッと目を見開きながら聞いた。
「尻だ」森はニヤニヤと笑いながら言った。
「尻って、誰の!」小沢の大声に森は再び「しっ!」と鼻の前に指を立てると、「まぁ、とにかく入れよ」と、半開きのドアをソッと開けたのだった。部屋の中には、どこか生暖かい卑猥な匂いが漂っていた。 ダイニングテーブルの椅子には女物の服が乱雑に積まれ、椅子の背もたれにはヨレヨレになったストッキングがぶら下がっていた。 奥の居間では、ソファーの背もたれにぐったりとうつ伏せになった女の尻が、身動きひつとせずにジッとしていた。 顔は見えなかったが、その張りのある大きな尻からして、恐らく二十代後半くらいだろうと小沢は思った。
「これはいったいどういう事だよ……説明しろよ……」小沢はそう聞きながら森の顔を見た。
「説明しろって、まぁ、見ての通りの『尻』だよ」
「あれは誰なんだよ。なんであんな格好してんだよ」
「うん……あれは変態女だ。自分のいやらしい姿をさ、いろんな人に見てもらいたいんだってさ……」森はニヤニヤと笑いながら言った。
「見てもらいたいって……どうして俺なんだよ……っていうか、どうしてそんな女がお前の部屋にいるんだよ」
「うん……まぁ、話せば長くなるからさ、説明は後にするとして、とりあえずそこに座って見ててくれよ」森はそう言いながらズボンのベルトを外し始めた。
「おい、ちょっと待てよ、見ててくれって、いったい何をする気だよ……」
「セックス」森は、あはっ、と笑いながらそう答えると、そこに巨大に勃起したペニスを突き出した。
「ちょっと待てよ、どうして俺がおまえらのセックスを見なきゃなんないんだよ」
「だってさ、あいつ、誰かギャラリーがいないとヤらせないって言うんだもん……いいじゃん、見てるだけでいいんだからさ。ま、ビールでも飲んでのんびり見物しててくれよ」森はそう言うと冷蔵庫から缶ビールを取り出した。 そしてそれを小沢の前にコンっと置くと、納得いかなそうに首を傾げている小沢を無視して、そそくさと居間に入って行ったのだった。いったい何を考えてるんだあいつらは…… そう呟きながら、小沢は缶ビールを開けた。 イライラしながらクピピピッと一口飲むと、早くも居間から何やら森のいかがわしい声が聞こえて来た。
「……約束通り連れて来たぜ……ほら、こっちを見てるぜ……もっと尻を突き出してやれ……」そんな森の言葉に、とたんにアホらしくなった小沢は、椅子にふんぞり返りながらビールを一気に飲み干した。 静まり返ったリビングに尻をスリスリと撫でる乾いた音が響き、そして森の潤んだ声が聞こえて来る。
「いい尻してるね……子供を生んだ尻とは思えないよ……」ふと小沢は(人妻か?)と思い、興味深げにソッと居間に視線を向けた。真っ白な尻の谷間に、ヒョウ柄のTバックがスッと走っていた。 確かに、森の言う通り見事な尻だと思った。 あんな綺麗な尻をした人妻の顔を拝んでみたかったが、しかし、女の上半身はソファーの裏側に潜り込み、残念ながら顔は見る事ができなかった。 そんな美尻に少なからずも興味を持った小沢は、椅子にふんぞり返っていた体をゆっくり前屈みにしながら、そのTバックを恐る恐る脱がせる森の手を目で追った。
「なんだよ……もうこんなに濡れてるじゃないか……」Tバックを脱がせた森がそう言った。 その声は、まるで小沢に聞かせようとしているようにわざとらしい。 森は、そんなヒョウ柄のTバックを指で摘み、小沢に振り向きながらそれをヒラヒラと振った。 そして不敵にニヤリと笑うと、いきなりそれをリビングに向けて投げた。 クルクルに丸まったヒョウ柄Tバックが、小沢の足下にポタッと落ちた。 森は目をギラギラ光らせながら言った。
「ちょっとそのパンツ見てみろよ……この女、どうしょうもねぇ変態だぜ……」小沢は「ふん」と鼻で笑いながらも、それをソッと摘み上げた。 実に嫌らしい下着だと思った。こんな下着を履いてる主婦なんてどうせろくな奴じゃないだろう、と心で悪態つきながらそのクロッチを開いた。 そこは、まるで口に溜めた大量の唾液をブチャっと吐き出したかのようにドロドロに濡れていた。しかし、そこにニュッと糸を引く透明の汁を見た瞬間、小沢はふいに亀頭に重たい衝撃を感じた。 顔も見えない女だったが、小沢はその女に異様な興奮を覚えた。
「それじゃあ、前戯なしでヌルっと入れちゃうからね……」再びそんな森の声が聞こえ、クロッチを覗き込んでいた小沢は慌てて顔を上げた。 既に小沢の股間は硬くなっている。 小沢は、あの森の巨大なペニスが挿入されるシーンが見たいと素直にそう思った。「なぁ」と小沢は森を呼んだ。 両手で尻肉を支えながら、今まさに挿入しようとしていた森が「ん?」と振り返った。
「そっちに行って見てもいいか?」森は即答で「ダメだよ」と言った。 「どうして」と小沢が聞くと、「こいつは顔を見られるのを嫌がるんだよ」と、森は女の尻を撫でながら言った。 それでも小沢が「顔は見ないからいいじゃないか」と前のめりになると、森は女に何やらコソコソと言葉をかけ、そして女の上半身に毛布を被せると、「絶対に顔は見るなよ」と小沢を居間に呼んだのだった。六畳の居間には、四十インチのテレビが消音されたまま点きっぱなしになっていた。 テレビではソチオリンピックの特集がやっていた。 浅田真央がひっくり返るシーンが何度も映し出されていた。 そんなテレビの真正面に、その『尻』はあった。 画面に映るロシアのソトニコワの若き尻とは比べ物にならない熟した尻だったが、しかし、それはそれで味のあるイイ尻だった。 森は突き出した尻の谷間に指を這わせ、まるでハケでペンキを塗るようにして手首を上下に動かしていた。 森の手首が動く度に、尻の谷間からはピチピチという湿った音が聞こえ、小沢はそこがいったいどうなっているのかと気になって仕方なかった。
「尻だけだったら、もっと近くで見てもいいぜ……」そんな小沢の興奮を察したのか、森はニヤニヤと笑いながらそう言った。 小沢はその場で犬のように四つん這いになりながら、亀のように首を伸ばした。 尻の谷間の中心にある陰部は、汁でドロドロになっていた。 ねっちょりと口を開いたワレメは赤黒く、その周囲でビラビラしている小唇陰は、まるでトロトロあんかけの中華飯に入っているキクラゲのようだった。
「入れるぜ……」森は小沢にそう言いながら、そのドロドロの穴にピンポン球ほどもある亀頭を突きつけた。 そして、小沢が結合部分を見やすいようにと、わざと体を斜めにしながら亀頭だけをヌプヌプとさせた。
「見える?」森は笑った。 小沢がゴクリと唾を飲みながら「もっと開いてくれないとはっきり見えないよ」と言うと、森は女の尻をパンパンっと叩きながら「だってさ、ほら、自分で開きな」と笑った。

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